島根県でリフォームをお考えのあなた、助成金を上手に活用すれば最大60万円もの補助を受けられることをご存知でしょうか。
築20年以上の住宅にお住まいで、水回りの老朽化や断熱性能の低下、バリアフリー化の必要性を感じている方は少なくありません。特に子育て世帯や高齢者との同居世帯では、家族の安全と快適性を確保するためのリフォームが急務となっています。
しかし、リフォームには多額の費用がかかるため、家計への負担を心配される方も多いでしょう。そこで活用したいのが、島根県や各市町村が提供する充実した助成金制度です。
本記事では、島根県で利用できるリフォーム助成金の全容を徹底解説します。「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」を中心に、出雲市や松江市などの市町村独自の補助金、介護保険の住宅改修、空き家リフォーム支援まで、あなたの状況に最適な助成金が必ず見つかります。
申請条件から手続きの流れ、実際の活用事例、よくある失敗例まで、この記事を読めば助成金を活用したリフォームの全てが分かります。家族の笑顔と安心のために、賢く助成金を活用してリフォームを実現しましょう。
島根県でリフォームを検討している方におすすめの外壁塗装業者
シンニッケン
| 運営会社 | シンニッケンホールディングス株式会社(本社:堺市堺区) |
| 施工スタイル |
完全自社施工(下請け不使用)
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| 対応エリア |
全国(50拠点)
北海道
東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州
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| 料金の目安 |
85万円〜218万円(30坪 / 外壁+屋根) ※建物の状態・面積により変動します |
| 使用塗料 | |
| 施工実績 | 累計 25万件以上 |
- 遮熱断熱塗装で体感的に効果があり、光熱費も安くなった
- 担当者が丁寧に不明点へ回答し、金額面・仕上がりともに満足。工事中も周囲への配慮があり安心して任せられた
- 期待以上の仕上がりで、長く安心できると感じられた
- 壁材のトラブルで工期が延びた→追加料金なしで対応
- 仕上がりに一部不満が出た→相談のうえ対応あり
オンテックス
| 運営会社 | 株式会社オンテックス(本社:大阪市浪速区湊町) |
| 施工スタイル |
完全自社施工(下請け不使用)
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| 対応エリア |
関東エリア
東海エリア
関西エリア
中国・四国エリア
九州エリア
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| 料金の目安 |
100万円〜220万円(外壁塗装・外壁リフォーム) ※建物の大きさや商材、劣化状況、既存の材質によって費用は異なります |
| 使用塗料 | |
| 施工実績 | 累計 15万件以上(2025年4月現在) |
- サイディングの凹凸を活かして仕上げ、外観の印象が向上した
- 見積書の内容を細かく説明し、塗料の強度や違いを比較しながら納得して選べた
- 工事中の報告を毎朝毎夕丁寧に行い、施工中の不安が減った
- なし
ミサワリフォーム
| 運営会社 | ミサワリフォーム株式会社(本社:杉並区高井戸東) |
| 施工スタイル |
元請として施工管理(協力会社施工)
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| 対応エリア |
全国
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| 料金の目安 |
150万円台〜300万円台 ※建物の状態・面積により変動します |
| 使用塗料 |
- 台風被害の修繕(瓦・畳・障子等の交換)まで一括対応し、仕上がりに満足との声
- 屋根修理+外装塗装で、必要最小限の工事希望に沿った提案と進捗報告で安心して任せられたとの声
- 屋根・外壁補修から外構、玄関、トイレ交換まで長期的に依頼し、担当者対応と職人の手際の良さが評価されている
- 価格がやや高めに感じることも → 内容とアフター込みで納得できたとの声
ガイソー
| 運営会社 | 株式会社オリバー(本社:富山市上飯野) |
| 施工スタイル |
自社管理施工
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| 対応エリア |
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国・九州
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| 料金の目安 |
65万円〜253万円(30坪 / 外壁+屋根) ※建物の状態・面積により変動します |
| 使用塗料 | |
| 施工実績 | 累計 60000件以上 |
| 外壁塗装(塗装面積125㎡/フッ素塗料・3工程) | 45万円 |
| 仮設足場 | 20.64万円 |
| 飛散防止ネット | 5万円 |
| 高圧洗浄 | 2.5万円 |
| 養生 | 3万円 |
| 下地処理 | 3.75万円 |
| 軒天塗装 | 3.96万円 |
| 雨樋塗装 | 4万円 |
| 諸経費(5%) | 4.3925万円 |
| 合計(税込) | 約101.4668万円 |
- ヒビ割れが目立っていた外壁を塗装し美観を回復。新築のような仕上がりと満足につながった
- 太陽光パネル脱着が課題の屋根を確認のうえ工事計画を立て、高耐久塗料と長期保証の屋根材でメンテナンス負担を軽減
- 塗装後に塗ムラが気になった → 手直し対応あり
- 工期が予定より長引いた → 最後まで真摯に対応してくれた
大和ハウスリフォーム
| 運営会社 | 大和ハウスリフォーム株式会社(本社:大阪市北区) |
| 施工スタイル |
自社施工管理(認定施工店による施工)
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| 対応エリア |
全国(営業所のあるエリア)
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| 使用塗料 |
コメリリフォーム
| 運営会社 | 株式会社コメリ(本社:新潟市南区) |
| 施工スタイル |
提携業者施工
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| 対応エリア |
北海道地方
東北地方
関東地方
中部地方
近畿地方
中国地方
四国地方
九州地方
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| 料金の目安 |
