建設現場では、工事写真の撮影や整理、台帳作成など、写真管理に関わる業務が日常的に発生します。
一方で、写真が探しにくい、整理に時間がかかる、現場と事務所のやり取りが煩雑になるといった課題を感じている企業も少なくありません。
こうした工事写真管理の負担を軽減する手段として、多くの建設現場で利用されているのが「蔵衛門」です。
本記事では、蔵衛門の基本的な特徴やできること、導入することで得られるメリットを、実務目線で分かりやすく解説します。
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蔵衛門とは?
『蔵衛門』とは、建設現場で撮影した工事写真を効率的に管理し、工事写真台帳の作成までを支援する写真管理ツールです。
建設業向けに開発されており、工事写真の整理や提出業務をスムーズに行える点が特徴です。
工事名や工種ごとに写真を整理できるほか、黒板写真への対応や、発注者提出を想定した台帳作成にも対応しています。
写真の撮影から整理、書類作成までを一つの流れで行えるため、現場と事務所の業務負担を軽減できます。
長年にわたり多くの建設会社で利用されてきた実績があり、元請企業や発注者側での認知度が高い点も特徴です。
工事写真管理を確実に行いたい企業にとって、定番ツールの一つとして位置づけられています。
製品概要
| 対象従業員規模 | 小規模企業から中・大規模企業まで幅広く対応 | ||
| 提携形態 | クラウド型 | ||
運営会社『株式会社ルクレ』について
蔵衛門を運営している『株式会社ルクレ』についてご紹介します。
| 会社名 | 株式会社ルクレ |
| 所在地(本社) | 〒514-0003 〒107-0061 東京都港区北青山1-2-3 青山ビル3F |
| 代表者 | 代表取締役 有馬 弘進 |
| 設立 | 1995年9月20日 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 事業内容 | Image Communication Cloud を BtoB/BtoC 展開 |
| 主な沿革 | 1995年 富士通の社内ベンチャーとして株式会社トリワークス創業 1999年 『蔵衛門工事写真』 発売 2011年 社名を『株式会社ルクレ』 に変更 2022年 『蔵衛門クラウド』 サービス開始 |
蔵衛門の評価・口コミは?
蔵衛門の概要について紹介しました。
では実際、蔵衛門はどのような評価を受けているのでしょうか。
口コミを確認しましょう。
写真管理と報告書作成の効率化に役立つ
(4.5/5)
良いポイント
■現場で撮影した写真をクラウドに即時アップでき、報告書までさくさくできる
■ 写真にコメントやメモを直接できるため、撮影者以外が状況を把握しやすい
■ テンプレートを使い、報告書を自動生成できるので、従来手作業でやっていた作業が1時間程度で完了する
■ 同じ会社のアカウント間で作業を引き継げるため、別拠点とも共同作業ができる改善してほしいポイント
■ マニュアルの内容が分かりずらく、使いこなすまでに時間がかかる
■ 撮影日時や位置情報の自動反映は便利だが、まれに欠落するケースがあるので精度向上を期待する
■ 今後はAI機能で自動タグの機能や写真の自動仕分け機能が追加されればさらに良い
オーソドックスな写真アプリ
(3.5/5)
優れている点・好きな機能
一番は、クラウド管理だということ。現場で撮影した写真を事務所にかえって整理すれば良いだけです。
その理由
・事務所での仕事が大幅に減った。
・認証がとれた写真で出力出来るところ改善してほしいポイント
特に無いですが、黒板を体系的に自動で作成してくれるようなサービスがあれば良いと思います。
使い勝手は特に不満はありません。
蔵衛門の特徴・機能

ここからは、蔵衛門の具体的な特徴、機能についてみていきましょう。
蔵衛門の特徴
ここでは、蔵衛門の主な特徴を3つご紹介します。
蔵衛門の主な特徴
- 工事写真管理に特化したシンプルな設計
- 現場から報告書作成までを一気通貫で効率化
- 現場でも使いやすい直感的な操作性と実績
工事写真管理に特化したシンプルな設計
蔵衛門は、工事写真の整理や台帳作成といった「写真管理業務」に特化したツールです。
施工管理全体を網羅するのではなく、写真まわりの業務に機能を絞ることで、操作が分かりやすく、現場でも迷わず使える設計となっています。
工事名や工種ごとに写真を整理できるため、写真が増えても管理が煩雑になりにくく、提出用データの作成もスムーズに行えます。
現場から報告書作成までを一気通貫で効率化
現場で撮影した写真をクラウドへ即時アップロードし、そのまま報告書作成まで行える点も蔵衛門の大きな特徴です。
写真にコメントやメモを直接記録できるため、撮影者以外でも状況を把握しやすく、事務所側での確認作業が効率化されます。
テンプレートを活用した報告書の自動生成にも対応しており、従来は手作業で行っていた整理・転記作業を大幅に削減できます。
現場でも使いやすい直感的な操作性と実績
蔵衛門は長年にわたり建設業界で利用されてきた実績があり、現場での使いやすさに配慮されています。
ITに不慣れな社員でも直感的に操作できるため、年齢層の高い現場でも導入しやすい点が評価されています。
また、元請企業や発注者側での認知度が高く、提出書類の対応がしやすい点も、選ばれ続けている理由の一つです。
蔵衛門の機能
蔵衛門には、工事写真管理を効率化するためのさまざまな機能が搭載されています。
主な機能は以下のとおりです。
蔵衛門の主な機能
