リフォーム工事には、残念ながらクレームがつきものです。「言った・言わない」のトラブルから、施工不良による雨漏りまで、その種類は多岐にわたります。この記事では、公的機関の最新データをもとに、リフォームで多いクレームのランキングTOP5と、それらを未然に防ぐための具体的な対策を建設業・工務店の経営者様に向けて解説します。
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リフォームクレームの現状|相談件数は年間1万件超
まず、リフォームに関するクレームがどのくらい発生しているのか、公的機関のデータで見てみましょう。
- 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(愛称:住まいるダイヤル)によると、2024年度の電話相談のうち「リフォーム相談」は12,011件にのぼります。
- また、国民生活センターに寄せられる「訪問販売によるリフォーム工事」の相談も、毎年1万件前後で推移しており、依然として多くのトラブルが発生していることがわかります。
リフォームクレームランキングTOP5

「住まいるダイヤル」の統計データをもとに、リフォーム工事で特に多いクレーム(不具合事象)をランキング形式で紹介します。
| 順位 | クレーム内容 | 割合 | 主な不具合箇所 |
|---|---|---|---|
| 1位 | はがれ | 17.6% | 内装(壁紙・クロス)、外壁(塗装) |
| 2位 | 性能不足 | 13.6% | 設備機器(給湯器など)、断熱・遮音性能 |
| 3位 | 雨漏り | 13.1% | 屋根、外壁 |
| 4位 | ひび割れ | (データなし) | 外壁、基礎 |
| 5位 | 変形 | (データなし) | 床、開口部・建具 |
1位の「はがれ」は壁紙や塗装など、見た目に直結する部分で多く発生しています。また、「性能不足」や「雨漏り」といった、住宅の機能そのものに関わる重大なクレームも上位に入っているのが特徴です。
クレームが発生する3つの根本原因
なぜ、このようなクレームが繰り返し発生してしまうのでしょうか。その根本原因は、大きく3つに集約できます。
1. 見積もり・契約書の不備
- 「一式」などの曖昧な項目が多く、工事範囲や仕様が不明確。
- 追加工事の費用や条件に関する取り決めがない。
- 口約束が多く、書面に残っていない。
2. 施工管理の不徹底
- 現場監督の経験不足や、複数現場の掛け持ちによる管理不足。
- 職人への指示が不十分で、図面や仕様書通りの施工がされない。
- 工程ごとの品質チェックや写真撮影が行われていない。
3. 顧客とのコミュニケーション不足
- 工事の進捗状況や変更点に関する報告・連絡・相談が不足している。
- 専門用語を多用し、顧客が理解できる言葉で説明していない。
- 顧客の要望や不安を十分にヒアリングできていない。
リフォームクレームを防ぐ5つの対策
では、これらのクレームを防ぐために、具体的に何をすべきでしょうか。明日から実践できる5つの対策を紹介します。
1. 詳細な見積書・契約書の作成
- 工事項目、数量、単価、メーカー・品番などを詳細に記載する。
- 追加・変更工事が発生した場合の費用や手続きを明記する。
- 工事保証やアフターサービスの内容を書面で示す。
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2. 工程管理の徹底と「見える化」
- 詳細な工程表を作成し、顧客・職人と共有する。
- 天候などによる遅延リスクをあらかじめ伝え、代替案を用意しておく。
- ITツールを活用して、リアルタイムで工程の進捗を管理・共有する。
3. 施工写真の記録・共有
- 主要な工程ごと(特に壁や床で隠れてしまう部分)に写真を撮影し、記録を残す。
- 撮影した写真を顧客と共有し、施工品質を「見える化」する。
- 万が一の不具合発生時に、原因究明の証拠として活用する。
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4. 顧客への定期的な進捗報告
- 週に1回など、定期的に報告会や連絡の機会を設ける。
- 電話やメールだけでなく、写真付きのレポートや情報共有ツールを活用する。
- 顧客からの質問や不安に、迅速かつ丁寧に対応する体制を整える。
5. 完成後のWチェックとアフターフォロー