86.8万円〜125.0万円(30坪 / 外壁+屋根) ※建物の状態・面積により変動します |
| 使用塗料 | |
| 施工実績 | 年間 60000件以上 |
- 外壁表面の劣化が進んでいた住宅で、外壁のみの予定から傷みのあった屋根も同時施工し、外壁・屋根をまとめて刷新
- 外壁塗装にあわせて仮設足場・高圧洗浄・コーキング打ち増し等を実施し、下地から整えて仕上がり品質を確保
- なし
さくら外壁塗装店
| 運営会社 | 株式会社ガーデンプラス(本社:神戸市東灘区) |
| 施工スタイル |
工事の全部または一部下請施工
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| 対応エリア |
全国対応
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| 料金の目安 |
約60万円〜87万円(30坪 / 外壁+屋根) ※建物の状態・面積により変動します |
| 使用塗料 | |
| 施工実績 | 累計 16000件以上 |
| 仮設足場工事(ネット含む) | 130,764円 |
| 高圧洗浄 | 15,300円 |
| 下地処理及び下塗り | 52,938円 |
| 中塗り・上塗り塗装 | 201,360円 |
| 雨樋塗装 | 35,200円 |
| 窓・扉コーキング打ち | 40,600円 |
| 消費税(10%) | 60,709円 |
| 合計(税込) | 607,088円 |
- ラジカル×無機で耐久性アップさせた
- 素早い対応と要望に合わせた親身な提案で安心感と満足度の高い施工を実現
- なし
島根県のリフォーム助成金制度の全体像

島根県では、住民の安全で快適な住環境を実現するため、県と市町村が連携して多様なリフォーム助成金制度を整備しています。ここでは、あなたが利用できる助成金の全体像を把握し、最適な制度を選ぶための基礎知識をお伝えします。
島根県で利用できる主な助成金制度一覧
島根県内でリフォームを行う際に活用できる主な助成金制度は、目的や対象者によって大きく分類されます。以下の表で、各制度の特徴と助成額の目安を確認してください。
| 制度名 | 対象者 | 助成額の目安 | 主な対象工事 | 実施主体 |
|---|---|---|---|---|
| しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業 | 子育て世帯、高齢者世帯 | 最大60万円 | バリアフリー、断熱、耐震など | 島根県 |
| 介護保険の住宅改修 | 要介護・要支援認定者 | 最大20万円(自己負担1割) | 手すり設置、段差解消など | 各市町村 |
| 松江市住宅リフォーム助成事業 | 松江市民 | 工事費の10%(上限10万円) | 増改築、修繕、模様替え | 松江市 |
| 出雲市移住者住宅改修支援事業 | UIターン者 | 最大100万円 | 空き家の改修 | 出雲市 |
| 浜田市住宅リフォーム助成事業 | 浜田市民 | 工事費の10%(上限10万円) | 住宅の修繕・改修 | 浜田市 |
上記のように、島根県では県全体の制度に加えて、各市町村が独自の助成金制度を設けています。複数の制度を併用できる場合もありますので、お住まいの地域の制度を詳しく確認することが重要です。
助成金制度の選び方のポイント
あなたに最適な助成金を選ぶためには、以下の3つのポイントを押さえておく必要があります。
| ポイント | 確認すること | 具体的な例 |
|---|---|---|
| 1. 世帯状況を明確にする | 自分がどの世帯区分に当てはまるかを整理し、条件(年齢、同居状況、転入経緯など)を確認する | 子育て世帯(子の年齢要件など)/高齢者がいる世帯(同居・要介護など)/UIターン(転入・移住の定義、転入時期、就業条件など) |
| 2. リフォームの目的を整理する | 何のための工事か(性能向上・安全性・生活利便)を明確にし、工事内容が助成対象になるか確認する | バリアフリー化(手すり、段差解消、浴室改修など)/断熱性能向上(窓改修、断熱材、玄関ドアなど)/耐震補強(診断、補強工事など) |
| 3. 市町村独自制度を必ず確認する | 県制度だけでなく、市町村の上乗せ・独自メニュー・併用可否を確認する(条件や受付期間が異なることが多い) | 市町村のリフォーム助成/移住・定住支援/子育て・高齢者住宅改修/空き家改修支援/併用(県+市町村)の可否 |
制度選びで迷った場合は、島根県建築住宅センターや各市町村の住宅担当窓口に相談することをおすすめします。専門の担当者が、あなたの状況に応じた最適な制度を案内してくれます。
しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業
島根県の代表的なリフォーム助成金である「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」について、詳しく解説していきます。この制度は最大60万円の助成が受けられる非常に充実した内容となっており、多くの世帯が利用できる可能性があります。
令和7年度の事業概要と助成内容
令和7年度のしまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業は、高齢者や子育て世帯が安心して暮らせる住環境づくりを支援するために実施されています。この制度の特徴は、工事内容に応じて複数のメニューから選択でき、それぞれに助成率と上限額が設定されている点です。
助成対象となるのは、島根県内の既存住宅をリフォームする工事で、県内の施工業者に発注することが条件となります。地域経済の活性化も目的の一つとされており、地元業者の利用が推奨されています。
参考リンク:しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業
助成メニューと助成金額の詳細
しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業では、工事内容に応じて以下の3つの助成メニューが用意されています。それぞれのメニューは併用が可能で、条件を満たせば最大60万円まで助成を受けることができます。
| 助成メニュー | 助成率 | 助成上限額 | 主な対象工事 |
|---|---|---|---|
| 基本メニュー | 工事費の20% | 20万円 | バリアフリー改修、省エネ改修、子育て対応改修、防災改修など |
| 加算メニュー | 工事費の20% | 20万円 | 県産木材の活用、石州瓦の活用、多子世帯加算など |
| 市町村連携加算 | 工事費の20% | 20万円 | 市町村の助成制度と併用する場合 |
基本メニューでは、手すりの設置や段差解消などのバリアフリー改修、窓の断熱改修や高効率給湯器の導入などの省エネ改修、子ども部屋の間仕切り設置などの子育て対応改修が対象となります。加算メニューを活用することで、島根県産の木材や石州瓦を使用した場合にさらに上乗せの助成が受けられます。
