積算ソフトおすすめ14選!無料ソフトと選び方を解説

積算ソフトおすすめ14選!建築向け/無料のソフトと選び方を解説!

時間削減・利益UP・情報共有ができる

建築業の見積業務がラクになる!一元管理システムならアイピア

アイピアは建築業に特化したシステムであり、見積管理をはじめ工事に関するあらゆる情報を一括で管理できます。さらにアイピアはクラウドシステム。外出先からでもデータを確認できます。

積算ソフトには多くの種類があり、それぞれ多彩な機能を備えています。しかし、機能が豊富である一方で、導入や維持に高額な費用がかかるものもあります。

自社に最適な積算ソフトを選ぶためには、まずどのような機能が必要かを把握し、無料ソフトや無料試用版を試してみることをおすすめします。

この記事では、建築業向けのおすすめ積算ソフト14選をご紹介します。
選ぶ際のポイントや導入のメリットについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

積算ソフトとは

積算ソフトとは

積算ソフトは、建設プロジェクトの見積もりや予算管理、原価計算を効率化するためのツールです。
2024年から建設業界にも時間外労働の上限規制が適用されているため、業務を効率化して労働時間の短縮に取り組む事業者が増え、それに伴い積算ソフトの導入も増加しています。

そもそも積算とは、工事の依頼があった場合に、施工契約書・設計図・仕様書などから材料や数量を算出し、費用を計算することです。

精度の高い積算を行うためには、高い専門知識が必要で、建築資材の種類、工事の工法、業界の専門用語などを理解しておく必要があります。

そこで積算ソフトを使うことで、専門知識を活用して資材や工程、工法の種類や単価などを正確に計算できるため、業務が効率的に進むでしょう。

具体的に、積算ソフトは次のような見積作業をサポートできます。

  • 設計図や仕様書から、工事に必要な材料の数量を拾い出す
  • 材料の価格を記録し、数量と価格を掛けて費用を算出する
  • 積算に利益を乗せて見積もりを作成する

工事の規模が大きくなるほど計算が複雑になるため、簡単に計算できるように、現在では積算ソフトが広く使われています。

また、積算ソフトには多くの種類があり、他のシステムと連携できるものや、工事積算、躯体積算、足場積算が可能なものなど、さまざまな機能で見積作業をサポートしてくれます。

一方で、自社の工事に適していないソフトを導入すると、かえって業務効率が下がり、新たに別のソフトを購入し直す必要が生じることもあります。

自社に必要な機能が備わっているかを確認して、自社に合った積算ソフトを導入することが大切です。

厚生労働省『建設業時間外労働の上限規制わかりりやすい解説』

積算ソフト導入のメリット7選

積算ソフトを導入することで、建設業務の効率化と精度向上が期待できます。
ここでは、具体的なメリットを7つ紹介します。

  1. 入力作業の簡略化
  2. 人為的なミスの削減
  3. 原価や利益・見積額の正確な把握
  4. 過去のデータの呼び出しや管理や分析が可能
  5. どこからでもアクセス可能
  6. サポートを受けられる
  7. 積算システムと他のシステムを連携できる

一つずつ解説していきますので、効率的かつ正確な積算業務を実現するために、ぜひ参考にしてください。

入力作業の簡略化

積算システムは、入力作業が簡素化できるため、担当者の入力負担を軽減します。

建築工事では、それぞれの工事内容が異なっていても、入力項目が重複することがよくあります。
特に、躯体工事や内装工事では、共通の内容を何度も入力するのは時間がかかります。

