見積管理システムのおすすめ13選!クラウド型とインストール型の違いは?

見積管理システムのおすすめ13選!クラウド型とインストール型の違いは?

時間削減・利益UP・情報共有ができる

建築業の見積業務がラクになる!一元管理システムならアイピア

アイピアは建築業に特化したシステムであり、見積管理をはじめ工事に関するあらゆる情報を一括で管理できます。さらにアイピアはクラウドシステム。外出先からでもデータを確認できます。

正確で迅速な見積作成と管理は、建設業界のプロジェクト成功や顧客満足に大きく影響します。

近年では、クラウド型が広く普及し、一般的なものから特定業種向けまで、さまざまな見積システムが存在します。
そのため、自社のニーズに合ったシステムを選ぶのは手間がかかることもあります。

この記事では、クラウド型とインストール型の違いを解説し、建設業におすすめの見積管理システムを13選しました。

ぜひ、自社のニーズに合った最適なシステムを選ぶ際の参考にしてください。

見積管理システムとは?

見積管理システムとは、見積書の作成・発行・承認フロー・保管などの見積書に関する業務を効率化するツールです。

見積書作成時に必要な情報を一から入力する手間が省け、金額の計算や承認フローも自動化されます。

また、過去の見積書を簡単に参照できるため、過去の例に基づいて誰でも正確な見積書を作成することができます。

さらに、見積書を一元管理することで、管理業務の効率化だけでなく、成約率や利益率の分析も可能になり、営業活動の向上にも貢献します。

見積管理システム導入のメリット3選

見積管理システムは、見積書に関する業務を効率化するツールです。

ここでは、その具体的なメリットについて解説します。

メリット①組織全体のノウハウ共有の簡易化

見積管理システムを導入することで、見積書作成のノウハウを組織全体で共有しやすくなり、作業の迅速化が図れます。

取引先ごとに提案内容や契約条件が異なるため、見積書作成の方法は個人の判断に任されることが多くあります。

しかし、見積管理システムを使用することで、商談の条件や情報を一元的に管理でき、組織全体で情報を簡単に共有することができます。
これにより、誰でも一貫性のある見積書を作成できるようになります。

さらに、システムを導入すると、過去の類似案件を簡単に参照できるため、見積書の作成が迅速に行えます。

見積管理システムは見積書作成の効率化を進めるだけでなく、ノウハウの共有を促進し、作業のスピードも向上させることができます。

メリット②高い見積り精度の担保

見積管理システムを活用すると、見積りの精度を担保します。

専門的な知識や経験がなくても、システムに必要な情報を登録するだけで、誰でも正確な見積書を簡単に作成できるようになります。

見積管理システムに、原価や材料費、顧客情報を正確に反映させることで、誤りのない見積書を作成できます。

この精度は、商品情報や原価情報のデータベースと連携することで実現します。

常に最新の情報をもとに見積もりを作成できるため、過去の類似案件も参考にして最適な価格設定を提案できます。

メリット③商談プロセスの効率化

見積管理システムを使えば、見積書の作成から承認までスムーズに進むので、顧客への対応時間が短縮し、商談を円滑に進められます。

さらに、見積書の提示や相談をデータで行えるため、訪問や郵送の手間や費用が不要です。

スマートフォンと連携できるシステムなら、外出先でも見積書の作成や確認、修正が可能になります。
その結果、会社に戻らずに作業ができ、商談の効率化とコスト削減が実現します。