市町村連携加算は、お住まいの市町村が独自に実施している助成制度と併用する場合に適用されます。例えば、松江市や出雲市の制度と組み合わせることで、県と市の両方から助成を受けられる可能性があります。
対象となる世帯の条件
しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業を利用できるのは、以下のいずれかの条件に該当する世帯です。あなたの世帯が対象となるか、確認してみましょう。
| 区分 | 対象となる世帯 |
|---|---|
| 子育て世帯 | 18歳未満の子どもがいる世帯、または妊娠している方がいる世帯 |
| 高齢者世帯 | 60歳以上の方がいる世帯 |
| 介護・支援が必要な方がいる世帯 | 要介護・要支援認定を受けている方がいる世帯 |
| 障がいのある方がいる世帯 | 身体障がい者手帳の交付を受けている方がいる世帯 |
| UIターン者(特例) | 島根県外から転入して5年以内の世帯(一定条件を満たす場合) |
対象世帯の詳細は、申請前に島根県建築住宅センターに確認することをおすすめします。
対象となるリフォーム工事の種類
助成の対象となる工事は、安心・安全・快適な住まいづくりに資する幅広い内容が認められています。以下に、主な対象工事を分類してご紹介します。
| 分類 | 主な対象工事 | 目的・ねらい |
|---|---|---|
| バリアフリー改修 | 手すりの設置/段差の解消/滑りにくい床材への変更/開き戸から引き戸への変更/廊下や出入口の幅の拡張 | 高齢者や身体障がい者の方が、安全に移動・生活できる住環境を整える |
| 省エネルギー改修 | 窓の断熱改修(内窓設置、複層ガラスへの交換など)/壁・天井・床の断熱改修/高効率給湯器の設置/節水型トイレへの交換 | 住宅のエネルギー効率を高め、快適性向上と光熱費削減につなげる |
| 子育て対応改修 | 子ども部屋の間仕切り設置/収納スペースの増設/キッチンやリビングの使い勝手向上/防音対策 | 子どもが安全に成長でき、家事・生活もしやすい住環境に整える |
| 防災改修 | 耐震補強/屋根の軽量化/外壁の補修/雨漏り対策 | 地震・台風などの自然災害に備え、住宅の安全性を高める |
ただし、外構工事のみ、家電製品の購入、太陽光発電設備の設置など、一部の工事は対象外となりますので注意が必要です。
申請に必要な書類と手続きの流れ
しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業の申請には、複数の書類を準備する必要があります。手続きは工事着工前に行う必要があるため、計画的に進めることが重要です。
申請に必要な主な書類
申請時には以下の書類が必要となります。事前に準備しておくことで、スムーズな申請が可能になります。
| 書類名 | 内容・目的 | 入手先・作成者 |
|---|---|---|
| 助成金交付申請書(所定の様式) | 申請内容(申請者情報、住宅情報、工事概要、希望する加算等)を届け出るため | 県・市町村の窓口/公式サイトから入手、申請者が記入 |
| リフォーム工事の見積書(施工業者が作成) | 工事内容と費用内訳を示し、対象工事・対象経費の確認に使う | 施工業者 |
| 工事箇所の現況写真 | 着工前の状態(劣化状況、段差、窓仕様など)を証明する | 申請者または施工業者 |
| 住宅の平面図・立面図 | 住宅の形状・部屋配置・開口部等を示し、工事範囲の確認に使う | 建築時図面(施主保管)/施工業者が作成・起こし |
| 対象世帯であることを証明する書類(住民票、母子手帳、障がい者手帳など) | 世帯要件(子育て、高齢、障がい、介護、UIターン等)に該当することを確認する | 住民票:市町村窓口/母子手帳・手帳類:本人保管/介護認定資料等 |
| 施工業者の登録証明書 | 制度で求められる登録事業者(登録施工店等)であることの確認 | 施工業者 |
| (該当者のみ)市町村連携加算の承認書 | 市町村と連携した加算を受けるための要件確認 | 市町村 |
書類の詳細や最新の様式については、島根県建築住宅センターのウェブサイトからダウンロードできます。
申請から助成金受領までの流れ
助成金を受け取るまでの流れは、以下の6つのステップで進行します。各段階で必要な手続きを確実に行うことが大切です。
| ステップ | 段階 | 申請者が行うこと | 提出先・相手先 | 目安期間・重要ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 計画・事前準備 | リフォーム計画を立てる/施工業者に相談し見積書を取得/工事内容が助成対象か確認する | 施工業者 | この時点で「対象工事」「対象経費」「要件(世帯要件など)」を確認しておくと後戻りが少ない |
| 2 | 交付申請 | 必要書類を揃え、交付申請書を提出する | 島根県建築住宅センター | 受付期間内の提出が必須。原則として着工前申請(着工後は対象外になりやすい) |
| 3 | 審査 | 県の審査を待つ(追加資料の依頼があれば対応) | 審査:県(窓口は島根県建築住宅センター) | 審査期間の目安:2週間〜1か月程度。書類不備があると長引くことがある |
| 4 | 交付決定→契約・着工 | 交付決定通知を受領後に、工事契約・着工を行う | 施工業者 | 交付決定前の契約・着工は不可(順序厳守が絶対条件) |
| 5 | 工事完了→実績報告 | 工事完了後、実績報告書を提出(工事完了写真、領収書などを添付) | 島根県建築住宅センター | 写真は「施工前・施工後」が分かる形で整理すると良い。支払い証憑(領収書等)の要件も確認 |
| 6 | 完了検査→交付(振込) | 県の完了検査を受け、助成金の振込を待つ(口座情報の提出・確認が必要な場合あり) | 検査:県/振込:県 | 検査・手続き完了後、指定口座に振込。提出漏れがあると入金が遅れることがある |
受付期間と申請時の注意点
令和7年度の受付期間は、予算の範囲内で先着順となっています。例年、申請開始直後から多くの応募があるため、早めの準備と申請が推奨されます。
受付開始時期は通常4月から5月にかけてとなりますが、詳細な日程は島根県の公式発表を確認する必要があります。予算に達した時点で受付が終了となるため、リフォームを検討している方は、年度初めの情報収集が重要です。
申請時の注意点
| 注意点 | 要点 | 対応方法 |
|---|---|---|
| 工事着工のタイミング | 工事着工前に申請を完了し、交付決定通知を受け取る前に工事を開始すると助成対象外となる | 見積・書類準備→申請→交付決定通知の受領後に契約・着工、の順序を徹底する |
| 施工業者の条件 | 県内の登録施工業者に発注することが条件 | 業者選定時に登録の有無を事前に確認する |
| 過去の利用歴 | 同一住宅で過去に同じ助成金を受けている場合、再申請できない場合がある | 過去の助成金利用歴がある場合は、申請前に要件を確認する |
