目次
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金とは?
小規模事業者持続化補助金とは、全国の中小企業や小規模事業者を対象とした補助金で、
商工会・商工会議所が企業と一体となり経営計画を作成し、取り組む販路拡大を支援するものです。
「事業の継続的な経営・発展・維持」を目的としていて、過去に実施された際に採択された企業の
およそ90%以上が売上増加などの具体的な成果を上げています。
こんな方におすすめ
・企業のブランド力を高めたい方
・商品やサービスを宣伝して、もっと拡販したい方
・ホームページを開設してWeb集客を図ったり、より最適なサポートを提供したい方
補助金の内容
現時点では事務局での公募は開始されていませんが、
平成31年度予算案として措置予定の「この内容で公募されるであろうもの」をお伝えします。
概要 | 中小企業・小規模事業者が販路拡大に向けて行う施策(看板作成・ホームページ作成・チラシ作成など)を支援する |
---|---|
補助額/補助率 | 補助額50万円、補助率2/3以内 ※複数の事業者が連携して取り組む計画について申請する場合、 |
補助対象企業の制限 | 卸売業/小売業/サービス業(宿泊業と娯楽業以外)は、常時使用する従業員数が5名以下 サービス業のうち、宿泊業・娯楽業・製造業は、常時使用する従業員数が20名以下 |
補助対象経費 | 機械装置等費/広告費/展示会等出展費/旅費/開発費/資料購入費/雑役務費/借料/専門家謝金/専門家旅費/車両購入費(※)/委託費/外注費 ※車両購入費は対象内になるには、買い物弱者対策事業の場合のみ |
申請方法
今年度の正式案内やスケジュールの発表まだ行われていませんが、まずはお近くの商工会・商工会議所にお尋ねいただくと詳細を確認できます。
全国商工会連合会
電話:03-6268-0088
検索サイト http://www.shokokai.or.jp/?page_id=1754
日本商工会議所
電話:03-3283-7823
検索サイト http://www5.cin.or.jp/ccilist/search
注意点・ポイント
商工会の会員でなくても申請できる!
持続化補助金は、商工会・商工会議所の会員でなくても申請することが出来ます。
「小規模事業者」って?
御社が小規模事業者かどうかは、従業員の方の数によって分かります。
持続化補助金が定めるところでは、常時使用する従業員の方が原則5名以下であることが求められます。
また、製造業や建設業の場合は、20名以下であることが求められます。
申請に関する詳細(必要書類やスケジュールなど)は?
残念ながら詳細な発表はまだ行われていません。
当ブログでも正式決定があり次第、お伝えしていく予定です。
1点間違いなく言えるのは、申請にあたって今後の経営計画や、
補助金申請したい事業の計画書が必要になります。
過去の導入事例
受注数、利益率の向上
自社商品販売や、他社ブランド製品の生産などを幅広く行う木工所にて
自社商品販売の比率を上げて利益率を高める取り組みに補助金を活用しました。
新商品開発と自社ブランドロゴマークを作成したことで、1か月後には26万円の新規受注が増え
自社製品の比率も4%ほど上昇しました。
販路拡大
蕎麦屋の販路拡大のために外国人観光客の来店増加を目指し、
補助金を活用して「インバウンド向けの英語表記メニュー」や「英語表記ののぼり」を作成。
同時にそば粉の製粉機を一新することで、作業効率を高めて繁忙期の売り切れを対策。
外国人観光客の来店が増えたうえで安定した商品提供ができるようになり、
2か月間で売上が30万円増加する好結果に至りました。
問合せ件数の増加
宿泊・飲食事業を行う旅館にて、補助金を活用して外国語版Webサイトや営業ツールを作成しました。
また、日本語の分からないお客様にも分かるピクトグラムを案内表記に追加作成したり、
ムスリム対応情報を発信した結果、問合せ件数が倍増し、海外旅行客の団体予約が2割増加しました。