床リフォーム 失敗例とポイント・音鳴りも含めた業者を紹介

【注目】リフォーム・建築工事用語解説シリーズ
アイピアでは、リフォーム等の建築工事で扱う部材・建材を紹介する「用語解説シリーズ」を展開中です。施主さまにとって聞きなれない部材名・建材名のご紹介にぜひご活用ください。
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目次

床の構造

リフォームについて解説する前に床の構造を見てみましょう。

根太(ねだ)・・・床を貼り付ける角材
大引(おおびき)・・・根太を貼り付ける太い角材
床束(ゆかづか)・・・大引を支えている
束石(つかいし)・・・床束の下に敷く石やセメント

なかなか見ることができませんが、これが床下の基礎部分の構造になります。

これらの構造からできた床ですが、もし床に以下のような状況があればリフォームを検討してください。

  • 歩くと沈むようになった
  • 歩くと床がきしんで床鳴りがする
  • 床材が剥がれてきた
  • 日焼けなどで床材に変色や色ムラができた
  • シロアリの被害

あまり状態が進んでしまうと、基礎からのやり直しということにもなりかねません。年数で言えば、5〜10年ほどで専門家に見てもらうのがおすすめです。床材や部屋によっても経年劣化の具合は違いますから、一度見てもらって心づもりをしておくと、いざというときに慌てないで済みます。

リフォームの方法

重ね張り工法(レイヤー工法)

現在使っている床材の上に、新しい床材を貼り付ける工法です。床材をはがして張り替えるとなれば、工期も長くなり費用もかかりますので、生活しながらのリフォームは困難です。重ね張り工法でしたら、解体の必要がないので、1日1部屋施工することも可能になります。

床材や下地があまり劣化していない場合には、はがした床材の処分費もかからないので、重ね張り工法でのリフォームがおすすめです。もちろん費用も安く抑えられます。

張替え工法

今まで使っていた床材をすべてはがし、新しい床材で張り直す工法です。下地の状態の確認して、傷んでいれば補修をしてから床材を貼っていきます。下地の傷み状態から相応しい床材を選ぶことも可能です。

10年以上経過して床材の劣化が進んでいる場合は、下地の確認も含めて張替え工法がおすすめです。重ね張りと違って床の段差を気にする必要もありません。

床の素材とメリット・デメリット

詳しく解説しているサイトはこちらからどうぞ

ここでは簡単に解説しておきます。

フローリング

無垢材(単層)フローリングと複合(複層)フローリングがありますが、一般住宅では複合(複層)フローリングが主流となっています。防音や床暖対応など機能を持たせたフローリングなどがありますが、その分高価になってしまいます。水分に弱いのがデメリットです。

コルク

高い弾力性があり、保温性と遮音効果に優れていますが、耐久性では他の素材に劣ります。

タイル

耐水性に優れタイル自体は汚れが付きにくいのですが、滑りやすく目地に汚れがたまりやすいのがデメリットです。

フロアタイル

汚れや破損の一部をすぐ交換することができるので、メンテナンスが簡単です。比較的効果でクッション性がありません。

カーペット

滑りにくく高級感もありますが、ダニが繁殖しやすく普段の手入れに手間がかかります。

天然繊維の畳は呼吸していますので、快適に過ごすことができます。3〜4年に一度メンテナンスが必要になりますので費用がかかります。

クッションフロア

比較的施工費が安く汚れがつきにくいのが特徴です。ただ熱に弱く家具の重みで跡がつくこともあります。

高級感があり特に夏は涼しく過ごすことができます。固い材質なので、転ぶと怪我をしやすくなります。また冬は足元が冷え、大変高価になります。

ビニル床タイル

水や薬品に強いので普段の手入れが簡単な反面、足元が冷え張り替えるときは、手間とコストがかかるのがデメリットです。

長尺シート

大変耐久性に優れ、メンテナンスもいらない天然素材です。素材そのものが高価で手配や施工もコストがかかります。

失敗例とポイント

グレードの違う床材を使用

例えば同じ家の中でミドルグレードのフローリングとローグレードのフローリングが使われていたとします。生活しているとローグレードのフローリングを歩いたときに不満を感じます。ミドルグレードの床材と歩いた感覚が違うからです。

