施工管理ソフト・アプリオススメ11選と選択のポイントとは?

施工管理ソフト・アプリオススメ11選と選択のポイントとは?

建築・建設業は休日出勤や長時間の残業などの時間外労働が常態化しやすく、2019年から施行された働き方改革に大きな期待がかかっています。

中でもとりわけ労働環境の改善が求められる「施工管理」は、解決策として「施工管理アプリ」が数多くリリースされています。図面や工事写真の管理など事務作業の効率化にIT導入は大変有効です。

今回は、施工管理アプリをご紹介するとともに貴社に合ったアプリの選び方を考えてみましょう。

業務効率アップを目指すなら『施工管理システム アイピア』

建設・建築業において非常に重要な施工管理の業務は、多岐にわたります。それ故に、業務効率が落ち、ミスが増加する可能性があります。
また、常に人手不足が問題視されている建設・建築業界において、人力だけでの管理では間に合わなくなっています。
そこで、施工管理業務を見える化し業務効率アップが見込める『施工管理システム アイピア』をご紹介します!
建築業向け管理システム アイピア
アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。

まずは、体験デモで使用感を体感してみませんか?

施工管理とは

施工管理ができるアプリは施工管理のさまざまな分野をカバーしてくれます。アプリの種類によって得意な分野が異なるので、今一度施工管理で行う業務内容を振り返っておきましょう。

具体的には、新築やリフォーム工事などで施工管理を行う「施工管理技士(国家資格)」の仕事を確認しましょう。

安全管理

建築の現場は危険と隣り合わせです。現場で「安全第一」というスローガンを掲げているのをよく見ると思いますが、安全に注意をしていても事故が起こることがあります。

事故が起こりそうな作業や場所などを事前に把握・管理・指導することで、事故を未然に防ぎ、職人さんや作業員が安全に工事ができる環境を作ることが施工管理技士の重要な仕事です。

品質管理

工事が設計・仕様通りに工事が進んでいるのかをチェックするのも施工管理を行う目的です。

施工管理技士は使用する材料が適切かどうかや、耐震や断熱などの規定をクリアしているかなど確認することはもちろんの事、会社として工事の品質を保てているかをチェックします。

工程管理

工程管理は工事の工程は予定通り進んでいるかを管理することです。

工事場所によっては雨など天候によって工事が遅れることがよくあります。そういった場合、スケジュールを調整したり、人員を追加することで、スケジュールの調整を行います。施工管理技士にとって工程管理はお客様への納期を守る為に必須の仕事になります。

原価管理

上記の3つはお客様や工事を行う為に重要な項目でしたが、最後の原価管理は自社として重要な内容になります。

工事の品質を良くすると、原価が上がり会社の利益が下がってしまいます。かといって利益を残すために工事の品質を下げると顧客満足がさがり、最悪の場合クレームになります。お客様の満足度と工事の品質のバランスを見ながら適正な利益を残すことが施工管理技士の仕事です。

原価管理は、施工管理と同じくらい重要な管理項目です。併せて改善することをおすすめします。

  • 施工管理システム

施工管理ソフト・アプリ11選

施工管理ソフト・アプリと一口にいっても様々なものがあります。
まずは、おすすめの施工管理ソフト・アプリ11選を見ていきましょう。

各ツールの比較表

施工管理ソフト・アプリ初期費用ランニングコスト対象企業群機能の充実度
アイピア¥120,000~¥10,000/月(5ID)中小企業向け
AND PAD¥100,000~¥18,000/月(30ID)大手企業向け
Kizuku¥100,000~¥20,000/月(30ID)大手企業向け
Field Plus無料¥500/月(1ID)大中企業向け
Photoruction不要(要相談)¥780/月中小企業向け
Site Box不要¥12,000/年中小企業向け
SmartPlus要相談要相談中小企業向け
かん助¥2,000,000~¥1,500/月中小企業向け
eYACHO¥300,000~¥28,000/月(1ID)大中企業向け
SITE要相談¥450/月大中企業向け
KANNA無料無料(追加費用有)中小企業向け

『建築業向け管理システム アイピア』

外出先から写真や書類が共有できるツールは、日中ほとんど出先にいる施工管理技士にとって便利なものです。でもどうせなら、写真などの施工情報を含めたすべての業務情報をまとめて管理してしまいませんか?

