炎上マーケティングとは
【目的・効果】
ＳＮＳなどで、過激な発言・ＰＲを行い、
サービス・商品の関心持たせ、認知度を上げること
【リスク】
企業のイメージを落とし、信頼を失う可能性がある
炎上マーケティングとは、認知度を上げるたのマーケティング手法です。危険な手法かと感じます。
企業であれば、致命的なダメージになりかねません。
私はお勧めしません。
しかし、炎上マーケティングで成功している事例があることも確かです。
本記事では、炎上マーケティングの成功例・手法をご紹介致します。
炎上マーケティングの成功手法
炎上マーケティングでは、わざと、世間から批判される様なことをメディアを使って発信し、注目を集めます。
発信できる媒体しては色々あります。
有名なツールとしては下記のようなものがあります。
1.Twitter
2.Facebook
3.Ameba
4.Youtube
5.Line
上記のツールでは、誰でも簡単に、発信することができます。
しかし、知名度を上げるためには、手間と時間がかかります。
そんな時に、手っ取り早く知名度を上げれるのが、炎上マーケティング手法です。
例えば、教育ロボットが完成し、世の中に広めたい時にこんな方法はどうでしょうか？
わざと、「保育所は必要ない。子供は学校に行く必要がない」など挑発的な発言をし、
他のユーザーから批判をあび、注目を浴びます。
では、「保育所は必要ない。子供は学校に行く必要がない」という表現はどう考えても、
良いイメージがありません。しかし、批判を浴びる代わりに、アクセスを増やすことができます。
人の心理として、嫌悪感に対して、過剰に反応しています。
その結果、内容しだいでは、ニュースやテレビなどに取り上げられるかもしれません。
では、この言葉の裏に保育所がなくても、ロボットが子供のお世話ができます。
ロボットが子供に勉強を教えますなど、何か裏のメッセージがあれば、マイナスイメージもなくなり、
知名度が上がるだけではなく、イメージも良くなるかもしれません。
ただし、炎上をわざと狙ったと批判を浴びるかもしれないので、実行するときは、よく考えるべきです。
炎上マーディング 成功例
【背景】
有名な成功例として、ルーマニアのチョコレートの菓子(ROM)があります。
ROMのパッケージは国旗をモチーフとしたデザインで、古くから販売されており、国民に愛されているお菓子でしたが、「ダサいお菓子」の印象が強く、人気を落としてしまっていました。
この時に行ったマーケティング手法が炎上マーケティングです。
【炎上した内容】
ROMはお菓子の商品デザインをルーマニア国旗からアメリカ国旗をモチーフにしたデザインに変更したのです。
このことで、多くの批判が殺到し、大炎上することで、国民の関心を集めました。
【秘策】
炎上し、国民の関心を集めてから、一夜で、お菓子のパッケージをルーマニア国旗のデザインに変更し、ジュークであったとメディアで伝えたのです。
この発言の結果、ROMというお菓子に国民が再度、関心を持ち、購入するようになったのです。
ルーマニア国旗のデザインの素晴らしさを伝える事ができたということですね！
炎上マーディング 成功パターン紹介
私が考える、炎上マーケティングとして成功できそうな例をいくつか載せていきます。
読者の方の参考になれば幸いです。
私のイメージですので、実際の成功例ではございません。
①ゲームの宣伝（レトロゲームソフト）
「現代の子供は、昔の難しかった、レトロゲームをクリアすることはできない」
子供を挑発し、レトロゲームに関心を持たせる
②ＰＣ（処理速度が速い事が特徴のＰＣ）
「サラリーマンはＰＣの前で何時間も無駄に過ごしている。」
サラリーマンを批判し、注目を集める
③飲食店（辛い食べ物専門店）
「〇〇カレーぐらいで、辛いもの好きとか語るな」辛いもの好きの人間に対して、煽り、注目を集める上記の例は、
炎上するには、少し物足りないかもしれませんが、良いイメージに転換することも可能だと予想できます。
皆様の状況や、商品から、オリジナリティのある、素晴らしいアイディアを生み出して頂ければと思います。
最後に
炎上マーケティングの成功例を挙げさせて頂きましたが、炎上で終わってしまうようなことはやめましょう。
知名度が上がっても、サービスや商品自体に魅力がなければ、批判を浴びるだけで、全く利益につながることはありません。
炎上後、どのようなマーケティングを行うのか、道筋をしっかり考え、賢い戦略をとるように注意していください。
ただし、Youtuberなど、アクセス数を稼ぎ、広告収入を狙っている方は別の話になります。
自社が宣伝したいサービス・商品や業界は必ず意識しましょう。
