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リフォーム一体型住宅ローンとは?メリットや選び方、おすすめローンをご紹介

中古住宅を買う際、同時にリフォームをしたいと考える方は多いでしょう。
同時に済ませるのが楽な一方で、住宅購入とリフォームの2つの資金調達をするのは大変です。
この記事では、そのような方におすすめのリフォーム一体型住宅ローンの特徴や選び方、おすすめのローンについて説明していきます。

目次

リフォーム一体型住宅ローンおすすめ4選比較

はじめに、今回紹介するおすすめのリフォーム一体型住宅ローン4選を一覧にしました。
後ほど詳しく説明いたしますので、詳細は記事の後半をご覧ください。

スクロールできます
みずほ銀行フラット35イオン銀行
借入金利年0.390%
(変動金利)
年0.375%
(変動金利)
年1.80%
(固定金利)
年0.88%~
(変動金利)
借入期間1年〜35年1年〜35年15~35年1年〜35年以内
借入可能額50万円〜3億円50万円〜3億円100万円〜8,000万円200万円〜2億円
公式サイトりそな銀行HPみずほ銀行HP【フラット35】HPイオン銀行HP

※2024年11月時点の情報です。

リフォーム一体型住宅ローンとは

リフォーム一体型住宅ローンとは、住宅購入費用とリフォーム費用をあわせて借り入れることのできるローンです。

一般的に、リフォームに関するローンとして、

  • リフォーム費用だけを借り入れるリフォームローン
  • 通常の住宅ローンとリフォームローンを別々に借り入れるタイプ
  • リフォーム一体型住宅ローン

などがあります。

リフォーム費用と住宅購入費用を、同じ金融機関から、同じローン内で借り入れるということがリフォーム一体型住宅ローンの特徴です。

リフォーム一体型ローンのメリット

続いて、リフォーム一体型住宅ローンのメリットをみていきましょう。

  • 金利が比較的安い
  • リフォームローンより返済期間が長い
  • ローンの管理が簡単

金利が比較的低い

一般的に、リフォームローンの金利は住宅ローンより高くなっています。
しかし、リフォーム一体型住宅ローンを利用することで、リフォーム費用も住宅ローンと同じ低金利で利用することが可能です。

そのため、リフォームローン単体やリフォームローンと住宅ローンを別々に借り入れる場合よりも、低金利で利用できます。

リフォームローンより返済期間が長い

リフォームローンの返済期間は、10~25年であることが多いです。
一方、リフォーム一体型住宅ローンは、住宅ローンと同じで返済期間は最長35年になっています。
返済期間を長くすることで、月々の返済額を抑えることが可能になります。

ローンの管理が簡単

別々に借り入れるよりも、一つのローンに絞ることでローンの管理が楽になると考えられます。
教育や車など、既に別のローンを借り入れている場合は、なるべく数を増やさずに済ませることがおすすめです。
また、手数料などの諸経費も1回きりで済むため、出費を抑えることもできます。

リフォーム一体型ローンのデメリット

次に、リフォーム一体型住宅ローンを利用する際のデメリット・注意点を確認していきましょう。

  • 事前に工事の見積書・計画書が必要
  • 取り扱いのある金融機関が少ない
  • 抵当権の設定が必要

事前に工事の見積書・計画書が必要

リフォーム一体型住宅ローンの審査の際には、詳細な工事の見積書・計画書が必要になります。
物件購入、工事計画とローン申し込みを、同時に計画的に進める必要があるため、注意が必要です。

取り扱いのある金融機関が少ない

リフォーム一体型住宅ローンは、通常の住宅ローンやリフォームローンと比べて、取り扱っている金融機関が少ないです。
そのため、希望する金融機関で取り扱いがあるかどうかをよく確認しましょう。

また、少ないとはいっても、リフォーム一体型住宅ローンを取り扱う金融機関は増えている傾向にあります。
よく調べて、最新の情報を得るようにしてください。

抵当権の設定が必要

リフォーム一体型住宅ローンを契約するには、購入する物件を担保として抵当権の設定が必要です。
抵当権を設定すると、ローンの支払いができなくなった際に、家が差し押さえられるリスクがあります。

