欄間とは?種類や取り扱い業者まで詳しく解説

欄間とは?種類や取り扱い業者まで詳しく解説

古民家やお寺などで必ず見かける欄間は、近年は和モダンな空間を生み出す要素として注目されています。
ただし、欄間にも様々な種類がある上、取り扱う業者などがわからないという人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、欄間の種類や取り扱い業者をご紹介します。

欄間(らんま)とは?

欄間は、お寺や古いお宅、和風建築の家では必ず見かけるものです。
天井と鴨居の間は元々壁でしたが、通風、換気、採光、装飾用などの目的で開口部をつくり、そこにはめ込む建具を欄間(らんま)と呼びます。

欄間(らんま)とは?

その目的や形によっていろいろな種類があります。
一般的なサイズは次のとおりです。

  • (大) 高さ 360〜400mm・幅 1700〜1800mm・厚さ 15〜30mm
  • (中) 高さ 360〜400mm・幅 1200〜1400mm・厚さ 15〜30mm
  • (小) 高さ 360〜400mm・幅 780〜800mm・厚さ 15〜30mm

欄間の種類

欄間の種類はどのようなものがあるか知らない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、欄間の種類をご紹介します。

彫刻欄間

彫刻欄間

*厚さ15cmの板に彫刻を施します。二枚の続き柄で1セットになります。最高級欄間。

透かし彫り欄間

透かし彫り欄間

筬欄間(おさらんま)

筬欄間(おさらんま)

竹組子

竹組子

障子欄間

障子欄間

一枚のはめごろしと二枚の開閉できるタイプがあります。

壁抜き欄間

壁抜き欄間

その他

ほかにも、組子欄間(筬欄間のバリエーション)壁抜き欄間(左官仕上げ)などもあります。

明かり取りを目的とした明かり欄間、換気を目的としたものは間越欄間もあって、用途によっても様々なバリエーションが存在します。

上記の出典:大工さんが作ったホームページ

メーカー各種の欄間

ここからは、欄間を取り扱う各メーカーをご紹介します。

ジモティー

特徴中古品販売で、個人間販売がメインになるので注意が必要です。
価格¥0~(無料引き取りがあるため)
備考各県別の販売情報がまとまっており、手軽に利用できます。交渉次第では格安で手に入ることもありますが、引き取りが前提になるものもあるので詳細をよく確認する必要があります。

古福庵

特徴・リニューアル中古品販売
・全国展開、業界最大級の展示数と在庫を誇る店舗・倉庫を展開。
・最も効率的で洗礼された設備の工房と志を共にするスタッフという強烈な基盤で営業展開中!
価格¥1~
備考まだ使えるものを修理する事で、新たな生命を吹き込みリニューアル。思いがけない出会いが見つかります。

ラフジェ工房

特徴・リニューアル中古販売
・お気軽にご相談ください。選び方のポイントをお伝えします。
価格・綺麗で使いやすい高品質リペア済 ¥15,000~
・好みに仕上がるセミオーダー品 ¥46,800~
備考実店舗委譲に安心して購入できるネットショップを目指して操業し、日本一誠実で信頼できるアンティークショップを目指しています。

宮本彫刻

特徴彫刻欄間の受注生産
価格・基本として、手間のかかる日数+材料費+額等の加工代=価格
※ご相談の上ご提案させていただきます。
備考・ある程度欄間にこだわりたい人におすすめです。
・伝統をまもりつつ新たな価値を提示、がモットーです。

TANIHATA

特徴組子欄間の受注生産
価格麻の葉模様、杉またはヒノキの源平材(w300×h300)で¥10,200~
備考・1977年全国建具展にて、内閣総理大臣賞受賞「書院障子」
・誠意あるものづくりと技術の向上を目指しています。

お手軽通販サイト

続いては、お手軽に欄間を注文できる通販サイトをご紹介します。

楽天市場

モノタロウ

ヤフーショッピング

メルカリ

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まとめ

欄間は日本建築の真骨頂とも言われ、職人さんたちは技術を磨き、機能的な中にもその美しさを競って来ました。しかし、時代の流れには逆らえず、住宅事情の変化から、一般住宅からは姿を消しつつあります。ところが、もうお気づきかと思いますが、欄間のニーズは中古のものがけっこう多いんです。

何故なら、インテリアとして欄間が見直され、新しい感覚で屋内を彩り始めたからです。新しい欄間に比べて、アンティーク欄間は安く手に入ります。

長い年月を経て、温もりを感じさせるアンティーク欄間が、その家ならではの活用方で生き生きと空間を彩っています。もちろん新しい欄間も魅力的ですが、あまりにも高価!

新しいけれど高価な割に安っぽい欄間  < 安いけれど雰囲気のある欄間
近年新たに海外からも注目され始めた欄間ですが、組子欄間の受注生産をしているTANIHATAさんでは、海外に欄間を送ることがふえているそうです。

日本の世界に冠たる技術を評価されることは本当に嬉しいことです。最後に、アンティーク欄間のお洒落な活用をまとめたこのブログをご紹介いたします。ご参考になれば幸いです。

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