建設業界では、工事ごとの原価を正確に把握し、利益を管理する必要があります。
しかし、実際には「現場の原価がすぐに見えない」「材料費や外注費の集計が手間」「担当者ごとに管理方法がバラバラ」といった課題を抱える企業も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決するのが、原価管理システム 「どっと原価3」 です。
見積から請求、原価集計までを一元管理できるため、現場と経理の情報をスムーズに連携し、正確な利益把握と業務効率化を実現します。
本記事では、「どっと原価3」の主な機能や特徴、導入メリットをわかりやすく紹介します。
時間削減・利益UP・情報共有ができる
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どっと原価3とは?
『どっと原価3』は、小・中規模向けに構成され業種を問わず幅広く利用できる原価管理システムです。
導入実績は業界No1で販売実績も20年以上と長期にわたります。 受注登録からデータ分析、原価集計など、原価に係る管理だけでなく分析まで行うことができます。
クラウド型の特性から、外出先でも利用できる為、業務改善や管理コストを下げたい企業におすすめです。
また、独自ルールに合わせたカスタマイズが可能であり、操作性が高いシステムです。
製品概要
| 対象従業員規模 | 全ての規模に対応 | ||
| 提携形態 | クラウド型 | ||
運営会社『三谷商事株式会社』について
e2movE 工事管理を運営している『三谷商事株式会社』についてご紹介します。
| 会社名 | 株式会社建設ドットウェブ |
| 所在地(本社) | 〒920-0031 石川県金沢市広岡3丁目3番11号 JR金沢駅西第四NKビル7階 |
| 代表者 | 三國 浩明 |
| 設立 | 2001年1月26日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 事業内容 | 個別原価管理システム開発・販売 運用コンサルティング |
| 主な沿革 | 2001年1月 会社設立(資本金1,050万円) 同年5月 「どっと原価」発売 2014年1月「どっと原価NEO EX」発売 2015年5月「どっと原価NEO LT」発売 2016年4月「どっと原価NEO ST」発売 2018年12月「どっと原価NEOクラウド」 サービス開始 2021年1月 資本金を1億円に増資 2022年5月「+Bizシリーズ」 サービス開始 2023年4月「どっと原価3」発売 |
工事管理についての記事はこちら
どっと原価3の評価・口コミは?
どっと原価3の概要について紹介しました。
では実際、どっと原価3はどのような評価を受けているのでしょうか。
口コミを確認しましょう。
工事ごとのお金の流れがわかりやすくなった
(4/5)
工事ごとの収支がリアルタイムで見えるようになったのは大きいです。
以前は月末に集計してから「この工事は赤字だった」と気づくことも多かったのですが、
今は途中で状況を把握できるので、早めに対応ができます。その結果、無駄なコストを減らすことにつながりました。
経理業務の効率化に繋がっています
(3.5/5)
これまで自社用にスクラッチで開発したもらった原価管理システムを利用していましたが、どっと原価へ切り替えることで建設業の標準的な仕分けなどもわかりやすくなり、会計ソフトへの連携も自動に近い形で行えるようになりました。毎月の会計締め処理も大幅な期間短縮に繋がっています。市販のパッケージであるためバージョンアップなども定期的に行われ法令対応なども自社で気にして都度費用を支払って開発する必要もなくなり、運用がスマートになりました。
同価格帯の他社製品も検討しましたが、見積承認機能や在庫の移動平均法による管理など優れている点がありこちらの製品を選定しました。
どっと原価3の特徴・機能

ここからは、どっと原価3の具体的な特徴、機能についてみていきましょう。
どっと原価3の特徴
ここでは、どっと原価3の主な特徴を3つご紹介します。
どっと原価3の主な特徴
- 必要な機能だけを選べる柔軟な構成
- 外部システムとの連携で業務をシームレス化
- 使い慣れた帳票をそのまま再現&安心のサポート体制
必要な機能だけを選べる柔軟な構成