リフォーム一体型住宅ローンの流れ

リフォーム一体型住宅ローン契約の一般的な流れは以下の通りです。

  • 物件探し
  • リフォームの計画
  • ローンの仮審査、リフォーム見積
  • 物件購入申し込み、リフォームプラン策定
  • 物件売買契約、工事契約
  • ローンの本審査
  • ローン契約、融資実行

物件の購入、リフォーム工事契約、ローン契約を同時に行うため、計画性をもって進めることが大切になります。
また、先程も述べたように、ローンの本審査の段階でリフォームの具体的な内容が決まっている必要があります。

リフォーム一体型住宅ローンを選ぶ際のポイント

リフォーム一体型住宅ローンを選ぶ際、どのようなことを意識すればよいのでしょうか。

総支払額、申し込み要件をよく確認する

リフォーム一体型住宅ローンを選ぶ際には、総支払額や申し込み要件をよく確認しましょう。

総支払額が重要なのは、金利が安くても、手数料が高いために総支払額が高くなることもあるためです。
また、申し込み要件も、金融機関によってさまざまであるため、自身が利用できるかどうかは事前に確認しておく必要があります。

審査に落ちた時の計画をたてておく

万が一審査に落ちた場合のことも考えて行動するようにしましょう。
ローンでは、仮審査に通っても、本審査で落ちることがあります。

その際に資金調達に困ることのないよう、他のリフォーム一体型住宅ローンを利用する、リフォームローンと住宅ローンを別々に借り入れる、補助金や助成金を利用するなど、対応策を用意しておくことが大事です。

自分で金融機関を調べる

住宅の購入の際には、仲介の不動産業者が住宅ローンを紹介・斡旋してくれることが多いです。
不動産業者の提案は参考にはなりますが、彼らは住宅ローン専門業者ではないため、必ずしも自身にとって最適な住宅ローンを提案してくれるとは限りません。

そのため、自分自身でもリフォーム一体型住宅ローンを提供する金融機関についてよく調べ、シミュレーションを行うことが重要です。

おすすめのリフォーム一体型住宅ローン4選

最後に、おすすめのリフォーム一体型住宅ローンをご紹介します。
ローン選びの際の参考にしてください。

りそな銀行

りそな銀行

変動金利 年0.390%

りそな銀行が提供するりそな住宅ローン<リフォーム資金セット型>です。
仮審査~ご契約までWeb完結が可能となっています。

固定金利当初型10年固定金利 年1.695%
変動金利年0.390%
返済期間1年以上35年以内(1年単位)
借入可能額50万円以上3億円以内(1万円単位)
主な申し込み要件次の条件をすべて満たす方
・お借入時の年齢が満20歳以上満70歳未満の方で、最   
 終ご返済時の年齢が満80歳未満の方
・日本国籍の方、永住許可を受けている方または特別永
 住者の方
・前年の税込年収が100万円以上の方
・給与所得者の場合は、勤続年数1年以上の方、給与所
 得者以外の場合は、勤続または営業年数が3年以上の
 方
・団体信用生命保険に加入できる方(保険料は当社が負
 担します)

