マネーフォワードクラウドとは？サービス内容や価格をご紹介

経理、人事労務、法務などのバックオフィス業務の効率化を実現したいのであれば、マネーフォワードクラウドを活用してみるのも手です。
マネーフォワードクラウドを導入すれば、さまざまなデータをクラウド上に集約できるため、経営の見える化も実現しやすくなります。

そこで、この記事では、マネーフォワードクラウドの主にな特徴、搭載機能、料金プラン、口コミ、導入の流れなどの情報をご紹介していきます。

マネーフォワードクラウドとは

マネーフォワードクラウドは、経理や人事労務などの業務効率化に役立つ機能を搭載したクラウド会計ソフトです。
会計、確定申告、請求書、経費、マイナンバーなど、いろいろなサービスが用意されており、自社のニーズに合わせて利用できるのが特徴です。

インボイス制度や電子帳簿保存法などの法令にも対応しています。
マネーフォワードクラウド導入実績は、シリーズ累計で10万社以上です。

個人事業主から大手企業まで幅広い事業者が活用しています。

製品概要

対象従業員規模	全ての規模に対応
提携形態	クラウド型

運営会社『株式会社マネーフォワード』について

マネーフォワードクラウドを運営している『株式会社マネーフォワード』についてご紹介します。

会社名	株式会社マネーフォワード
所在地（本社）	〒108-0023　東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者	辻 庸介
設立	2012年5月
資本金	1,865百万円
事業内容	「マネーフォワード クラウドシリーズ」の開発
主な 沿革	2012年5月　東京都新宿区高田馬場においてマネーブック株式会社設立 2012年12月　株式会社マネーフォワードに商号変更 2013年11月　『マネーフォワード クラウド会計・確定申告』リリース 2013年12月　お金のウェブメディア『マネトク』（現くらしの経済メディア『MONEY PLUS』）リリース 2014年5月　『マネーフォワード クラウド請求書』リリース 2021年6月　『マネーフォワード クラウド請求書Plus』リリース 2023年10月　『マネーフォワード クラウド債権管理』をリリース

マネーフォワードクラウドの評価・口コミは？

マネーフォワードクラウドの概要について紹介しました。
では実際マネーフォワードクラウドはどのような評価を受けているのでしょうか。
口コミを確認しましょう。

会計業務・財務業務が激ラクに(ITreview)

(4.5/5)

優れている点・好きな機能
・仕訳入力が複式簿記学習者に優しく、わかりやすい。
・集計機能、電子証憑の管理機能などが十分にあり便利。
・幅広いクレジットカード、銀行口座との連携。
その理由
・独自システムの仕訳入力は、転職者などが慣れるまで時間がかかる。
・リアルタイムに残高を確認出来るので、起票ミスやもれ、翌月予算の検討に役立つ。

引用元：マネーフォワードクラウドの評判を全91件のユーザーレビュー・口コミで紹介 | ITreview

圧倒的なコストパフォーマンスとシンプルな機能(ITreview)

(4.5/5)

今までオンプレで10人利用でイニシャル900万/25000円の保守料を支払って利用していた。7年ごとにOSの更新に伴いバージョンアップが必要であり、バージョンアップ費用も負担していた。
マネーフォワードクラウド会計は基本料金内で数名利用しているが、ハードもソフトも不要なのに月額5000円程度で利用できている。
このソフト一つで営業報告書の作成が可能。インポート機能も充実しており過去のデータを入れて他の会計ソフトからの移行もスムーズに行えた。固定資産台帳の機能も併せ持ち会社の規模にもよるが固定資産管理用のソフトが別途必要でなくなったのは大きな利点でした。
サポートもチャットですぐに行うことができレスポンスも早い。
電子帳簿保存法に対応している。
年間10万仕訳まで対応しており、添付できるファイルも1件当たりの容量は25MBであるが1仕訳5件まで可能
従量課金制でなく上記条件であれば無制限で利用できる。