出雲市のリフォーム補助金制度

出雲市では、県の制度に加えて市独自の充実したリフォーム支援制度を設けています。特にUIターン者や空き家の活用に力を入れており、移住を検討している方にとって魅力的な支援内容となっています。
出雲市移住者住宅改修支援事業
出雲市移住者住宅改修支援事業は、県外から出雲市に移住する方を対象とした手厚い支援制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 概要 | 出雲市への移住促進のため、定住目的で行う住宅リフォーム費用の一部を助成(工事着工前に申請が必要) |
| 対象者 | 市外に連続5年以上居住し、当該年度中に転入する方/または転入後3年以内の方(転入前に市外に連続5年以上居住)など、所定の要件を満たす方 |
| 定住要件 | リフォームした住宅に5年以上継続して居住 |
| 対象住宅 | 出雲市内の住宅で、申請者(または3親等以内の親族)が所有し、リフォーム後に居住する家屋(賃貸住宅は不可) |
| 対象工事 | 出雲市内に本店または営業所等を有する事業者と契約する工事/工事費50万円以上(税込、増築を含む) |
| 助成額 | 工事費の10%(上限10万円) |
| 加算・上限の例 | 新婚世帯・子育て世帯:工事費の20%(上限50万円)/自然豊かな地域居住世帯・空き家バンク登録物件購入世帯:工事費の30%(上限80万円) |
| 重要な注意点 | 申請時点で着手している工事、交付決定前に着手する工事は対象外 |
| 募集期限 | 先着順で、予算額に達した時点で終了(年度の募集期限が設定されています) |
| 申請窓口 | 縁結び定住課へ提出 |
参考リンク:出雲市移住者住宅改修支援事業
松江市のリフォーム補助金制度

松江市でも、住宅の質の向上と地域経済の活性化を目的とした独自のリフォーム支援制度を実施しています。市民が安心して快適に暮らせる住環境づくりを後押ししています。ありますので注意が必要です。
松江市耐震改修補助金
松江市では、地震に強い安全な住まいづくりを推進するため、木造住宅の耐震診断や耐震改修に対する補助制度も設けています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 耐震診断の対象住宅 | 昭和56年5月31日以前に工事着手された木造住宅で、居住部分を有するもの/地上2階建て以下など(要件あり) |
| 耐震診断の補助額 | 耐震診断費用の33/40まで、上限3万3千円 |
| 耐震改修の対象住宅 | 昭和56年5月31日以前に工事着手された一戸建て木造住宅等で、耐震診断の上部構造評点が1.0未満など(要件あり) |
| 耐震改修の対象工事 | 上部構造評点を1.0以上とする耐震改修工事(建替え工事が対象となる場合あり) |
| 耐震改修の補助額 | 中心市街地細街路沿線:改修費(㎡あたり3万4,100円を限度)の0.3相当、上限100万円/その他:同0.23相当、上限75万円 |
| 申請タイミング | 交付決定前に着手した場合は補助対象外 |
| 予算 | 予算の範囲内で交付(予算がなくなり次第終了の場合あり) |
県の助成制度と組み合わせることで、さらに手厚い支援を受けることが可能です。
参考リンク:松江市耐震改修補助金
浜田市のリフォーム補助金制度

浜田市でも、市民の住環境改善と地域経済の活性化を目的としたリフォーム支援制度を実施しています。県西部の拠点都市として、独自の施策を展開しています。
浜田市住宅リフォーム助成事業
浜田市住宅リフォーム助成事業は、市内の既存住宅のリフォームを行う市民に対して助成金を交付する制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象住宅 | 市内に所有し、現に居住し、住宅用火災警報器が設置してある住宅(併用住宅は住宅部分)。子育て世帯(18歳以下の子ども)/高齢者(65歳以上)/身体障がい者/U・Iターン者のいずれかが居住していること |
| 施工業者の条件 | 市内に事業所を有する法人、または市内に住所を有する個人事業主 |
| 対象工事 | 既存住宅の安全性・耐久性・居住性の向上のための増築(10㎡以内)、修繕、模様替え、設備改善など(子ども等の居住者に配慮した内容) |
| 対象外の工事 | 屋根工事、外壁工事、外構工事(門・塀・造園・カーポート等)など |
| 対象となる工事費 | 20万円以上 |
| 補助額(基本) | 補助対象工事費の1/10(1,000円未満切り捨て) |
| 上限額(基本) | 20万円(工事費200万円以上の場合は一律20万円) |
| 申請タイミング | 交付決定後に着工(着工日の7日前までに申請) |
| 受付の考え方 | 申請件数が予定件数に達した場合は受付終了(次年度以降の申請になる場合あり) |
| 備考 | 過去にこの補助を受けた住宅は対象外/賃貸住宅(営利目的で家賃を徴収)は対象外 |
申請は工事着工前に行う必要があり、予算の範囲内で先着順となっています。年度初めに募集が開始されることが多いため、早めの情報収集と申請準備が重要です。
浜田市空き家リフォーム支援
浜田市では、空き家の有効活用と移住促進を目的とした空き家リフォーム支援制度も設けています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 空き家バンクに登録して売買または賃貸借契約を締結した一戸建て空き家の所有者等、または賃借人(空き家バンク利用希望申込書の提出が必須、市税滞納は不可) |
| 主な要件 | 申請日が契約締結日から6か月以内/施工業者による改修工事/申請年度内に工事(支払い含む)が完了 |
| 対象工事 | 内装/屋根のふき替え/外壁/水回り工事など |
| 対象外 | 外構工事/家電製品の購入/浄化槽設置など |
| 補助率 | 対象経費の3分の2以内 |
| 上限額(基本) | 30万円 |
| 上限額(加算) | 売買契約で居住するU・Iターン者または40歳未満:50万円/売買契約で居住するU・Iターン者かつ40歳未満:100万円 |
| 回数制限 | 1人あたり1回、1物件あたり1回 |
| その他の制限 | 契約の相手方が3親等内の場合は対象外/予算上限に達した場合は申請不可 |
参考リンク:浜田市住宅リフォーム助成事業/浜田市空き家リフォーム支援
介護保険を活用した住宅改修

高齢者の方が安全に自宅で生活を続けるために、介護保険を活用した住宅改修制度も利用できます。この制度は全国一律の制度ですが、島根県内でも多くの方が活用しています。
介護保険の住宅改修制度の概要
介護保険の住宅改修制度は、要介護または要支援の認定を受けている方が、自宅での生活を続けやすくするための小規模な改修を行う際に、費用の一部が支給される制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 要介護または要支援の認定を受けている方 |
