近年は、資格試験の受験方法が多様化されてきました。
当ブログでもマーケティングに関わる様々な資格試験を紹介してきましたが、その際にもよく登場するのが、「CBT」です。
CBTの存在を理解していれば、日ごろの業務を行いながら効率的に資格試験に受験することができます。
基本的な情報は資格試験のホームページを見れば確認することもできますが、
これから様々な資格試験の受験を検討する方のためにここでもまとめてみます。
目次
CBTとは?
CBTとは資格試験を受験する方法の1つです。
「コンピュータベースドテスティング(Computer Based Testing)」の略称で、コンピュータを使って受験する仕組みを指します。
最近の資格試験の多くは、通常の紙媒体による筆記試験とCBTのどちらかを選択できるようになっています。
CBTは資格試験を運営する団体とは別に、CBTを運営する団体があります。
運営団体は複数ありますが、基本的には資格試験から委託を受け、受験者の管理と試験当日の運営を行っています。
CBTのメリット
全国の試験会場から自由に選んで受験できる
CBTが使える試験は、日本全国200か所を超えるテストセンターのどこからでも受験することができます。
これまで資格試験を受けるためには主要都市まで出掛けていって受験する必要がありましたが、
CBTなら最寄りの会場で受験することが可能です。地方出身者や遠方への移動時間が惜しい方には良い仕組みですね。
受験結果をその場ですぐ確認することができる
CBTの試験はパソコンを使って入力を行うため、一部例外を除いて基本的に受験当日に合否を確認することができます。
従来の紙媒体での試験では受験後1~2週間は合否通知を待つ必要がありましたが、CBTなら合否をその場で確認して今後の計画を立てることが可能です。
資格試験の受験状況をインターネットで確認できる
CBTの多くは、利用の為に情報サイトへのアカウント登録を必要とします。
このアカウント情報を通じて、自身がどの資格を何度受け、その合否が都度どうだったのか、試験情報をすぐ確認することが可能です。
受験のたびに発生している費用を確認できるものもあるので、計画立てて受験することができます。
CBTのデメリット
受験にパソコンを使う。慣れない人は戸惑うかも
CBT受験は基本的にパソコンで入力していきます。
マウスとキーボードを使った簡単な操作だけですが、キーボード入力に慣れていない方だと少し戸惑うかもしれません。
この画像のように選択肢をマウスでクリックして選ぶようなものから、キーボードで直接入力するケースもあります。最近ではタブレット端末を使って手書き入力をする試験もあるようです。
CBTの利用方法
CBTは運営団体が複数あるので細かいところに違いはありますが、概ね以下のような手順を踏みます。
- 資格試験サイトからCBTのページを確認する
- CBTサイトにて会員登録をする
- 会員サイトから受験申込。希望する会場を選択する
結局、紙媒体とCBTどっちがいいの?
優劣はなし。パソコンに不安な方も慣れられるレベル
どちらが良いということはありません。紙媒体とCBTで合格率が変わることもありませんが、パソコンを使うのでどうしてもコンピュータが苦手・・・という方は紙媒体よりも負担があるかもしれません。
とはいえ、キーボードでたくさん入力させられるわけでもありません。その他のメリットを考えれば少しパソコンに慣れる機会だと思って挑戦してみることをおすすめします。
関連記事
【2018年版】マーケティング担当者の必須資格一覧13選
【起業したい方必見】経営者が成果を上げ、分析力をつける資格・知識とは?