施工管理システム アイピア』は顧客管理・案件管理・見積作成・原価管理・入金管理といった社内の業務管理と、出先から写真を撮ってスマホから簡単に写真共有ができます。

機能写真・資料管理、日報、工程表、カレンダー、顧客管理、見積作成、営業進捗管理、受発注管理、入金管理、その他
月額費用月々10,000円~

  • 施工管理システム

明日から使える施工管理アプリ AND PAD

ANDPAD(アンドパッド)は導入社数1600社を突破した施工管理アプリです。最近はテレビCMも公開され、一般的にも注目され始めています。

アンドパッドは日報や工程表など現場管理ができる機能が職人さんなど協力業者と共有できます。現場で撮った写真を使ってスマホから日報を作成したり、工程の変更をすぐに共有することで常に最新の工程表を職人さんに届けることが可能です。

また、共有する写真や資料などの容量が無制限であるのも嬉しいですよね。

機能写真・資料管理、日報、工程表、横断工程表、チャット、営業管理、カレンダー、検査、見積作成、OB点検、受発注
初期費用10万円
月額費用 30ID:1.8万円/月
60ID:3.6万円/月
100ID:6.0万円/月

Kizuku(キズク)

Kizuku(キズク)は建築現場にありがちな「ムダ」「ムリ」「ムラ」を改善して、常に時間に追われる環境を変える「新しいワークスタイル」を提案する施工管理アプリです。

予定連絡漏れや連絡間違いのせいで発生する「言った・言わない」トラブルを改善するため、作業員スケジュールを見える化するグループウェア機能がついています。現場ごとのチャットルームで写真や資料共有で、情報共有にかかる時間的コストを一気に解消することも可能です。

機能スケジュール/グループウェア、トーク、コネクション、図書共有/写真管理、物件管理/工程管理、施工報告書/検査報告書、マスタ管理
初期費用10万円
月額費用30ID:2万円/月
50ID:3万円/月
100ID:5万円/月

Field Plus(フィールドプラス)

Field Plus(フィールドプラス)は月々500円から始められる業務報告システムです。建築業に特化した施工管理アプリとは少し経路が違いますが、「報告書の作成」という手段を通じて写真共有などを行うことができます。

報告書はテンプレートを作成して、報告者は選択肢から選んでいくだけで十分な報告書の作成が可能です。現場写真の共有や日報作成のためわざわざ帰社していた手間を解決するには十分なアプリです。

機能報告書作成、写真共有、勤怠管理、各種マスタ
初期費用無料
月額費用500円/1ID

Photoruction(フォトラクション)

Photoruction(フォトラクション)は、シンプルな見た目で豊富な施工管理ができるクラウドシステムです。施工管理アプリでは一般的な写真共有などは、特許申請された表示技術によって非常に軽量でどんなスマホ・パソコンでも警戒に利用する事ができます。

電波が届かないところは「オフライン対応機能」に自動的に切り替わり、最新のローカル情報がいつでも確認でき、非常にスムーズな運用が可能です。

機能写真共有、電子小黒板、台帳作成、図面への位置指定、外部共有、施工対応
初期費用不明(要問合せ)
月額費用スタンダード780円/プロモデル3,980円

SiteBox 出来形・品質・写真

SiteBox(サイトボックス)出来形・品質・写真は、工事の写真管理と出来形管理がスマートフォンで出来る施工管理アプリです。

工事写真の撮影・整理のほか、撮影した写真を電子小黒板に写し込んだり実測値の記録を行うことが可能です。

機能写真の撮影・管理、電子小黒板写し込み機能、出来形管理、写真管理との連動、品質管理
初期費用不明(要問合せ)
年額費用12,000円(容量10GBあたり6,400円の追加費用)

SmartPlus(スマートプラス)

SmartPlus(スマートプラス)は工事の施工状況を写真撮影を通じて現場から報告し、事務所で確認や検査が出来る施工管理アプリです。

従来使われていた紙の点検表と同じ点検項目の確認が写真管理とあわせて行えるので、ペーパーレス化を実施できます。また、撮影した写真に手書き感覚で書き込みできるペイント機能で施工箇所に印をつけたり、キーボードを使わずにメモを残すことができるので書類作成の負担軽減・効率化に繋がる強みを持っています。

開発元の株式会社ミライト情報システムが提供する他のソリューションとの連携開発・追加システム構築などの対応相談も受けてくれるそうなので、予算に余裕があって大規模なシステム改修がしたい場合におすすめです。