- 工事写真の整理・一元管理
- 黒板写真への対応と撮影支援
- 写真付き報告書・工事写真台帳の作成
- クラウド共有による情報連携
工事写真の整理・一元管理
工事現場で撮影した写真をクラウド上で一元管理でき、案件ごと・工種ごとに整理が可能です。
写真が個人の端末に分散することを防ぎ、必要な写真をすぐに検索できる環境を整えます。
黒板写真への対応と撮影支援
蔵衛門は黒板写真の撮影や管理にも対応しています。
従来は黒板や帳票を持ち歩いていた作業も、端末一つで完結できるため、現場での負担を軽減します。
写真付き報告書・工事写真台帳の作成
テンプレートを活用して、写真付きの報告書や工事写真台帳を自動生成できます。
写真の並び替えや転記作業を減らし、提出書類の作成時間を短縮できます。
クラウド共有による情報連携
クラウド上で写真や報告書を共有できるため、現場と事務所、複数拠点間での共同作業が可能です。
同じ案件を複数担当者で同時に進めることができ、引き継ぎや確認作業もスムーズになります。
写真管理システム・アプリの記事はこちら
蔵衛門の費用・料金

「蔵衛門」は、工事写真管理に必要な機能に絞ったシンプルな構成が特長です。
写真の整理や台帳作成、報告書作成など、現場で必要とされる業務を効率化する機能を中心に備えており、過度に複雑な操作を求められません。
また、クラウド環境を活用することで、現場で撮影した写真をそのまま共有・管理でき、サーバーの準備や専門的な運用管理も不要です。
初期導入の負担を抑えつつ、現場と事務所の写真管理業務を長期的に効率化できる点が、建設業で選ばれている理由の一つです。
| 初期導入費用 | 無料 |
| 保守・更新費用 | フリー 0円 ライセンスパック ~1,300円(税抜)/月(1メンバーあたり)※ライセンスパック数に応じて変化 エンタープライズ 6,00円(税抜)/月(1メンバーあたり)~ ※年額での請求 |
| ユーザー数 | 無制限(ただし、価格が変動) |
| 件数/データ容量 上限 | フリー:工事 1件 ライセンスパック、エンタープライズ:工事 無制限 |
| ユーザー追加費用 | なし |
| オプション費用 | 要問い合わせ |
| お試し・体験版・デモ | 無料トライアルあり |
蔵衛門の導入事例
蔵衛門について、特徴や機能、料金等の詳細を紹介しました。
では実際に導入した企業がどのように感じているのか、導入事例を見ていきましょう。
株式会社オープンハウス・アーキテクト:“使える”ツールへ乗り換えて見せかけのDXから脱却
・リーズナブルな料金体系がDXツール浸透を後押しした。現場に関わる所長や所員、すべての現場監督がアカウントを保有し、情報を共有できなければ現場のDX化は進みません。(中略)『蔵衛門』は1アカウントあたりの料金がとてもリーズナブルなので、ありがたいですね。
・DXツールの標準化によって人材の有効活用が促進された。
引用元:株式会社オープンハウス・アーキテクト | 蔵衛門「導入事例一覧」
業態:総合建設業従業員数:958名
北原建設株式会社:公共工事の即日検査を確実に対応
「はじめは『どっと原価シリーズ』のオンプレミス製品を導入しました。機能的に必要なものが全て含まれていましたが、ローカルまたはクラウド基盤にインストールして使う形態だったことが不満でした。『どっと原価3』になりSaaS化してからは全てにおいて満足しています。」
近年はクラウドサービスに対する需要と供給のバランスがよくなり、弊社の製品を導入されるお客様も8割がクラウド製品を選択されています。
西村建設様には大変お待たせする形となってしまいましたが、「どっと原価シリーズ」にもクラウド製品が登場して、現在は多くのお客様にご利用いただいています。クラウド製品の特長として、サービス提供会社がソフトウェアを運営・管理する責任を持ち、サーバーの保守、セキュリティ対策、バックアップ、アップデートなどを実施する点にあります。お客様はいつでも堅固なセキュリティの環境の中で、安心して利用できます。
引用元:北原建設株式会社 | 蔵衛門「導入事例一覧」
業態:建築一式工事従業員数:6名
蔵衛門の導入方法
蔵衛門を導入する場合の詳細な手順については、問い合わせる必要があります。
まずは、公式サイトのお問い合わせフォームより、お問い合わせをしてください。
その後、導入に向けた相談や説明がなされます。
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アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。
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まとめ
蔵衛門は、建設現場で発生する工事写真の整理や台帳作成、報告書作成といった業務を効率化する写真管理ツールです。
写真管理に特化したシンプルな設計と、現場でも使いやすい操作性により、多くの建設会社で導入されてきました。
現場で撮影した写真をクラウドで共有し、報告書まで一連の流れで作成できるため、現場と事務所双方の負担を軽減できます。
一方で、施工管理全体をカバーするシステムではないため、自社の業務範囲や課題に合わせて選定することが重要です。
工事写真管理を確実に効率化したい企業にとって、蔵衛門は有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
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