積算ソフトには、共通する入力項目を事前に設定し、自動で入力できる機能を備えたものもあります。

  • 躯体工事  柱のサイズ・構造部材の単価
  • 内装工事  壁紙の単価・床材の単価

このように設定することで、積算の時間を短縮することができます。

また、図面から必要な情報を抽出する機能があれば、単価を登録して組み合わせて入力することができ、さらに手間を省くことができます。

人為的なミスの削減

積算を自動化することで、入力ミスや計算ミスを防ぐことができます。

積算業務では、ミスをすると得られるはずの利益が失われる可能性があるため、正確な作業が求められます。

さらに、積算ソフトによっては、記入漏れや計算漏れも見つけやすくなるため、見落としの可能性も減らすことができます。

手作業では計算漏れや計算間違いといったミスが起こりやすくなりますが、積算ソフトを使えば、こうした人為的ミスを減らすことができるのも大きなメリットです。

原価や利益・見積額の正確な把握

利益率を事前に設定しておけば、原価を入力するだけで見積額を算出することができます。

さらに、現場ごとの利益率や工事項目ごとの利益率も正確に把握できます。

また、担当者が複数いる場合でも、単価情報を一元管理できるため、会社全体の原価管理と収益管理を統合することが可能です。

過去のデータの呼び出しや管理や分析が可能

積算ソフトには過去の積算データが蓄積されており、簡単に呼び出して管理や分析ができます

この機能により、過去のデータを別の現場の積算にも活用でき、データを探す手間が省けます。

さらに、年間の集計や担当者別の集計も簡単に確認できます。
発注や請求ソフトと連携できる積算ソフトを使用すれば、入力したデータを基に登録済みの施工業者へ発注することも可能です。

積算ソフトを使うと、過去の積算情報をまとめて管理できるというのも、メリットです

どこからでもアクセス可能

積算ソフトの中には、スマホやタブレットPCからデータを入力できるクラウド対応型のソフトもあります。

インターネットに接続できれば、どこからでもデータ入力が可能です。
これにより、手作業での積算に伴う移動や印刷の手間が省けます。

ネットがあれば、会社にいなくても業務を進められますし、現場でも内容を確認できるので、非常に便利です。

サポートを受けられる

サポート体制がしっかりと整ってるメーカーが多いので、社員のパソコンスキルに関係なく積算ソフトを活用できます。

マニュアルを熟読しても、実際に操作してみると必ず疑問点が出てきます。

その際は、カスタマーサポート窓口が対応してくれるので、電話で問い合わせると、操作方法を教えてもらえたり、遠隔操作でサポートしてもらうこともできます。
積算ソフトの使い方で困ったことがあっても、すぐに解決できるでしょう。

パソコンに不慣れな社員が多いなど、不安がある場合は、ソフトを導入する前にサポート内容を事前に確認することも大切です。

積算システムと他のシステムを連携できる

ソフトによっては、工事原価システムや仕上積算ソフトなど、さまざまなソフトと連携できるものもあります。

他システムと連携すれば、別のシステムに再度数量などを入力する手間もなくて便利です。

特に、発注や請求ソフトと連携すれば、積算と一緒に発注や請求もできます。
発注や請求の時に、別のシステムに再度数量などを入力する必要がなく、作業の効率化が図れるでしょう。

標準機能では連携できない場合でも、追加費用がかかるかもしれませんが、カスタマイズで対応可能なこともあります。

積算ソフトの選び方とポイントは

積算ソフトを導入することで、大きなメリットが得られます。
では、どのようなソフトを導入すれば、これらのメリットを受けられるのでしょうか。

ここでは、積算ソフトを選ぶ際のポイントを4つご紹介します。

階層に対応している

積算ソフト 選び方のポイント 階層に対応している
小工事の場合は「1式」として簡単に算出できますが、複合工事では工事場所や業種別に階層で算出する必要があります。

そのため、建築業向けの積算ソフトは階層ごとに算出できるものが便利です。

階層対応がオプション(追加費用が必要)となっている積算ソフトもありますが、最初から階層対応しているソフトを選ぶことをおすすめします。

入力がしやすい

積算ソフトを導入しても、入力が難しかったり使いにくかったりすると、作業効率が下がってしまいます。

分かりやすいレイアウトで、入力しているうちに作業が終わってしまうようなソフトが理想です。
最初に情報を登録しておけば、ワンクリックで作成できたり、過去のデータから入力できるソフトもあります。

機能面よりも、入力のしやすさに重点を置いてソフトを選ぶのも一つの方法です。

サポート体制が充実している

サポート体制が充実しているかどうかも、重要なポイントです。

どんなに使いやすい積算ソフトでも、積算業務には専門的な知識が必要なので、導入直後にすぐ操作を覚えるのは難しいことが多いです。
操作方法がわからなければ、積算ソフトを導入しても意味がありません。

