時間削減・利益UP・情報共有ができる
効果を実感できる運用サポート!建築業向け管理システムならアイピア
アイピアではシステム導入の効果を実感していただけるよう丁寧な運用サポートを心がけております。
利益や業務効率化を体感したい方は、ぜひアイピアの無料デモ体験にお申込みください!
合板とは、木材を薄く削った「単板」を複数枚重ね、繊維方向を交互にして接着した木質材料です。住宅建築では、屋根や壁、床などの下地材をはじめ、家具やインテリア製品など幅広い用途に使われています。
合板は、無垢材と比べて広い面積の板を作りやすく、強度や寸法安定性にも優れています。また、切断や釘打ちなどの加工がしやすいことから、建築現場だけでなくDIYでも利用されています。
合板には、普通合板、構造用合板、コンクリート型枠用合板など、用途や性能に応じたさまざまな種類があります。使用する場所や目的によって適した合板が異なるため、特徴を理解して選ぶことが大切です。
この記事では、合板とは何か、どのような特徴があるのか、種類やサイズ、製造方法について詳しく解説します。
合板とは

合板とは、丸太などから薄く削り出した「単板(ベニヤ)」を複数枚重ね、繊維方向を交互にして接着剤で貼り合わせた板材です。
英語では「Plywood(プライウッド)」と呼ばれます。木材を薄くした単板を重ね合わせることで、木材本来の性質を生かしながら、強度や寸法安定性などを高めています。
単板は、基本的に繊維方向が互い違いになるように重ねられます。これにより、木材の繊維方向による強度の偏りを抑え、反りや伸び縮みを抑えた、安定性の高い板材に仕上げられます。
合板は「ごうはん」と読みます。「ごうばん」と呼ばれることもありますが、一般的な読み方は「ごうはん」です。
合板とベニヤ板の違い
「合板」と「ベニヤ板」は混同されることがありますが、厳密には意味が異なります。
ベニヤ(ベニヤ板)は、丸太などから薄く削り出した単板を指します。一方、合板は、その単板を複数枚重ねて接着した板材です。
そのため、「ベニヤ合板」という呼び方が一般的に使われることもありますが、建築や木材の専門的な説明では、単板と合板を区別して考える必要があります。
合板の特徴
合板には、無垢材にはないさまざまな特徴があります。ここでは、代表的な特徴を紹介します。
強度が高く、反りや変形が起こりにくい
合板は、単板の繊維方向を交互にして重ねることで、木材の方向による強度の偏りを抑えています。
また、無垢材と比較して寸法が安定しやすく、反りや伸び縮みが起こりにくいことも特徴です。そのため、住宅の下地材や家具など、寸法の安定性が求められる用途で幅広く使われています。
加工しやすい
合板は、ノコギリなどで切断したり、釘やビスを使って固定したりしやすいことも特徴です。
板のサイズや厚み、種類も豊富なため、建築現場だけでなく、家具製作やDIYなどさまざまな場面で利用されています。
広い面積の板を作りやすい
合板は、単板を組み合わせて製造するため、無垢材では得にくい大きな板面を作りやすいという特徴があります。
大きな面積を一枚の板で覆えるため、床や壁、屋根などの下地材としても利用されています。
用途に応じてさまざまな種類がある
合板には、一般的な用途に使われる普通合板のほか、建築物の構造耐力上重要な部分に使用する構造用合板、コンクリート型枠に使用するコンクリート型枠用合板などがあります。
さらに、表面に天然木などを貼った化粧合板などもあり、用途や必要な性能に合わせて選べることも合板の特徴です。
合板のサイズ
合板は、用途や製品によってさまざまなサイズが流通しています。JASでは、合板の種類ごとに標準寸法が定められています。
普通合板では、厚さ2.3~24.0mm、幅610~1,220mm、長さ910~3,030mmが標準寸法として示されています。
- サブロク:3×6尺(910×1,820mm)
- サンパチ:3×8尺(910×2,430mm)
- サンキュウ:3×9尺(910×2,730mm)
- サントウ:3×10尺(910×3,030mm)
- シハチ:4×8尺(1,220×2,430mm)
この中でも、住宅やDIYなどでよく見かけるのが910×1,820mmの「サブロク」です。
ただし、実際の製品寸法や厚みは合板の種類によって異なります。購入する際は、用途だけでなく、必要な寸法やJAS表示なども確認しましょう。
合板の種類
合板には、用途や性能に応じてさまざまな種類があります。代表的なものとして、普通合板、構造用合板、コンクリート型枠用合板、化粧合板などが挙げられます。
普通合板
普通合板は、一般的な用途に幅広く使用される合板です。
