建設業や製造業をはじめとした現場業務の効率化が求められる中で、業務管理システムの導入は年々重要性を増しています。その中でも注目されているのが「uconnect」です。
本記事では、uconnectとはどのようなシステムなのかという基本情報から、実際の評価や口コミ、導入コストの目安、搭載されている機能の特徴までをわかりやすく解説します。さらに、実際の導入事例も交えながら、現場でどのように活用されているのかも紹介します。
導入を検討している方が比較・検討しやすいように、メリット・注意点を含めて整理していますので、ぜひ参考にしてください。
uconnectとは?
『uconnect』は、クラウド型の粗利管理ソフトです。
シリーズ累計導入 3,000社を突破しています。
管理会計機能が充実しており、工事ごとの粗利や現金の収支をリアルタイムで把握できます。
売上と原価を入力するだけで、工事台帳が自動生成され、見積書や納品書、請求書などの帳票も簡単に作成できます。さらに、導入時にはIT導入補助金を利用することができるのも、導入しやすいポイントです。
製品概要
| 対象従業員規模 | 推奨規模:1名 〜 50名程度 対応可能範囲:1名 〜 100名規模まで |
|---|---|
| 提携形態 | クラウド型 |
| デジタル化・AI導入補助金 | 2024年 IT導入補助金対応(申請終了) |
| 対応OS | 要お問合せ ※推奨ブラウザ:Google Chrome (最新版)(推奨) |
| サポート体制 | メール対応 電話対応 チャットサポート リモートサポート |
運営会社『株式会社unlimited』について
uconnectを運営している『株式会社unlimited』についてご紹介します。
| 会社名 | 株式会社unlimited |
|---|---|
| 所在地(本社) | 〒745-0806 山口県周南市桜木1丁目1-32 徳山オフィス4F |
| 代表者 | 橘 貴督 |
| 設立 | 2018年2月2日 |
| 資本金 | 100万円 |
| 事業内容 | ERPクラウドソフト「uconnect」サービス まいぷれ周南 ホームページ制作「WEBlue」 |
原価管理のDXについての記事はこちら
uconnectの評価・口コミは?
uconnectの概要について紹介しました。
では実際uconnectはどのような評価を受けているのでしょうか。
口コミを確認しましょう。
非常にコストパフォーマンスと機能性に優れたソフトだと感じています(ITreview
平均:(3.7/5)
粗利管理クラウドという名の通り、売上と原価から粗利を計算して工事の実績をデータベース化できます。工事を番号付きの案件として登録し、見積書および予算、着工後の原価、完工後の請求書、入金状況まで、一工事の収支について体系的に管理できます。利用する中で様々な要望をチャットで挙げさせていただき、システムのアップデートにも少しずつご対応いただいているところで、経理に携わる者の立場から、非常にコストパフォーマンスと機能性に優れたソフトだと感じています。利用を始めてもうじき一年とまだ短いながらも、粗利管理という面で業務改善に大変助けられています。今後、現場監督目線からの原価管理においてもユーティリティが向上すると、より効果的な運用ができると期待しています。
引用元:uconnectの評判・口コミ 全2件【ITreview】IT製品のレビュー・比較サイト
uconnectの特徴・機能

ここからは、uconnectの具体的な特徴、機能についてみていきましょう。
uconnectの特徴
ここでは、uconnectの主な特徴を3つご紹介します。
uconnectの主な特徴
- 粗利のリアルタイム可視化と経営判断の迅速化
- 見積から請求までの業務を一気通貫で効率化
- 建設業・案件管理に最適化されたクラウド設計
粗利のリアルタイム可視化と経営判断の迅速化
uconnectは、売上・原価データを入力することで案件ごとの粗利をリアルタイムに自動算出できる点が大きな特徴である。
現場単位・工事単位で収益状況を即時に把握できるため、経営判断のスピード向上につながる。
利益のブレや赤字案件の早期発見が可能となり、現場改善や原価意識の向上にも寄与する。
見積から請求までの業務を一気通貫で効率化
見積書作成から納品書・請求書・領収書までの帳票を一元管理し、自動連携できる点も特徴である。
二重入力や転記作業を削減でき、請求処理の工数を大幅に軽減する。
事務作業の標準化にもつながり、属人化の防止や業務品質の安定化が期待できる。
建設業・案件管理に最適化されたクラウド設計
uconnectは工事単位・案件単位での管理に特化したクラウド型システムである。
現場・事務所問わずアクセスでき、リアルタイムで情報共有が可能となる。
スマホ対応により現場入力も容易で、場所に縛られない柔軟な業務運用を実現する。
uconnectの機能
建設業や工事業では、見積から発注、原価管理、請求処理までの業務が複雑に連動しており、情報の分断や二重入力といった課題が発生しやすい傾向にあります。こうした背景から、業務全体を一元管理し効率化するクラウド型システムの導入が進んでいます。