機能写真の撮影・管理、ペイント機能(※機能は一部のみ公開)
初期費用不明(要問合せ)
年額費用不明(要問合せ)

かん助

かん助は、施工管理に必要な機能をオールインワンで提供してくれる施工管理アプリです。写真管理や指示書発行機能などの基本的な施工管理機能を備えつつ、現場・事務所間のワークフロー機能(申請・承認)などを備えることで幅広い業務範囲をカバーします。

少なくとも月10現場以上での運用を想定している中~大規模向けで、導入費用も比較的高価です。

機能物件管理、チェックシート作成・管理、指示書発行、写真管理、文書管理、業者予定管理、図書管理、工程管理、タスク管理、掲示板機能など
初期費用200万円~
月額費用※最低利用現場数「月10現場」が基本料金
設備施工向け(工期一週間以内):1,500円/1現場
戸建住宅施工向け:5,000円/1現場
大規模修繕向け:5,000円/1現場

eYACHO(イーヤチョウ)

eYACHOは、建設現場で多くの方に使われている「野帳」をデジタル化したアプリです。写真共有などはもちろん、Excelのような表計算機能で測量資料や日報が作成できます。

無料体験版のほか個人向けのフリープラン、安価プラン(月々480円~)も用意されているので「とりあえず操作感を試す」ことも可能です。

機能物件管理、チェックシート作成・管理、指示書発行、写真管理、文書管理、業者予定管理、図書管理、工程管理、タスク管理、掲示板機能など
初期費用300,000円
年額費用28,000円/1ライセンス

SITE

SITEはシンプルな使い心地が特徴の現場情報共有アプリです。
主な機能として「案件管理」「チャット」「スケジュール」の機能を備えており、誰でも簡単に導入できます。

また案件管理機能では、案件ごとに関係者を登録することができスムーズな情報交換が行えます。
加えて、クラウド上で情報を管理できるため、業務の属人化防止にもつながります。

機能案件管理、チャット、スケジュール、ほか
初期費用要相談
月額費用450円×利用人数

KANNA

KANNA(カンナ)は、0円で簡単に使える施工管理アプリです。
インターネット環境があれば利用できる為、いつでもどこでも情報共有が可能。
また、1TBずつ容量を追加購入していく形式の為、初期費用が必要ありません。

機能現場管理、写真・図面管理、チャット、日報・報告 ほか
初期費用無料
月額費用無料

  • 施工管理システム

施工管理ソフト・アプリを選ぶポイント

おすすめの施工管理ソフト・アプリ11選を見てきましたが、自社に合ったものやより良い施工管理ソフト・アプリを導入するにはどのような観点でソフトやアプリを選択すれば良いのでしょうか。
そこで、ここでは施工管理ソフト・アプリを選ぶポイント5点を詳しくご紹介します。

1.価格

施工管理アプリにかかる費用は主に以下の三つです。

  • 初期導入費
  • アプリやソフトを導入する際にかかる費用

  • ランニングコスト
  • 導入後、継続的にかかる費用。
    月額料金がほとんどですが、年払いにすることで安くなる場合や、初年度のみ年払いを行うことで、補助金を受け取れる場合があります。

  • オプション費用
  • 基本機能に+αで機能やデータ容量、利用人数を追加する場合にかかる費用のことを指します。
    多くの場合、ランニングコストとして月額や年額費用に加算されます。

アプリやソフトによって初期導入費が無料の場合やランニングコストが無料の場合、どちらも無料の場合など料金体系は様々です。

しかし、安ければ良いというわけではありません。
「使いたい機能が全然使えない」「結果的にコストがかかってしまった」
といった問題も起こりうるため、”十分な費用対効果を得られるか”という点に着目することが重要です。
価格を見ていく際には、後に述べる②機能の充実度とともに精査すると良いでしょう。

2.機能の充実度

施工管理アプリ・ソフトは、利用するソフトによって機能は様々です。
施工管理を行う場合、あると良い機能は以下の通りです。

最低限欲しい機能

  • 原価管理機能
  • 工程管理機能
  • 写真共有・管理機能

あると良い機能

  • 日報機能(労務管理)
  • 見積作成機能
  • 受発注管理機能
  • チャット機能
  • 営業管理機能
  • 報告書作成機能
  • 勤怠管理機能

施工管理をする上で備わっていたほうが良い機能は多々ありますが、機能は多すぎても少なすぎても問題が生じる可能性があります。
多機能さよりも自社にとって必要な機能が備わっているかという点を重視し、アプリやソフトを精査することが重要です。

