建設業界における働き方改革が進む中、現場の工期管理をいかに効率化し、正確なスケジュールを共有できるかが企業の競争力を左右します。数あるツールの中でも、直感的な操作性と高度な自動計算機能で定評があるのが、建築ソフト株式会社が提供する「コストナビ工程表」です。
本記事では、最新版である「コストナビ工程表Ver.16」とはどのようなシステムなのかという基本情報から、実際の評価や口コミ、導入コストの目安、搭載されている機能の特徴までをわかりやすく解説します。さらに、現場でどのように活用されているのか、実際の導入事例も交えて紹介します。
導入を検討している方が比較・検討しやすいように、メリット・注意点を含めて整理していますので、ぜひ参考にしてください。
コストナビ工程表Ver.16とは?
『CostNavi 工程表』は、簡単なマウス操作だけで作業線を描画できる工程表作成ソフトです。
ネットワーク工程表、バーチャート工程表の作成・編集ができます。
動作が軽く、ネットワーク工程表とバーチャート工程表をワンクリックで切り替えることができる等、体感的な操作感が特長です。
簡単な操作感だけでなく「出来高曲線」「クリティカルパス」「歩掛・投入数・作業量から作業日数計算」など高度な情報も処理できます。
ソフトを購入する「パッケージ版」と、月単位で利用する「サブスクリプション版(メール認証版)」の2種類が提供されています。
「現場作業中の期間だけ利用したい」「忙しい時期にだけ利用したい」という方には、月単位の利用が便利です。
それ以外の方は、パッケージ版の購入が便利です。
最新のVer.16では、さらに操作性が洗練され、ネットワーク工程表とバーチャート工程表の相互変換、リソース(人員・機材)の山積みグラフ作成なども自動化。公共工事から民間工事まで、小規模から大規模現場まで幅広く対応しています。
製品概要
| 対象従業員規模 | 推奨規模:全規模(1名 〜 数千名) 対応可能範囲:個人事業主から大手ゼネコンまで |
|---|---|
| 提供形態 | インストール型 |
| デジタル化・AI導入補助金 | 2025年 IT導入補助金対応(申請終了) |
| 対応OS | Windows 10 / 11 対応 |
| サポート体制 | 電話対応 メール対応 FAX対応 |
運営会社『建築ソフト株式会社』について
コストナビ工程表を開発・運営している『建築ソフト株式会社』についてご紹介します。
| 会社名 | 建築ソフト株式会社 |
|---|---|
| 所在地(本社) | 〒194-0013 東京都町田市原町田3-2-2 第2タストンビル6F |
| 代表者 | 代表取締役 橋口 知治 |
| 設立 | 平成9年2月2日 |
| 事業内容 | コンピュータソフトウェアの開発・販売 パッケージソフトの開発・販売 オーダーメイドソフトの開発 建築コンサルタント業務 前各号に付帯する一切の業務 |
コストナビ工程表の評価・口コミは?
