施工管理を効率良く進めるために、専用のアプリを導入する企業が増えてきました。
現場でアプリを活用すれば、作業の進捗状況が可視化できるようになります。
トーク機能を搭載したアプリを選べば、現場スタッフや施主様とのコミュニケーションも円滑に取れるようになることでしょう。
高機能なアプリを探しているのであれば現場Plusがおすすめです。
そこで本記事では、現場Plusの主な特徴、搭載されている機能、料金プラン、導入方法、口コミなどの情報をご紹介していきます。
時間削減・利益UP・情報共有ができる
建築業の見積業務がラクになる!一元管理システムならアイピア
アイピアは建築業に特化したシステムであり、見積管理をはじめ工事に関するあらゆる情報を一括で管理できます。さらにアイピアはクラウドシステム。外出先からでもデータを確認できます。
現場Plusとは
現場Plusは、住宅会社や工務店向けの施工管理アプリです。
利用社数は60,000社を突破しています。
クラウドに対応した仕様となっており、インターネットに接続可能なパソコンのほか、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスでも利用可能です。
スマートフォンは、iOS(11.0 以上)、 Android(OS 5.0 以上)に対応しています。
導入の際には、カスタマーサクセスの専門部署の手厚いサポートが用意されています。
さらに、専用サポートダイヤル、メールサポート、操作マニュアルなどの手厚いサポートが用意されていますので、導入後も安心して利用できるでしょう。
製品概要
対象従業員規模 | 全ての規模に対応 | ||
提携形態 | クラウド型 |
運営会社『株式会社ダイテック』について
現場Plusの運営元は、東京都品川区南大井に本社を置く株式会社ダイテックです。
日本で初めて石油販売業向けの「SS-POSシステム」を開発・販売した会社として知られています。
建築設備業向けCAD、工務店向け基幹業務システム、工務店向け基幹業務システムなどのシステムを提供して、多くの企業の業務をサポートし続けている会社です。
会社名 | 株式会社ダイテック |
所在地(本社) | 〒140-0013 東京都品川区南大井6丁目16番19号 大森MHビル |
代表者 | 野村 明憲 |
設立 | 1969年10月 |
資本金 | 5,000万円 |
事業内容 | クラウドサービス・ソフトウェアの開発・販売 |
主な | 沿革1969年 愛知県名古屋市に会社設立 1973年 日本初「SS-POSシステム」販売開始 1980年 日本石油(株)(現ENEOS(株))と業務提携 1987年 電気設備業向けCAD販売開始 2000年 IDC(インターネット・データ・センター)運用開始 2015年 工務店向け基幹システム「工務店クラウド」販売開始 2020年 現場デジタル化ツール「現場Plus」販売開始 |
施工管理についての記事はこちら
現場Plusの口コミ
実際に現場Plusを導入するにあたって、口コミや評判はどうなのでしょうか。順番にご紹介しましょう。
現場Plusの口コミ
現場Plusは、一般社団法人日本クラウド産業協会の「IoT・AI・クラウドアワード2021」(社会業界特化系ASP・SaaS部門)を受賞しました。
また、国内最大級ITレビューサイトでも、「施工管理システム部門 満足度ランキング」の第1位に選ばれていますので、評判の良いアプリといって良いでしょう。
情報共有が格段に楽に(ITreview)
現場Plusは、複数人でチェックができるため、情報共有に役立つと評判です。
クラウド上で図面や写真などを簡単に共有できるため、現場の状況が把握しやすいと好評です。
(4.5/5)
まず工程表の作成が楽になりました。標準工程をベースに少し触るだけで完成しますので、非常に助かっています。現場の写真管理も非常に助かっており、携帯で写真を撮った後、すぐにフォルダ分けをして整理できますので、引渡し近くに監督さんのスマホから、画像を抜き取る作業が無くなりました。協力業者さんも慣れてきて、工事の完了報告などを入れてくれるようになりましたので、現場に行かずとも、どこまで進んだのかが分かり、あの現場、どんな感じ?と担当者に確認せずともある程度把握できております。掲示板機能は比較的よく使われており、駐車場の案内や仮設物の案内等、全ての職人さんに周知したい事が一度に出来て便利です。