引用元：マネーフォワードクラウドの評判を全91件のユーザーレビュー・口コミで紹介 | ITreview

マネーフォワードクラウドのサービス

マネーフォワードクラウドでは、たくさんのサービスを提供中です。
ここでは、経理、人事労務、法務・その他の3つのサービスに絞ってご紹介していきます。

マネーフォワードクラウドの特徴

ここでは、マネーフォワードクラウドの主な特徴を3つご紹介します。

マネーフォワードクラウドでは、たくさんのサービスを提供中です。
ここでは、経理、人事労務、法務・その他の3つのサービスに絞ってご紹介していきます。

経理

経理に対応したサービスは以下の通りです。

クラウド会計

クラウド会計は、法人向けの会計ソフトです。
Amazonをはじめとして、2,000以上のサービスと連携できる機能を搭載しているのが特徴です。
自動入力や自動仕訳などの便利な機能も揃っており、利用するほどAIが学習して精度が向上していきます。

クラウド会計は、インボイス制度にも対応済みです。
チェックボックスのONやOFFを切り替えるだけで、簡単にインボイスを区別できる機能が用意されています。

クラウド確定申告

クラウド確定申告は、確定申告を効率化できるソフトです。
取引明細データ自動取得、仕訳の自動入力、次年度繰越、会計レポート出力など豊富な機能が用意されています。

クラウド経費

クラウド経費は、申請から経理処理までの流れを効率化する機能を搭載した経費精算システムです。
明細データや領収書画像の自動取得、OCR入力、オペレーター入力などの機能が揃っています。

クラウド請求書

クラウド請求書は、請求書の作成ができるソフトです。
見積書や納品書などにも対応しています。

テンプレートが用意されており、簡単に請求書の作成が可能です。
毎月自動作成、ロゴや印影の登録、ステータス管理、メンバー追加、権限管理などの機能も揃っています。
一括メール送信、一括郵送、郵送代行なども利用可能です。

クラウドインボイス

クラウドインボイスは、クラウド型の請求書送付システムです。
受領プランと送付プランの2つのプランが用意されており、どちらかのみの契約も可能です。

その他

そのほかにも、マネーフォワードクラウドには、クラウド固定資産、クラウド個別原価、クラウド連結会計、クラウド債務支払などの経理業務の効率化に役立つ機能がたくさん揃っています。

人事労務

人事労務に対応したサービスは以下の通りです。

給与計算

給与計算は、クラウド型の給与計算ソフトです。
Web給与明細、銀行との振込連携、支給額や控除額の計算の自動化、計算式のカスタマイズなどの機能が用意されています。

勤怠管理システムや労務管理サービスなどとも連携可能です。

勤怠管理

勤怠管理は、クラウド型の勤怠管理システムです。

出退勤管理、カスタム自動集計、シフト管理、有給休暇管理、異動履歴管理、ワークフローなどの勤怠管理に役立つ機能が用意されています。

人事管理

人事管理は、クラウド型の人事管理システムです。

情報収集用フォーム作成、従業員や組織情報の一元管理、従業員情報の履歴管理、組織構造の変更や管理などの機能が揃っています。

その他

そのほかにも、クラウド年末調整、クラウド社会保険、クラウドマイナンバーなど人事労務業務の効率化に役立つサービスがいろいろとあります。

法務・その他

法務やその他の業務に対応したサービスは次の通りです。

クラウド契約

クラウド契約は、クラウド型の契約書・電子契約サービスです。
案件管理、契約書作成、ワークフロー機能、承認ステータス管理、電子署名・タイムスタンプなどの機能を搭載しています。

その他

マネーフォワードクラウドには、クラウド会社設立やクラウド開業届など、起業をサポートするサービスもあります。

マネーフォワードクラウドの費用・料金

マネーフォワードクラウドには大きく2つの料金プランが用意されています。

マネーフォワードクラウドの料金プランは、機能に応じた月額料金となっています。

料金プランの詳細については、別途見積もりが必要です。
初期費用は0円ですが、カスタマイズやオプションの内容によっては発生する場合があります。

初期導入費用	無料
保守・更新費用	機能に応じた月額料金
ユーザー数	要お問合せ
件数/データ容量 上限	無制限
ユーザー追加費用	要お問合せ
オプション費用	要お問合せ
お試し・体験版・デモ	あり