サポートが充実しているメーカーのソフトなら、慣れない作業でも安心して進められます。
導入予定のソフトに対応窓口があるか、遠隔操作や迅速な対応が可能かどうかを確認して選びましょう。

他のシステムと連携できる

ソフトによっては、工事原価システムや仕上積算ソフトなど、さまざまなソフトと連携できるものもあります。

例えば、発注や請求のシステムと連携できれば、一元管理が可能になり、作業効率がさらに向上するでしょう。

【比較表あり】おすすめ積算ソフト一覧!無料ソフトも紹介

建築業向けの積算ソフトにはさまざまな種類がありますが、自社の工事に適したソフトを選ぶことが大切です。

積算ソフトは多くの製品があるため、どれを使えばよいのか悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか。

そこで、おすすめの積算ソフト14選を、いくつかのポイントで比較して、一覧表にまとめました。

積算ソフト比較表

積算ソフトにはさまざまな仕様や用途があり、ここでは無料のシステムやエクセルベースのソフトを多く取り上げます。

フリーソフトは無料で使えますが、有料ソフトにも多くの場合、試用期間があります。
その無料期間を利用して、使いやすさを実際に試し、積算ソフトの機能や利便性を確認しましょう。

まずは、おすすめの積算ソフトを4つのポイントに分けて紹介します。

【積算ソフト】クラウド型 一元管理のおすすめソフト

ではまず、おすすめの一元管理ソフトをご紹介します。
※一元管理ソフトとは、ビジネス全体の情報やプロセスを一つのシステムで管理するソフトウェアです。

建築企業の業務を効率化するためには、クラウド型の一元管理ソフトをおすすめします。

クラウド型ソフトを使えば、見積書をそのまま発注書として利用でき、工事管理もスムーズに行えます。

さらに、社内の状況をリアルタイムで把握できるため、迅速な経営判断が可能となり、利益の増加も期待できます。

建築業務向け管理システム アイピア

積算は、利益確保や受注につなげる見積書を作成するために、非常に重要な作業です。
しかし、何度も同じ情報を入力したり、原価や見積などの情報を集約したりする必要があり、エクセルで行うには手間と時間がかかります。

そこで、積算も見積作成も短時間でできる『建築業務向け管理システム アイピア』をご紹介します。

  • 様々な見積に対応できる(5階層まで対応)
  • 過去の見積を取り込める
  • エクセルの見積もりをコピー&ペーストできる
  • 社内で単価を統一化できる(テンプレート化)
  • 外出先でも見積のチェックができる(クラウド上で見積の申請・承認)
  • 作成した見積書をエクセルでダウンロードができる
環境クラウドシステム
価格 ライト:10,000円/月額
ベーシック:20,000円/月額
プロフェッショナル:30,000円/月額
機能 顧客管理、見積作成、発注書作成、工程管理、原価管理、勤怠管理など建築業務に必要な機能をまとめて搭載
カスタマイズ性 ・見積書、請負契約書、集計表などの書類は、お客様のご希望に合わせて作成できます。
例えば、ロゴや会社名などを挿入したり、項目を追加したり、レイアウトを変更したりすることができます。
サポート体制 メールサポート、電話サポート、リモートサポート(ZOOM)

原価管理システム どっと原価3

「どっと原価3」は、建設ドットウェブが提供する原価管理システムです。

株式会社建設ドットウェブの調査によると、このシステムを使うことで作業時間を80%、業務ステップ数を70%削減できるため、生産性が大幅に向上することがわかっています。