見積管理システムの7つの機能

見積管理システムは、多くの機能を備えています。

そこで、見積管理システムの7つの主要機能を紹介し、それぞれがどのように業務の効率化や精度向上にどのように役立つかを解説します。

機能①見積書作成

まずは、見積書を迅速かつ正確に作成する機能です。

システムには予め設定されたテンプレートが用意されており、これを使用することで一貫性のある見積書を簡単に作成できます。

商品やサービスの情報は自動で入力され、価格や割引率、税金の計算も自動化されるため、計算ミスを防げます。

さらに、見積書の内容はリアルタイムで更新され、変更が即座に反映されるため、常に最新の情報をもとに見積書を作成できます。

機能②承認フロー

承認フロー機能は、作成した見積書を決裁者に回し、承認を得るプロセスを組織のルールに合わせて管理できる機能です。

見積書が作成されると、システムは設定された承認ルートに基づいて自動的に承認依頼を決裁者に送信します。

決裁者はシステム内で内容を確認し、承認または修正を行います。

すべての承認履歴が記録され、進捗状況はリアルタイムで確認できるため、遅延やエラーのリスクが軽減されます。

その結果、見積書の承認プロセスがスムーズになり、業務全体の効率化が実現します。

機能③案件・営業管理

案件・営業管理機能は、営業活動や案件の進捗状況を効率よく管理するための機能です。

顧客情報、商談の詳細、案件の進捗状況などを一元的に把握できます。

営業担当者は、システムを利用して案件の進捗をリアルタイムで確認できるため、次に必要な対応が明確になるでしょう。

また、案件ごとの売上予測や営業活動の成果を分析する機能も備わっており、どの案件を優先すべきか、どの戦略が効果的かを把握しやすくなります。

案件・営業管理機能は商談の成功率を高めるだけでなく、業務全体の生産性向上にも貢献します。

機能④マスタ管理

マスタ管理機能は、商品情報や価格、顧客データなどの基礎情報を一元的に管理する機能です。

この機能により、見積書作成時に必要な情報を迅速かつ正確に反映できます

具体的には、商品やサービスの詳細、単価、割引率、税率などの情報を一元的に登録・更新し、情報の一貫性を保つとともに手動入力ミスを防ぎます。

情報の変更や追加はリアルタイムで反映されるため、常に最新のデータに基づいて見積書を作成することができます。

機能⑤帳票出力

帳票出力機能は、見積書や契約書、請求書などをPDFやExcelなどの多様な形式で出力できる機能です。

これにより、クライアントや内部関係者に適した形式で文書を提供できます。

さらに、出力される帳票は統一されたフォーマットで提供されるため、顧客や取引先に対して信頼性のある印象を与えることができます。

機能⑥分析

分析機能は、見積や営業活動に関するデータを詳しく分析し、業務の改善点や傾向を把握するのに役立ちます

具体的には、成約率や案件の進捗状況、営業担当者の成果などを視覚的にわかりやすく表示します。

その結果、どの戦略が効果的で、どの分野に改善が必要かが一目でわかります。

さらに、過去のデータを基に将来の予測を行い、戦略的な計画作成をサポートします。
分析機能は、データに基づく意思決定を支援し、ビジネスの成長を促進します。

機能⑦基幹システム連携

基幹システム連携機能は、外部システムとデータを自動的に連携させる機能です。

この機能により、見積書や営業データを自動的に同期させ、業務プロセスを効率化できます。

具体的には、見積情報が基幹システムと連携することで、受注や発注書の自動生成、在庫管理、売上分析がスムーズに行えます。

データの重複入力を防ぎ、情報の正確性を保つことができます。

リアルタイムでデータが更新されるため、ビジネスの変化に素早く対応でき、業務全体の効率と精度が向上します。

見積管理システムの料金相場

見積管理システムの料金は、システムの種類や機能によって大きく異なります。
そのため、必要な機能と要件に応じたサービスの料金をしっかり確認することが重要です。

そこで、見積管理システムの料金相場を以下の3つの主要なタイプに分けて解説します。

各システムの特徴と料金を理解することで、自社に最適なシステムを選ぶ際の参考にしてください。

①専門タイプ

専門タイプの見積管理システムは、見積書の作成や管理に特化したシステムで、主に見積業務を効率化するために設計されています。

料金は比較的低く、月額数百円から5,000円程度が一般的です。

初期費用がかかる場合もありますが、トータルコストは抑えられることが多いです。

専用機能が充実しているため、使いやすい一方で、他の業務との連携機能が限られており、カスタマイズに制約があることもあります。

見積業務の効率化を重視する場合、コストパフォーマンスは高いですが、複雑な業務フローには向かないことがあります。

②販売管理システム・ERP一体タイプ

販売管理システムやERPと統合された見積管理システムは、見積業務に加え、受注管理や在庫管理なども一括して管理できるタイプです。

多機能なため、料金は高めであり、月額は1万円から数十万円、初期費用は3万円から数十万円以上になることがあります。

導入コストは高いですが、業務全体の効率化やデータの一貫性を実現できるため、大規模な企業に適しています。

③業界特化タイプ

業界特化タイプの見積管理システムは、特定の業種や業界に合わせた機能を提供します。

業界固有の要件や規制に対応するよう設計されており、専門的な機能が含まれています。

特化型システムは、業界特有のプロセスを効率化できる一方で、導入コストが高くなることが多く、多くのシステムは「料金は要問い合わせ」となっています。

そのため、まずは問い合わせてみるのが良いでしょう。

無料で使える見積管理システムは?

