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【最新版】建設機械施工管理技士とは?合格率や難易度、受験資格を解説

建設機械施工管理技士は?合格率や難易度、受験資格を解説

2026年3月時点 最新情報

建設現場では、道路工事や造成工事、ダム・河川工事などで多くの建設機械が活躍しています。
そうした現場で、施工計画の立案や安全管理、品質管理などを担う専門資格が「建設機械施工管理技士」です。
インフラ整備や災害復旧の需要が続く中で、建設機械の知識と施工管理スキルを兼ね備えた人材は、建設業界でますます重要視されています。

しかし、「どんな資格なのか」「合格率や難易度はどれくらいか」「受験資格はどうなっているのか」といった点が気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、建設機械施工管理技士の概要から、合格率・難易度、受験資格までを最新版の情報をもとにわかりやすく解説します。
これから受験を考えている方や、キャリアアップを目指している方はぜひ参考にしてください。

目次

建設機械施工管理技士とは

建設機械施工管理技士は、建設工事現場で施工管理を行うための国家資格です。
施工管理技士国家資格の一つに分類されます。
この資格の保有者は、特定建設業や一般建設業などの現場で、建設機械のスペシャリストとして活躍できます。

1級と2級の違い

建設機械施工管理技士には1級と2級の等級があり、基本的な仕事内容は大きく変わりません。
ただし、担当できる工事現場の規模や業務上の権限などに違いがあります。

違い①:工事現場の規模の違い

1級は、特定建設業と一般建設業の両方の工事現場で配置が可能ですが、2級一般建設業の工事現場が中心となります。
特定建設業は工事金額が高額になるケースが多いため、1級を取得していると、より規模の大きい建設工事の現場で活躍できる可能性が広がります。

違い②:権限や業務範囲の違い

2級は、受験時に選択した「種別」に応じて対応できる建設機械が決まります。現在の試験要綱に基づく主な種別と該当する機械は次のとおりです。

種別該当する主な機械
第1種ブルドーザー
第2種油圧ショベル
第3種モーターグレーダー
第4種トラクタショベル(旧ロードローダ)
第5種アスファルトフィニッシャ
第6種くい打機(旧アースオーガ)

2級は、取得した種別の建設機械に関する施工管理に従事できます。
一方、1級は特定の種別に限定されず、建設機械全般の施工管理に対応できる点が大きな違いです。

建設機械施工管理技士ができる仕事内容とは

建設機械施工管理技士の主な仕事内容は、建設工事現場での施工管理です。
建設機械を用いた施工計画の作成、工程管理品質管理安全管理などさまざまな管理業務に取り組めます。

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建設機械施工管理技士取得のメリットとは

建設機械施工管理技士の資格を取得することで、以下のようなメリットが得られます。

建築・建設業界内で転職が有利になる

建設現場には、施工管理を担う「主任技術者」や「監理技術者」を配置することが法律で義務付けられています。
そのため、求人条件として建設機械施工管理技士の資格を求める企業も少なくありません。

資格を保有していることで、就職活動や転職活動の際に評価されやすくなる可能性があります。
より良い条件での転職やキャリアアップを目指す場合は、上位資格である1級の取得を目標にするのも有効です。

昇進や昇給のチャンス

建設機械施工管理技士に対して資格手当を支給している企業は多く、資格取得が評価につながるケースも少なくありません。
現場責任者などのポジションを任される機会が増えるなど、昇進や昇給のきっかけになることもあります。

ほかの資格にチャレンジしやすくなる

1級建設機械施工管理技士に合格すると、国家資格である社会保険労務士の受験資格を得られる点も大きなメリットです。
近年の制度改正により、1級施工管理技士などの国家資格保有者は、実務経験などの追加条件なしで受験資格が認められるようになりました。

そのため、将来的に労務管理や企業経営に関わる分野へキャリアを広げたい場合にも、1級取得は有利に働く可能性があります。

建設機械施工管理技士の試験概要

建設機械施工管理技士の国家試験は、一般社団法人日本建設機械施工協会が実施しています。

第一次検定は1級と2級のどちらも、マークシート式で出題されます。
第二次検定の筆記試験は1級が記述式、2級がマークシート式です。

建設機械施工管理技術検定に合格することで、建設機械施工管理技士の資格が付与されます。
試験日、試験地、受検料などの概要については、以下の通りです。

試験日程

建設機械施工管理技術検定は、第一次検定、第二次検定(筆記)、第二次検定(実技)があります。

それぞれの試験は年1回実施されますが、2級の第一次検定については、第1回と第2回の年2回となっています。
第一次検定と第二次検定(筆記)の試験日は例年6月頃です。
第二次検定(実技)の試験日は例年8月頃です。