インストール台数が無制限で、必要な機能だけを選択して利用できるため、コストパフォーマンスが高いのも特徴です。

6階層まで対応した見積作成のほか、予算管理、発注管理、原価集計、支払管理、勤怠連動などの機能を搭載しています。

工事進行基準に対応した進行率による収支管理や、出来高査定報告書の作成など、豊富な機能もそろっています。

  • オプション選択式で企業ごとに最適な構成ができます。
  • 外部ソフトと連携が可能です。
  • 6階層までに対応した見積書作成が可能です
  • エクセルデータなどを読込み見積書を作成できます。
環境クラウドシステム
価格 どっと原価3(ライト):13,000円/月額~
どっと原価3(スタンダード):23,000円/月額~
機能 見積作成、受注管理、予算管理、発注管理、支払処理、会計連携、手形・小切手発行など建築業務に必要な機能をまとめて搭載
カスタマイズ性 ・帳票のカスタマイズが可能です。
従来のフォーマットをそのままにすることができます。
サポート体制 ・メールサポート、電話サポート、リモートサポート(ZOOM)
・導入前~導入後まで専任担当者が丁寧にサポート
・導入支援サポートメニュー(有償)

【積算ソフト】図面拾い出しの無料ソフト

次に、おすすめの図面拾い出し無料ソフトをご紹介します。
建設工事では、図面を基に必要な材料の数量や職人の作業量を算出する作業を「拾い出し」と呼びます。

拾い出しは材料の発注や見積書の作成に欠かせない重要な作業ですが、ミスが発生しやすいという課題があります。
しかし、拾い出しソフトを使うことで、作業の効率化が図れ、データ管理も簡単になります。

エクセル積算ソフト

「エクセル積算ソフト」は、工事の種類や部屋別、シート別の集計に対応している積算ソフトです。

拾い出しの後で見積書を作成する時間を省略でき、さらに、すべての計算が自動化されているため、電卓を使う必要もありません。

見積書との連動もできるため、使い勝手の良い、人気の積算ソフトです。

なお、工種や部屋別、シート別など、24種類以上の見積書を作成できますが、試用期間や回数には制限があり、それを超えると追加料金がかかります。

  • 拾い出しから見積書作成にかかる時間を1/2から1/3にカット
  • すべて自動計算のため拾い出しを電卓で行う必要がなくなる
  • マスタ機能搭載により入力する手間を短縮
  • 工種別・部屋別・シート別など24パターン以上の見積書を作成・変更できる

※試用期間:30日間、試用制限:部屋機能は10回、集計機能は5回まで。
それ以降は利用料金(シェアウェア:5,000円)がかかるので注意が必要です。

種別シェアウェア
環境ダウンロード型
価格5,000円(試用期間は30日間)
機能 図面から数量を自動計算で拾い出すことができる

躯体積算シート

「躯体積算シート」は、建築積算や屋根積算、外壁積算から住宅積算に至るまで、さまざまな積算に対応しているというメリットがあります。

一方、自動の拾い出し機能がないので、拾い出し作業は手作業で行わなければなりません。
そのため、使用の際には基本的な積算の知識は必要です。

また、体験版では50行までしか使えませんので、それ以上の利用は有料になります。

  • 手拾い(躯体積算シートと雑シート)をアレンジしたエクセルのワークシート
  • 試用期間はワークシートの枚数制限あり、シェアウェア版は2,500円で購入可能
種別シェアウェア
環境ダウンロード型
価格2,500円(試用期間あり※制限付き)
機能 Excel上(躯体積算シートと雑シートをアレンジしたもの)で拾い出しと集計を行える

汎用積算システム by エクセル

「汎用積算システム by エクセル」は、拾い出し作業自体が手作業に近い感覚で積算を行えます。

汎用的な建築積算システムになっており、非常に使いやすいのが特徴です。

建築積算やサイディング積算なども可能で、ほとんどの材料を取り扱うことができます。

ただし、体験版では50行までしか利用できず、制限を解除すると追加費用がかかるので、ご注意ください。

  • 手拾いに近い形式で、なんでも拾うことができる汎用的な積算システム
  • 名称1~名称3、材料①~材料⑤の項目が編集可能

※体験版は50行までです。シェアウェア版(使用制限解除)は3,000円で購入可能。

種別シェアウェア
環境ダウンロード型
価格3,000円(体験版あり※制限付き)
機能 手拾いに近い形式で、拾い書から集計表まで自動作成できる

エクセル 公共建築工事共通費 (建築工事)