マネーフォワードクラウドの導入事例

マネーフォワードクラウドについて、特徴や機能、料金等の詳細を紹介しました。
では実際に導入した企業がどのように感じたのか、導入事例を見ていきましょう。

株式会社 Super Crowds

請求業務もマネーフォワード クラウド請求書を使い始めました。これまでは自分で請求書を作り、会計ソフトへ手入力していましたが、マネーフォワード クラウドでは、クラウド請求書、クラウド会計、銀行のデータが全て連携できるので、売掛金管理、入金消込などの手間がかなり減りました。

例えば、クラウド請求書で請求を立てると、クラウド会計側で売掛金処理されます。クラウド会計側で入金の確認を行うと、クラウド請求書側でも「入金済」と表示されます。こうした管理工数もバカにならないので、きめ細かな自動連携がすごくいいなと思っています。

クラウド請求書のメール送信機能を使って請求書を送付していますが、ボタン1つで送れますし、一括送信、定期送信などサポート機能も便利です。また、クライアントが郵送を希望する場合は、郵送代行サービスを使っています。郵送は封入や投函など手間がかかりますが、ワンクリックで完了できるのはすごくありがたいですね。会計や請求書周りの手間が減った分、本業のクリエイティブな活動により集中できるようになりました。

業態：IT・メディア　従業員数：1～10名

引用元：株式会社 Super Crowds -マネーフォワード クラウド

合同会社エドゥカーレ

お金の管理はもちろん、取引先にどれだけ貢献できているかまで可視化できるようになった

まずはじめにマネーフォワード クラウド請求書を導入しました。請求書の発行はもちろん、送付・管理、マネーフォワード クラウド会計と連携させることで、仕訳計上まで自動で行ってくれるので、とても助かっています。毎月自動作成機能を活用することで作業時間が削減できることにも魅力を感じています。また、取引先別に売上レポートを自動作成してくれるので、それを見るだけでどの取引先へどれだけ貢献できているのかもわかるようになりました。当社のようなスモールビジネスにとっては、一社一社の取引先さまとのお付き合いが非常に重要なため、嬉しい機能です。

業態：IT・メディア　従業員数：1～10名

引用元：合同会社エドゥカーレ – マネーフォワード クラウド-建築・土木の生産支援クラウド-

株式会社トレタ

マネーフォワード クラウド請求書の導入で、課題だった作業工数や管理の問題はかなり軽減されました。シンプルで使いやすいですし、一度登録した取引先や品目は次から自動入力されるので、すぐに使い慣れました。以前だと請求書の作成・確認に二名がかりで一週間ほどかかっていたのですが、今では三日あれば一人で郵送まで行えるようになりました。

また以前は請求書を確認するのに、いちいち印刷して紙をチェックし間違っていたらもう一度直すといった面倒なフローでしたが、マネーフォワード クラウド請求書ではメンバー追加によって、印刷せずに同じ画面を見て確認できるようになったので確認にかかる工数もかなり軽減されました。

業態：ゼネコン・ハウスメーカー　従業員数：51名～300名

引用元：株式会社トレタ -マネーフォワード クラウド-建築・土木の生産支援クラウド-

マネーフォワードクラウドの導入方法

マネーフォワードクラウドを導入するには、申し込み手続きを行う必要があります。
公式サイトに問い合わせ用のフォームが用意されており、そちらから連絡が可能です。
担当者と打ち合わせをしたうえで、契約や導入へと進みます。

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まとめ

マネーフォワードクラウドは、経理、人事労務、法務などの幅広い業務に対応できるサービスです。
50名以下の企業の方や個人の場合は、マネーフォワード IDに登録することで、無料でお試しも可能です。
51名以上の企業の場合には、詳しい資料が用意されていますので、請求してみると良いでしょう。