令和8年(2026年)度建設機械施工管理技術検定試験 試験日程

申込受付【一次検定】
インターネット申請:令和8年2月16日(月)~3月13日(金)
【二次検定】
(一般)郵送申請:令和8年2月16日(月)~3月13日(金) ※消印有効
(再受検)インターネット申請:令和8年2月16日(月)~3月13日(金)
試験実施日【第一次検定/第二次検定(筆記)】令和8年6月21日(日)
【第二次検定(実技)】:令和8年8月下旬~9月中旬
合格発表【第一次検定】:令和8年8月3日(月)(予定)
【第二次検定】:令和8年11月18日(水)(火)

試験日程の詳細は、一般社団法人日本建設機械施工協会のWebサイトでご確認ください。

試験地

会場の都合などで試験地が変更になる場合があります。
受検前に一般社団法人日本建設機械施工協会のWebサイトで、最新情報を確認しておきましょう。

試験地① 第一次検定と第二次検定(筆記)

試験地は以下の通りです。

北海道、岩手、東京、新潟、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄などの10地域です。

1級札幌市(北海道)、仙台市(宮城)、東京、新潟市、名古屋市(愛知)、寝屋川市(大阪)、広島市、高松市(香川)、福岡市、那覇市(沖縄) 等の10地域
2級北広島市(北海道)、滝沢市(岩手)、東京、新潟市、名古屋市(愛知)、寝屋川市(大阪)、広島市、高松市(香川)、北九州市(福岡)、那覇市(沖縄) 等の10地域

試験地② 第二次検定(実技)

第二次検定(実技)は、了解です!「〇〇市(〇〇)」形式で、カンマ区切りにすると以下の通りです:

千歳市(北海道), 仙台市(宮城), 下都賀郡(栃木), 秩父市(埼玉), 小松市(石川), 富士市(静岡), 刈谷市(愛知), 明石市(兵庫), 小野市(兵庫), 広島市, 高松市(香川), 糟屋郡(福岡), 国頭郡(沖縄)などの地域で行われますが、種別により異なります。

各種別の開催地に関しては以下の通りです。

スクロールできます
検定科目(種別)北海道 千歳市宮城県 仙台市栃木県 下都賀郡埼玉県 秩父市石川県 小松市静岡県 富士市愛知県 刈谷市兵庫県 明石市兵庫県 小野市広島県 広島市香川県 高松市福岡県 糟屋郡沖縄県 国頭郡
第1種 トラクター系 建設機械操作施工法
第2種 ショベル系 建設機械操作施工法
第3種 モーター・グレーダー操作施工法
第4種 締め固め建設機械操作施工法
第5種 舗装用建設機械操作施工法
第6種 基礎工事用建設機械操作施工法

受検手数料

建設機械施工管理技術検定を受ける際には、受検手数料の支払いが必要です。
各級の受検手数料は以下の通りです。

様々な注意事項があるため、「技術検定の受検 | 建設機械施工管理技術検定(1級・2級 第一次検定・第二次検定)」も併せて確認しておきましょう。

※払い込み期限はいずれも令和8年3月13日(金)となります。

手数料① 建設機械施工管理技士1級

第一次検定は、一律19,700円です。
第二次検定は「1種受験:44,500円」「2種受験:57,300円」「2種別免除:31,700円」となっており、科目免除の有無によって、受検手数料が異なります。

手数料② 建設機械施工管理技士2級

1つの種別を受験する場合は、第一次検定:19,700円、第二次検定:40,800円です。
2つの種別を受験する場合は、第一次検定:39,400円、第二次検定:81,600円です。

願書の購入方法

建設機械施工管理技術検定1級および2級の第二次検定を受検する際には、「受検の手引・申込用紙」の購入が必要です。

販売窓口、もしくは郵送のいずれかの方法で購入してください。
「受検の手引・申込用紙」の料金は、購入方法や等級によって異なります。

窓口・郵送販売の料金は 1部 1,000円 (送料別)です。

「受検の手引・申込用紙」の取扱窓口情報については、一般社団法人日本建設機械施工協会のWebサイトやポスターなどでご確認ください。

なお、第一次検定および第二次検定を再受検する場合は、インターネット申し込みとなるため、上記の購入は不要です。

受験資格

建設機械施工管理技術検定には、受験資格があります。

2級の受験資格

2級の第一次検定は、満17歳以上であれば、誰でも受検可能です。
学歴や実務経験などは問われません。

ただし、2級の第二次検定は実務経験がないと受検できません。
受験資格が得られる実務経験年数は、学歴や経験によって異なります。
たとえば、指定学科の大学卒業者は1年以上の実務経験、指定学科以外の高卒者は4年6月以上の実務経験が必要です。

1級の受験資格

1級の第一次検定や第二次検定でも、受験資格として実務経験が設けられています。
実務経験年数が少しでも足りない場合は、受検できませんので注意しましょう。
実務経験年数などの受験資格については、一般社団法人日本建設機械施工協会のWebサイトでご確認ください。