引用元: 現場Plusの評判を全20件のユーザーレビュー・口コミで紹介 | ITreview
最高評価にしなかったのは、弊社が他の現場監理サービスを使ったことが無い為、比較対象が無いからです。
生産性は上がり、施主からも褒められました(ツクノビ)
(4/5)
工程表と入退場管理が使えます。専門業者の管理や手配・工程管理・安全衛生管理の目的でこの手のアプリを検討していました。生産性は上がり、施主からも「このようなデジタルな管理をしているとは知らなかった」と褒められました。まだまだ使いこなしていませんが、他の機能もじっくりマスターしていきます。今後の開発も期待しています。
引用元:現場Plus(プラス)の特徴や料金を解説!評判や口コミもご紹介!建築・建設業界のサービス比較はツクノビ | 建築建設業界のサービス比較はツクノビBiz
現場Plusの特徴・機能
現場Plusの特徴は、情報共有機能の使いやすさとコストパフォーマンスです。
この章では、現場Plusの特徴と機能について具体的に見ていきましょう。
現場Plusの特徴
現場Plusの特徴は、ローコストと使いやすさです。さらに、施工管理で必要な機能も一通り揃っています。
現場Plusの主な特徴
- 圧倒的なローコスト
- 直感的にわかる圧倒的な使いやすさ
- 施工管理アプリに必要な機能をすべて標準搭載
圧倒的なローコスト
現場Plusはコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
月額料金は10,000円(60IDまで)ですが、1人あたりで換算すると、167円ほどしかかかりません。手頃な価格で導入できます。
直感的にわかる圧倒的な使いやすさ
操作性に優れていることも現場Plusの特徴です。画面の指示に従ってタッチするだけなので、難しい操作は一切ありません。
ホームページの操作と同じような感覚で簡単に操作できます。ITに慣れていない人が多い現場でも、導入しやすいでしょう。
施工管理アプリに必要な機能をすべて標準搭載
現場Plusの特徴は、豊富な機能が用意されていることです。
工程表の作成、写真や図面などの共有、入退場管理、掲示板、トークなどの便利な機能が揃っています。
具体的な機能については、次の項目で詳しくご紹介していきます。
工程表についての記事はこちら
現場Plusの機能
ここでは、現場Plusに搭載されている機能を7つご紹介します。
現場Plusの主な機能
- 工程表
- 縦横断工程表
- 掲示板・トーク
- 写真・図面・書類
- 工程チェック・工事完了報告書
- 入退場管理
- お施主様向け機能
工程表
標準テンプレートを選択して、期間を入力するだけで、素早く工程表が作成できます。
工程表上でワンタッチするだけで、進捗報告を行うことも可能です。
工程表アプリ・ソフトに関する記事はこちら
縦横断工程表
複数の工程表を一画面で表示できる機能が用意されており、一目で担当者の重複チェックができます。
無理な工程組みを防ぐのにも役立つことでしょう。
掲示板・トーク
現場Plusには、掲示板やトークなどの連絡手段が用意されています。
掲示板は、一斉連絡、トークは個人やグループで連絡を取りたい時に便利な機能です。
掲示板・トーク機能が備わったおすすめのシステムに関する記事はこちら
写真・図面・書類
現場ごとに、写真、図面、書類などのデータをフォルダ分けして、効率良く管理できます。
設計変更があった場合には、リアルタイムで通知される仕組みとなっていますので、施工ミスの防止にもつながっていくことでしょう。
写真管理システムに関する記事はこちら
工程チェック・工事完了報告書
工程ごとにチェック項目を設定でき、工事完了報告書を作成してその結果を報告することも可能です。
工事完了報告書に関する記事はこちら
入退場管理
担当者が現場に近づくとポップアップが表示されて、入場が記録される機能が搭載されています。
