【リフォーム業向け】見積システム比較5選！選ぶポイントやメリットを紹介！

建築業界では、まだまだ多くの企業がエクセルで見積書を作成していますが、見積書の作成方法は業界によって異なります。
そのため、汎用的な見積システムでは「使いづらい」「機能的に不十分」といった問題が生じます。
特にリフォーム業界では、案件ごとに仕様が異なり、大型案件では明細に階層がないと分かりづらいなど、複雑なケースがあります。
そこで今回は、リフォーム業に特化した見積システムをご紹介します。

リフォーム業向け見積システム比較　5選

おすすめの見積システムを5つご紹介いたします。
システム導入をご検討中の方は、それぞれの特徴や価格を参考にしてみてください。

見積ソフト比較表

以下に、ご紹介する見積ソフトを一覧表にまとめました。
製品を比較する際に、ぜひご参照ください。

建築業向け管理システム アイピア

入力のしやすさに重点を置き、Enterキーで次の項目に移動したり、一括編集機能を備えています。
また、大規模なリフォーム工事で必要とされる階層見積にも対応しており、リフォーム業界に最適な見積システムです。
さらに、過去の見積もりを引き継いだり、見積もりのテンプレートを利用することで、入力作業の手間を大幅に軽減できます。

特徴	クラウドシステムなので外出先でも見積書を作成可能 見積書の申告・承認機能で漏れや金額をチェック 積算した原価を掛率でボタン一つで見積書に変換可能
料金プラン	初期費用：100,000円～ 月額費用：10,000円～
機能	現場管理、見積作成、営業進捗管理、原価発注管理、請求管理、入金管理、工程管理、書類管理、帳票作成、現場日報管理（出面管理）、物件管理、勤怠管理、KPI機能、労務管理、集計、スクリーニング機能、RFM分析、在庫管理、経費精算、現金管理、タスク管理
カスマイズ性	帳票のカスマイズが可能
サポート体制	メールサポート、電話サポート、ZOOMサポート、導入時リモート研修は何度でも無料
無料トライアル	あり

※2024年4月16日時点

• Aippear 公式サイトはこちら
• 資料ダウンロード（無料）

見積Rich

過去の見積やテンプレートを使って見積作成ができるので時間短縮が可能です。
また、見積書の申告・承認機能があるのでトライブルを未然に防ぐことができます。

特徴	クラウドでどこからでも利用可能 商品マスタ、顧客マスタがあり 見積書以外にも発注書・請求書・納品書などが発行可能。 １ユーザープランでは機能制限がありますが、無料で利用できるのが魅力的です。
料金プラン	初期導入費：要問合せ １ユーザープラン：月額費用：0円　複数ユーザープラン：5,000円～
機能	見積書作成、見積承認、案件・営業管理、帳票出力、マスタ管理、セキュリティ管理
カスマイズ性	要問合せ
サポート体制	ホームページ記載なし
無料トライアル	あり（2か月間）

※2024年4月16日時点

• 見積Rich 公式サイトはこちら
• 資料ダウンロード（無料）

マネーフォワード クラウド請求書

直感的な操作で、素早く見積書・納品書・請求書・領収書を作成できます。
登録した品目を検索して選ぶだけで簡単に見積作成が可能です。
PDFを直接メール送信することができます。送信履歴が残り、送信忘れを防げます。

特徴	クラウドでどこからでも利用可能 郵送代行サービスあり ステータス管理で作業漏れを防止 マネーフォワード クラウド会計や他のサービスと連携が可能
料金プラン	初期導入費：0円 月額費用：3,980円～
機能	請求書作成、毎月自動作成、ロゴ・印影の登録、一括メール送信・一括郵便、郵送代行、カード決済、ステータス管理、回収取込表、メンバー追加・権限管理、
カスマイズ性	要問合せ
サポート体制	チャットサポート、メールサポート
無料トライアル	あり（1か月間）

• マネーフォワード クラウド請求書 公式サイトはこちら
• 資料ダウンロード（無料）

みつもり主任

CADシステムと連携をすることで、簡単に見積を作成することが可能。
累計20万棟の積算から生まれた積算基準書を搭載することで
積算の精度に自信があり、積算の手間を90％削減！

特徴	30日間ソフト代金全額返金保証あり クラウドでどこからでも利用可能 見積書に画像貼り付け可能
料金プラン	要問合せ
機能	階層構造機能、単価構成、端数処理設定、複数のシートを並べて表示、単価マスター更新機能、歩掛行作成機能、過去データを元に見積作成、見積データExcel出力、見積書印刷、見積書プレビュー機能～
カスマイズ性	要問合せ
サポート体制	ホームページ記載なし
無料トライアル	あり（100回起動まで）