また、どの機能が備わっているかはソフトやアプリによって異なるだけでなく、同じ名前の機能でもソフトやアプリによってできる内容が変わってきます。
機能を精査する場合は機能の有無のみならず、どのような機能なのか、実際利用したらどこまでできるのか、そして使いやすい機能なのか等を詳しく確認しておくとよいでしょう。

3.操作性(現場が使いやすいか)

建築業界では、若い世代からベテランまで様々な人が働いています。
中には、デジタルリテラシーが低い人やパソコン・タブレットなどの操作に慣れていない人も少なくありません。

操作が難しく、結局紙面を利用することになってしまえば、導入費用が無駄となります。
つまり、見やすく分かりやすい画面かつ直感的に操作ができるなど、誰でも簡単に利用ができるソフトやアプリを選択することが重要です。

こういった操作性の観点は、資料を見るだけでは把握が難しい為、無料体験やデモなどを利用するとより操作性の高いソフトやアプリの導入が可能となります。

4.サポート体制

導入後のサポート体制も、ソフトやアプリを導入する際に必要なポイントです。
上述した通り、建築業界にはパソコンやタブレットの操作に慣れていない人も少なくありません。
そうでなくても新たなソフトやアプリを導入すれば、「操作方法が分からない」「エラーが出る」等様々な問題は起こりえます。
その際に、十分なサポートを受けることができれば、問題を払拭しアプリやソフトをより有効的に活用していくことが可能です。

具体的には、サポート体制が十分に整備されているか、またどのようなサポートを受けられるのかという点を注視しておくとよいでしょう。
アプリやソフトによって電話でのサポートや、チャットでのサポートなど形式は様々です。
時間帯が限られている場合もある為、自社の業務体系とマッチしたサポートが受けられるツールを選ぶのが有効です。

5.利用者の声

施工管理ソフトやアプリを精査していく上で、今まで挙げた4つのポイントを実際の利用者の声からチェックするとより導入後のイメージに近い情報を得ることができます。

利用者の声は、

  • 同業の施工管理ソフト・アプリの利用者から情報を得る
  • 施工管理ソフト・アプリのホームページ
  • 施工管理アプリのダウンロード画面
  • 「(施工管理ソフト・アプリの名前) 口コミ」等で検索する

のような方法で、確認することができます。

特に、同業の利用者から実際に話を聞くことで、より詳しく自分の知りたい情報を得ることができます。
また、同じソフトやアプリを導入することで紹介割引を受けることができる場合もある為、よりお得に導入するなら非常に有効です。

施工管理ソフト・アプリの効果・メリット

施工管理ソフトやアプリの導入には、それなりの費用がかかります。
費用をかけてまで導入する価値や慣れている紙やエクセルでの管理をやめる価値があるのか疑問に思いますよね。
ここでは、施工管理ソフトやアプリを導入することで見込めるメリットや効果を例とともに詳しくご紹介します。

情報共有のスピードUP

施工管理アプリを活用することで、社内・社外の情報共有の質とスピードが向上します。
特に写真共有などの現場と事務所を行き来する必要がある業務に効果的です。

工事現場で現場写真の撮影やデータ入力を行い、そのまま施工管理アプリを使って共有することで帰社する必要なく情報を共有することができます。
また、業者と情報を共有している場合は打合せ時間も大幅に短縮することができ、業者とのやりとりも「チャット機能」を使って案件別に管理することができます。

情報共有の改善例

  • 写真をパソコン上に取り込むために帰社する必要がない
  • 報告書などの書類をアプリ上で作成・管理できる
  • 現場写真や工程表、図面などのデータを簡単に共有できる

作業時間の短縮

建設業における総実労働時間や所定外労働時間は、高い数値となっています。
特に現場監督や施工管理職の業務は多岐に渡る上、人手不足や繁忙期の影響、さらには天候による遅延などの要因が重なることで残業が発生する場合が多々あります。

施工管理ソフトやアプリを導入することで、上述したように帰社する必要がなくなり、写真管理や報告業務などの業務を効率化することができる為、作業時間の大幅な短縮が見込めます。
結果、予測しづらい事態が起こっても対応する時間が生まれる為、残業時間の削減につながります。