ところが、全く違う素材を使った場合は気になりません。質感自体が異なるので不満を感じにくくなります。

比較的安価なクッションフロアをあちこちに使い、ここぞというところてま、無垢材や絨毯を使った場合、コスト削減にもなりますので、おすすめの方法です。

部屋や場所に寄って床材を切り替えることで、気持ちを切り替える効果もありますし、生活にメリハリもつけられます。

ペットと床材

ペットを飼っているお宅では傷がつきにくく、汚れも落しやすい素材をおすすめします。比較的高価な無垢材などを使用した場合、傷がどうしても気になります。

他の素材で表面加工がされていて、滑りにくく傷がつきにくい、水拭きできる素材をおすすめください。

畳からフローリングへ

掃除のしやすさ、インテリア性、耐久性を考えるとフローリングのほうが良いように思えますが、畳ならではのメリットもたくさんあります。実際「畳の部屋がなくなって、○○ができなくなった」というお客様が、かなりの確率でいらっしゃいます。

打ち合わせの時に、畳だからできることを再確認することをおすすめします。書道や花道など正座でしなければならないこと、お客様を泊めるなど、畳の和室は多様性があります。

どこまで施工するか

リフォームのほとんどが家の一部分だけを工事する、「部分リフォーム」です。ここで問題になるのが「どこまでやるか」ということです。床のリフォームの場合、一緒にやった方がいい項目のトップ2が床下の湿気対策と床暖房です。

打ち合わせの下見の時に、床下点検も一緒に行い、床下換気が必要かについて検討をおすすめします。将来的に床暖房の導入も検討している場合は、床暖房に対応できる床材を選ぶ必要があります。

予算によっては、段階を追ってリフォームをすることも選択肢のひとつとなります。

高さが変わった

今までの床の痛みが少なければ、レイヤー工法でその上に重ねてフローリング材を貼ることもできます。工期も短く、費用もあまりかからないメリットがありますが、フローリング材を重ねた分、床が高くなってしまいます。

通常のフローリング材は12~15mm程度の厚さがあります。1~2cm違うだけでも、色々なところに影響が現れます。

  • キッチンのシンクの高さが低くなる
  • ドアが閉まらなくなる
  • 段差ができる
    などがすぐ考えられる影響です。

お年寄りがいる場合は、段差があるとつまづきやすくなり、転倒リスクが上がってします。また他の床をリフォームする場合、高い方に合わせることが多いので、将来的な家づくりに影響が出ます。

床の重ね張りは、将来的なリフォーム計画を立てた上で、行うことをおすすめください。ただし、重ね張り用の比較的薄い(3mm~6mm)のフローリング材を使用した場合は影響が少なくなります。

格安で施工

一般的な住宅に使用されるフローリングは複合フローリングと呼ばれています。何枚もの板を重ねて作られているので、使用する素材の組み合わせで、断熱性、防音性など、様々な機能を持たせることが可能です。

質感もいい上に、表面も傷がつきにくいようにコーティングされています。手間をかけて機能性を生み出していますから高価になります。当然ですが、安い物はそうした機能性がありません。

フローリングを値段と見かけだけで選ぶと、すぐ傷がつき、足元が冷え、安っぽい部屋になってしまいます。やはり、価格にはそれなりの価値を置いてお選びになるようおすすめください。

業者選びは慎重に

最近のクッションフロアは一昔前のような安っぽさがありません。低価格でのリフォームをご希望する場合は、フローリングよりもクッションフロアのほうが質感の点でも優れているものがあります。

一般的に床材の価格は、クッションフロア<複合フローリング<無垢フローリングの順番に高価になります。無垢フローリングの味わいは素晴らしいものがありますので、憧れる人が多いのも事実です。

ただ無垢フローリングには他の床材とは大きく異なる点が一つあります。他のフローリングはほとんどが工業製品で品質が一定であるのに対して、無垢材は品質がバラバラという点です。