無料で使える見積管理システムもあります。

コストを抑えたい企業に適しており、見積書の作成、保存、管理などの基本的な機能を備えており、小規模なビジネスや個人事業主にとっては便利です。

ただし、無料版は機能が制限されていることが多く、高度な分析やカスタマイズが必要な場合は、プレミアムプランへのアップグレードが必要になることがあります。

選ぶ際には、必要な機能とシステムの制限をよく確認し、自社のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。

見積管理システムの比較ポイント3選

見積管理システムを選ぶ際は、自社のニーズに最も適したシステムを見極めることが重要です。

システムごとに機能や特徴が異なるため、効果的に活用するにはいくつかの比較ポイントを把握しておく必要があります。

ここでは、見積管理システムを選ぶ際に注目すべき主要な比較ポイントを3つ挙げ、それぞれの重要性と選び方のコツについて解説します。

ポイント①効率化したい業務範囲

見積管理システムを選ぶ際には、どの業務範囲を効率化したいかを明確にすることが重要です。

例えば、見積書の作成や管理だけを効率化したい場合は、見積書作成機能に特化したシステムが適しています。

その結果、見積書の作成がスムーズになり、営業部門の生産性が向上します。

一方で、販売管理やERPシステムを導入することで、見積書作成に加えて、在庫管理、仕入れ管理、案件管理など、より広範囲な業務の効率化が実現できます。

販売から納品、プロジェクトごとの収支管理まで一貫して行いたい場合には、こうした総合的なシステムが役立ちます。

効率化したい業務範囲に応じて、システムの機能やカバー範囲を比較し、自社に最適なシステムを選びましょう。

ポイント②作成補助機能の充実度

見積管理システムを選ぶ際には、作成補助機能が充実しているかどうかを確認することが重要です。

豊富なテンプレートが用意されていれば、業種や案件に合わせた見積書を簡単に作成できます。
また、自動計算機能により数量や単価の計算ミスを防ぎ、作業効率が向上します。

カスタマイズ性が高いと、自社のニーズに合わせた見積書が作成でき、過去の見積書からデータを引き継ぐ機能があれば、迅速かつ正確に新しい見積書を作成可能です。

リアルタイムプレビュー機能があれば、作成中の見積書を確認しながら編集できるため、完成形を把握しやすくなります。

これらの作成補助機能が充実しているシステムを選ぶことで、見積書作成の効率が向上し、業務全体の生産性も向上します。

ポイント③承認フローの柔軟性

見積管理システムが提供する承認フローの機能が、自社の業務プロセスに合致しているかを確認することが大切です。

例えば、複数の承認ステップや担当者を設定できれば、複雑な承認プロセスにも対応できます。

また、承認のルールや条件をカスタマイズできる機能があれば、自社の業務に応じたフローを柔軟に設定できます。

さらに、承認状況や履歴をリアルタイムで追跡できる機能があれば、承認の進捗状況を一目で把握でき、業務の進行がスムーズになります。

その結果、見積書の承認プロセスが効率化され、業務全体の生産性が向上します。

オススメの見積システム比較13選

見積機能のみでも、様々な業種や場面に特化した様々なシステムが販売されています。
特徴・価格・環境(クラウド型・インストール型)・体験版の有無の項目で比較しながらご紹介します。

