Lesson6.財務管理/会計管理とは

Lesson6では、財務管理/会計管理について解説していきます。

財務管理/会計管理とは

財務管理/会計管理とは、企業の営業活動を資金面から見てサポートしていく業務です。

【財務管理/会計管理における管理事項】
◆財務管理
-資産・資金構成
-資産運用
-M&A(合併・買収)
-企業価値の算定
◆会計管理
-原価計算
-変動損益計算書
-キャッシュフロー分析・経常収支計算
-経営分析
-予算管理・予実算管理

企業活動の流れの中で財務管理/会計管理は

この位置にあたります。

財務管理/会計管理の問題点

財務管理/会計管理は今やソフトを使う企業が大多数とは思いますが、もし人の手で行っているときに起こり得る問題点を挙げていきましょう。

リスクが大きい

手作業には、必ずと言っていいほどミスは生じます。
財務管理/会計管理においては、その一つのミスが後々大きなトラブルに発生してしまう可能性も高く、リスクは他の業務に比べ大きくなります。

確認作業の膨大化

ミスに対するリスクが大きいからこそ、数字の確認はしっかりと行っていかなければいけません。
財務管理/会計管理において数字の多さは膨大です。
数字が違うだけで、仕訳を最初から見直してい可なければいけなくなってしまいます。
ミスのないようにひとつひとつ確認していくのは骨が折れます。

業務の属人化

財務会計業務を行えるのは、やはり経理担当の社員のみになってしまいます。
その為、仕訳の優先順位や、口座関係・小口関係・給与関係等、企業ごと、担当ごとにやり方が違うことが多く、引継ぎ作業が上手くできないということも多くみられるでしょう。

財務管理/会計管理システム導入のメリット

では、システム導入でどのようなメリットがあるのでしょうか。

業務の効率化・標準化

システムにより、仕訳を入力するだけで、試算表・総勘定元帳、損益計算書・貸借対照表までほぼ自動的に計算できます。
また、システムへの入力は、簿記3級程度の知識があれば大体問題なく行うことができます。
これだけでも、人件費の削減、引継ぎの簡略化・標準化に繋がります。

計算ミスの減少

ソフトを使うことにより、仕訳の数字に矛盾がある場合、入力自体ができなかったり、エラーメッセージが表示されるため、帳簿への記入の際などの単純ミスを減らすことができます。
これにより確認作業も少なくなり、業務への時間的なコストの減少も可能です。

自計化による経営改善

中小企業やスタートアップ企業の多くは、税理士へ請求書や領収書を月単位で送り、経理を代行してもらっている会社もあります。
この場合、経営陣が帳簿を確認するために、少なくとも一か月のタイムラグが生じます。
経営状況の分析には、帳簿データを使いますので、自社内で計算する「自計化」により、適時に経営診断を行う体制ができ、タイムリーに確認することで経営改善につなげることができます。

税制改正への対応

2019年10月には、消費税率が8%から10%へ増加されます。
このほか、システムの保守契約により、毎年度の税制改正、申告書の様式変更など、様々なアップデートを行うことができます。
税制改正や書式を調べ、用意する業務も必要なくなります。

まとめ

財務管理/会計管理は、企業の基幹業務の中でも最も重要な業務なので、効率よく、ミスなく遂行していくことが出来れば、企業の活動もスムーズに行えます。
システム導入により経営の最適化が出来るようになれば、企業の収益アップに繋がります。
企業の発展には必ず利益が必要です。
タイムリーに企業の経営状況を知ることができれば、今会社でどの経費が多いのか、どの経費を削減できるのかについて経営判断ができます。

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AIPPEAR NET 編集部

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