受験資格の改訂について

2024(令和6)年度より、施工管理技士の受験資格は改訂されています。
特徴としては、一次・二次でそれぞれ受験資格が異なる点です。
但し、以前の受験資格でも受験は可能です。

第一次検定の新受験資格

  • 1級:受験年度において満19歳以上であれば受験可能。
  • 2級:満17歳以上であれば受験可能。

第二次検定の新受験資格

  • 1級:令和3年度以降の1級 第一次検定合格者
     ・合格後5年以上の実務経験年数
     ・合格後 特定実務経験1年以上を含む3年以上の実務経験年数
     ・合格後 監理技術者補佐としての1年以上の実務経験年数
  • 2級:第二次検定(旧実地試験含む)に合格した後、1級 第一次検定に合格した者(1級 第一次検定受検予定者を含む)
     ・2級合格後 5年以上の実務経験年数
     ・2級合格後 特定実務経験1年以上を含む3年以上の実務経験年数

資格取得の難易度や取得までの流れ

最後に、建設機械施工管理技士の合格率や資格の流れについてご紹介します。

建設機械施工管理技士の合格率

建設機械施工管理技士の合格率

建設機械施工管理技術検定の合格率は以下の通りです。

1級建設機械施工管理 合格率

第一次検定

令和7年
(2025年)
22.5% (受験者数:2,333人、合格者数:526人)
令和6年
(2024年)
27.8% (受験者数:2,777人、合格者数:773人)

第二次検定

令和7年
(2025年)
57.6% (受験者数:568人、合格者数:327人)
令和6年
(2024年)
48.4% (受験者数:343人、合格者数:166人)

2級建設機械施工管理 合格率

第一次検定

令和7年
(2025年)
44.9% (受験者数:4,991人、合格者数:2,241人)
令和6年
(2024年)
41.2% (受験者数:6,950人、合格者数:2,862人)

第二次検定

令和7年
(2025年)
50.3% (受験者数:2,159人、合格者数:1,086人)
令和6年
(2024年)
51.3% (受験者数:1,045人、合格者数:536人)

資格取得の難易度

2級の第一次検定の合格率は50%近くあり、第二次検定では、合格率がさらに高くなっています。約半数が合格していることから、比較的習得しやすい国家資格といえます。
ただし、受験種別によっては、20%ほどしかなく、難易度が高くなっているため、注意が必要です。

1級では、第一次検定の合格率が約20%とかなり低い水準となっています。
「土木工学」、「建設機械原動機」、「法規」などの専門知識が問われる上に、記述式試験もありますので、しっかりと勉強しておきましょう。

資格取得までの流れ

建設機械施工管理技士を取得する方法としては、「指定学科のある学校を卒業する」、「指定学科以外の学校を卒業する」、「企業で実務経験を積む」などいろいろなルートがあります。

1級では、「指導監督的実務経験」、「専任の主任技術者の実務経験」、「専任の監理技術者の指導のもとにおける実務経験」などの受検資格も満たさなくてはなりません。
実務経験年数については、細かい規定がありますので、受検前に調べておきましょう。

まずは、満17歳以上なら誰でも受検可能な2級第一次検定からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
一般社団法人日本建設機械施工協会や販売窓口から、申込用紙を購入して、建設機械施工管理技術検定に臨んでください。

建設機械施工管理技士に関するよくある質問

資格を取得するとどんなメリットがありますか?

建設機械施工管理技士を取得すると以下のようなメリットがあります。

  • 大型案件での施工管理に携われるようになる
  • 資格手当や昇進の対象になることが多い
  • 他の土木系資格との相乗効果でキャリアの幅が広がる
  • 元請・公共事業案件では有資格者配置が必須となるケースも
資格更新の必要はありますか?

建設機械施工管理技士には更新制度はありません。一度取得すれば有効期限なしで保持できます。ただし、現場での活用においては継続的なスキルアップや安全教育の受講が推奨されます。

建設機械施工管理技士の仕事はどのようなものですか?

建設現場での重機作業全般に関する施工計画の立案、進捗管理、安全管理、品質管理などが主な業務です。機械を効率的に運用しながら、安全で無駄のない施工を実現するのが役割です。

女性や未経験者でも取得できますか?

実務経験があれば性別や年齢に関係なく取得可能です。建設業界では女性技術者の活躍も推進されており、建設機械に関する知識や技能を持つことで、多様な働き方が可能になります。

まとめ

ここまで、建設機械施工管理技士の仕事内容、資格取得のメリット、試験概要などについてお伝えしてきました。
建設機械施工管理技士は、建設工事現場に欠かせない国家資格です。
実務経験が必要なため、資格取得までに時間がかかりますが、合格後は建設機械のスペシャリストとして活躍できます。
資格保有者は、転職活動の際に有利になることや社会保険労務士の受験資格が得られるといったメリットもあります。
ブルドーザーや油圧ショベルなどの建設機械に関わる仕事に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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