建築資材や家具、DIYなどさまざまな用途で利用されています。表面の仕上がりや使用する樹種などによっても特徴が異なるため、用途に合った製品を選ぶことが大切です。
構造用合板
構造用合板は、木質構造建築物の構造耐力上重要な部分に使用される合板です。
住宅の床や壁、屋根などの下地として使用されることがあります。構造用として使用する場合は、用途に応じた等級や接着性能などを確認する必要があります。
コンパネ(コンクリート型枠用合板)
コンパネは、一般にコンクリート型枠用合板を指す呼び方です。コンクリートを打ち込む際の型枠に使用されます。
コンクリートを流し込む型枠として使用するため、普通合板とは異なる接着性能などが求められます。表面に塗装やオーバーレイ加工を施した製品もあります。
化粧合板
化粧合板は、表面に天然木などを貼り付けたり、印刷・塗装などの加工を施したりした合板です。
見た目の美しさを生かせるため、家具や住宅の内装など、意匠性が求められる場所で使用されています。
合板の製造方法
合板は、原木から単板を作り、それらを重ねて接着・圧締することで製造されます。ここでは、一般的な製造工程を紹介します。
原木の切削・単板の製造
まず、合板の原料となる原木から薄い単板を作ります。
原木を回転させながら、かつらむきのように連続して削る方法や、原木をスライスして単板を作る方法があります。用途や製品によって、使用する樹種や単板の作り方が異なります。
単板の乾燥
製造した単板は、適切な含水率になるように乾燥させます。
十分に乾燥させることで、接着工程を適切に行い、製品としての品質を安定させます。
単板の選別・接着
乾燥させた単板を品質や用途などに応じて選別し、繊維方向が交互になるように重ねます。
単板の間に接着剤を塗布し、複数枚を重ね合わせます。合板では、各層の繊維方向を交互にすることで、板としての強度や寸法安定性を高めています。
圧締・仕上げ
重ね合わせた単板をプレス機などで圧締し、接着剤を硬化させて一枚の板にします。
その後、必要に応じて表面を研磨したり、規定の寸法にカットしたりして仕上げます。最後に製品の検査を行い、基準を満たしたものが出荷されます。
建材店に関する記事はこちら
合板を選ぶときのポイント
合板は種類によって用途や性能が異なるため、見た目や価格だけで選ぶのではなく、使用する場所に適したものを選ぶことが重要です。
用途に合った種類を選ぶ
家具や内装など一般的な用途なら普通合板、建築物の構造耐力上重要な部分に使用するなら構造用合板、コンクリートの型枠に使用するならコンクリート型枠用合板というように、用途に応じて選択します。
使用環境に合った性能を確認する
合板には、接着性能などによって区分されているものがあります。特に屋外や湿気の多い場所で使用する場合は、使用環境に適した製品かどうかを確認しましょう。
サイズや厚みを確認する
合板は同じ種類でも、幅・長さ・厚みが異なる製品があります。施工場所に必要なサイズを確認し、加工後の寸法も考慮して選びましょう。
JAS表示を確認する
建築物の構造や特定の用途で使用する場合は、製品に表示されているJAS規格や等級、接着性能、ホルムアルデヒド放散量などを確認することが大切です。
合板に関するよくある質問(FAQ)
- 合板とは何ですか?
-
合板とは、木材を薄く削った単板を複数枚重ね、繊維方向を交互にして接着した木質材料です。強度や寸法安定性、加工性などに優れ、建築や家具、DIYなど幅広い用途で使用されています。
- 合板とベニヤ板は何が違いますか?
-
ベニヤは、木材を薄く削った単板を指します。合板は、その単板を複数枚重ねて接着した板材です。そのため、厳密にはベニヤと合板は別のものです。
- 合板とコンパネは同じものですか?
-
一般にコンパネは、コンクリート型枠用合板を指します。合板には普通合板や構造用合板などさまざまな種類があるため、合板とコンパネは同じ意味ではありません。
- 合板にはどのような種類がありますか?
-
代表的なものとして、普通合板、構造用合板、コンクリート型枠用合板、化粧合板などがあります。用途や必要な性能に応じて使い分けることが大切です。
建築業向けの管理システム「アイピア」
まとめ
合板とは、木材を薄く削った単板を複数枚重ね、繊維方向を交互にして接着した木質材料です。
合板は、強度や寸法安定性に優れ、切断や釘打ちなどの加工もしやすいことから、住宅の床・壁・屋根の下地や家具、DIYなど幅広い用途で使用されています。
また、普通合板、構造用合板、コンクリート型枠用合板、化粧合板など、用途に応じてさまざまな種類があります。使用する場所や必要な性能、サイズや厚みなどを確認し、用途に適した合板を選びましょう。