28年度12月改定の「公共建築工事共通費(建築工事)」を自動で計算する無料積算ソフトです。

基本事項を入力するだけで、複雑な計算を行えます。

ただし、「公共建築工事共通費積算基準」は2023年3月に改定され、同年4月以降の工事には改定後の基準が適用されるので注意が必要です。

  • 公共建設工事の共通費を算出する数式を入れたエクセルシート
  • データ入力欄に金額を入力し、現場の施工条件を入力すると自動計算で積算を行うことができる
  • 使用制限がなく無料で使用できるが、動作確認はExcel2003~2016までしか行われていない
国土交通省『公共建築工事共通費積算基準』
種別フリーソフト(無料)
環境ダウンロード型
価格無料
機能 Excelを用いて、基本事項を入力するだけで、公共建築工事共通費(建築工事)を自動で計算できる

【積算ソフト】内装積算の無料積算ソフト

続いて、内装積算で使えるおすすめの無料積算ソフトを紹介します。

意匠積算システム byエクセルV1

「意匠積算システム byエクセルV1」は、建築見積や概算工事費の計算などにおすすめです。

手拾いに近い形式で拾い出しができ、違和感なく始められます。システムのルールを最小限に抑えて汎用性を高めています。

建築見積、図面拾い出し、土木積算、電気工事積算、概算工事費に対応しています。

体験版は50行まで使用できるので、まずは試してみると良いでしょう。

  • 手拾いに近い形式で、違和感なく始められる
  • システムのルールがほとんどないため、汎用性の高い積算システム
  • 思い通りのまとめ方が可能

※体験版は50行まで、シェアウェア版をご利用の方は15,000円で購入可能です。

種別シェアウェア
環境ダウンロード型
価格15,000円(体験版あり※制限付き)
機能 手拾いに近い形式で内外部・建具の積算ができる

積算助っ人

「積算助っ人」は、手拾い、ワープロ感覚で、計算式の入力ができる無料積算ソフトです。

Wordのように使いやすく、画面も見やすいので、パソコンに詳しくない社員でも簡単に使いこなせるでしょう。

グループで積算項目区分を登録できるので、さまざまな種類の建築計算に対応できます。
さらに、単価データを簡単に登録・変更できるため、無料でありながら優れた積算ソフトといえます。

  • グループごとに区別できるため、幅広い建築積算に対応
  • ツリービュー表示により積算項目の移動が手軽
  • 材料データからの入力・登録により作業の時間短縮
  • 見積助っ人の材料データをインポートして利用可能

※動作にはAccess2002またはそのランタイムが必要

種別フリーソフト(無料)
環境ダウンロード型
価格無料
機能 自分で計算式を入力し、グループ別、材料別、クロス集計表などさまざまな形でデータの出力ができる

KENSEKI

「KENSEKI」は、内装工事積算用のフリーソフトです。

床・腰壁・壁・天井・巾木・回縁等の数量を算出できます。
60の室数、60種までの床・壁・天井等の仕上げ材をそれぞれ登録できます。

大規模建築にも対応し、一度作成した積算を再利用することができ、設計変更による再計算も容易です。

また、必要な部屋のみを抽出して計算することもできます。

  • 木造住宅の内装工事における積算向け
  • データ入力が簡単にでき、平面に凹凸のある部屋を3ブロックまで一室として入力可能
  • 設計変更の再計算も簡単にでき、必要な部屋のみを抽出した計算が可能
種別フリーソフト(無料)
環境ダウンロード型
価格無料
機能 建築物の内装工事積算用で、床、腰壁、壁、天井、巾木、回縁等の数量を算出できる

木造住宅 積算・見積作成シート

「木造住宅 積算・見積作成シート」では、工事や資材の単価を実行単価と営業単価に分けて設定ができます。
補足設定シートがあり、カスタマイズも可能です。

また、壁量や壁配置の検討、すべての柱のN値計算法による仕口金物の選定を素早く一括で行えます。

  • エクセルで作成しているため、カスタマイズが簡単に行える
  • 正式見積から実行予算への移行を考慮した原価管理重点型
  • 実行単価と営業単価を分けて設定できる
種別フリーソフト(無料)
環境ダウンロード型
価格無料
機能 木造住宅 積算・見積作成シートで工事・資材単価設定を実行単価と営業単価に分けて設定ができる

