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【最新版】建設機械施工管理技士とは?合格率や難易度、受験資格を解説

建設機械施工管理技士は?合格率や難易度、受験資格を解説

2025年4月時点 最新情報

建設機械施工管理技士は建設工事現場で施工管理を行うための国家資格であり、
資格保有者は建築業界や建設業界で求められる人材です。
建設機械施工管理技士の主な仕事内容や資格取得のメリットについて紹介していきます。

目次

建設機械施工管理技士とは

建設機械施工管理技士は、建設工事現場で施工管理を行うための国家資格です。
施工管理技士国家資格の一つに分類されます。
この資格の保有者は、特定建設業や一般建設業などの現場で、建設機械のスペシャリストとして活躍できます。

1級と2級の違い

建設機械施工管理技士は1級と2級の等級があり、仕事内容はほとんど同じです。
ただし、1級と2級では、従事可能な建設工事現場の規模や業務上の権限などが異なります。

違い1 工事現場の規模の違い

1級は、特定建設業と一般建設業の両方の工事現場で働けますが、2級は一般建設業のみです。
特定建設業は工事金額が高額となることから、1級保有者のほうがより大きな建設工事現場で活躍できます。

違い2 権限や業務範囲の違い

種別該当する機械
第1種ブルドーザー
第2種油圧ショベル
第3種モーターグレーダー
第4種ロードローダ
第5種アスファルトフィニッシャ
第6種アースオーガ

2級は、第1種から第6種の種別があり、取得した種別の建設機械のみしか対応できません。
一方、1級はすべての建設機械に対して施工管理が可能です。
また、1級は現場の監理技術者として認められるため、指導や監督的業務にも取り組めます。
2級よりも、1級保有者の方が責任ある立場として、建設工事現場で活躍できるようになります。

建設機械施工管理技士ができる仕事内容とは

建設機械施工管理技士の主な仕事内容は、建設工事現場での施工管理です。
建設機械を用いた施工計画の作成、工程管理品質管理安全管理などさまざまな管理業務に取り組めます。

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建設機械施工管理技士取得のメリットとは

建設機械施工管理技士の資格を取得することで、以下のようなメリットが得られます。

建築・建設業界内で転職が有利になる

建設現場には、管理をつかさどる「主任技術者」や「監理技術者」を配置することが、法律により義務付けられています。

求人条件として、建設機械施工管理技士の資格を求める企業も少なくありません。
資格保有者は、就職活動や転職活動の際に有利になる可能性があります。

より有利な条件で転職したいと考えている方は、上位資格の1級を目指してみると良いでしょう。

昇進や昇給のチャンス

建設機械施工管理技士に対して、資格手当を支給している企業は多いです。
資格を取得することで昇進や昇給のチャンスにもなります。

ほかの資格にチャレンジしやすくなる

1級に合格すると、社会保険労務士の受験資格が得られます。
建設機械施工管理技士を取得することで、ほかの資格にチャレンジしやすくなるというメリットもあります。

建設機械施工管理技士の試験概要

建設機械施工管理技士の国家試験は、一般社団法人日本建設機械施工協会が実施しています。

第一次検定は1級と2級のどちらも、マークシート式で出題されます。
第二次検定の筆記試験は1級が記述式、2級がマークシート式です。

建設機械施工管理技術検定に合格することで、建設機械施工管理技士の資格が付与されます。
試験日、試験地、受検料などの概要については、以下の通りです。

試験日程

建設機械施工管理技術検定は、第一次検定、第二次検定(筆記)、第二次検定(実技)があります。

それぞれの試験は年1回実施されますが、2級の第一次検定については、第1回と第2回の年2回となっています。
第一次検定と第二次検定(筆記)の試験日は例年6月頃です。
第二次検定(実技)の試験日は例年8月頃です。

令和7年(2025年)度建設機械施工管理技術検定試験 試験日程

申込受付令和7年2月17日(月)~3月14日(金)(消印有効)
※申し込み期間は終了しました。
試験実施日【第一次検定/第二次検定(筆記)】令和7年6月15日(日)
【第二次検定(実技)】:令和7年8月下旬~9月中旬
合格発表【第一次検定】:令和7年7月28日(月)
【第二次検定】:令和7年11月18日(火)

試験日程の詳細は、一般社団法人日本建設機械施工協会のWebサイトでご確認ください。

試験地

会場の都合などで試験地が変更になる場合があります。
受検前に一般社団法人日本建設機械施工協会のWebサイトで、最新情報を確認しておきましょう。

試験地① 第一次検定と第二次検定(筆記)

北海道、岩手、東京、新潟、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄などの10地域です。

試験地② 第二次検定(実技)

海道、宮城、栃木、埼玉、石川、静岡、愛知、兵庫(2ヵ所)、広島、香川、福岡、沖縄などの13地域です。

受検手数料

建設機械施工管理技術検定を受ける際には、受検手数料の支払いが必要です。
各級の受検手数料は以下の通りです。

手数料① 建設機械施工管理技士1級

第一次検定は、一律19,700円です。
第二次検定は「1種受験:44,500円」「2種受験:57,300円」「2種別免除:31,700円」となっており、科目免除の有無によって、受検手数料が異なります。

手数料② 建設機械施工管理技士2級

1つの種別を受験する場合は、第一次検定:19,700円、第二次検定:40,800円です。
2つの種別を受験する場合は、第一次検定:39,400円、第二次検定:81,600円です。