労働時間短縮の例

  • 情報共有をどこでも行える為、帰社する必要がない
  • 報告書や日報の作成・提出の時間が大幅に短縮される
  • 作業員の勤怠管理を行う手間が省ける

コミュニケーションをスムーズにできる

施工管理ソフトやアプリを利用することで、スムーズにコミュニケーションをとることができ、業務効率化が図れます。

工事を進める際、取引先や職人、事務所にいる社員等様々な人とコミュニケーションをとる必要があります。
しかし、連絡手段の煩雑化などの問題によって、コミュニケーションがスムーズにいかずストレスになっている場合が多々あるそうです。

施工管理ソフトやアプリを導入することで、情報共有や連絡の手段の一元化が見込めます。
情報共有手段をアプリやソフトに集約することで、「連絡の確認が遅れる」「認識のずれ」などの問題を払拭し、スムーズにコミュニケーションをとることができます。

連絡手段の煩雑化の改善例

  • 情報手段を施工管理ソフトやアプリ一つにまとめることで、認識のずれや連絡の遅れを改善できる。
  • グループチャット機能や掲示板機能で、工事に関する全ての人に情報共有が可能となる。
  • プライベートの電話やメール、LINEを利用する必要がなく、確認漏れや個人情報の漏れを防止できる。

現場品質の向上

施工管理職においては、現場の品質を管理し向上を目指すことも必要な業務です。

上述したように、施工管理ソフトやアプリを導入することで、情報共有やコミュニケーションの円滑化や労働時間の大幅な削減が見込めます。
結果、作業員のストレス緩和や取引先との認識のずれの改善から、工事の作業への集中力UPが見込め、ミス削減につながります。
また、無駄な作業時間を短縮したことで、業務を見直しや品質向上に十分な時間を費やすことができます。

施工管理ソフトやアプリによって品質を改善するわけではありませんが、上述した3つのメリットが結果的に品質向上につながるといえるでしょう。

  • 施工管理システム

施工管理ソフト・アプリのデメリット

施工管理ソフト・アプリを導入することで見込める効果は今後必要不可欠になってくるといえます。
対して、ソフトやアプリを導入した際のデメリットは、あるのでしょうか。
ここでは、施工管理アプリ・ソフトを導入した際に考えられるデメリットをご紹介します。

デジタルリテラシーが低い人には向かない?

デジタルリテラシーとは、インターネットなどのデジタル通信や情報、またそれらを活用するスマートフォンやパソコンなどの機器に関する知識や扱う能力のことを指します。
近年急速にIT化が進んでいるとはいえ、高齢者やデジタル機器に触れる機会の少ない業種では、デジタルリテラシーが低い人は多くいます。

特に建築業界では、こうしたデジタルリテラシーの低い人が多い傾向にあり、操作方法を覚えるのに多くの時間を要する可能性があります。
社内にデジタルリテラシーの高い人を常駐する余裕を持った導入を検討する一連の操作方法を知る機会を作るなど対策を練っておくと安心です。

一元化ができない場合がある

作業現場で別のシステムを利用している場合、アプリで管理しているデータと連携できない場合があります。
また、簡易的なアプリを選択した場合、足りない機能を別のアプリで補う必要がある為、複数のアプリをダウンロードしなければなりません。
結果、システム連携やデータの一元化ができず、データを連携する為に帰社しなければならないという事態が起こりえます。

こうした事態を防ぐ為にソフトやアプリを導入する際は、必要な機能が備わっているアプリを選択するか、一元管理が可能なシステムを導入するのが良いでしょう。

まとめ

今回は、施工管理ソフト・アプリの選び方のポイントや導入のメリットデメリットに関してご紹介しました。
施工管理ソフト・アプリは、備わっている機能や価格帯などが幅広く、より効果を得るにはどのソフトやアプリを導入するかが鍵となります。
十分な費用対効果を狙う為には、今回ご紹介した価格・機能・操作性・サポート体制を、資料だけでなく実際の利用者の声を聞くなどして多角的に精査する必要がありそうです。

弊社が提供する『施工管理システム アイピア』は、建築業務に必要な機能をまとめて登載したクラウド型の一元管理システムです。
クラウド型を採用している為、場所を選ばずリアルタイムで情報共有が可能です。
また、必要な機能だけを表示できる為、操作性が高く、初めてシステム導入を検討される方でも簡単に操作できます。
「施工管理業務を改善したい!」という方は一度アイピアをご検討ください。

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建築業向け管理システム
Aippear(アイピア)

AIPPEAR NET 編集部

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