リフォーム業界は、「地域密着」をポイントにしている企業も多く
さまざまなリフォーム会社がイベントを行っています。
ところが、イベントをしても集客できる自信がない、
お客さんが集まってもなかなか案件には繋がらないなど、
様々な理由でイベント開催を行わない企業も多いものです。
とくに「せっかくお金をかけても案件化しない」という理由は
よく聞かれるものですが、実はこれには大きな誤解が含まれます。
イベント開催は、「即案件化」だけが目的ではないのです。
リフォーム会社が行うイベントの目的
リフォーム会社が行うイベントには、実は2種類あります。
1つは、「現時点でリフォーム工事を検討中の方を集めるイベント」です。
これは主にリフォーム相談会など具体的な案内を行う事が多くなります。
2つ目が、「今すぐリフォームしたいわけではない方を集めるイベント」です。
DIY体験や様々なゲストを招いた生活関連情報を発信するセミナーなど
内容がリフォーム関連でないことがあるのが特徴的です。
この2つ目のイベントを「潜在顧客向けイベント」といいます。
リフォームの営業で役立つ資格に関する記事はこちら
「潜在顧客向けイベント」とは
「潜在顧客」とは、現時点ではリフォームをやりたいとは思っていないものの
将来的に御社のお客様になる可能性を秘めているお客様のことです。
「将来的にリフォームをするかもしれないお客様」と言い換えると
かなり多くの方々がそこに該当することになるのが分かるはずです。
そんなお客様が、実際にリフォームをやりたいと思った時に
真っ先に思いつくリフォーム会社が御社になるように印象付けるのが
潜在顧客向けイベントを実施する目的です。
- お客様にとって些細なことでも気軽に相談しやすい環境をつくる
- リフォームを検討した際にお声がけをいただける関係を構築する
これらの目標を達成するために、地域貢献・社会貢献などを通じて
その地域と密接な環境を作るためにイベントを行います。
「潜在顧客向けイベント」の具体例
潜在顧客向けイベントを行うにあたって重要なのは、
「即案件を欲しがっている事が分かるイベントにしないこと」と
「地域貢献になるイベント内容であること」の2点です。
潜在顧客がいずれ御社にリフォームの相談をしたくなるように
密接な関係を作り上げるのがそもそもの目的です。
そのために、「地域を盛り上げるイベント」という位置づけは重要です。
代表的なイベントとしては、以下のようなものがあります。
- カルチャー教室
- ファミリー向けのDIY体験イベント
- 参加者のDIY事例を競うコンテスト
また、最近増えてきているのは
カルチャー教室という名目で、様々なジャンルの専門家の講演を行うセミナーイベントです。
そもそもリフォームは生活に密着しているものなので、
食文化、ファッション、趣味など様々なジャンルとコラボレーションしやすいものです。
それらジャンルの専門家・インフルエンサーの講演は生活文化に興味のある方を集める
いいきっかけになります。
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まとめ
今回は、リフォーム会社が行うべき「潜在顧客向けイベント」を紹介しました。
このイベントを開催するときのポイントは、
地域貢献を意識することだけでなく「開催後の動きを明確にすること」です。
せっかくイベントを通じて接点を得たお客様に、
なんのフォローアップもせずに放置してはそれこそお金の無駄になります。
ぜひ、潜在顧客へのアプローチも踏まえて検討することをおすすめします。
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