見積システム比較表

見積システム比較表

ご紹介する見積システムを一覧表にまとめました。
見積システムの導入を検討している方は、ぜひご参考ください。

それぞれの見積システムについて、以下で特徴や価格をご紹介します。

見積システム:クラウド型

こちらではクラウド型の見積システムをご紹介します。

建築業向け管理システム アイピア

建築業向け管理システム「アイピア」の見積機能は、5階層の見積書に対応し、原価計算も可能です。

さらに、多くの補助機能が搭載されており、見積書作成の効率化に役立ちます。
また、見積機能だけでなく、建築業で必要な機能が多く揃っています。

特 徴

  • エクセルのような使い心地で直感的な操作感
  • 必要な機能だけを装備して始められるスモールスタート
  • 必要な情報をあらかじめ入力するだけで帳票もワンクリックで作成
価格初期費用:120,000円~
月額費用:10,000円~/5ユーザー
体験版無料体験版あり

見積Rich(クラウド)

「見積Rich(クラウド)」は、見積書の作成・承認、納品書、請求書までをWebで完結できます。専用カスタマイズに対等しており、インボイス制度、改正電子帳簿保存法にも対応しています。

特 徴

  • どこからでも入力可能
  • 見積書の申告・承認機能あり
  • 商品、顧客マスタを活用した効率化が可能
価格初期費用:0円
月額費用:5,000円~/5ユーザー
体験版あり(2か月)

マネーフォワード クラウド請求書(クラウド)

「マネーフォワード クラウド請求書」は、見積書、納品書、請求書をテンプレートで簡単に作成できます。さらに、他のサービスとも連携可能で、クラウド債権管理や法人会計ソフトとの連携も可能です。

特 徴

  • 見積ステータスで簡単管理
  • 送付履歴の管理ができる
  • 郵送代行サービスあり
価格初期費用:0円
月額費用:900円~
体験版あり(1ヶ月)

Misoca(クラウド)

「Misoca(ミソカ)」は、手頃な価格で提供されるサービスです。請求書、見積書、納品書を簡単に作成し、一括管理できます。業務フローがシンプルな企業に特におすすめです。

特 徴

  • 簡易見積機能でスピーディでカンタンに見積作成ができる
  • 請求書発行代行サービスあり
  • 電話サポート対応あり
価格初期費用:要問合せ
月額費用:8,800円~
体験版無料プランあり

ツカエル見積・請求書オンライン(クラウド)

ツカエル見積・請求書オンライン(クラウド)は、使いやすいサービスです。
システム操作が簡単なため、シンプルな業務フローを持つ企業に特におすすめです。

特 徴

  • シンプルな画面構成で簡単・直感的な操作が行える
  • 求めやすい低価格でクラウド見積のお試しには最適
価格初期費用:要問合せ
月額費用:500円~
体験版あり(30日間)

board(クラウド)

board(クラウド)は、見積書や請求書、営業管理、支払管理、売上見込の把握、そしてキャッシュフロー予測など、中小企業や小規模事業者の業務や経営を一元管理し、効率化できるサービスです。さらに、ChatworkやSlackとも連携可能です。

特 徴

  • 見積書以降のバックオフィス業務(発注や納品、請求など)もまとめて管理できる
  • 有料ユーザーの利用継続率99%(2024年時点)
  • 書類や進捗状況を案件単位で管理、対応漏れを防ぐ通知機能
価格初期費用:0円
月額費用:980円~/1ユーザー
体験版あり(30日間)

使えるくらうど建築見積V2(クラウド)

使えるくらうど建築見積V2(クラウド)は、建築業向けの見積書作成システムです。階層見積に対応し、諸経費設定や歩掛計算、実行予算管理など多彩な機能を備えています。また、受発注管理機能も備えています。

特 徴

  • 5階層までの見積に対応
  • 単価・諸経費の一括変更が可能
  • 原価や粗利を把握しながら見積作成できる
価格要問合せ
体験版デモあり

見積システム:インストール型

こちらではインストール型の見積システムをご紹介します。

みつもり主任(インストール/一部機能のみクラウド)

特 徴

  • 「基本機能はインストール型、データ共有機能のみクラウドを活用」という稀な形式
  • WEBカタログと連携して入力効率を上げる
  • 外部ツールとの連携(CAD、他社見積システム等)
価格初期、月額ともに要問合せ
体験版100回起動するまで期間無制限で試せる「100回起動トライアル」

建築見積システム みつもりLight(インストール)