• みつもり主任 公式サイトはこちら
• 資料ダウンロード（無料）

カンタン見積計画

CADシステム「ウォークインホーム・プラス」と連携することでスピーディに見積・発注書を作成することが可能。
また、工事別のテンプレート機能や分離発注などリフォーム業で使いやすい機能があります。

特徴	見積書を作成しながらマスター登録が可能 発注書は業者別に分離発注が可能 見積書や発注書をエクセル出力可能
料金プラン	要問合せ
機能	実行予算管理（ANDPAD連携）、CADワンタッチ機能、図面測定、明細検索挿入機能、エクセル出力、工事別テンプレート
カスマイズ性	要問合せ
サポート体制	ホームページ記載なし
無料トライアル	あり

• カンタン見積計画 公式サイトはこちら
• メール問い合わせフォーム

リフォーム業向け見積システムを選ぶポイント

まずはリフォーム業向け見積システムを選ぶポイントをご紹介します。

リフォーム業向けの見積システムを選ぶ際には、以下のポイントに注意することが重要です。

機能の適合性

リフォーム業界に特化した機能が備わっているかどうかを確認します。例えば、見積書の作成、材料の管理、作業スケジュールの調整などが含まれるかどうかを確認しましょう。

分かりやすさ

インターフェースが使いやすいかどうかを確認します。リフォーム業界は多くの場合、現場で作業を行うため、シンプルで直感的な操作が重要です。

カスタマイズ性

自社の業務フローに合わせてカスタマイズできるかどうかを確認します。特定の業務や作業フローに合わせて、見積書やスケジュールなどを調整できると便利です。

クラウドベースの利便性

クラウドベースの見積システムは、複数の場所からアクセスできるため、現場やオフィスからでもデータにアクセスできる利便性があります。

価格

利用料金やライセンス料、追加機能の費用など、総コストを考慮します。予算に合ったシステムを選ぶことが重要です。

サポート体制

システムを導入した後も適切なサポートが受けられるかどうかを確認します。障害や問題が発生した際に迅速に対応してもらえるかどうかが重要です。

セキュリティ

取引先や顧客の情報を取り扱う場合、セキュリティ対策が十分にされているかどうかを確認します。データ漏洩やセキュリティ上のリスクを最小限に抑えることが重要です。
これらのポイントを考慮して、自社のニーズや業務フローに最も適したリフォーム業向け見積システムを選択してください。

リフォーム業が見積システムを導入するメリット

ここまでおすすめ見積システムやシステムを選ぶポイントをご紹介してきましたが、ここからは見積システムを導入するメリットをご紹介いたします。

赤字回避に繋がる

見積システムでは過去の案件の成功案件や原価情報、利益率を参考に見積書を作成することが出来ます。その結果粗利の確保ができ、赤字回避に繋がります。

属人化の回避

建設業の見積は、担当者ごとに管理・作成される傾向にあります。
そのため、商談内容や見積書のひな型などが個別に管理され、見積業務が属人化してしまうという問題があります。

見積システムを活用すれば、商談内容やひな形が全員で共有できるようになるため、属人化の回避ができます。

時間・場所問わず見積書の作成ができる

クラウド型の見積管理システムであれば、モバイル端末でいつでもどこからでも見積書を作成することが出来ます。
そのため、見積の作成や編集、承認、検索などを外出先で行うことが可能です。

他社よりもはやく、正確な見積を提出できるため、商談のスピードの向上も期待できます。

コスト削減

見積書を電子データで管理することで、ペーパーレス化を実現できます。
紙代を削減できるほか、保管場所を確保する必要もありません。

また、見積ソフトの検索機能を使えば、過去の見積や他の担当者の見積をすぐに見つけることができるので、膨大な紙のデータから当該の見積を探す必要はありません。

リフォーム業におすすめ！『建築業向け管理システム　アイピア』

まとめ

今回は、リフォーム会社に特化した見積システムをご紹介しました。

見積作成は、日々の業務で成約に直接つながる大変重要な作業です。
紙やエクセルで見積を作成・管理している企業は、業務状況を見直し、システム導入を検討してみてはいかがでしょうか。

また、すでにシステムを導入している企業も自社に適しているシステムなのか、今一度検討することをおすすめします。