同じウォールナットやメープルといった種類であっても、産地が違うだけで製品によって大きく価格や品質も違ってきます。

取り扱い業者やリフォーム業者が適切な品質の床材を、適切な価格で販売・施工してくれればいいのですが、中にはそうでない場合もあります。残念なことに「ぼったくり」も横行しています。

ところが、素人には、品質と価格の関係など分かりません。工事が終わってから、見た目が今一つだったり、数年後に反りが生じて床がきしんだりというケースもあります。それには信頼できるリフォーム会社を選ぶしか方法がありません。

特に無垢フローリングは工事の質が物をいいます。隙間がなく、反りにくく、施工するのには職人の技術力が欠かせません。何事においても、リフォーム会社選びが重要なのは同じですが、殊に無垢フローリングの施工には、適切な業者を選ぶことが必要です。

張替えの費用相場

あくまでも目安になりますが、費用相場を紹介します。使用する素材によってはこれより高価になります。一覧表にしましたので活用してください。(8畳の比較になります。)

主な床材

床の張替えの費用相場を詳しく解説しているこちら リショップナビ

タイル

・床剥がし費用
平方メートルあたり:約2000~4000円

・廃材処分費用
平方メートルあたり:約300~500円

・タイル施工費用
平方メートルあたり:約6000~1万円
平方メートルあたりのタイル張替え工事の合計費用:約8000~1万5000円となっています

畳に関しては同じ畳で数年に一度3回張替えができます。

  • 新調 : 9~28万円
  • 表替え:4~16万円
  • 裏替え:3万円前後   となっています。

長尺シート

50㎡以下の場合
仕上材+下地材+人員+経費=¥○○円の計算になります

2mm厚 2,850円/ ㎡|5,190円/m
こちらからどうぞ 東リカタログ掲載価格より

下地・既存の状態により大きく異なる場合があります。

施工業者の紹介サイト

リショップナビ

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申し込みをするとすぐに電話がかかってきます。要望を詳しく聞き取りをした上でリフォーム会社を、紹介してもらえます。

ホームプロ

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全国570店舗で年間11万件の工事の実績を誇ります。満足度の高い工事が魅力の一つです。Tポイントも貯まります。

販売施工業者

無垢フローリングドットコム

国内有数の無垢フローリング専門販売会社ですが施工も請け負っています

複合フローリングを始め、多数の機能フローリングの取り扱いがあります。キャッシュレスで5%還元。

床鳴りの対処法

床鳴りが原因で床をリフォームされる方もいらっしゃいます。主要な床材であるフローリングの床鳴りは、リフォーム業者さんでも原因を特定するのがとても困難な場合が多いのです。床鳴りには大きく分けて4つの原因があると言われていますが、その中でも細かく原因がわかれています。

その原因がハッキリ分かれば、張り替えせずに補修で済む場合もありますので、解説していきます。また、新築と古い家屋、戸建てとマンション、施工工法などで原因も直し方も変わってきます。

畳鳴り

畳を置いた後で音がする原因は、まず2つ考えられます。

①下地の板にすき間や、段差ができてギーギーときしむ音が鳴する。畳をきれいにしたことで床の傷んだところが鳴る場合があります。その場合は補修が必要なので、すぐリフォーム業者に相談する様におすすめください。

②畳の縁と縁、縁と表、又は縁と部屋の枠材がすれて、こすれるような音がする場合は、擦れあっている部分にロウソクを擦り付ければ、音がしなくなります。その場合も個人で無理でしたら、業者さんに連絡してください。

際根太鳴り

比較的マンションの方が多いのが際根太鳴りです。戸建ての場合は潜って補強すれば止まりますが、再発の可能性は高いのが特徴です。床下地がたわんでいる。下地の根太部分が軋んでいる。など下地部分から床鳴りがしている場合は床下に潜り込み下地を補強するしか方法がありません。

さね鳴りの解消ぐらいであれば個人さんでも対応できると思いますが、それでも床鳴りが解消しない場合はフローリングを張り替える前に一度、専門の床鳴り補修業者さんに来てもらうことをお勧めいたします。