| 支給限度額 | 20万円(原則として1人あたり、生涯での上限) |
| 自己負担割合 | 原則1割(所得により2割または3割の場合あり) |
| 自己負担の例 | 工事費20万円の場合:1割負担なら2万円、介護保険から18万円支給(2割なら4万円、3割なら6万円が自己負担) |
| 制度の特徴 | 原則「一生涯で1人20万円まで」だが、例外的に再度利用できるケースがある |
| 再度利用できる主なケース | 要介護状態区分が3段階以上上がった場合/転居した場合は、再度20万円までの支給限度基準額が設定される仕組み |
対象となる住宅改修の内容
介護保険の住宅改修で対象となるのは、以下の6種類の工事です。これらの工事は、高齢者の転倒防止や移動の円滑化に直結する重要な改修です。
| 工事区分 | 対象となる工事 | 具体例 |
|---|---|---|
| 1. 手すりの取り付け | 立ち上がり・移動・姿勢保持のために手すりを設置する工事 | 玄関、廊下、階段、トイレ、浴室などへの手すり設置 |
| 2. 段差の解消 | 室内外の段差をなくす、または小さくする工事 | 居室、廊下、トイレ、浴室、玄関などの段差解消 |
| 3. 滑りの防止および移動の円滑化のための床材の変更 | 転倒防止や歩行・車いす移動をしやすくするために床材を変更する工事 | 畳からフローリングへの変更、滑りにくい床材への変更など |
| 4. 引き戸などへの扉の取り替え | 出入りをしやすくするために扉の種類を変更する工事 | 開き戸を引き戸・折れ戸へ変更する工事など |
| 5. 洋式便器などへの便器の取り替え | 排泄動作をしやすくするため便器を取り替える工事 | 和式便器から洋式便器への変更など |
| 6. その他(1〜5に付帯して必要な工事) | 上記の改修に伴って必要となる関連工事 | 手すり設置のための壁下地補強、便器交換に伴う給排水設備工事など |
申請手続きと注意点
介護保険の住宅改修を利用する場合、事前申請が必須となります。工事着工前に必ず申請を行い、承認を受けてから工事を開始する必要があります。
申請に必要な書類
| 書類名 | 作成・入手先 | 内容・目的 |
|---|---|---|
| 住宅改修が必要な理由書 | ケアマネジャー等(原則) | 本人の心身状況と、改修が必要な理由・効果を説明する |
| 工事見積書 | 施工業者 | 工事内容・数量・金額の内訳を示す |
| 改修前の写真 | 申請者または施工業者 | 改修前の状況(段差、出入口、浴室等)を確認する |
| 住宅の平面図など | 申請者(建築図面保管)/施工業者 | 改修場所・動線・寸法等を示し、工事範囲を確認する |
これらの書類を揃えて、お住まいの市町村の介護保険担当窓口に提出します。
注意点
| 注意点 | 内容 | 対応のポイント |
|---|---|---|
| 対象となる住宅 | 要介護・要支援認定を受けている本人が、実際に居住している住宅が対象 | 住民票上の住所と居住実態が一致しているか確認する |
| 対象となる工事の範囲 | 新築や増築は対象外で、既存住宅の改修に限られる | 「既存住宅での転倒防止・移動の円滑化につながる工事」かを基準に内容を整理する |
| 同一箇所の再改修 | 一度施工した箇所を再度改修する場合は、原則として対象外 | 将来の身体状況の変化も見据えて、工事内容・仕様を慎重に検討する |
参考リンク:厚生労働省 介護保険制度の概要
その他の島根県内市町村のリフォーム支援制度

島根県内の他の市町村でも、それぞれの地域特性に応じた独自のリフォーム支援制度を設けています。ここでは、特徴的な制度をいくつかご紹介します。
隠岐の島町の支援制度
隠岐の島町では、島の特性を活かした独自の支援制度を複数展開しています。
| 制度名 | 目的 | 対象者・対象住宅 | 対象内容 | 補助額 |
|---|---|---|---|---|
| 隠岐の島町 住宅用太陽光発電システム等(パネル・蓄電池)設置事業補助金 | 環境負荷の少ない自然エネルギーの普及促進 | 町内の自宅(または住宅として使用予定の建物)に未使用の住宅用太陽光発電システム等を設置する方 | 太陽光発電システム/蓄電池の設置 | 太陽光:3万円/kW(上限12万円)/蓄電池:上限7万円 |
| 隠岐の島町産木材を生かした木造住宅づくり支援補助金 | 町産木材の利用促進、林業振興 | 町内で自ら居住する住宅の新築・増改築・修繕・模様替えを行い、町産木材を一定量以上使用する物件 | 町産木材を使用した住宅の新築・リフォーム等 | 町産材を1㎥以上使用:2万円/㎥(上限40万円)。子育て世帯は同額を加算(上限40万円) |
| UIターン促進事業補助金 | UIターン者等の定住促進 | 本町への定住意思がある50歳未満のUIターン者・新規学卒者等(要件あり) | 自宅等改修費用の補助、民間賃貸住宅家賃補助など | 自宅等改修:補助率2/3、基本上限100万円(夫婦世帯+25万円、子育て世帯+50万円、空き家バンク物件+25万円等の加算により上限200万円) |
参考リンク:隠岐の島町 住宅用太陽光発電システム等/隠岐の島町産木材を生かした木造住宅づくり支援補助金/UIターン促進事業補助金
吉賀町・津和野町の支援制度
| 自治体 | 制度名 | 目的・概要 | 主な要件 | 補助内容 |
|---|---|---|---|---|
| 吉賀町 | 吉賀町住宅改修支援事業補助金 | 町内の住宅改修工事費の一部を助成し、生活環境の向上を図る | 吉賀町建築推進協議会の会員を利用して町内で住宅改修を実施/工事費30万円以上/住宅1件につき1回など | 補助率:対象経費の2/10以内/上限:20万円 |
| 津和野町 | 津和野町結婚新生活支援事業補助金 | 新婚世帯の新生活にかかる住居費・引越費用等を支援(リフォーム費用も対象に含む) | 対象期間内に婚姻届を提出・受理/夫婦とも39歳以下かつ世帯所得500万円未満など(要件あり) | 上限:30万円(夫婦とも29歳以下は上限60万円)※住居費・引越費用・リフォーム費用の合計が対象 |
| 津和野町 | つわの住まいる応援事業補助金 | 町内定住を目的とした住宅の新築・取得・改修等を支援(加算メニューあり) | 町税滞納がない/過去に同補助の交付を受けていない等(要件あり) | 住宅改修:20万円(改修費200万円以上の場合)+加算(例:長期優良住宅改修+50万円、町内事業者+30万円 など)/新築・購入:30万円+加算あり |
参考リンク:吉賀町住宅改修支援事業補助金/津和野町結婚新生活支援事業補助金/つわの住まいる応援事業補助金
県産木材・石州瓦活用支援
島根県では、県産木材や石州瓦を活用したリフォームに対する支援も充実しています。これらの地域資源を活用することで、追加の助成金を受けられる場合があります。
| 支援の方向性 | 制度・メニュー例 | 対象となる工事例 | 助成の考え方 | 申請時のポイント |
|---|---|---|---|---|
