目次
建築業界でよくあるリスク
・黒字倒産
入金時期と支払時期のタイミングしだいでは、支払いができずに倒産してしまうケース
・仕事をやればやるほど赤字が増える
追加発注や、見積ミスにより、粗利がどんどん下がり、やらない方が良かったなど
・過去の工事情報の紛失
・社員退職による、引継ぎミスによるクレーム
『これらの内容をシステム導入でリスクを軽減する』
リフォーム業の基幹システムとは?
リフォーム業に特化されたシステムでは、下記の機能を備えている場合が多いです。
・見積作成機能
・予算・発注・請求・支払管理機能
・商談管理機能
・入金管理機能
・現場写真管理機能
・現場管理機能
・工程表機能
※近年は、業者さんとの受発注管理をアプリなどを使って効率的に行うシステムも販売されています。
ただし、業者さんによっては、難しく感じ、導入に失敗するパターンもあります。
<< 含まれないモノ >>
・会計システム ・CADなど設計作成ツール※インポート機能など取込の手間を省く事は可能。また、Freeなど会計システムと連携しているシステムも存在します。 |
導入するメリット(こんな困りごとはありませんか?)
・粗利の低下を防ぐ
1.業者からの請求書が発注金額と異なっており、気がつくと粗利が低下している。
2.見積作成段階で、予算を計算するため、粗利を意識できます。
3.粗利が意識されるように、粗利金額、粗利率は常に表示
・発注漏れ・請求もれを減らせる
・営業の進捗状況を把握し、上長が適切なアドバイスができる
・見積作成のマニュアル化・作成スピードの向上
1.過去の見積取込や・マスターの見積を用意することで、作成時間の短縮が可能
・お客様情報(連絡情報・工事情報など)を、社内で共有するこど、俗人化を防ぎ、素早い対応ができる
・外出先からも情報をチェックできる
・数年前のデータでもスピーディに検索が可能
・重複データをなくせる
導入するデメリット
・導入後もランニングコストがかかる
・データ入力が手間だと感じることがある
導入に失敗するケース
・PCの入力が苦手で登録する作業を極端に嫌がる、営業さんがいる場合、なかなかデータが登録されずに、効果を発揮しない場合があります。
・データを入力するが、分析や進捗状況の把握に利用していない場合、意味を感じないため、登録をしなくなってしまいます。
(※システムを使いこなせていない)
適切な導入時期とIT導入補助金
現状、問題がない会社様は急いで、システムを導入する必要はありません。
上記で説明したメリットを感じない場合は、不要です。
社員が増え、管理しきれなくなったら検討
安価でシステムを導入できるようになったとはいえ、クラウドシステムには、初期導入費だけではなく、ランニングコストもかかってきます。
メリットを感じるようになってからでも遅くありません。
平成31年年度のIT導入補助金情報
最大450万 or 導入費の2分の1
※注意事項
支払い時は一括で一度支払う必要があります。
システムを入れない場合の注意点
・過去の現場写真など、検索できる状態にしておく事と破損しない状態で保持するように注意する
・過去のお客様に出した、見積書や、契約内容を数年後でも見つけれる状態にしておく
・IT導入補助金は毎年あるとは限らない
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