社内のペーパーレス化の実現のためには、電子帳簿保存サービスを活用するのが便利です。
トラブルなどを防ぐためにも、電子帳簿保存サービスを導入する際には、法令に対応しているかをよく確認しておいたほうが良いでしょう。
電子帳簿保存法に対応したサービスとしては、SATSAVE(サットセーブ)があります。
そこで、本記事では、SATSAVEの特徴、搭載機能、料金プラン、口コミ、導入方法などを詳しく解説していきます。
SATSAVE(サットセーブ)とは
SATSAVE(サットセーブ)は、JIIMA認証取得のクラウド型電子帳簿保存サービスです。
改正電子帳簿保存法に対応した環境が用意されており、請求書、見積書、注文書などの各書類を安全に保管することができます。
阪急阪神グループのほか、200社以上が利用しています。
将来的には、AI-OCR対応、電子契約機能(SATSIGN)統合、スキャナ保存(タイムスタンプ)、経理連携、アーカイブなどの機能にも対応予定(2024年4月現在)です。
必要な機能が次々とバージョンアップされていきますので、長年にわたって便利に活用できるでしょう。
製品概要
対象従業員規模 | 全ての規模に対応 | ||
提携形態 | クラウドサービス |
運営会社『アイテック阪急阪神株式会社』について
SATSAVEを運営している『アイテック阪急阪神株式会社』についてご紹介します。
会社名 | アイテック阪急阪神株式会社 |
所在地(本社) | 〒553-0001 大阪府大阪市福島区海老江1-1-31 阪神野田センタービル11F |
代表者 | 水本 好信 |
設立 | 1987年7月1日 |
資本金 | 2億円 |
事業内容 | 交通システム エンタープライズソリューション インターネットソリューション 医療システム スマートビルシステム 地域BWA・あんしんサービス ネットワークインフラソリューション システム開発受託 コールセンター |
主な沿革 | 2008年11月 株式会社システム技研を完全子会社化 2011年2月 ユミルリンク株式会社を子会社化 2018年12月 株式会社日本プロテックを完全子会社化 2022年10月 アイテックソフトウェア株式会社を吸収合併 |
SATSAVE(サットセーブ)の評価・口コミは?
SATSAVEの概要について紹介しました。
では実際SATSAVEはどのような評価を受けているのでしょうか。
口コミを確認しましょう。
ユーザー数が無制限で使いやすい(BOXIL)
(4/5)
どのプランを利用してもユーザー数が無制限なので気にせず使えて良いです。クラウドにて電子で保管できる為、紙を利用する事がなくなり保管や紛失のリスクを減らせるのが良いです。今までは別々で大変だった様々な帳票の管理を一元化できるようになったのに大きなメリットを感じました。
引用元: SATSAVEの評判・口コミ | 国内最大級のSaaS比較・口コミサイト BOXIL
また、ユーザーの閲覧権限も管理できる為、漏洩などのセキュリティリスクを減らす事ができたのもメリットを感じました。
あらゆる帳票を電子化して保存することができるシステム(BOXIL)
(5/5)
経理業務の効率化が図れる。SATSAVEでは、受領した帳票を選んで返信する機能や、ワークフロー設定による送信前・保管前のチェック機能、帳票の一括登録や各種情報のCSV出力機能など、多忙な経理現場が「欲しい」と感じている機能を搭載しています。
引用元: SATSAVEの評判・口コミ | 国内最大級のSaaS比較・口コミサイト BOXIL
すでに改正電子帳簿保存法に対応した保存機能を搭載済みですので、保存に関連する認識不足やうっかりミスを未然に防ぐことができるので、経理の確実性をより高めることに貢献しています。
SATSAVE(サットセーブ)の特徴・機能
ここでは、SATSAVEの主にな特徴、搭載機能などをご紹介していきます。
SATSAVE(サットセーブ)の特徴
ここでは、SATSAVEの主な特徴を3つご紹介します。
SATSAVEの主な特徴
- 改正電子帳簿保存法に対応
- 手続きと保管を同時に実現
- 高価なシステム構築は不要
改正電子帳簿保存法に対応
SATSAVEの特徴は、改正電子帳簿保存法に対応済みであることです。
法令をきちんと遵守したうえで、見積書、注文書、納品書、請求書などのさまざまな書類を安全に保管することができます。
