ストック型ビジネスとフロー型ビジネスで強い企業にする

ストック型ビジネスとフロー型ビジネスで強い企業にする

近年では、ストック型ビジネスが流行ってきており、様々な場面で、定額サービスを見るようになってきました。
みなさんが利用しているサービスとしては、携帯電話、定額制の動画コンテンツなどではないでしょうか?

こちらは、中小企業が参入するにはハードルが高いですね。
本記事では、参入がしやすく、利益を生み出しやすい業界をご紹介します。

ストック型ビジネスとは


ストック型ビジネスとはサービス・仕組み・商品などを作ることにより、継続的に収益が入ってくるビジネススタイルです。
代表されるビジネスとしては、携帯電話代、不動産の賃貸、スポーツジム代、アプリの毎月課金などがあります。
ビジネスのスタート時においては、フロー型ビジネスほどの成長は難しいスタイルです。

顧客の獲得には時間がかかるケースが多いですが、積み上げていくと毎月の収支が分かりやすく、経営が安定しやすいのがストック型ビジネスの特徴です。

ストック型ビジネスの種類

ストック型ビジネスと一口に言っても様々な種類があります。
この章で順にみていきましょう。

定期購入型

通販事業などに多くみられる定期購入型サービス定期的に購入する代わりに、安く商品を提供するなど。
身近なものだと、Amazonの定期購入商品や、新聞、雑誌など

教室型

ヨガや、空手、英語教室などの月謝で定期的に収入を頂くサービス

サービス型

税理士や弁護士、コンサルタントなどの相談料を月額契約にし、定期的に収入を頂くサービス人に対するサービスの場合は、
契約できる件数に限度があるため、爆発的な利益を得るのは難しいが解約率も低いサービスです。

ASP型

iPhone・アンドロイドなどの月額課金アプリなどのサービス。
利用者が多く、爆発的な利益を生み出す可能性があります。
個人でも多くの利益を生み出すチャンスもありますが、1円にもならないこともあります。

賃貸型

アパートや、マンションの賃貸サービス
安定的な収入になるが、資金が多く必要で、個人レベルでの参入は難しいです。

インフラ型

電話やケーブル、プロバイダーなどのサービス。
大手企業がほとんどで、中小企業のサービスとなることはないです。

ストック型ビジネスを行う上での注意点

加入数を増やすことを考える事が多くなりがちですが、解約されないこともとても重要になってきす。
お客様にとって素晴らしい価値を提供し続けることが必要になってきます。

不動産業界におけるストック型ビジネスとは? 2030年問題と対策を解説 | LIFULL HOME’S Business 仲介・管理

ストック型ビジネスのメリットとデメリット

ストック型ビジネスは継続的に利益を得られる分、デメリットもあります。
この章で、ストック型ビジネスのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

  • 安定的な収入を確保できる
  • 未来の収支が分かりやすい

デメリット

  • フロー型と違い、爆発てきな収入が難しい
  • 損益分岐点を超えるまで、利益を生み出すことが難しく、損益分岐点を超えるまで時間がかかることが多い

フロー型ビジネスとは


フロー型ビジネスは定期的ではなく、その時々の契約・販売を行うサービスです。
フロー型ビジネスは各顧客との取引が一度きりになることが多く、その顧客からの継続的な利益は得られません。

例えばホームページ制作、システム開発などのIT関連、居酒屋やレストランなどの飲食店、コンビニエンスストアなどの小売店がフロー型ビジネスになります。
また、飲食店や小売店にはひいきにしてくれるお得意さんがつきますが、契約を結ぶわけではないので、フロー型ビジネスに属します。

フロー型ビジネスは収入に継続性がないため、政治、季節、周辺の環境など様々な影響によって売上が増減してしまいます。
収入が安定しにくいのがフロー型ビジネスの特徴です。

フロー型ビジネスのメリットとデメリット

この章では、フロー型ビジネスのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

  • IT会社などであれば、大きな利益に繋がりやすい
  • 早い段階で利益を得ることができやすい

デメリット

  • 利益が安定しにくい

ストック型ビジネスにフロー型を組み合わせれるサービスとは

ずばりIT関連のサービスがもっともストック型ビジネスとフロー型ビジネスを展開し、より大きな利益と安定した利益を生み出せる業界です。

方法

  1. 自社のパッケージ商品を開発し、定期的な収入を得る
  2. スポットで請負開発などを行い、大きな収入を得る
  3. スポットでの収入を自社製品の広告宣伝費・開発費に充てることで、自社製品の強化

※自社製品のみで運用できるようになった場合は、請負開発が不要になってくるでしょう。

商品の魅力

一つの商品で多くの方に使用して頂くことが可能で、上限を作る必要がないこと
(サポートなどは除外)

IT関連の参入例

私の知人に建築業界の方がいたのですが、ある商品(ソフトウェア) があればいいのにと思ったそうです。
その方は、すぐにその商品の開発を外部に委託し、商品を販売することで、IT業界に参入しました。
今では安定した利益を生み出しています。

  • ポイント①ITの知識がなくても商品を作れること。
  • ポイント②少ない資金からでもスタートが可能であること。

また上記の内容は、別の業界でも言える事はあると思います。
自社にマッチした、ストック型ビジネスとフロー型ビジネスについて考えてみるとよいでしょう。

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まとめ

本記事では、ストック型ビジネスと、フロー型ビジネスについて紹介させて頂きました。
企業として、安定した収入が見込めるストック型ビジネスを取り入れることは最適なビジネスモデルと考えられます。

ITだけではなく、多くの業種で取り入れることは可能です。
一度、検討してみてはどうでしょうか?

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