毎月の給与計算に面倒を感じていませんか。
建築業は現場のスケジュールや天候などによって勤務日数や作業時間が異なることも多く、給与計算が複雑です。
そのうえ、法制度の改正が頻繁になされることや社会保険の計算や源泉徴収なども行わなくてはならず、業務が煩雑になりがちです。
そんなお悩みを抱える建築業の担当者の方におすすめ給与管理システム5選をご紹介します。
給与管理システムを導入するメリットや選び方もご紹介しますので、参考にしてみてください。
目次
給与管理システムとは
自社の基本給や時給、手当額などをあらかじめ登録しておけば、毎月の従業員の労働日数や時間を取り込むだけで、基本給や残業代、手当の自動計算を行ってくれます。
さらに、健康保険や厚生年金などの社会保険料から、源泉徴収も自動計算します。
法改正があると自動的にアップデートするので、税制が変わったからと焦る心配もありません。
給与明細も自動作成し、プリントアウトして配布できます。
システムによっては電子明細にも対応しており、従業員の同意があれば、オンライン上で渡すことができペーパーレス化も可能です。
従業員が多い場合や、給与形態が複雑な場合、給与計算業務を担うスタッフの数が少ないときほど負担が軽減できるシステムです。
給与管理に関する記事はこちら
おすすめ給与管理システム5選
導入を考えている企業様向けにおすすめ給与管理システムを5選ご紹介します。
特徴や料金、お試し体験ができるかなどをチェックしてみてください。
やよいの給与明細オンライン
特徴
- 従業員30名までの企業におすすめ
- 初心者でも簡単操作
- 自動計算でミスを防ぐ
- デザイン豊かな給与明細のテンプレート
- 法令改正にも自動対応
| 提供形態 | クラウドアプリ |
|---|---|
| 価格 | 従業員10名までのプラン10は年間4,500円 従業員30名までのプラン30は年間12,000円 |
| 体験版 | 1年間無料お試し |
マネーフォワードクラウド給与
特徴
- 自動計算で業務負担軽減
- 法令準拠で正確な計算
- 法令改正も素早くアップデート
- 給与事務のペーパーレス化
- リモートで給与明細や源泉徴収票を受け取れる
| 提供形態 | クラウドシステム |
|---|---|
| 価格 | 法人向け（50名以下の方）年額プラン2,980円/月～・35,760円/年～ |
| 体験版 | 無料お試しあり |
ジョブカン給与計算
特徴
- 給与計算業務を自動化
- 各種手当や税金・社会保険は設定に応じて自動計算
- 明細や各種帳票も自動作成
- ジョブカン勤怠管理と連動させれば勤務データを自動で取得
| 提供形態 | クラウドシステム |
|---|---|
| 価格 | ユーザー1名につき400円/月～ |
| 体験版 | 30日間無料 |
POSUTIVEonCLOUDiS
特徴
- 圧倒的な高速給与計算処理
- 給与計算4万名10分以内のハイパフォーマンス
- 制度や運用が異なる複数会社・組織を一つのシステムで管理可能なマルチカンパニー機能
| 提供形態 | クラウドシステム |
|---|---|
| 価格 | 要見積もり |
| 体験版 | お問い合わせ |
給与奉公クラウド
特徴
- 企業ごとに異なる給与体系や複雑な手当に対応
- 精度の高い自動計算
- 従業員への給与明細書や源泉徴収票の配布をデジタル化
- 役所への社会保険・労働保険の届け出にかかわるコストも軽減
| 提供形態 | クラウドシステム |
|---|---|
| 価格 | iEシステム（従業員20名まで）年額 60,000円～（月額 5,000円～） |
| 体験版 | 30日間無料お試し |
導入のメリット
給与管理システムを導入することで、どのようなメリットが得られるでしょうか。
導入の主なメリットはさまざまな勤務形態に合わせられること、ミスのない給与計算が可能なこと、適切な労働時間を把握できることです。
それぞれ、詳しく確認していきましょう。
さまざまな勤務形態に合わせられる
従業員の中には正社員、契約社員、パートスタッフなど雇用形態が様々であり、一般社員と管理職でも給与形態が異なります。