| 県産木材の活用 | 県産木材利用促進事業(島根県) | 県産木材を使った内装リフォーム、床の張り替え等(木材使用量・条件による) | 県産木材の使用量等に応じて補助・加算が設定される | 「しまねの木」等の認証材・使用量要件、申請タイミング(着手前など)を要確認 |
| 石州瓦の活用 | 石州瓦を使用した屋根工事に関する支援(制度・年度により内容が異なる) | 石州瓦を使った屋根の葺き替え、修繕等 | 石州瓦の使用面積等に応じた助成・加算が設定される場合がある | 対象となる工事内容・面積要件・上限額、受付期間を要確認 |
これらの制度は、地域の伝統産業の振興と、環境に配慮した住宅づくりを両立させる狙いがあります。
地域材を活用することで、輸送コストの削減による環境負荷の低減、地域経済への貢献、伝統的な建築文化の継承など、多面的な効果が期待できます。
参考リンク:島根県 県産木材利用促進事業
助成金申請の具体的な進め方

助成金を確実に受け取るためには、正しい手順で申請を進めることが重要です。ここでは、申請から助成金受領までの具体的な流れと、各段階でのポイントを詳しく解説します。
リフォーム計画の立案と見積もり取得
助成金活用の第一歩は、具体的なリフォーム計画の立案です。まず、現在の住宅の問題点や改善したい箇所を明確にリストアップしましょう。
家族全員で話し合い、優先順位を決めることが重要です。バリアフリー化が必要なのか、断熱性能の向上が優先なのか、子育て環境の整備が急務なのかを整理します。予算の上限も考慮に入れながら、現実的なリフォーム範囲を決定しましょう。
次に、複数の施工業者から見積もりを取得します。少なくとも3社以上から見積もりを取ることで、適正な価格を把握できます。その際、助成金の対象となる工事かどうかを業者に確認してもらうことが大切です。島根県建築住宅センターに登録されている業者かどうかも必ず確認しましょう。
見積書には、工事内容の詳細、使用する材料の種類と数量、工事期間、支払い条件などが明記されている必要があります。不明な点は遠慮なく質問し、納得してから次のステップに進みましょう。
助成金制度の選定と併用可能性の確認
見積もりが揃ったら、あなたの状況に最適な助成金制度を選定します。県の制度だけでなく、お住まいの市町村の制度も併せて確認することが重要です。
しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業を基本として、市町村の制度との併用が可能かを確認します。例えば、松江市在住で子育て世帯の方であれば、県の制度と松江市の制度を組み合わせることで、より手厚い支援を受けられる可能性があります。
併用の可否や条件については、各制度の実施主体に直接問い合わせるのが確実です。島根県建築住宅センターや各市町村の住宅担当窓口に相談すれば、あなたの状況に応じた最適な組み合わせを提案してもらえます。
また、介護保険の住宅改修と他の助成金制度の併用が可能な場合もあります。要介護・要支援認定を受けている方がいる世帯では、複数の制度を効果的に活用することで、自己負担を大幅に軽減できる可能性があります。
申請書類の準備と提出
利用する助成金制度が決まったら、申請書類の準備に取りかかります。必要な書類は制度によって異なりますが、共通して必要となる主な書類は以下のとおりです。
| 書類名 | 目的・確認されるポイント | 用意する人/入手先 | 準備のコツ |
|---|---|---|---|
| 助成金交付申請書(所定様式) | 申請者情報、住宅情報、工事内容、助成メニュー等を申請する | 各制度の実施主体(県・市町村・窓口・Web)から入手し、申請者が記入 | 記入漏れ・誤記を防ぐため、提出前にチェック欄・添付書類一覧と突合する |
| リフォーム工事の見積書 | 工事内容・金額が助成対象に該当するか確認する | 施工業者が作成 | 「一式」表記を避け、工事項目ごとの明細(部位・数量・単価)が分かる形にしてもらう |
| 工事箇所の現況写真(改修前) | 改修前の状況、工事の必要性を確認する | 申請者または施工業者 | 複数の角度(引き・寄り)で撮影し、部位ごとに整理する |
| 住宅の平面図・立面図(または簡易図) | 工事箇所・範囲を図面上で確認する | 建築時の図面(手元保管)/ない場合は施工業者に簡易図面作成を依頼 | 図面上に工事箇所をマーキングすると審査側が確認しやすい |
| 対象世帯であることを証明する書類 | 世帯要件(子育て、高齢者、障がい等)の該当性を確認する | 住民票:市町村窓口/母子手帳・障がい者手帳:本人 | 自分の世帯状況に応じて必要書類が変わるため、募集要領の「世帯要件」欄を先に確認する |
| 施工業者の登録証明書 | 登録施工業者であることの確認(制度で求められる場合) | 施工業者から取り寄せ | 業者選定の早い段階で「登録の有無」「証明書の用意可否」を確認しておく |
書類が揃ったら、受付期間内に申請先に提出します。郵送の場合は、配達記録が残る方法で送付することをおすすめします。提出前に、書類の不備がないか最終確認を行いましょう。
審査期間と交付決定
申請書類を提出すると、実施主体による審査が始まります。審査では、申請内容が制度の要件を満たしているか、工事内容が適切か、予算の範囲内であるかなどが確認されます。
審査期間は通常2週間から1か月程度ですが、申請が集中する時期にはそれ以上かかる場合もあります。審査の結果は、交付決定通知書または不交付決定通知書によって通知されます。
交付決定を受けたら、初めて工事の契約と着工が可能になります。この順序を守ることが絶対条件ですので、交付決定通知が届く前に契約や着工をしないよう注意してください。もし交付決定前に工事を開始してしまうと、助成金の対象外となり、全額自己負担となってしまいます。
不交付決定となった場合は、その理由が通知されます。書類の不備や要件を満たしていない点があれば、修正して再申請できる場合もありますので、実施主体に相談してみましょう。
工事の実施と完了報告
交付決定通知を受け取ったら、施工業者と正式に契約を結び、工事を開始します。工事期間中は、計画どおりに工事が進んでいるか、定期的に確認することが大切です。
工事の進捗状況を写真で記録しておくと、後の報告がスムーズになります。特に、完成後には見えなくなる部分の工事は、必ず写真に残しておきましょう。工事内容に変更が生じた場合は、速やかに実施主体に連絡し、変更承認の手続きが必要かどうかを確認します。
工事が完了したら、施工業者から工事完了報告書や領収書を受け取ります。工事内容が申請どおりに実施されているか、契約内容と相違ないかを確認しましょう。
次に、実施主体に対して実績報告書を提出します。実績報告書には、工事完了後の写真、領収書の写し、工事内容報告書などを添付します。この報告により、申請どおりの工事が完了したことを証明します。
完了検査と助成金の受領
実績報告書を提出すると、実施主体による完了検査が行われる場合があります。検査では、申請どおりの工事が適切に実施されているかが確認されます。
