建築業に役立つノウハウ集

【建築業向け】 工程表の種類と役割とは? おすすめシステム3選 

工程表 種類

工程表には、バーチャート工程表やガントチャート工程表など、いくつか種類があります。
この記事では、工程表の種類とそれぞれの役割を解説します。
また、建築業向けのおすすめシステムもご紹介します。ぜひご参考にしてください。

工程表の種類と役割

工程表とは一言でいうと「工期を守るためのスケジュール管理表」です。工事の大きさに関係なくどんな工事でも工期を守るために計画を立てて作業の流れをつかむことが大切になってきます。ここでは工程表の役割と代表的な工程表の種類、おすすめのシステムを紹介します。

代表的な工程表5種類

①バーチャート工程表
②ガントチャート工程表
③グラフ式工程表(斜線式工程表)
④出来高累計曲線(バナナ式工程表)
⑤ネットワーク式工程表

バーチャートガントチャートグラフ式出来高累計曲線ネットワーク式
作業難易度簡単簡単やや難しいやや難しい難しい
日数××
進捗率

バーチャート工程表

タテ軸に作業項目、ヨコ軸に時間を記入する最も一般的な形です。

作業項目と日付からなるシンプルな表であるためパッと見て直感的に内容を理解することができます。また、パソコンを得意でない方でもexcelなどを使って簡単に作成でき、修正もしやすいことが特徴です。
しかし、各作業項目の関連性がなく作業の変更があった場合に全体へどのような影響を及ぼすのか分かりにくくなっています。

メリットデメリット
〇作成方法が簡単
〇期限が分かる
〇シンプルで分かりやすい
〇修正しやすい
×各項目の関連性がない

ガントチャート工程表

タテ軸に作業項目、ヨコ軸に進捗率を記入します。

バーチャート工程表の時間の欄が進捗率に代わるだけなので、こちらもシンプルで分かりやすく、初心者の方でも作成しやすい工程表となっています。同じく各項目の関連性はわかりにくいので注意が必要です。

メリットデメリット
〇作成方法が簡単
〇進捗率が分かる
〇シンプルで分かりやすい
〇修正しやすい
×各項目の関連性がない
×期限が分からない
×手順が分からない

グラフ式工程表(斜線式工程表)

タテ軸に進捗率、ヨコ軸に時間を記入します。バーチャート工程表とガントチャート工程表の性質をもった工程表です。
進捗率と期限のどちらも一つの表で確認することできますが、作成方法はやや難しく各項目の関連性もわかりくくなっています。

メリットデメリット
〇期限が分かる
〇進捗率が分かる
×作成方法がやや難しい
×手順が分からない

出来高累計曲線(バナナ曲線)

タテ軸に出来高累計(進捗率)、ヨコ軸に時間を記入する工程表です。
過去のデータから下方許容限界曲線と上方許容限界曲線を設定し、それに基づいて予定工程曲線を決めます。
実際に施工した実施工程曲線が上方許容限界曲線を超えていれば工事は早く進みすぎているため必要以上の機材や作業員を導入して不経済になっていないか見直さなければなりません。
逆に実施工程曲線が下方許容限界曲線を超えている場合は工事の進みが遅すぎて工期に間に合わなくなるため突貫工事が不可避になります。

メリットデメリット
〇進捗が分かる×作成方法がやや難しい
×手順が分からない

ネットワーク式工程表

①を終わらせなければ②に進むことができないといったウォーターフォール型の作業で効果的に用いることができる工程表です。
作業項目に関連性があるため次の作業が一目でわかることが特徴です。
ネットワーク工程表は専門的な知識がないと作るのは難しく、専門用語も使われることが多いので作業員を含め工事にかかわる全体の理解を得るのには難易度が高い工程表かもしれません。

メリットデメリット
〇各作業の関連性が分かる
〇期限が分かる
〇進捗率が分かる
〇手順が分かる
×作成方法がやや難しい
×修正が難しい

工程表作成方法

エクセルや工程表システムなど様々な方法で工程表を作成することができます。

エクセルは無料のテンプレートも多く存在し、馴染みのあるツールであるため手軽に始めやすい方法の一つです。
修正しやすく共有も比較的簡単に行えるのですが、更新作業が必要になってくるため大人数で利用する場合は最新の情報をすぐには共有できないので注意が必要です。

システムを利用すると工程表だけでなく様々な機能を同時に使うことができ、大人数の利用でも圧倒的に情報を共有しやすくなります。しかしシステム利用料金がかかってくるため、自社にあったシステムかどうか見極める必要があります。

  • 施工管理システム

おすすめの工程表作成システム

現場ナビ工程

工程表 現場ナビ 種類【引用】現場ナビ

あらかじめ書く項目が決まっているため事前準備なしでも簡単に操作することができ、変更する際もWordやExcel感覚でできるシステムです。
現場ナビ工程ソフトに加え様々なオプション機能もあるので状況に合わせてカスタマイズしていくことができます。

工程’s

工程表 種類【引用】工程表作成ツール「工程’s」

マウス操作で簡単に工程表の作成や編集を行うことができます。複数の視点から工程表を表示できたり、変更があった場合にはほかの項目にどのような影響があるのか簡単に確認できるなど各項目の関連性も重視されています。

アイピア

【引用】アイピア

マウス操作と簡単な情報入力ですぐに工程表を作ることができるシステムです。指定した期間の工事の予定をまとめて見ることができるので全体の進捗具合や空いている人の管理までが同時にできます。

まとめ

会社の規模や利用者のレベルによって使いやすい工程表は違ってきます。工期に間に合わせるための工程表ですが、うまく読み取ってもらえないと意味がありません。わかりやすく全体の理解を得られるような工程表を作っていきましょう。

【参考記事】建設現場の施工管理アプリ9選
【参考記事】建築工事向け工程表作成ソフト5選

おすすめコンテンツ

  • 今こそチャンス!IT導入補助金を使ってお得にアイピアを導入
  • 一元管理による効率化で粗利が平均4%改善しました。株式会社コネクシオホーム課長吉田直樹様 リフォーム・建築業の情報管理にクラウドシステム「アイピア」
  • 読むだけであなたの会社に必要なことがすぐに解かる!建築業・リフォーム関係者必見の業務効率化ノウハウまとめ
PAGE TOP