「どっと原価3」は、オプション選択式で自社の業務内容に合わせた構成が可能です。
見積・原価・請求など、豊富な機能の中から必要なものだけを選択できるため、コストを抑えた導入が実現します。
さらに、導入後に新しい機能を追加することもでき、企業の成長や業務拡大にも柔軟に対応できます。
外部システムとの連携で業務をシームレス化
財務会計ソフトや給与計算システムをはじめ、さまざまな業務ソフトとデータ連携が可能です。
Excel・CSVでの入出力やスケジュール連携、さらにはAPIによるリアルタイム反映にも対応。
データの二重入力を防ぎ、経理や現場担当者の作業負担を大幅に軽減します。
使い慣れた帳票をそのまま再現&安心のサポート体制
従来使用していた帳票フォーマットをExcel上で編集し、そのまま印刷書式として利用できます。
取引先や提出先ごとに異なるレイアウトにも柔軟に対応でき、実務の流れを変えずにシステム化が可能です。
さらに、導入前後には専任担当者が分析・設定・操作指導まで丁寧にサポート。全国のパートナーネットワークによる安心の支援体制も整っています。
どっと原価3の機能
どっと原価3には、さまざまな機能が搭載されています。
主な搭載機能は以下の通りです。
どっと原価3の主な機能
- 見積・受注登録機能で営業効率を高める
- 実行予算・発注・日報など現場管理を強化
- 会計・給与・入出金まで経理業務をシームレスに
- 経営者向けの収支見込・データ分析で意思決定を支援
- カスタマイズ・セキュリティ・承認機能で現場に合った運用
- API・自動連携・クラウド対応で業務を未来仕様に
見積・受注登録機能で営業効率を高める
「どっと原価3」では、見積作成から受注登録、アフター管理までを一元管理できます。
過去の見積データを再利用したり、見積書を自動作成することで、営業担当者の作業時間を大幅に削減可能です。
見積段階での原価・利益を可視化できるため、受注判断や価格交渉にも役立ちます。
実行予算・発注・日報など現場管理を強化
工事ごとの実行予算や発注内容、日報入力など、現場で発生するあらゆる情報をシステム上で一元管理できます。
さらに、進捗と原価をリアルタイムで把握できるため、ムダなコストや発注漏れも防止できます。
現場責任者・経理・経営層が同じ情報を共有でき、全社での原価管理精度が高まります。
会計・給与・入出金まで経理業務をシームレスに
売掛金や買掛金、入出金、会計連動、給与連携など、経理業務に必要な機能を幅広くカバーしています。
外部の財務会計ソフトや給与計算システムとスムーズにデータ連携でき、二重入力を削減します。
経理担当者の負担を軽減しながら、正確な資金管理と月次決算をスピーディに行えます。
経営者向けの収支見込・データ分析で意思決定を支援
工事別・担当者別の収支見込や損益状況をリアルタイムで把握できる分析機能を搭載されています。
原価構成の傾向を可視化することで、次の見積戦略やコスト削減の判断に役立ちます。
経営者が知りたい「今どれだけ利益が出ているのか」を即座に確認でき、迅速な意思決定を支援します。
カスタマイズ・セキュリティ・承認機能で現場に合った運用
承認ルールの設定やアクセス権限の制御など、企業規模や運用体制に合わせた柔軟な設定が可能です。
社内で使い慣れた用語や管理項目を自由に変更できるほか、マスター設定で業務フローを標準化できます。
セキュリティ面でも安心して運用でき、管理ミスや情報漏えいを防止します。
API・自動連携・クラウド対応で業務を未来仕様に
クラウド環境やAPI連携に対応しており、他の業務システムやスマートフォンアプリとのデータ共有がスムーズです。
+Bizシリーズとの連携で、現場からの日報入力や勤怠打刻もリアルタイムに反映されます。
建設業務のデジタル化を進めるうえで、効率とスピードを両立できる先進的な仕組みです。
どっと原価3の費用・料金

「どっと原価3」は、必要な機能だけを選んで組み合わせられる柔軟な構成が特長です。
業務に合わせて機能を段階的に追加できるため、無駄なコストをかけずに導入が可能です。
さらに、バージョンアップ費用は0円で常に最新環境を利用でき、サーバー費用も不要です。
初期導入から運用まで、負担を最小限に抑えながら長く使い続けられる建設業向け原価管理システムです。
| 初期導入費用 | 無料 |
