eYACHO(イーヤチョウ)とは?特徴や機能をご紹介

eYACHO(イーヤチョウ)とは?特徴や機能をご紹介

建設・土木現場などで活用されている野帳のデジタル版として販売されているのがeYACHO(イーヤチョウ)と呼ばれる施工管理業務支援アプリです。
これから現場での管理のデジタル化を検討している方のために、今回はこのeYACHOの特徴や機能、またどのくらいの費用がかかるのかについて詳しく解説してまいります。

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eYACHO(イーヤチョウ)とは

eYACHOは、工事現場で使用されている野帳をデジタル化した工事現場における施工管理業務支援アプリです。

iPadなどのタブレット端末にアプリをインストールし、タッチペンを併用して使うことで紙ベースの野帳へ記帳するのと同じような感覚で利用することができるようになっています。

運営会社について

eYACHOは、株式会社大林組と株式会社MetaMoJiの共同開発されたアプリです。
運営会社は、株式会社MetaMoJiと呼ばれる会社で、モバイルアプリケーションを中心としてあらゆるプロダクトを開発、提供している会社になります。

2009年12月に創業された会社であり、2011年にiPad、iPhone用の手書き文字編案機能mazec付きのメモアプリを開発・リリースされました。
東京都港区六本木に本社を構えており、徳島県に徳島支社、大阪と福岡に営業所があります。

株式会社 MetaMoJi:会社概要

eYACHO(イーヤチョウ)の特徴・機能

ではここで、eYACHOの特徴や機能について、具体的にご紹介していきます。

eYACHO(イーヤチョウ)の特徴

eYACHOには以下のような2つの特徴を持っています。

図面も資料もペーパーレスで一つに集約

eYACHOは、紙ベースの野帳と同じような感覚で、思いのままの手書きでメモを取ることができるようになっています。
クラウド上で図面を登録することができるので、図面を持ち歩く必要もありません。

事前に登録しておいた図面を呼び出して、現場でそのまま確認することができます。
また、安全衛生日誌などといった書類も直接現場で入力ができるので、業務の効率化も図れるのです。

工事写真も撮影可能ですので、カメラや書類、資料持参の必要がなく、アプリ内のデータですべてを一つに集約することができます。

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離れた場所でもリアルタイムな情報共有

図面や設計図などを複数人同時に書き込めるというShare機能が搭載されているのが特徴です。
この機能により、離れた場所にお互いがいても、迅速にチームの情報共有や意思疎通を可能にすることができます。

多種多様な帳票をワープロ感覚で作成

エクセルベースの帳票で入力ができるようになっているため、現場ではワープロ感覚で簡単に帳票を作成することができます。

帰社後に書類の作成を行う必要がなくなり、現場ごとに異なる帳票も現場担当がいつでもサッと変更や作成ができるので、生産性の向上も大いに期待できます。

eYACHO(イーヤチョウ)の機能

eYACHOには、以下のような現場での業務をより効率化できるような機能が満載です。

写真・PDF・録音・動画

アプリ内に取り込んであるPDFデータや写真の上に、そのまま紙の野帳のような感覚で、手書きで自由にメモを書き込むことができます。
また、現場で撮影した写真をそのまま貼り付けることも可能です。

さらに、現場での打ち合わせシーンでも、聞き逃しなどがないようにメモをしながらの同時に録音できる特殊な録音機能が付いているので、メモ忘れなども防ぐことができます。
帰社後に改めて音声を聞き返すことができ、振り返りが確実にできるため便利です。

また、動画をノートに貼り付けることができ、クラウドを介して現場の状況を動画で情報共有できます。

帳票・報告書作成・承認

eYACHOは、安全衛生日誌、現場巡視記録などのような現場ですぐにでも活用できるテンプレートを多数搭載しています。
エクセルなどで作成した帳票のフォーマットをPDFで読み込んで必要となるところだけピックアップし、貼り付けるだけでフォームを作りこむことが可能です。

また、画像AI技術によるより簡単なフォーム作成が可能で、帳票のフォーマット作成の手間が省けます。

日報やパトロール関係などの承認依頼もアプリからできるのです。
承認依頼はプッシュ通知で通知されるため、承認ビューで確認することができ、承認処理をよりスピーディーにできます。