特 徴

  • エクセルのように簡単に使える操作性
  • 多種多様な帳票を自動的に構築し出力できる
  • 印刷フォームや操作画面を自由にカスタマイズできる
価格132,000円/1ユーザー
体験版100回起動するまで期間無制限で試せる「100回起動トライアル」(一部機能制限あり)

建築みつも郎17(インストール)

特 徴

  • 最大6階層の詳細見積を作成できるので、あらゆる規模に対応できる
  • 多くの建築・リフォーム業、工務店が導入している実績がある
  • エクセルの表な表構造デザイン
価格80,000円
体験版要問合せ

やよいの見積・納品・請求書23(インストール)

特 徴

  • 帳票のカスタマイズ(テキストサイズ・フォント等)ができる
  • 「やよい会計」「やよい販売」で実績ある弥生株式会社のシステム
  • 「安心保守サポート」のプランを利用して導入すれば最大15か月無償
価格5,000円~
体験版あり(30日間)

見積管助(インストール)

特 徴

  • 入札時に公表される「金抜き設計書」の取込みが可能
  • 一通りの積算を終えた以降に金額変更があった場合も、金額調整機能ですぐ対応できる
価格要問合せ
体験版デモあり

積書作成 MtWin(インストール)

特 徴

  • 7階層までの見積に対応
  • 10件までの見積書を同時に編集できる
価格年額料金:16,500円/1ユーザー~
体験版フリー版あり

「クラウド型」と「インストール型」の見積システムの違いは?

クラウド型とインストール型、どのような違いがあるのでしょうか?
まずはそれぞれの違いを見ていきましょう。

クラウド型見積システムの8つの特徴

クラウド型見積システムの8つの特徴

  1. 場所と時間を選ばず使える
  2. パソコンやスマートフォン、タブレットなどどんなデバイスでも利用できる
  3. 同僚や上司との情報共有が簡単
  4. パソコンが壊れても、新しいパソコンを用意すればデータを引き継いで見積書の続きが作成できる
  5. データの紛失を心配する必要が無い
  6. バックアップやサーバー管理にかかる人員や時間が不要
  7. 法令改正などによるバージョンアップ作業が不要
  8. 月額費用が発生する

POINT

外出先や複数拠点で気軽に情報共有できる

クラウドシステム最大の特徴は、インターネットを経由して情報を閲覧・入力するという点です。
ネットが繋がる環境であれば時間や場所に囚われずいつでもどこでも利用できます。

データ自体は外部のサーバー管理会社に守られた外部サーバーに保存されているので、万が一パソコンが故障したり事務所が被災しても、データを損失するリスクは回避できます。

ただし、外部サーバーの保守等の理由から毎月の利用料を支払う必要がある事には注意が必要です。

インストール型見積システムの6つの特徴

インストール型見積システムの6つの特徴

  1. ソフトをインストールしたパソコンでないと操作できない
  2. 処理速度が速い(※パソコンのスペックに依存する)
  3. データ量の多い見積でも処理速度が落ちにくい
  4. システムのカスタマイズをしやすい
  5. CADシステムなど、連携できる外部システムが豊富なケースがある
  6. 月額費用が発生しない(買い切り)

POINT

ネット環境に影響を受けることなく利用できる

パソコンにインストールすることで利用できるインストール型は、クラウド型のような情報共有はできません。

ただしインターネットなど回線の影響を受けないので、パソコンのスペックを満たしていれば膨大なデータ量であっても常に快適な動作環境で利用できます。

インターネット環境から切断すれば外部攻撃のリスクから身を守れる可能性も上がるので、セキュリティ保護が必要な重要情報を管理する場合に適しています。

逆にネット環境に接続されていれば、様々なリスク(マルウェアや標的型攻撃メールなど)に晒されるのはクラウド型もインストール型も同じです。
「データを自社管理できるんだからインストール型のほうが安全」と妄信するのは大変危険です。

クラウド型/インストール型比較表

クラウド型/インストール型比較表

こちらは、クラウド型とインストール型の比較表です。
自社の環境や運用方法と照らし合わせ、より適切なシステムを導入しましょう。

インストール型利用者がクラウド型への乗り換えを検討する理由とは?