願書の購入方法

建設機械施工管理技術検定を受検する際には、「受検の手引・申込用紙」の購入が必要です。

販売窓口、もしくは郵送のいずれかの方法で購入してください。
「受検の手引・申込用紙」の料金は、購入方法や等級によって異なります。

窓口・郵送販売の料金は11,000円です。

「受検の手引・申込用紙」の取扱窓口情報については、一般社団法人日本建設機械施工協会のWebサイトやポスターなどでご確認ください。

受験資格

建設機械施工管理技術検定には、受験資格があります。

2級の受験資格

2級の第一次検定は、満17歳以上であれば、誰でも受検可能です。
学歴や実務経験などは問われません。

ただし、2級の第二次検定は実務経験がないと受検できません。
受験資格が得られる実務経験年数は、学歴や経験によって異なります。
たとえば、指定学科の大学卒業者は1年以上の実務経験、指定学科以外の高卒者は4年6月以上の実務経験が必要です。

1級の受験資格

1級の第一次検定や第二次検定でも、受験資格として実務経験が設けられています。
実務経験年数が少しでも足りない場合は、受検できませんので注意しましょう。
実務経験年数などの受験資格については、一般社団法人日本建設機械施工協会のWebサイトでご確認ください。

受験資格の改訂について

2024(令和6)年度より、施工管理技士の受験資格は改訂されています。
特徴としては、一次・二次でそれぞれ受験資格が異なる点です。
但し、以前の受験資格でも受験は可能です。

第一次検定の新受験資格

  • 1級:受験年度において満19歳以上であれば受験可能。
  • 2級:満17歳以上であれば受験可能。

第二次検定の新受験資格

  • 1級:令和3年度以降の1級 第一次検定合格者
     ・合格後5年以上の実務経験年数
     ・合格後 特定実務経験1年以上を含む3年以上の実務経験年数
     ・合格後 監理技術者補佐としての1年以上の実務経験年数
  • 2級:第二次検定(旧実地試験含む)に合格した後、1級 第一次検定に合格した者(1級 第一次検定受検予定者を含む)
     ・2級合格後 5年以上の実務経験年数
     ・2級合格後 特定実務経験1年以上を含む3年以上の実務経験年数

資格取得の難易度や取得までの流れ

最後に、建設機械施工管理技士の合格率や資格の流れについてご紹介します。

建設機械施工管理技士の合格率

2024年度に実施された建設機械施工管理技術検定の合格率は以下の通りです。

令和6年1級建設機械施工管理 合格率

合格率48.7%

令和6年2級建設機械施工管理 種別合格率(延べ人数)

2級建設機械施工管理 種別合格率(延べ人数)
第1種48.4% (受験者数:343人、合格者数:166人)
第2種40.3% (受験者数:77人、合格者数:31人)
第3種53% (受験者数:856人、合格者数:454人)
第4種25% (受験者数:16人、合格者数:4人)
第5種44.8% (受験者数:67人、合格者数:30人)
第6種71.4% (受験者数:14人、合格者数:10人)
種別計46.7% (受験者数:15人、合格者数:7人)

資格取得の難易度

2級の合格率は種別によってばらつきがありますが、第一次検定の合格率は50%を超えています。
第二次検定では、合格率がさらに高くなっています。半数以上が合格していることから、比較的習得しやすい国家資格といえます。
ただし、受験種別によっては、20%ほどしかなく、難易度が高くなっています。

1級では、「土木工学」、「建設機械原動機」、「法規」などの専門知識が問われる上に、記述式試験もありますので、しっかりと勉強しておきましょう。

資格取得までの流れ

建設機械施工管理技士を取得する方法としては、「指定学科のある学校を卒業する」、「指定学科以外の学校を卒業する」、「企業で実務経験を積む」などいろいろなルートがあります。

1級では、「指導監督的実務経験」、「専任の主任技術者の実務経験」、「専任の監理技術者の指導のもとにおける実務経験」などの受検資格も満たさなくてはなりません。
実務経験年数については、細かい規定がありますので、受検前に調べておきましょう。

まずは、満17歳以上なら誰でも受検可能な2級第一次検定からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
一般社団法人日本建設機械施工協会や販売窓口から、申込用紙を購入して、建設機械施工管理技術検定に臨んでください。

建設機械施工管理技士に関するよくある質問

資格を取得するとどんなメリットがありますか?

建設機械施工管理技士を取得すると以下のようなメリットがあります。

  • 大型案件での施工管理に携われるようになる
  • 資格手当や昇進の対象になることが多い
  • 他の土木系資格との相乗効果でキャリアの幅が広がる
  • 元請・公共事業案件では有資格者配置が必須となるケースも
資格更新の必要はありますか?

建設機械施工管理技士には更新制度はありません。一度取得すれば有効期限なしで保持できます。ただし、現場での活用においては継続的なスキルアップや安全教育の受講が推奨されます。

建設機械施工管理技士の仕事はどのようなものですか?

建設現場での重機作業全般に関する施工計画の立案、進捗管理、安全管理、品質管理などが主な業務です。機械を効率的に運用しながら、安全で無駄のない施工を実現するのが役割です。

女性や未経験者でも取得できますか?

実務経験があれば性別や年齢に関係なく取得可能です。建設業界では女性技術者の活躍も推進されており、建設機械に関する知識や技能を持つことで、多様な働き方が可能になります。

まとめ

ここまで、建設機械施工管理技士の仕事内容、資格取得のメリット、試験概要などについてお伝えしてきました。
建設機械施工管理技士は、建設工事現場に欠かせない国家資格です。
実務経験が必要なため、資格取得までに時間がかかりますが、合格後は建設機械のスペシャリストとして活躍できます。
資格保有者は、転職活動の際に有利になることや社会保険労務士の受験資格が得られるといったメリットもあります。
ブルドーザーや油圧ショベルなどの建設機械に関わる仕事に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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