- 社内検査だけでなく、顧客立ち会いのもとで最終確認を行う。
- 保証書を発行し、定期点検のスケジュールを明確にする。
- 不具合発生時の連絡先や対応フローを案内しておく。
これらの対策を人の力だけで徹底するのは、多忙な現場では限界があります。そこで有効なのが、建築業に特化した管理システムの導入です。
クレーム削減と利益向上を両立するなら「アイピア」
弊社が提供する建築業向け管理システム「アイピア」は、リフォームクレームの根本原因である「情報管理の煩雑さ」と「コミュニケーション不足」を、現場の負担を増やさずに解決する仕組みです。
なぜ、クレームが減るのか? → 情報の一元管理で「言った言わない」を防ぐ
- 情報がバラバラにならない:顧客情報、見積もり、図面、現場写真、やり取りの履歴など、案件に関するすべての情報がアイピア内に集約。担当者しか知らない「情報の属人化」を防ぎ、社内での連携ミスを減らします。
- 抜け漏れをシステムが防ぐ:詳細な見積もり作成はもちろん、契約書や工程表などの書類もシステム上で管理。作成漏れや渡し忘れを防ぎ、契約内容の食い違いトラブルを未然に防止します。
なぜ、利益が向上するのか? → 粗利の見える化で「どんぶり勘定」をなくす
- リアルタイムで粗利を把握:実行予算と実際にかかった原価が自動で紐づくため、工事の利益がリアルタイムでわかります。「完成してみたら赤字だった」という事態を避け、早い段階で対策を打てます。
- 二重入力の手間を削減:見積もり内容から実行予算、発注、請求書までデータが連動。何度も同じ情報を入力する手間がなくなり、入力ミスも削減。社員はより生産性の高い業務に集中できます。
なぜ、使い続けられるのか? → 建設業の業務に合わせた設計と手厚いサポート
- 建設業のフローに沿った画面:ITが苦手な方でも直感的に次の操作がわかるよう、実際の業務フローに沿って画面が設計されています。
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アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。
アイピアはここが便利!6つのポイント
よくある質問
- クレームが一番多い工事の種類は何ですか?
-
統計上、特定の工事種類別のクレーム件数は公開されていませんが、不具合事象ランキングからは「内装(壁紙など)」「外壁(塗装など)」「屋根」「設備機器」に関連するクレームが多いと推測されます。
- クレーム対応で一番大切なことは何ですか?
-
迅速かつ誠実な初期対応が最も重要です。まずは顧客の話を真摯に聞き、状況を正確に把握することから始めます。その上で、原因調査と今後の対応方針を速やかに提示することが、信頼回復への第一歩となります。
- 「言った・言わない」のトラブルを防ぐにはどうすればいいですか?
-
打ち合わせ内容は必ず議事録として書面に残し、双方で署名・捺印して保管することが基本です。重要な変更点や追加要望は、必ず変更契約書を取り交わしましょう。工事管理システムでやり取りの履歴を一元管理するのも有効です。
- 訪問販売の業者と契約してしまいましたが、解約できますか?
-
訪問販売による契約は、クーリング・オフの対象です。契約書面を受け取った日から8日以内であれば、無条件で契約を解除できます。期間が過ぎていても解約できるケースもあるため、すぐに最寄りの消費生活センターに相談してください。
- 工事管理システムを導入するメリットは何ですか?
-
見積もり、工程、原価、顧客情報、図面、写真などのあらゆる情報を一元管理できるため、情報の属人化を防ぎ、社内での共有がスムーズになります。これにより、コミュニケーション不足や管理不徹底によるクレームを大幅に削減できます。
まとめ
リフォームのクレームは、顧客の信頼を失い、会社の評判を落とすだけでなく、手直し工事による損失や訴訟リスクにもつながる深刻な問題です。しかし、その多くは「見積もり・契約の明確化」「施工管理の徹底」「顧客との密なコミュニケーション」という基本的な対策を徹底することで防ぐことができます。本記事で紹介した公的データと5つの対策を参考に、ぜひ自社のクレーム防止体制を見直してみてください。情報管理の仕組み化には、建築業向け管理システム「アイピア」のようなITツールの活用が非常に効果的です。
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