コストナビ工程表の口コミや評価に関する内容は見つかりませんでした。
しかし、コストナビ工程表は使いやすい操作で建築業界で利用されています。
その理由を順に見ていきましょう。
※ITreviewなど大手レビューサイトでの掲載数は多くありませんでしたが、公式サイトではゼネコン・設備会社・プラント企業などの導入事例が紹介されています。導入事例については記事の後半で説明します。
コストナビ工程表Ver.16の特徴・機能

ここからは、コストナビ工程表Ver.16の具体的な特徴、機能についてみていきましょう。
コストナビ工程表Ver.16の特徴
ここでは、コストナビ工程表Ver.16の主な特徴を3つご紹介します。
コストナビ工程表Ver.16の主な特徴
- マウスのみで完結する直感的な操作性
- 工期変更に連動する自動調整機能
- 発注者に高く評価される美麗な帳票出力
マウスのみで完結する直感的な操作性
コストナビ工程表は、CADのような複雑なコマンド入力は不要である。
バーの長さを変えたり、位置を移動したりといった作業がすべてドラッグ&ドロップで行えるため、導入初日から誰でも使いこなせる。
習熟コストが極めて低く、ITに不慣れな現場スタッフのデジタル化を強力に推進する。
工期変更に連動する自動調整機能
一つの工程が遅れた際、関連する後続工程を自動でシフトさせる「連動機能」を搭載している。
カレンダーと紐づいているため、休工日を考慮した日数の再計算も一瞬で完了する。
手動での修正ミスを根絶し、常に最新で正確なスケジュール管理が可能となる。
発注者に高く評価される美麗な帳票出力
作成した工程表は、そのまま公共工事の提出書類として使用できる高いクオリティを誇る。
文字の重なり防止や、ネットワーク工程表の最適配置など、見やすさにこだわった自動整形機能が備わっている。
プロフェッショナルな資料作成により、企業としての信頼性向上に寄与する。
コストナビ工程表Ver.16の機能
建設現場では、天候や資材搬入の遅れなどにより、工程の見直しが頻繁に発生します。これらを正確に反映し、関係者全員が最新の状況を把握し続けることは容易ではありません。
「コストナビ工程表Ver.16」は、そうした現場特有の課題を解決するため、作成の「速さ」と「正確さ」を両立させる多彩な機能を備えています。
コストナビ工程表Ver.16の主な機能
- ネットワーク・バーチャート相互変換機能
- リソース山積み・山崩しシミュレーション
- カレンダー・休日自動設定機能
- 外部データ(Excel/CSV)連携機能
ネットワーク・バーチャート相互変換機能
バーチャート上で作成した工程を、ボタン一つで論理的なネットワーク工程表(PERT図)に変換できます。
クリティカルパスが明確になるため、工期短縮の検討やボトルネックの特定が容易になります。
リソース山積み・山崩しシミュレーション
各工程に必要な作業員数や重機台数を割り当てることで、日ごとの負荷をグラフ化できます。
特定の日への作業集中を防ぎ、無理のない人員配置を視覚的に計画できる点が強みです。
カレンダー・休日自動設定機能
標準的な土日祝日に加え、お盆や年末年始、独自の特定休日をカレンダーに設定可能です。
休日をまたぐ工程の日数を自動計算するため、暦日と作業日の計算間違いを未然に防ぎます。
外部データ(Excel/CSV)連携機能
Excelで作成した工程表データから取り込み、コストナビ工程表上で編集することができます。
既存資産を活かしたスムーズな移行が可能で、再入力の手間を最小限に抑えます。
コストナビ工程表を導入する際の注意点は?
非常に便利なコストナビ工程表ですが、導入にあたっては自社の環境に適しているか、事前の確認が必要です。
導入後に「思っていたのと違う」とならないよう、以下のポイントに留意しましょう。
動作環境(OS・スペック)の確認
コストナビ工程表はWindows専用のソフトウェアです。Mac OSやタブレットのブラウザのみでは動作しません。
現場のPC環境がWindows 10以上であることを確認しましょう。
同時アクセス・共同編集の制約
基本的にはPCにインストールして使用するソフトウェアです。
クラウド型のようなリアルタイム共同編集を前提とした製品ではないため、運用方法の確認が必要です。
運用ルールを決め、ファイルを順番に開くなどの工夫が必要です。
ライセンス形態の選択
買い切り版とサブスクリプション版、あるいは複数台でライセンスを共有するネットワーク版など、複数のプランが存在します。
自社の利用人数や予算計画に合わせて、最適な形態をメーカーに相談することが重要です。
コストナビ工程表の費用・料金

