一つの画像と少しの言葉で全世界の人と繋がることが出来るインスタグラム。
今回はこのインスタグラムで集客をすることがどういった効果を生むか書いていきましょう。
インスタグラムの概要
若者の間で流行しているという印象のあるインスタグラム。
ですが、その利用者の割合をみると、実はそんなこともないのかもしれません。
インスタグラムの利用者数
国内のSNSの中でインスタグラムの利用者数は現在3,300万をこえています。
しかしこれはSNSの主なものを見てもあまり多い数字とは言えません。
現在日本で一番使われているのはLINEですが、
インスタグラムの利用者数で注目すべき点はその増加率にあります。
インスタグラムの利用者数は年々増加傾向にあり、今後ますます広く使われていくSNSであると言えます。
インスタグラム利用者の年齢層
「若者が使うもの」というイメージのつきやすいインスタグラムですが、その利用者の年齢層は非常に幅広いです。
下の表からも分かるように、10代から50代まで利用されています。
やはり、写真一つでより簡単に自分の情報を発信できるという点で、インスタグラムは優れています。
なぜインスタグラムが効果的なのか
インスタグラムは、幅広い年代層から多くの人びとが利用しているSNSです。
ここでは、インスタグラムがなぜリフォーム業の集客に効果的であるのか、解説していきます。
「写真」が主役
インスタグラムは画像や動画を簡単に投稿できるツールです。
これは、住宅の外観や内装を詳しく伝えたいリフォーム業と非常に親和性が高いと言えます。
インスタグラムでの投稿写真を通して、その企業がどのようなリフォームを手掛けているのか、リフォーム後の雰囲気などを分かりやすく伝えることができます。
見た目を重要視している点で、他のSNSよりもインスタグラムはリフォーム業の集客に適していると言えます。
カタログの役割も果たす
ご存じの方も多いと思いますが、インスタグラムはプロフィールから投稿した写真を一覧でみることができます。
行っているリフォームについての写真をあげていれば、そのアカウントが一目で分かるカタログのような役割を果たします。
加えて、動画やストーリーも投稿しまとめることができるため、動画カタログとしても活用できます。
どのようなリフォーム工事か詳細を知りたいお客様も多いと思いますので、動画での投稿は非常に需要の高いものでしょう。
ビジネスアカウント
インスタグラムでは、個人アカウントの他に「ビジネスアカウント」という企業向けのアカウントを利用することができます。
ビジネスアカウントに切り替えることによって、インサイト機能を使い分析することができたり、広告出稿ができるようになったりします。
特にインサイト機能では、フォロワーの属性などの分析ができるため、集客の戦略を練るための材料として活用できます。
リフォーム・工務店のインスタグラム成功事例
では、実際にリフォーム・工務店がどのようにインスタグラムを活用しているのか、その事例をいくつか見ていきましょう。
写真の構造や、ハッシュタグの使い方などを参考にして、自社のSNS運営の参考にしてみてください。
安成工務店
安成工務店は、山口県、福岡県にある、天然乾燥の杉材を用いた家づくりをする工務店です。
こちらのアカウントは、一目でお部屋の全体を見渡せるような、分かりやすい写真の構図が特徴的です。
会社のサイトや資料請求の場所も明記されているため、興味をもった方がお問い合わせしやすいつくりになっています。
竹村工務店
竹村工務店は奈良県に店舗を構える工務店です。
こちらのインスタグラムでは、工務店こだわりの施工について画像を用いて細かく解説する投稿が特徴的です。
サムネイルを作ることにより、一目でどのような投稿なのか認識できることも、ポイントです。
インスタグラムならではの方法で、より詳細な情報を分かりやすくお客様に伝えることができます。
HUGHOME
HUGHOMEは、埼玉県にあり注文住宅やリフォームを手掛けています。
アカウントに投稿されている写真が洗練されており、投稿を一覧で見ると統一感があります。
また、こちらのHUGHOMEの投稿では、ハッシュタグにもこだわりが感じられます。
「#暮らしを楽しむ」、「#昭和レトロ」など、詳細なハッシュタグを用いることで、新しいお客様へのリーチも期待できます。
インスタグラムの活用法
では、そのインスタグラムを集客に使うにはどうすれば良いか、考えていきましょう。
ハッシュタグを多くつける
インスタグラムには、最大30個のハッシュタグがつけられます。
ハッシュタグは、一つの投稿から何千、何万と他の投稿を見られる便利な機能です。
これを逆手に取り、お客様がリフォームを考えているときに検索するであろうハッシュタグを予想し、出来るだけいっぱいつけるようにしましょう。
例えば、名古屋市でのトイレのリフォームの写真を投稿する場合には、リフォーム後のトイレ写真と共に、「#名古屋リフォーム」「#トイレリノベーション」といったハッシュタグをつけると良いでしょう。
より詳細なハッシュタグを使用することが望ましいです。
ときには「#ピカピカのトイレ」のような感覚的なワードでも、お客様の目には留まるかもしれません。
また、投稿の際には「名古屋市」のように、位置情報を入れておくのも効果的です。
プロフィールはしっかりと
個人で使われているアカウントですと、プロフィールは簡単に書かれていたり、時には何も書いていないプロフィールも見かけます。
ですが、企業のインスタグラムではプロフィールはきちんと記載するようにしましょう。
どのような企業か分からないようなプロフィールだった場合、投稿写真がお客様の目に留まっても、何の投稿なのかが分からず「きれいなキッチンだなー、どこのメーカーだろう」で終わってしまう可能性があります。
これでは会社の宣伝にならなくなってしまいます。
会社の情報や、インスタグラムでどんな情報発信をしているかなどをしっかり記載することで、お客様がフォローするメリットを伝えることが出来ます。
「でも、フォロワーが少ないと意味ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、フォロワーが少なくても効果的に購入へつなげる方法もあります。
それは、購入方法や予約方法などを明記しておくことです。
実際に、リフォームをしたいと考えているお客様で、自社の写真に目が留まっても、会社名だけわかっている程度ではなかなか申し込みには至りません。
そこで、「この製品の問合せはこちらから」というように、お客様の次のアクションを誘導することで、より効率的な集客に繋がります。
ストーリー機能を使ってみる
ストーリー機能は、いわば「24時間限定配信」です。
そこでお得情報を発信してみたり、今流行りの製品などを紹介してみたりすることで、お客様が自社の発信に触れる機会を増やすことが出来ます。
こういった動画を使っていく方法は、あまりつかっている会社はありません。
他がやってない事にも挑戦してみるのも、一つの手かもしれません。
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まとめ
いかがでしょうか。
インスタグラムなんて、会社の集客で使えるわけないでしょ、と思っている方もいらっしゃるかと思います。
ですが、お客様の家をきれいにするリフォーム会社だからこそ、
キレイになった時の写真を出したり、ビフォーアフターを入れたりすることで、
より感覚的に分かりやすくお客様へ情報の発信ができます。
使い方次第でお客様の関心度を上げ、実際の集客につなげることも可能です。
一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
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