超早 木造住宅 積算・見積作成シート V4

「超早 木造住宅 積算・見積作成シート V4」は、木造住宅の積算・見積作成シートです。

工事や資材の単価を実行単価と営業単価に分けて設定でき、最初のページには補足設定シートもあります。

壁量や壁配置の検討、すべての柱のN値計算法による仕口金物の選定が可能です。

建築見積、土木積算、電気工事積算、概算工事費などの積算におすすめで、図面拾い出しの作業を必要としない営業担当者向けのツールです。

  • 木造住宅の概算工事見積に特化した、積算・見積書作成の支援シート
  • 積算の経験が少なくても、短時間かつ簡単に概算金額を把握することができる
  • 工事明細内訳書が同時に作成されるため、工事の数量を入力終了後に調整可能
  • 入力時間を短縮する超早入力シートを付加
種別フリーソフト(無料)
環境ダウンロード型
価格無料
機能 数量の拾いだしを必要とせず、概算積算入力表を大幅に簡素化した入力シート

【積算ソフト】見積書無料ソフト

 
次に、見積書作成時におすすめの建築見積書無料ソフトをご紹介します。

ざっくり建築費見積りくん

「ざっくり建築費見積りくん」は、木造住宅の概算見積りを算出でき、スピーディに概算を出せます。

木造住宅の概算見積を、「坪単価x坪数=いくら」で計算するよりも高い精度で計算します。
実際に詳細な見積をしたデータを用いれば、概算見積の精度を高くすることが可能です。

入力項目に制限がありますが、体験版もあるため、無料で試すこともできます。

  • 「坪単価×坪数=いくら」で生じる誤差や項目があいまいになってしまうことを防ぐ
  • スピーディーかつ精度の高い概算見積が可能

※体験版では一部入力項目に制限あり、シェアウェア版は1,200円で購入可能です。

種別シェアウェア
環境ダウンロード型
価格1,200円
機能 金額に含まれる内容を把握して、坪単価よりも少しだけ精度が高い概算見積りをおこなえるツール

PARACIMA Light レンタルバージョン

「PARACIMA Light レンタルバージョン」は、住宅用の建築見積と実行予算書が簡単操作で作成できます。

住宅用の見積を専門とし、マスターも組み込まれています。
作成した仕上表に基本数量を登録するだけで、自動積算が可能です。

  • 住宅プレゼンCADソフト「Walk in home」と連動可能
  • 「Walk in home」から出力した積算数量を取り込むことが可能
  • マスター・テンプレート等で見積書・実行予算書の迅速な作成
  • データーベースでの管理による営業中の見積もりを確認

※体験版は31日間、通常運用はスタンドアロン型またはクラウド型。
レンタルの場合は6,600円/月額、シェアウェア版は330,000円です。

種別シェアウェア
環境ダウンロード型
価格通常版33,000円・レンタル版6,600円/月額(体験版は31日間)
機能 見積書をデーターベースで管理でき、見積書・実行予算書をマスター・テンプレート等からすばやく作成できる

建築業見積書作成「みつもり~な」体験版(令和対応)

「建築業見積書作成「みつもり〜な」体験版(令和対応)」は、建築総合3次元CADのSPACEホームと連動ができます。

多種多様な単価表の呼び出しが可能で、用途に合った見積書の作成ができます。
建築業向け見積書・実行予算書作成と見積書をそのまま請求書として印刷する機能もあります。

  • 見積書・実行予算書をそのまま請求書として印刷(有料の場合)
  • 階層ナビで表示階層や各明細の関係が一目でわかる
  • 100種類までの単価表の呼び出しに加え、ひな形ファイルとしても利用可能
種別フリーソフト(無料)
環境ダウンロード型
価格無料
機能 建築業向け見積書・実行予算書作成と見積書をそのまま請求書として印刷できる(インボイス制度対応)

積算ソフトに関するよくある質問を紹介!

積算ソフトの導入を検討している場合、機能やメリットについてもっと知りたい方も多いでしょう。

そこで、建築業向け積算ソフトの特徴や必要性、おすすめのソフト、無料で使えるかどうかなどのよくある質問を紹介します。

積算ソフトを導入しようと考えている方や、より良いソフトを探している方はぜひ参考にしてください。

建築業向けの積算ソフトの特徴は?