検査に合格すると、助成金額確定通知書が送付されます。この通知に基づいて、助成金請求書を提出します。請求書には、振込先の口座情報などを記入します。
請求書の提出後、通常1か月から2か月程度で、指定した口座に助成金が振り込まれます。振込が完了すると、助成金交付の一連の手続きが終了となります。
助成金を受け取った後も、一定期間は書類を保管しておく必要があります。領収書や契約書、申請書類の控えなどは、少なくとも5年間は保管しておくことをおすすめします。
失敗しない施工業者の選び方

リフォームの成否は、施工業者の選定に大きく左右されます。助成金を活用する場合は、さらに業者選びのポイントがあります。ここでは、信頼できる業者を見極めるための具体的な方法をお伝えします。
島根県建築住宅センター登録業者の確認方法
しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業を利用する場合、島根県建築住宅センターに登録されている業者に発注する必要があります。登録業者かどうかは、島根県建築住宅センターのウェブサイトで確認できます。
登録業者リストには、業者名、所在地、連絡先、対応可能な工事内容などが掲載されています。気になる業者があれば、リストで登録状況を確認してから見積もりを依頼しましょう。登録されていない業者に発注してしまうと、助成金の対象外となってしまいますので、必ず事前確認が必要です。
業者に直接問い合わせる際も、登録証明書の提示を求めることができます。優良な業者であれば、快く提示してくれるはずです。
複数見積もりの取り方と比較ポイント
適正な価格でリフォームを実施するためには、複数の業者から見積もりを取ることが基本です。少なくとも3社以上から見積もりを取得し、内容を比較検討しましょう。
見積書を比較する際のポイントは、まず工事内容の詳細が明記されているかを確認することです。材料の種類やグレード、施工方法、工事範囲などが具体的に記載されているかをチェックします。単に総額だけを比較するのではなく、項目ごとの内訳を見比べることが重要です。
同じ工事内容でも、使用する材料のグレードや施工方法によって価格は変わります。極端に安い見積もりには、品質面でのリスクが潜んでいる可能性があります。逆に、高額すぎる見積もりにも注意が必要です。相場を知るためにも、複数の見積もりを取ることが大切です。
見積もりを依頼する際は、助成金を利用する予定であることを伝えましょう。助成金申請に必要な書類の作成や手続きの協力を得られるかも、業者選定の重要なポイントです。
施工実績と評判の確認
業者の施工実績と評判を確認することも、失敗しない業者選びには欠かせません。ウェブサイトやパンフレットで過去の施工事例を確認し、あなたが希望する工事内容と似た実績があるかをチェックしましょう。
可能であれば、実際に施工した住宅を見学させてもらうことをおすすめします。写真だけでは分からない仕上がりの質や細部の丁寧さを、実物で確認できます。施主の方から直接話を聞ければ、業者の対応や工事中の様子、アフターフォローの状況などを知ることができます。
インターネット上の口コミや評判も参考になります。ただし、一部の極端な意見に惑わされないよう、複数の情報源から総合的に判断することが大切です。地域の方からの評判や、知人からの紹介なども貴重な情報源となります。
契約前の確認事項
見積もりを比較検討し、業者を絞り込んだら、契約前に必ず確認すべき事項があります。これらを確認しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。
| 確認項目 | 確認する内容 | 不明確な場合の対応 |
|---|---|---|
| 工事内容の明確化 | 見積書・契約書に工事内容が具体的に明記されているか(「一式」「概算」など曖昧な表現が多くないか)/材料のメーカー・品番/施工方法/工事範囲(どこまで含むか) | 一式表記は内訳を出してもらう/材料の仕様書や型番一覧を提示してもらう/対象範囲を図面や写真に落として説明してもらう |
| 工事期間・工程表 | 着工日と完了予定日/主要工程の時期(解体、設備設置、仕上げ等)/工期変更の可能性 | 工程表(スケジュール)を作成・提出してもらう/遅延時の連絡方法・判断基準を事前に決める |
| 遅延時の対応 | 工事が遅れた場合の対応(延長の条件、追加費用の有無、代替措置の有無) | 契約書・特約に記載する/想定ケース(資材遅延、天候、追加工事)ごとの扱いを確認する |
| 支払い条件 | 支払い回数(契約時・中間・完了時など)/支払い方法/支払いタイミング | 助成金の入金時期を踏まえて支払いスケジュールを相談する/無理のある前払い比率になっていないか確認する |
| 助成金入金との調整 | 助成金が「いつ」「どの条件で」振り込まれるかを踏まえ、立替が必要か | 立替が必要な場合は、支払い猶予や分割の可否を事前に相談する |
| 保証内容 | 工事後の不具合対応/保証期間/保証対象の範囲(設備・施工) | 保証書の有無を確認する/保証範囲を口頭ではなく書面で明記してもらう |
| アフターフォロー | 定期点検の有無/連絡窓口/緊急時の対応体制 | 点検時期・回数・費用を確認する/対応フロー(連絡→訪問→補修)を確認する |
契約書の重要ポイント
契約書は、業者との約束を文書化した重要な書類です。契約前に内容をしっかりと確認し、不明な点は納得するまで質問しましょう。
契約書に記載されるべき主な項目は、工事内容の詳細、工事期間、工事代金と支払い条件、契約解除の条件、保証内容、損害賠償の範囲などです。これらが明確に記載されているかを確認します。
特に注意すべきは、追加工事が発生した場合の取り決めです。当初の計画から変更が生じた場合の費用負担や承認手続きについて、明確にしておくことが大切です。
契約書の内容に疑問や不安がある場合は、消費生活センターや建築士などの専門家に相談することもできます。高額な契約となるため、慎重に進めることが重要です。
島根県で使えるリフォームに関するよくある質問

助成金の申請や利用について、多くの方が疑問に感じる点をまとめました。あなたの疑問もここで解決できるかもしれません。
申請手続きに関する質問
Q1 助成金の申請は自分でできますか、それとも業者に依頼する必要がありますか
申請手続きは、原則として住宅の所有者本人が行います。ただし、施工業者が書類作成や手続きのサポートをしてくれる場合が多いです。申請書の記入は本人が行いますが、見積書の作成や工事内容の説明書類は業者が用意してくれます。不安な場合は、島根県建築住宅センターや市町村の窓口で相談しながら進めることができます。
Q2 申請から交付決定までどのくらいの期間がかかりますか
通常、申請書類を提出してから交付決定通知が届くまでに、2週間から1か月程度かかります。ただし、申請が集中する時期や、書類に不備がある場合はさらに時間がかかることがあります。工事のスケジュールを立てる際は、この審査期間を考慮に入れておく必要があります。
Q3 年度途中でも申請できますか