コストナビ工程表Ver.16の料金体系は、利用するエディションやライセンス形態によって異なります。詳細な価格については公式サイトより「要お問合せ」となりますが、導入規模に合わせて柔軟なプランが用意されています。
| 項目 | 内容 |
| 初期導入費用 | 工程表スタンダード パッケージ版 99,000円(税込) 工程表Auto 308,000円(税込) (サブスクリプションまたは買い切り) |
|---|---|
| 保守費用 | 工程表スタンダード サブスク版 4,400円(税込)/月 工程表Auto 工程表保守契約 22,000(税込)/本・年 ※サポートおよび最新版アップデート込 |
| 追加ライセンス | 複数台パック等の設定あり |
| お試し・体験版 | あり(1ヶ月無償体験版) |
コストナビ工程表の導入事例
ここからは、コストナビ工程表を導入した企業の事例をご紹介します。
準大手ゼネコン
当社では他社の工程ソフトを長年使用していたが、新OS対応やソフト不具合対応のレスポンスが悪かった。
建築ソフト株式会社 導入事例
工程ソフトを探していたらBIM連動可能な「コストナビ工程表」を知り、将来性を感じて検討し導入に至った。バージョンアップも頻繁で、各作業所への教育も行なってくれ、今では関東〜関西まで全作業所に導入している。
大手設備会社
長年、自社開発の発注管理システムを使用し、手作業で各自エクセルに書込み工程表を作成していた。
建築ソフト株式会社 導入事例
「コストナビ工程表」を知り、建築寄りの工程ソフトかと思いきや設備業でも導入実績が多いことから具体的な検討に移った。数か月間の試用後、発注管理システムから指定した情報を「コストナビ工程表」と連携できることがわかりカスタマイズ依頼をし、今では全所員で使用している。
コストナビ工程表の導入方法
コストナビ工程表を導入するまでの流れは非常にシンプルです。検討から運用開始まで、以下のステップで進めるのが一般的です。
- 公式サイトからの資料請求・問い合わせ
まずは公式サイトのフォームから資料請求や問い合わせを行います。自社の業種や課題に合ったエディションの提案を受けることができます。 - 無料体験版での試用
1ヶ月無償で利用できる体験版が提供されています。実際の現場のデータを使って、操作感や印刷のクオリティを試すことが可能です。 - 見積書の受領・社内決裁
利用人数やライセンス形態(買い切り/サブスク等)に応じた見積書を取得し、社内決裁を進めます。 - ライセンス発行・インストール
契約手続き完了後、プログラムとライセンス情報が提供されます。PCにインストールして初期設定を行います。 - 本格運用開始
設定が完了すれば、すぐに業務で活用できます。操作で不明な点があれば、電話やメールのサポート窓口を利用できます。
コストナビ工程表に関するよくある質問
- Excelで作成した工程表を読み込めますか?
-
はい、CSV形式を介してExcelデータを読み込むことが可能です。既存のデータを無駄にせず、スムーズにソフトへ移行できます。
- ネットワーク工程表だけの作成もできますか?
-
可能です。バーチャートとネットワーク工程表はデータが連動しているため、どちらをメインに作成しても構いません。発注者からの提出指示に合わせて柔軟に対応できます。
- 最新版のVer.16では何が変わりましたか?
-
これまでの使いやすさはそのままに、最新のOS環境への最適化や、操作性の向上、表示機能のブラッシュアップが行われています。よりストレスなく、美麗な工程表が作成できるようになっています。
- 小規模な工事でも使えますか?
-
もちろんです。数日のリフォーム工事から、数年に及ぶ大規模開発まで、規模を問わず利用されています。直感的に使えるため、小規模な現場でも事務負担軽減に役立ちます。
建築業向けの管理システム「アイピア」
アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。
アイピアはここが便利!6つのポイント
まとめ
これまで見てきたように、コストナビ工程表Ver.16は、建設業における工程管理の「手間」を劇的に減らし、誰でも高品質な帳票を作成できる専門ソフトです。
Excelでの手作業による修正やミス、複雑なネットワーク工程表作成に悩んでいる方にとって、直感的な操作でこれらを解決できる本ソフトは強力な武器となります。また、最新のVer.16では現場のニーズに即した機能がさらに磨かれています。
導入にあたっては、自社の環境やライセンス形態を事前に確認しておくことが成功の鍵となります。まずは無料体験版で、その「驚くほどの速さ」と「仕上がりの美しさ」を体感してみてはいかがでしょうか。
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