インボイス制度にも対応予定です。
改正電子帳簿保存法、インボイス制度に関する記事はこちら
手続きと保管を同時に実現
手続きと保管を同時に実現できるのがSATSAVEの特徴です。
さまざまな帳票の受け渡しをSATSAVEのみで行えるため、PPAP対策としても活用できます。
取引先も無償で利用できるため、導入コストの負担や手間などが一切かかりません。
高価なシステム構築は不要
SATSAVEは、クラウド型の電子帳簿保存サービスです。
インターネット環境が整った環境であれば利用できるため、高価なシステムを構築する必要がありません。
さらに、クラウド型はスピーディーに導入できるというメリットもあります。
SATSAVE(サットセーブ)の機能
SATSAVEには、さまざまな機能が搭載されています。
主な搭載機能は以下の通りです。
SATSAVEの主な機能
- 経理業務効率向上
- 効率的な文書管理
- 万全のセキュリティ
経理業務効率向上
SATSAVEには、受領した帳票を選んで返信できる機能、取引先に簡単に送信できる機能が用意されています。
ワークフロー設定機能を利用すれば、帳票の送信前や保管前に複数人でチェックすることが可能です。
そのほかに、帳票の一括登録、CSV出力などの機能も揃っています。
経理業務の効率化に関する記事はこちら
効率的な文書管理
電子文書や紙をスキャンして読み込んだPDF文書などを、SATSAVE上で一元管理できます。
個社別の項目設定も可能です。
受領帳票に返信をすると、帳票の関連を自動で紐付けしてくれる機能も搭載されています。
万全のセキュリティ
SATSAVEは、データをクラウド上に保管する仕組みです。
メールへの添付不要で送信できるため、誤送信や送信エラーなどを防いで安全にやり取りができます。
登録書類に対しては照範囲の制限を設けることも可能です。
ユーザーの利用機能範囲も制限できます。
さらに、SATSAVEでは、大規模災害を想定してバックアップデータを遠隔地に保管しています。
万が一の災害リスクを回避でき、安心して利用できるサービスです。
SATSAVE(サットセーブ)の費用・料金
SATSAVEには、無料プラン、ライトプラン、スタンダードプラン、まとめてプランの4つの料金プランがあります。
いずれのプランも初期費用はかかりません。
月額料金は、無料プランが0円、ライトプランが5,000円、スタンダードプランが20,000円、まとめてプランは代表会社が80,000円、子会社が5,000円となっています。
初期導入費用 | 無料 |
保守・更新費用 | 要お問合せ |
ユーザー数 | 無制限 |
件数/データ容量 上限 | 無料プラン500MB ライトプラン2GB スタンダードプラン20GB まとめてプラン500GB |
ユーザー追加費用 | 要お問合せ |
オプション費用 | 要お問合せ |
お試し・体験版・デモ | あり |
SATSAVE(サットセーブ)の導入方法
SATSAVEを導入する場合の手順は以下の通りです。
- お申込み
- 初期設定値ご提出
- 環境設定
- ご利用開始
SATSAVEを導入するにあたっては、申し込み手続きが必要です。
無料プランならば、即日で利用が可能です。
一部の機能制限がありますが、料金は一切かかりません。
とりあえず試してみたいという場合は、まずは無料プランの導入を検討してみると良いでしょう。
電子帳簿保存法対応!建築業向けの管理システム「アイピア」
アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。
アイピアはここが便利!6つのポイント
まとめ
SATSAVEは、アイテック阪急阪神株式会社が提供するクラウド型電子帳簿保存サービスです。
経理業務効率向上、効率的な文書管理などに役立つ機能を搭載しています。
セキュリティ対策もしっかりしているサービスなので、安心して活用できることでしょう。
SATSAVEには、複数の料金プランが用意されており、無料プランはユーザー数の制限なしで利用可能です。
まずは、無料プランから試してみるのも一つの手です。
公式サイトから詳しい資料の請求もできますので、SATSAVEの導入を検討している方は取り寄せてみると良いでしょう。
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