建築業界向けの積算ソフトは、複雑な計算を自動化し、建設プロジェクトの見積もりや予算管理、原価計算を効率化するためのツールです。

材料のコストや労働時間を正確に算出できるため、余分な発注を避けて予算超過を防ぎます。

また、提案書や見積もりの作成時間が大幅に短縮され、現場監督や積算担当者の負担が軽減されます。

積算ソフトが必要な理由は?

積算ソフトが必要な理由は、建築業務における効率化と正確さを向上させるためです。

手作業での積算では時間がかかり、誤差が生じる可能性がありますが、積算ソフトを使用することで作業時間を短縮し、正確な見積もりを実現できます

最初に積算ソフトを使い、その後、手作業でより具体的な条件を加える方法もあります。

積算ソフトは年々精度が向上しており、コスト管理や業務効率化、クラウド型の利便性など、さまざまな機能があります。

これらの理由から、積算ソフトは建築業界では不可欠なツールとなっています。

建築の積算ソフトの厳選3選は?

おすすめの建築見積ソフトを3つ厳選してご紹介します。

  • アイピア  必要な機能が一つに集約
  • KENSEKI  内装工事積算が可能なフリーソフト
  • エクセル積算ソフト  図面から数量を拾い出すことができる

アイピアは建設業務に必要な機能をほとんど備えており、積算から見積までの業務を迅速に行えます
工事ごとの積算が可能で、検索機能も充実しており、必要な情報や過去のデータも簡単に見つけられます。
また、原価管理や請求書発行、入金管理も可能で、会社全体の利益管理をスムーズに進めることができます。

KENSEKIは、建築内装工事用のフリーソフトです。
室数が60室、仕上げ材がそれぞれ60種の登録が可能なため、大規模工事にも対応できます。

Excel積算ソフトは、Excelを使って図面上から数量を拾い出し、見積書を作成できます。
拾い出しの作業はすべて自動計算で行われるため、電卓を使う必要がありません。
30日間の無料お試し期間があるので、使い勝手が良ければその後も有料で継続して使用できます。

積算ソフトは無料で使える?

積算ソフトには無料で使える便利なものがたくさんあります。

しかし、フリーソフトには、いくつかの制限があり、使用期間や回数に制限があったり、機能が限られていることも多いです。

また、他のシステムやソフトと連携できず、自社の既存データを取り込めないこともよくあります。

そのため、フリーソフトを使うときは、業務の一部を補助する目的で使うか、試しに使ってみて問題がなければ有料版に移行する、という使い方が良いでしょう。

積算の効率化なら『建築業向け管理システム アイピア』

積算ソフト アイピア

管理システムでは、積算、見積作成を簡単に行うことができます。
下記は弊社が提供している『建築業務向け管理システム アイピア』です。

多階層見積に対応しており、過去の見積を再利用できたり、エクセルの情報をコピーして貼り付けることができたりするなど、積算から見積までの業務を効率的に進めることができます。
また、外出先など場所を選ばずクラウド上から見積作成することが可能です。

アイピアでは顧客管理、見積作成、入金管理、工程管理、労務費管理など様々な情報を一元管理できます。
業務効率化を検討している方は是非一度ご覧ください。

無料体験デモも用意しています。
詳しくは、以下のボタンをクリックしてご確認ください。

まとめ

積算ソフトは、個人向けのもの、中小規模の業者向けから大手ゼネコンまで、ソフト、エクセルテンプレートなど様々な種類があります。
費用もフリーソフト(無料)があれば有料のソフトもあり、機能についても種類が多くあります。

そして、積算ソフトは継続的に使えば使うほどデータが豊富になり、よりスムーズに業務が行えるようになります。
受注案件が増えその分人員も増えれば、効率も上がって行きます。

現在の自社の状態に合わせるのではなく、将来を見据えて、充実した機能やコストパフォーマンスなどを比較検討して導入することをおすすめします。

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建築業向け管理システム
Aippear(アイピア)

アイピアを紹介するロボのイラスト

この記事の編集者

side bnr

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