※2024年11月時点の情報です。

みずほ銀行

みずほ銀行

変動金利 年0.375%

みずほ銀行が提供する中古・リフォーム一体型の住宅ローンです。
金利プランが多彩で、選択肢が多いのが魅力です。

固定金利全期間固定31~35年 年1.85%
変動金利年0.375%
返済期間1年以上35年以下(1年単位)
借入可能額50万円以上3億円以内(1万円単位)
主な申し込み要件以下、(1)~(6)のすべての条件を満たす方
(1)満18歳以上71歳未満で、最終ご返済時の年齢が満
81歳未満の方
(2)みずほ銀行が契約する生命保険会社の団体信用生命保険に加入が認められる方
(3)安定した収入のある方
(4)保証会社の保証を受けられる方
(5)原則、日本国籍の方または永住許可を受けている外国人の方
(6)以下①~⑦に該当しない方①既にみずほ銀行にて住宅ローンをお申込中、またはお借入中の場合
②配偶者と収入合算してお借入をご希望の場合
③親子リレーによるご返済をご希望の場合
④増改築・リフォーム資金、セカンドハウスローンのお借入をご希望の場合(リフォーム資金については、物件購入資金と同時申込の場合に限りご利用いただけます)
⑤住宅取得資金以外(別荘購入資金等)のお借入をご希望の場合
⑥土地のみ購入の場合(土地購入後速やかに工事に入れない場合も含む)
⑦担保物件が住宅兼店舗の場合

※2024年11月時点の情報です。

【フラット35】 リノベ

フラット35

全期間固定金利 年1.80%

【フラット35】 リノベは、中古住宅の購入と同時に一定の要件を満たすリフォームを行うことで、【フラット35】の借入金利を一定期間引き下げる制度です。
通常のフラット35と同様、全期間固定金利で最長35年借り入れられるのが特徴です。

固定金利全期間固定金利年1.80%
変動金利なし
返済期間15年(申込みご本人または連帯債務者が満60歳以上の場合は10年)以上で、かつ、次の(1)または(2)のいずれか短い年数(1年単位)が上限となります。
 (1)「80歳」-「申込時の年齢※1※2(1年未満切上げ)」※1 年収の50%を超えて合算した収入合算者がいる場合には、申込みご本人と収入合算者のうち、高い方の年齢を基準とします。
※2 親子リレー返済をご利用の場合は、収入合算者となるか否かにかかわらず、後継者の年齢を基準とします。
 (2) 35年
借入可能額100万円以上8,000万円以下(1万円単位)で、中古住宅購入価額とリフォーム工事費の合計額以内
主な申し込み要件申込時の年齢が満70歳未満の方(親子リレー返済をご利用の場合は、満70歳以上の方もお申込みいただけます。)
日本国籍の方、永住許可を受けている方または特別永住者の方

※2024年11月時点の情報です。

イオン銀行

イオン銀行

当初固定金利(3年) 年0.88%~

イオン銀行住宅ローン リフォーム資金一括借入です。
住宅ローンの諸費用も含めてお借入れ可能となっています。

固定金利なし
変動金利3年(年0.88%~)、5年(年0.97%~)、10年(年1.26%~)
返済期間1年以上35年以内(1カ月単位)
借入可能額200万円以上2億円以内(10万円単位)
主な申し込み要件以下のすべての条件を満たす個人のお客さま
(1)お申込み時の年齢が満 18 歳以上、お借入れ時満 71 歳未満で、最終ご返済時の
年齢が満 80 歳未満の方(疾病保障付住宅ローンをお選びいただく場合は、お申
込み時の年齢が満 18 歳以上、お借入れ時満 50 歳未満で、最終ご返済時の年齢
が満 80 歳未満の方)
(2)当行所定の団体信用生命保険に加入できる方
(3)安定かつ継続した収入の見込める方
●給与所得者の方は 6 カ月以上勤務していること。会社経営者および個人事業主の
方は事業開始後 3 年を経過していること。
●給与所得者および会社経営者の方は前年度年収 100 万円以上、個人事業主の方は
前年度所得が 100 万円以上であること。
※会社役員および経営者親族従業員の方の場合、会社経営者に準じる場合がありま
す。
(4)日本国籍を有する方または永住許可を受けている方

※2024年11月時点の情報です。

まとめ

リフォーム一体型住宅ローンとは、住宅購入費用とリフォーム費用をまとめて借り入れることのできるローンです。
リフォーム一体型住宅ローンには、比較的低金利である、返済期間が長い、ローン管理が簡単といったメリットがあります。

複数の金融機関が提供しているため、各ローンをよく確認して、自身に合うものを選ぶようにしましょう。

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