基本給や時給の率や額、各種手当など自社の給与体系に合わせた設定ができます。
一度設定すれば、毎月の給与計算の際はいちいち入力することなく、勤務日数や労働時間などを入力するか、データで取り込むだけで自動計算が可能です。
ミスのない給与計算が可能
設定した内容と時間数などの入力が間違いなければ、自動計算されるのでミスのない給与計算がスピーディーに自動でなされます。
給与管理システムの中には勤怠システムと連動するものやデータを自動で取り込んでくれるタイプもあります。
面倒な社会保険料の計算や源泉徴収の計算も自動対応です。
法令改正や税制改正があっても自動でアップデートされるので、ミスのない給与計算が実現します。
適切な労働時間の把握
給与計算時に各従業員の労働時間などを一覧でチェックできたり、過去からの労働時間数の推移などもチェックできます。
過剰な残業をしていないかなどが把握しやすくなり、労務管理にも役立てることが可能です。
給与管理システムの選び方
おすすめの給与管理システム5選をご紹介しました。
機能や操作性、費用や適用など、それぞれ違いがあるシステムの中から自社に合った給与管理システムを選ぶには、どのようなポイントに留意すれば良いのでしょうか。
給与管理システムの選び方として、自社の雇用形態・給与形態に対応しているか、利用可能人数は適切か、モバイル対応しているかがチェックポイントです。
詳しく確認していきましょう。
自社の雇用形態・給与形態に対応しているか
建築業では、さまざまな雇用形態や給与形態のスタッフを抱えています。
本社や営業所の事務職など固定給が基本のスタッフ、事務の補助などを行う時給制のパートスタッフもいるかもしれません。
営業職員は歩合給という企業も多いです。
現場の職人は日当制である場合や現場や天候によって勤務日数が異なることもあります。
保障給＋実績給といった形態のケースもあるでしょう。
自社の社員は社会保険や源泉徴収が必要だけれど、その都度、協力を依頼する一人親方向けへの報酬の支払いは社会保険料の控除はしないなどさまざまです。
こうした多様な雇用形態・給与形態に対応できるか、事前によく確認しましょう。
利用可能人数は適切か
給与管理システムの中には小規模事業者や中小企業向け、大企業向けなどがあります。
また、幅広い人数に対応できるケースでは、人数によって料金のプランが異なり、費用面の損得も生じます。
自社の人数に合わせて利用がしやすい給与管理システムを選びましょう。
少人数なのに、大人数にも対応する給与管理システムを選ぶと、使わない無駄な機能が多く、費用を無駄にするおそれもあります。
モバイル対応しているか
給与管理システムの多くがクラウド化、オンライン化しており、パソコンがあればいつでもどこからでも使えるケースが増えています。
給与事務担当者のリモートワークを可能にしてくれるのが便利です。
さらに、モバイル対応していれば、上司から決済の承認を得たい時に、出張中や外出中の上司からでも速やかに承認が得られます。
給与明細がモバイルでチェックできれば、給与明細書を発行する必要がありません。
ペーパーレス化でコストカットが可能です。
業務管理システムに関する記事はこちら
給与管理なら建築業向け管理システム『アイピア』
アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。 さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。
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まとめ
給与管理システムとは給与集計や計算、社会保険料や源泉徴収などをスムーズにしてくれるシステムです。
すでにさまざまな給与管理システムが販売されており、この記事ではおすすめ5選をご紹介しました。
導入のメリットはさまざまな勤務形態に合わせられること、ミスのない給与計算が可能なこと、適切な労働時間を把握できることです。
給与管理システムの選び方として、自社の雇用形態・給与形態に対応しているか、利用可能人数は適切か、モバイル対応しているかなどに留意して選びましょう。