クラウド型・インストール型にはそれぞれのメリットがあります。
ところが多くの企業は最近「クラウド型」への乗り換えを始めています。

乗り換えを始める企業の多くは、以下のような課題を抱えているようです。

  • 担当者によってフォーマット(見積書の書式)や単価が違うので統一したい
  • 見積書の内容を同僚や上司とスムーズに共有したい
  • 見積書の作成に時間がかかるので、効率化して時間を短縮したい
  • 外出先から戻ってから見積書の作成するために長時間労働になりがち。労働環境を改善したい

いずれも、インストール型では非効率になりがちな「共有」「時短」「属人化解消」の改善がクラウド型への乗り換えを検討するきっかけになるようです。

建築業の見積書を作成するなら『建築業向け管理システム アイピア』

クラウド型の見積システムが、どのように非効率を解消するのでしょうか?
ここでは「建築業向け管理システム アイピア」の見積機能を例に改善ノウハウを紹介します。

建築業向け管理システム「アイピア」とは

建築業向け(リフォーム・工務店)管理システム アイピア

アイピアは、工事に関する顧客情報、案件進捗、見積もり、原価、受発注、入出金など、あらゆる情報を一元管理できるシステムです。また、企業ごとのニーズに合わせて必要な機能だけを利用できるため、汎用性や操作性が高く、誰でも簡単に利用できます。さらに、アイピアはクラウドシステムであり、外出先やオフィスなど、場所を問わずに情報を確認できます。

さらに、アイピアはクラウドシステムであり、外出先やオフィスなど場所を問わず、情報を確認することができます。

詳しくは「建築業向け管理システム アイピア」をご覧ください。

エクセルからの乗り換えもスムーズな見積明細の入力

エクセルからの乗り換えもスムーズな見積明細の入力
アイピアの見積明細入力画面はエンターキーで次の項目に移動します。
マウス不要でエクセルのような操作感で入力を進めることができるため、システムに不慣れな方でもすぐに利用できます。
エクセルからの乗り換えもスムーズな見積明細の入力
さらに、アイピアの見積明細入力は、エクセルのデータをコピー&ペーストすることができます。
取引先のエクセルデータ(見積)の形式が違っていても、アイピアなら短時間で簡単に登録できます。

入力スピードを劇的に向上させる一括編集

入力スピードを劇的に向上させる一括編集
作成した見積明細を、全て編集できる「一括編集」状態に切り替えることができます。

つまり、手間がかかる明細編集作業を行ごとではなく明細全体で行うことができ、見積書作成から完了までの時間を大幅に短縮することができます。

価格単価表やパッケージプランなどの見積テンプレートを取り込んで、微調整する際にも非常に便利な機能です。

原価の情報を見積書に流用できる

原価からの引込で重複情報を何度も入力させない
仕入先から見積を取り、顧客向けの見積書を作成する場合は、入力した実行予算をもとに掛け率や粗利率を設定して見積書を作成できます。

つまり仕入先からの見積情報を入力して、それを顧客用の見積書に流用できるので同じ情報を何度も入力する手間を省けます。

見積のテンプレートを作成できる

見積マスタからの引込
価格単価表やパッケージ見積などをあらかじめ作成しておくことで、任意の見積書に取り込むことができます。

担当者ごとの価格や利益率の差異を小さくし、新人担当者でもベテランと同じような見積書をすぐに作成することができます。

過去に作成した見積情報を取り込める

過去に作成した見積情報を流用して二度手間を防ぐ
アイピアは、過去に作成した工事の見積情報を新規の工事の見積情報へ取り込むことができます。

同様の工事であれば、情報を何度も入力する手間が省ける為、作業効率向上に繋がります。

一元管理システムで可能なこととは?経営資源別に詳しく解説!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

業務管理システムには、インストール型とクラウド型の2種類がありますが、それぞれの違いや利点・欠点について説明しました。

「共有」「時間短縮」「個人依存の軽減」の観点から、クラウド型の方が優れているため、クラウド型の導入が増加しています。

また、多くのシステムで無料体験デモが提供されていますので、自社に適したシステムを検討してみてください。

無料体験デモがあるシステムも多いので、ぜひ自社に合ったシステムを検討してみてください。

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建築業向け管理システム
Aippear(アイピア)

アイピアを紹介するロボのイラスト

この記事の編集者

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