企業向け・個人向けを問わず、何かを伝えるのに「ホームページ」という媒体は当たり前のものになりました。
FacebookなどのSNSも登場して久しいですが、
しばらくホームページがなくなることはないでしょう。
新しい事業を展開する、サービスを開始するなど
事業の早い段階でホームページ制作に着手することは珍しいことではありません。
ただ、ホームページって迷いますよね。
どうすればお客様が見にきてくれるのか?
そもそもどれくらい予算を掛けるのがふつうなのか?
作成は誰に依頼すればいいのか?
今回は、新たに起業する経営者向けにひとつの回答を提案します。
ずばり、「ホームページ制作は自社で行え!」です。
目次
ホームページの制作を依頼する理由
突拍子もない提案でしたが、理解していただくためにまずはホームページ作成を業者などに依頼する場合の理由を整理してみましょう。
業者に依頼すべきなのか、自社で作れるのか、理由によって判断できます。
理由①:ホームページを作る技術を持っていないから
企業ホームページなどを眺めていると様々な写真や映像が活用されていていかにもハイクオリティですよね。
あれを自分で作る、と言われてもイメージが沸かないかもしれません。
結論から言うと、よほどクオリティの高い映像や動きを持ったホームページでなければ素人知識でも作ることができます。
白紙のスペースにゼロから作っていくのではなく、用意された様々なデザインテンプレートから気に入ったものを組み合わせることで、
プログラミングに関する知識がなくてもホームページを作ることが可能です。
「でも、画像や映像が動くハイクオリティなホームページじゃないとダメだ!」
とお考えの方は、ホームページ制作会社に依頼するのが無難でしょう。
ただ、そのハイクオリティなホームページは「誰のためのもの」かをぜひ一度考えてみてください。
自社の顔、看板としてホームページをイメージ戦略に活用するならまだしも
「ハイクオリティなほうが商品が売れるはずだ」
と考えているのなら、一度考えてみたほうがいいかもしれません。
第一印象だけで反応したお客様は、長期的なリピートユーザーにはなりません。
お客様を御社の得意客にするには、商品・サービスをどう伝えるかのほうが重要です。
理由②:自社制作する時間がないから
起業間もない会社は安定期に入るまで宣伝や営業活動に忙しいものです。
これはどんな会社も例外ではなく、企業直後でなくても社員不足などから様々な業務を兼任している方はどは多いのではないでしょうか。
そういった場合、「ホームページを作る時間なんて無いよ!」
という理由で業者に依頼されるケースは非常に多いです。
御社の仕事はホームページを作ることではありませんし、
出来る限りお客様のために働く時間を作るために業者依頼することもあるかと思います。
そういった理由で業者依頼する場合でも、制作を丸投げしないほうが無難です。
なぜなら、ホームページでキモになるのは作ることではなく「継続すること」だからです。
どんなホームページでも、長期間更新が無いページにお客様は関心を持ちません。
自社の活動や経歴を更新したり、
ブログを書いたりと定期的な運用を継続するからこそお客様は関心を持ちます。
Google検索でも、より更新の多いホームページのほうが高い評価が得られて検索結果上位に上がりやすくなっています。
最初期の作成を業者に依頼するにしても、継続するためのスキルはいずれにせよ持っておく必要があります。
また、ホームページ制作を業者に依頼した場合でも様々な面で関わることが要求されてなかなか時間短縮できるものでもありません。
- どんな理由でホームページを作るのか?
- 誰に見てほしいのか?
- 写真やロゴ、文章はどんなものを載せればいいのか?
- どんな商品の何をアピールしたいのか?
これを決めるために多くの資料を準備したり業者との打合せする時間が多くかかるものです。
場合によっては、制作のスケジュール管理が必要になるケースもあります。
継続のためにスキルを得るのではあれば、結局自分で作ったほうが早いということも大いにありうるのです。
ホームページ作成にはどんなツールを使えばいいのか?
まったくスキルを持ち合わせていない初心者なのであれば、「Wix」がおすすめです。
Wixはデザインのテンプレートが豊富で、
マウスのドラック&ドロップだけで好きなデザイン・レイアウトを構築することができます。
ホームページを作る知識が全くない方が簡単に使えることを売りにしているツールなので、作成や更新がストレスなく行えます。
月額1,300円かかりますが、簡単にキレイなホームページを作るなら欠かせないツールです。
まとめ
- ホームページを作るスキル、時間にどれくらいのものを求めるのか?
- 自社のアピールは自社が1番得意なはず
- ホームページの更新を継続できるか?
これらのポイントが、ホームページをどう作るか判断するポイントです。
検討の材料になれば幸いです。