危険予知(KY)活動の表示もできるため、現場の安全管理の徹底がしやすくなるでしょう。
お施主様向け機能
お施主様との会話や現場写真の公開などのコミュニケーション機能が用意されています。
この機能を活用して、こまめにフォローをすることで、顧客満足度の向上につながることでしょう。
現場Plusの費用・料金
現場Plusの基本プランの月額料金は10,000円です。
基本プランは、60IDまでとなっており、ストレージ50GBが含まれています。
なお、IDを追加したい場合は、30IDごとに5,000円の料金が発生します。
そのほかに、初期費用として、月額料金の1ヶ月分の初期ID登録料が必要です。
料金の詳細について知りたい場合は、株式会社ダイテックへ問い合わせて、見積もりを請求してみると良いでしょう。
初期導入費用 | 月額料金の1ヶ月分(初期ID登録料) |
保守・更新費用 | 10,000円(税抜)/月 |
ユーザー数 | 60ID |
件数/データ容量 上限 | ストレージ50GB |
ユーザー追加費用 | 30IDごと:5,000円(税抜)/月 |
オプション費用 | 要お問合せ |
お試し・体験版・デモ | 要お問合せ |
現場Plusの導入事例
現場Plusについて、特徴や機能、料金等の詳細を紹介しました。
では実際に導入した企業がどのように感じたのか、導入事例を見ていきましょう。
株式会社あすなろ建築工房
現場に向かうのが大変な女性設計者が出向く回数が減少。
現場での大工・職人との打ち合わせも減った。
かつては同報FAXでの連絡が多く、「見た」「見てない」が良く発生していたが、クラウドならば確実に情報が乗っていて既読・未読も分かるので、電話やFAXの回数が減った。
引用元:お客様の声 | ダイテック クラウド事業部
株式会社安成工務店
クラウドを導入してまずよかったのは、会社の運営の仕組みを見直す機会になったこと。全情報が「見える」ので、「こんなにムダな書類があったのか」「みんなこんなに大変な処理をしていたのか」と気づくことができました。
引用元: お客様の声 (株)安成工務店 | ダイテック クラウド事業部
また、クラウドに入力した情報がそのまま「資料」として使える点や、パッケージソフトでは叶わなかったような、出張先で仕事ができる点、バージョンアップの手間やコストがかからないといったメリットも大きいですね。
現場Plusの導入方法
現場Plusを導入する場合の手順は以下の通りです。
- 資料請求・お問合せ
- 初回打ち合わせ
- テスト運用
- 料金プランの決定
- 導入
最初に初回打ち合わせが必要です。
その後、社内向けや社外向けの操作研修を行い、テスト運用、本番運用へと進んでいきます。
現場Plusの導入を検討している方は、公式サイトのフォームから問い合わせたり、資料を請求したりすると良いでしょう。
施工管理システムなら 建築業向けの管理システム「アイピア」
アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。
アイピアはここが便利!6つのポイント
まとめ
現場Plusは、住宅会社や工務店向けに役立つ機能を搭載した施工管理アプリです。
工程表、工程チェック、工事完了報告書、入退場管理、お施主様向け機能など、さまざまな機能が搭載されています。
豊富な機能を搭載したアプリですが、操作性に優れており、直感的に操作できます。
月額料金の安さもメリットです。
専門スタッフによる手厚いサポートが用意されていますので、安心して導入できることでしょう。
施工管理に関する記事
施工管理ソフト(システム)に関する記事
- 現場管理(施工管理)ソフト 選び方のポイントとおすすめフリーソフト6選
- 施工管理DXの課題 現場のDX化は「見える化」から
- 施工管理アプリ比較15選!機能・メリットや正しい選び方をご紹介!
- 施工管理システムを比較!導入するメリットや機能、選び方まで解説
施工管理の資格に関する記事
“社内のデータを一元管理”工務店・リフォーム会社が選ぶ!
建築業向け管理システム
Aippear(アイピア)