多くの助成金制度は、年度初めから受付を開始し、予算の範囲内で先着順となっています。年度途中でも予算に余裕があれば申請可能ですが、人気の高い制度では早期に予算枠が埋まってしまうことがあります。可能な限り早めの申請をおすすめします。
助成対象に関する質問
Q4 賃貸住宅でも助成金は利用できますか
基本的に、助成金の対象となるのは本人が所有する住宅です。ただし、出雲市や隠岐の島町など一部の市町村では、空き家バンクに登録された賃貸物件を借りて居住する場合に、改修費用の一部が補助される制度があります。賃貸住宅の場合は、大家さんの承諾も必要となりますので、事前に確認が必要です。
Q5 マンションやアパートでも助成金は使えますか
分譲マンションの専有部分については、多くの助成金制度の対象となります。ただし、共用部分の改修は対象外です。また、マンション全体で実施する大規模修繕については、別の支援制度がある場合がありますので、管理組合を通じて確認することをおすすめします。
Q6 新築と同時の工事は対象になりますか
助成金制度は、基本的に既存住宅のリフォームを対象としています。新築工事は対象外です。ただし、新築から一定期間が経過した後のリフォームであれば対象となる場合があります。具体的な期間は制度によって異なりますので、確認が必要です。
併用に関する質問
Q7 複数の助成金を同時に利用できますか
県の制度と市町村の制度は、多くの場合併用が可能です。また、介護保険の住宅改修と他の助成金制度も、対象工事が異なる部分であれば併用できる場合があります。ただし、同じ工事に対して複数の助成金を重複して受けることはできません。併用の可否は、各制度の実施主体に確認することをおすすめします。
Q8 過去に助成金を受けたことがありますが、再度申請できますか
多くの制度では、同一住宅について一定期間内は再度の申請ができない場合があります。例えば、しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業では、過去に同じ制度で助成を受けている場合、一定期間は再申請できません。ただし、制度や状況によって異なりますので、詳細は実施主体に確認してください。
工事に関する質問
Q9 工事の範囲を途中で変更できますか
交付決定後に工事内容を変更する場合は、変更申請が必要となります。軽微な変更であれば認められる場合が多いですが、大幅な変更は認められないこともあります。変更が必要になった場合は、工事着手前に必ず実施主体に相談し、承認を得てから変更を行ってください。無断で変更すると、助成金の対象外となる可能性があります。
Q10 自分でDIYした工事は助成対象になりますか
助成金の対象となるのは、原則として登録業者が施工する工事です。自分で行うDIY工事は対象外となります。これは、工事の品質確保と安全性の観点から定められています。材料のみを購入して自分で施工する場合も、助成の対象にはなりません。
Q11 家電製品やエアコンの購入は助成対象になりますか
基本的に、家電製品単体の購入は助成対象外です。ただし、高効率給湯器の設置や、住宅に組み込まれる設備としてのエアコン設置は、省エネルギー改修の一環として対象となる場合があります。設備の設置工事を含む場合は対象となる可能性がありますので、詳細を確認することをおすすめします。
支払いに関する質問
Q12 助成金はいつ受け取れますか
助成金は、工事完了後に実績報告書を提出し、完了検査に合格した後に支払われます。請求書を提出してから実際に振り込まれるまでには、通常1か月から2か月程度かかります。工事代金の支払いスケジュールと助成金の入金時期にズレが生じる可能性がありますので、施工業者と事前に相談しておくことをおすすめします。
Q13 工事代金は一括で支払う必要がありますか
工事代金の支払い方法は、施工業者との契約によって決まります。一般的には、契約時に一部、工事完了時に残金を支払う分割払いが多いです。助成金の入金を待ってから最終支払いをする形も相談できる場合がありますので、業者と事前に話し合っておきましょう。
その他の質問
Q14 助成金の申請に年齢制限はありますか
申請者本人の年齢制限は基本的にありません。ただし、子育て世帯や高齢者世帯を対象とする制度では、世帯構成員の年齢が要件となる場合があります。例えば、子育て世帯向けの制度では18歳未満の子どもがいることが条件となり、高齢者世帯向けの制度では60歳以上の方がいることが条件となります。
Q15 相談窓口はどこですか
島根県のリフォーム助成金については、島根県建築住宅センターが主な相談窓口となっています。また、各市町村独自の制度については、それぞれの市町村の住宅担当課に問い合わせることができます。介護保険の住宅改修については、市町村の介護保険担当課が窓口となります。
Q16 オンラインでの申請は可能ですか
現時点では、多くの助成金制度で紙の書類による申請が基本となっています。一部の市町村ではオンライン申請に対応している場合もありますが、まだ普及途上です。最新の申請方法については、各制度の実施主体の公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。
まとめ:助成金を最大限活用して理想の住まいを実現しよう

島根県では、「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」を中心に、充実したリフォーム支援制度が整備されています。県の制度だけでなく、松江市、出雲市、浜田市など各市町村独自の助成金も豊富にあり、あなたの状況に応じて最適な制度を選択し、組み合わせることで、最大限の支援を受けることができます。
助成金を活用したリフォームを成功させるためのポイントは、早期の情報収集、計画的な申請、登録業者への発注、そして手続きの順序を守ることです。特に、交付決定前に工事を開始しないことは絶対条件です。この基本を守れば、家族の安全と快適性を向上させながら、経済的負担を大幅に軽減できます。
築20年以上の住宅にお住まいで、バリアフリー化、断熱性能の向上、子育て環境の整備などをお考えの方は、ぜひ助成金制度を活用してください。最大60万円の県の助成に、市町村の制度を組み合わせれば、さらに手厚い支援を受けられます。
まずは、お住まいの地域で利用できる制度を確認し、島根県建築住宅センターや市町村の窓口に相談することから始めましょう。専門の担当者が、あなたの状況に最適な制度を案内してくれます。
家族の笑顔と安心のために、賢く助成金を活用して、理想の住まいを実現しましょう。今すぐ情報収集を始め、快適な住環境づくりの第一歩を踏み出してください。
参考リンク集
助成金申請や制度の詳細については、以下の公式ウェブサイトで最新情報を確認できます。
各市町村の住宅リフォーム支援制度については、お住まいの市町村の公式ウェブサイトまたは住宅担当課にお問い合わせください。
この記事が、あなたのリフォーム計画に役立つことを願っています。助成金を上手に活用して、家族全員が快適に暮らせる理想の住まいを実現してください。