| 保守・更新費用 | ライト 13,000円(税抜) /月 スタンダード 23,000円(税抜) /月 エキスパート 要お問合せ(オープンプライス)/月 ※1ライセンスあたりの金額 ※オプション費用は別途 |
| ユーザー数 | ライト 1ライセンス~(最大5ライセンス) スタンダード 1ライセンス~(最大20ライセンス) |
| 件数/データ容量 上限 | 1テナント 基本契約容量 20GB |
| ユーザー追加費用 | ライト 7,000円(税抜) /月 スタンダード 7,000円(税抜) /月 エキスパート 要お問合せ(オープンプライス)/月 |
| オプション費用 | 支払管理オプション 5,500円(税抜) /月 会計連動オプション 3,500円(税抜) /月 会計ERPモジュール 2,500円 (税抜) /月 日報管理オプション 5,500円(税抜) /月 Excelフリーモジュール 3,500円(税抜) /月 等 |
| お試し・体験版・デモ | あり |
どっと原価3の導入事例
どっと原価3について、特徴や機能、料金等の詳細を紹介しました。
では実際に導入した企業がどのように感じているのか、導入事例を見ていきましょう。
湯本内装株式会社:いつでも管理可能に
・見積から支払、決算書の作成までのプロセスを点と点から線としてつなげることができるようになり、業務処理のスピードが格段にアップした。
・現場ごとのコストを可視化できるようになった。
・トラブルが発生した時に電話で相談してリモートコントロールでその場で修正してもらえるようになった。引用元:湯本内装株式会社 | 原価管理ソフトなら建設ドットウェブ
業態:建設 その他従業員数:30~100名
西村建設株式会社:業務効率化と安心のクラウド環境
「はじめは『どっと原価シリーズ』のオンプレミス製品を導入しました。機能的に必要なものが全て含まれていましたが、ローカルまたはクラウド基盤にインストールして使う形態だったことが不満でした。『どっと原価3』になりSaaS化してからは全てにおいて満足しています。」
近年はクラウドサービスに対する需要と供給のバランスがよくなり、弊社の製品を導入されるお客様も8割がクラウド製品を選択されています。
西村建設様には大変お待たせする形となってしまいましたが、「どっと原価シリーズ」にもクラウド製品が登場して、現在は多くのお客様にご利用いただいています。クラウド製品の特長として、サービス提供会社がソフトウェアを運営・管理する責任を持ち、サーバーの保守、セキュリティ対策、バックアップ、アップデートなどを実施する点にあります。お客様はいつでも堅固なセキュリティの環境の中で、安心して利用できます。
引用元:西村建設株式会社 | 原価管理ソフトなら建設ドットウェブ
業態:建設 その他従業員数:31~100名
どっと原価3の導入方法
どっと原価3を導入する場合の手順は以下の通りです。
- 資料請求
- 無料相談・お問合せ
- ヒアリング/デモ
- 構成の決定/契約
- システム導入・設定・データ移行
- 運用テスト
- 稼働開始
まずは、公式サイトのお問い合わせフォームより、お問い合わせをしてください。
その後、導入に向けた相談や説明がなされます。
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アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
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まとめ
「どっと原価3」は、見積から請求、原価集計までを一元管理できる原価管理システムとして、多くの建設会社で導入が進んでいます。
必要な機能だけを選べる柔軟な構成、外部システムとの連携、安心のサポート体制により、現場と経理の情報共有をスムーズにし、業務効率化と利益アップを同時に実現します。
さらに、バージョンアップ費用やサーバー費用が不要な点も魅力です。
原価管理の精度を高めたい、業務を標準化したいとお考えの企業は、ぜひ「どっと原価3」の導入を検討してみてください。
システム導入後のサポートも充実しているため、初めての方でも安心して利用を始められます。
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