その中でも「uconnect」は、工事単位での収支管理や帳票作成の自動化、会計ソフトとの連携など、実務に直結する機能を備えたシステムとして注目されています。
ここでは、uconnectに搭載されている主な機能について、業務効率化や原価管理の観点からわかりやすく解説します。導入を検討する際の判断材料としてご活用ください。
uconnectの主な機能
- 工事台帳・案件管理機能
- リアルタイム粗利管理機能
- 見積・請求など帳票作成の自動化機能
- 会計ソフト連携・データ連携機能
工事台帳・案件管理機能
uconnectは工事や案件ごとに売上・原価を紐づけて管理でき、工事台帳を自動で作成できる機能を備えています。
見積書・発注書・納品書・請求書などの情報が一元化され、台帳データから各種帳票を自動出力できるため、入力作業の手間を削減できます。
案件単位で収支状況を把握できる点が特徴です。
リアルタイム粗利管理機能
売上と原価データを登録することで、工事や案件ごとの粗利をリアルタイムで自動計算できます。
経理への確認を待たずに利益状況を把握できるため、赤字案件の早期発見や経営判断の迅速化につながります。
現場単位での収益管理を可視化できる点が強みです。
見積・請求など帳票作成の自動化機能
見積書作成から納品書、請求書、領収書までを連動して作成できます。
売上データから請求書を自動生成できるため、請求業務の工数削減や入力ミス防止に寄与します。
複数の帳票作成業務を一元化できる点が業務効率化につながります。
会計ソフト連携・データ連携機能
freee会計やマネーフォワード クラウド会計などとAPI連携が可能で、売上・原価の仕訳データを自動で連携できます。
CSV連携にも対応しており、既存の会計システムとスムーズに接続できます。
二重入力の削減により経理業務の効率化を実現します。
uconnectを導入する際の注意点は?
建設業向けの業務管理システムとして注目されているuconnectですが、導入すればすぐに効果が出るというわけではなく、事前に確認しておくべきポイントも存在します。
自社の業務フローや運用体制に適合していない場合、期待した効果が得られない可能性もあるため注意が必要です。
ここでは、uconnectを導入する際に押さえておくべき主な注意点について解説します。
既存業務フローとの適合性を確認する必要がある
uconnectは工事管理や原価管理に特化したシステムですが、すべての業務プロセスを自動化できるわけではありません。
そのため、現在の見積・請求・原価管理の運用方法とどの程度一致しているかを事前に確認することが重要です。
業務フローの見直しが必要になる場合もあるため、現場との調整も含めて検討する必要があります。
入力ルールや運用ルールの整備が必要
システムの効果を最大化するためには、データ入力のルールを社内で統一することが欠かせません。
担当者ごとに入力方法が異なると、原価や粗利の精度にばらつきが生じる可能性があります。
導入前に運用ルールを明確化し、社内での教育体制を整えることが重要です。
導入初期は定着までに一定の時間がかかる
新しいシステムを導入した直後は、操作に慣れるまで時間を要するケースが多く見られます。
特に現場スタッフが入力を行う場合は、従来のやり方との違いに戸惑うこともあります。
そのため、段階的な導入やサポート体制の活用を前提に計画することが望ましいです。
他システムとの連携範囲を事前に確認する
会計ソフトや既存の業務システムと連携できる点はuconnectの強みですが、すべてのツールと完全に連携できるわけではありません。
CSV連携やAPI連携の対応範囲を事前に確認し、自社システムとの親和性を把握しておくことが重要です。
連携設計を誤ると、かえって手作業が増える可能性もあります。
uconnectの費用・料金

uconnectの料金体系は、ベースとなる「プラン別の月額基本料」に、利用する「ユーザー数に応じた月額費用」を加算する、分かりやすい従量課金制となっています。
工事管理に特化したシンプルなプランから、販売管理までカバーするプランまで用意されており、企業の業務範囲に合わせて選択できます。ユーザー1名から導入できるため、コストを最小限に抑えてスモールスタートを切りたい小規模な工事業・建設業者に最適です。
また、初期費用が無料であり、クラウドサービスとして即座に導入・拡張ができるため、IT投資のハードルを低く抑えつつ、現場のDX化を迅速に進められる点が大きなメリットといえるでしょう。
| 項目 | 内容 |
| 初期導入費用 | 要お問合せ ※導入支援(有料)あり |
|---|---|
| 保守・更新費用 | 案件・工事業 基本料金 6,600円(税込) 工事業+販売 基本料金 10,560円(税込) 階層型見積・実行予算工務店向け 基本料金 23,100円 (税込) ※オプション費用、ユーザー課金は別途 |
| 件数/データ容量上限 | 100MBまで無料(以降、容量追加オプションあり) |
| ユーザー追加費用 | 1,320円/ユーザー(月額) |
| オプション費用 | 実行予算、Excel帳票、容量追加など(月額 2,200円〜) |
| お試し・体験版・デモ | あり(30日間無料お試し) |