釘鳴り

フローリングを留めている釘が原因の床鳴りですが、フローリングそのものや下地の木が劣化したために起こる床鳴りと、釘が下地の何かに干渉して起こる床鳴りがあります。マンションの場合は下地のベニアを止めてるビスや釘、または、二重床の場合パーチクルボードを止めてるビスや釘に原因があることが考えられます。

この場合の床鳴りは、フローリング材か使用した釘などに問題があるので、特殊な接着剤を注入したり、原因となった釘を抜けば改善されます。

見切り鳴り

戸の框(かまち)や見切り材と床材が接する部分が、経年劣化して歩く度にこすれて音がする場合があります。この場合はこすれる部分を少しだけ削ってこすれないようにした上で、フローリング用のコーキング材など補修することで改善します。

また、フローリングの伸縮が原因の場合は、見切りを外し、見切りの出っ張りに緩衝材(マスキングテープなど)を入れることで改善されます。新築に多く見られ、2~4年で気が家に馴染み音鳴りが消えることもあります。

玄関框鳴り

フローリングの伸縮が原因で起こる音鳴りです。コーキングを入れて調整するのが一般的ですが、伸縮が激しい場合はその圧力でコーキングが盛り上がることがあります。

そのため、今度はコーキング鳴りが発生しますので、コーキングを入れる場合は、完全にフローリングを固定してから、コーキングで入れることをおすすめします。これも新築に多く見られる音鳴りなので、2~4年で消えることがあります。

壁鳴り

壁際から床鳴りがする場合です。無垢フローリングは特に伸縮するため壁との適切な隙間をとります。この隙間(クリアランス)が最適でなかった場合、フローリングと壁が擦れて床鳴りすることがあります。このような場合は一旦、巾木をはずしてフローリングと壁の間に隙間を取ることで改善します。

ノリ鳴り

フローリングの下にあるコンクリートは人の手でならしているので完全に水平という訳にはいかず、多少ウネリが生じます。

マンション用のフローリングはこのコンクリートのウネリに影響を受け、ノリづけが甘いとフローリングとの間に隙間ができ、音なりが発生します。音なりが多い部屋はこの隙間が多いということになります。

注射器等でノリを注入するなどの対処法はありますが、ノリが固まって歩いた時に違和感を感じることもあります。部屋全体が音鳴りする場合はフローリングを剥がして、コンクリート下地をならすという方法もあります。建築基準法でも基準も定められていますので、リフォーム業者に相談するようおすすめください。

さね鳴り

フローリング材は側面を「さね」という凸凹でつないでいます。床の下にクッションがある場合、凸凹が擦れるために床鳴りを起こしたり、木材の伸縮によって繋がっている部分が押されて音がなる場合があります。

原因となる「さね」の部分をはがして、ノリを追加したり釘を多く打って固定したり、さねを削って調節するなどの改善策が必要となります。

床鳴りについて詳しく解説しているサイトはこちら リフォームの参考者

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床鳴りの補修(リペア)を専門にしているatelier-life(アトリエライフ)を紹介します。何とこの方は床のきしみを直す職人さんなんです。床鳴り補修専門業者は全国でも大変に少なく、症状が改善するなど実績が伴う業者は、また更に少ないのが現状です。

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イエコマ

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全国対応していますが、戸建て限定の請負業者になります。家の困りごと解決する事業の一環として、床なり・きしみにも対応しています。

まとめ

床をどんな素材にするかで生活が違って来ます。しっかりとした素材は長く豊かな生活を支えてくれます。それとともに、床は私たちが直接肌に触れる建材だということをお客様にお伝えください。

目に見える情報以上に足で直接触れる情報が生活そのものを左右しますので、慎重に素材も施工業者も選んでほしいと思います。素足で歩くことも多い床ですから日頃からの始末も大切になってきます。

お客様が納得できるまで、話を合いを重ねてください。それが満足のいくリフォームに結びつきます。そのためにも日頃から、情報収集することをおすすめします。あなたの集めた情報を、お客様のために役立てください。

役立つ情報を持っている人の周りには、不思議に情報も人も集まって来ます。

side bnr

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