情報共有

eYACHOは、チームを作成することが可能です。
このチーム単位で専用クラウドを介し、自由にデータの共有が図れます。

チーム間では1つのフォルダに対して権限設定もかけることができ、アクセス権に関しても柔軟に対応できるようになっています。
また、社内のみならず、社外の協力会社などへもスムーズにデータ共有できるよう、図面や工芸表などについて情報を教諭できるように協力会社へチームに招待することができるのです。

図面関連

容姿やPDFで読み込んだ図面は縮尺設定ができ、定規機能などを使って現場で作図も行えます。

また、図面に直接ピンを立てることができるため、工事写真などの詳細を記載しているページにリンクできるように設定も可能です。
さらに、ベースのレイヤーに複数のレイヤーを重ねることができるので、それぞれを合わせてシェアノートにすることができます。

工事写真

電子小黒板付の工事写真の撮影ができることや工事写真台帳の作成も可能になっています。

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各種アプリケーション・計測機器連携

BOXやDropboxなどのような各種クラウドストレージからインポートしたり、エクスポートしたり、図面管理アプリと連携することもできます。

また、各種計測機器における測定値をBluetoothを介してeYACHOの帳票へ入力が可能になっています。
現場でそのまま入力できるため、事務所でわざわざ報告書を作成する必要がありません。

その他機能

このほかに、現場で書き込んだメモ、写真をそのままTODOに指定でき、優先順位や担当者、期限を自由に設定でき、作業忘れを防ぐことができます。

また、全文検索機能が搭載されており、文字列検索ができるので、すぐに見たいページを表示することが可能です。

開発ツール・データ連携(オプション)

オプション機能として、業務ごとに必要なフォームやアイテムなどをまとめたツールボックスが作成でき、チームで共有が可能です。
業務の目的に合わせてユーザーインターフェースの構成を変えられることやメニューのカスタマイズもでき、業務に応じて使いやすいように設定することができます。

また、eYACHOの帳票への外部システムからデータを読み込んだり、eYACHOの帳票データで外部システムのデータを追加したり、更新が可能にできるため、業務システムへ組み込みが可能になるでしょう。

  • 施工管理システム

eYACHO(イーヤチョウ)の費用・料金

eYACHOの費用についてご紹介します。

eYACHOの法人製品の場合は、初期導入費として330,000円(税込)1ライセンスにつき年間30,800円になります。
ただし、5ライセンス以上の購入が必要です。

初期導入費はそれなりの金額がかかってしまいますが、まずはお試しされたいという方のために、30日間無料で利用できる体験版が用意されていますので、体験版に申し込まれるのもおすすめです。
体験版は、製品版と同等の機能がすべて利用できるため、実践感覚でお試しができます。

eYACHO(イーヤチョウ)の口コミ

ではここで、eYACHOの口コミを見ていきましょう。

充実した機能で生産性向上

紙の野帳と同じような感覚で書き込みができるだけでなく、報告書などを事務所に戻ってわざわざ作成する必要がなくなりました。
また、承認処理などもスムーズかつ迅速にできるようになることや社内での情報共有も円滑にできるようになったことで、業務の効率化が図れ、生産性が向上しました。

  • 施工管理システム

eYACHO(イーヤチョウ)の導入方法

eYACHOの導入を検討されている方は、メーカーである株式会社MetaMoJiから購入されるか、パートナー販売店経由で購入することが可能です。

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まとめ

eYACHOは、紙ベースの野帳と同様の感覚で施工管理業務ができる画期的なアプリです。
図面や資料、カメラなどもこのアプリとiPadさえあれば不要ですので、荷物にもなりませんし、大変便利です。

遠隔地との情報共有も可能ですので、業務を効率的にこなすことができるようになるでしょう。
施工管理というと現場と事務所の行き来も多く、残業が多くなりがちな仕事ですが、eYACHOを活用することで時短につながります。

ぜひ皆さんも、eYACHOを購入して現場管理の方法を見直してみてはいかがですか。

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AIPPEAR NET 編集部

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