uconnectの導入事例
ここからはuconnectの導入事例をご紹介します。
ジオ・ナビオ株式会社
導入のきっかけ
uconnect(工事案件ごとのクラウド原価管理ソフト)とMFC会計導入のきっかけは、どこにいても原価や売上を把握したかったためです。
ITツールを導入したことで、現場、事務所などどこにいても原価や売上が分かるようになったのがよかったです。
導入の効果
uconnectを導入したことで、経理が入力している原価情報を営業自ら案件ごとの粗利を見るような習慣ができました。
営業と経理もお互いのミスに気づけるようにもなったので、結果として営業の原価意識改革につながりました。
バックオフィスのDXにより、外構工事業の原価率2%、800万円利益改善と施工管理の見える化を実現 | DIGの業務改善ラボ
uconnectの導入方法
建設業や工事業では、見積作成から原価管理、請求処理まで多くの工程が複雑に連携しており、システム導入の有無が業務効率に大きく影響します。
そのため、uconnectのような業務管理システムを導入する際には、単に機能面を見るだけでなく、導入プロセス全体を正しく理解しておくことが重要です。
本章では、uconnectを導入する際の基本的な流れについて、各ステップごとにわかりやすく解説します。導入検討時の全体像把握としてご活用ください。
- 無料相談・問い合わせ
まずは公式サイトや問い合わせフォームから資料請求や無料相談を行います。
自社の業種や課題を伝えることで、最適なプランや活用方法について提案を受けることができます。
導入前に機能や費用感を把握できるため、比較検討の初期段階として重要です。 - デモ・トライアルによる機能確認
次に、実際の操作画面を使ったデモやトライアルで機能を確認します。
見積作成や原価管理、帳票出力などの操作性を実務に近い形で試すことができます。
現場や事務担当者の使いやすさを事前に確認することで、導入後のミスマッチを防ぐことができます。 - ヒアリング・運用設計
導入を前提とした場合、自社の業務フローに合わせた運用設計が行われます。
工事管理や請求業務の流れを整理し、uconnect上でどのように管理するかを具体化します。
必要に応じて初期設定や運用ルールの整理もサポートされます。 - 初期設定・データ登録
運用設計に基づき、顧客情報・案件情報・単価などの初期データを登録します。
既存データがある場合はCSVなどでの取り込みにも対応し、スムーズな移行が可能です。
ここでの設定精度が、その後の運用効率に大きく影響します。 - 本格運用・サポート開始
初期設定が完了すると、実際の業務でuconnectの運用がスタートします。
操作に関するサポートや運用フォローも受けられるため、定着まで安心して利用できます。
段階的に利用範囲を広げることで、業務全体の効率化を図ることができます。
uconnectに関するよくある質問
- 導入にはどのくらいの期間がかかりますか
-
導入期間は企業の規模や運用内容によって異なりますが、一般的にはヒアリングから本格運用まで数週間〜1か月程度が目安となります。
初期設定やデータ移行の量によって前後する場合があります。 - ITに詳しくなくても利用できますか?
-
uconnectは現場担当者や事務担当者でも使いやすいように設計されているため、専門的なIT知識がなくても利用可能です。
導入時には操作説明やサポートも用意されているため、安心して運用を開始できます。 - 既存の会計ソフトと連携できますか?
-
freee会計やマネーフォワード クラウド会計など、主要なクラウド会計ソフトとの連携に対応しています。
CSV連携やAPI連携を活用することで、二重入力を防ぎ業務効率化が可能です。 - 小規模な会社でも導入できますか?
-
uconnectは企業規模に応じて柔軟に運用できるため、小規模事業者でも導入可能です。
必要な機能から段階的に利用できるため、無理なくスタートできます。
業務効率化なら 建築業向けの管理システム「アイピア」
アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。
アイピアはここが便利!6つのポイント
まとめ
これまで見てきたように、uconnectは建設業や工事業における見積・原価管理・請求業務などを一元化し、業務全体の効率化を支援するクラウド型システムです。
工事台帳の自動作成やリアルタイムでの粗利管理、見積から請求までの帳票作成の自動化など、現場と事務の両面で業務負担を軽減できる機能が充実しています。また、会計ソフトとの連携にも対応しており、二重入力の削減や経理業務の効率化にもつながります。
一方で、導入にあたっては既存業務フローとの適合性や運用ルールの整備、社内定着までの期間などを事前に確認しておくことが重要です。
このようにuconnectは、単なる業務管理ツールではなく、原価管理の精度向上や経営判断の迅速化にも寄与するシステムといえます。導入前に特徴や注意点を正しく理解し、自社に適した形で活用することが成功のポイントとなります。
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