建築業の見積書を作成する際、どのような方法で作成していますか。
メンテナンスなどの小工事であれば、手書きで対応することもあるかもしれません。
しかし、標準的な見積書を作成する際には、エクセルや見積ソフトなどのツールを使うことが多いでしょう。
エクセルでの見積書作成は、無料で便利な一方、どうしても時間がかかります。
見積書の作成時間を短縮することができれば、大きな業務改善につながりますよね。
そこで本記事では、建築業に合った見積ソフトをご紹介します。
見積ソフトを選ぶ際の比較ポイントも解説しますので、ぜひご参照ください。
目次
建設・建築業の見積業務なら『建築業向け管理システム アイピア』
見積業務を効率化できる『建築業向け管理システム アイピア』とは?
受注につながる見積書を簡単に作成できる『建築業向け管理システム アイピア』をご紹介します! アイピアは建築業に特化した一元管理システムです。 | ![]() |
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アイピアの見積機能はどこが便利?6つのポイントを紹介!
- 多階層の見積を作成できる!(5階層まで)
- 過去の工事を取り込めるため、短時間で作成できる!
- エクセルの見積をコピー&ペーストで登録できる!
- テンプレート作成で単価を統一できるため、粗利を確保できる!
- 原価や顧客情報など工事に関する情報を一括で管理できる!
- クラウドシステムだから外出先からでも作成・編集できる!
まずは、体験デモで使用感を体感してみませんか?
見積ソフト比較表
この後ご紹介する見積ソフトを一覧表にまとめました。
製品を比較する際、ぜひご参照ください。
建設・建築業における見積作成の特殊性
建設・建築業の見積作成には、工事を予定通リ・金額通りに終わらせ、利益を出さなければいけないという難しさがあります。
工事では、一般的に出回っている材料を使用する場合が少ないため、建設単価の概要が見えづらくなっています。
材料の制作会社ごとに個別で見積りが必要なので、工事全体の見積り額もその時々で変動します。
また、現場での工事費においては、労務単価の占める割合が高くなります。
工事時期や物件特性など、工事によって必要な人材は異なります。
適切な人員を工期中全体に確保できるかどうかも考えなければなりません。
つまり、工事を予定通りに終わらせ、請負金額の中で利益を確保していくためは、適切な材料を使用し、その現場に必要な人員を確保して労務費などともバランスを見ながら見積りを作成する必要があります。
専門性の高い建築業の見積作成を効率的に行うためには、見積業務の自動化・標準化が必須です。
建築業の見積に関する記事はこちら
建設・建築業における見積作成方法
建設・建築業の見積作成の特殊性を確認しました。
ここでは、見積書の作成方法を3つご紹介します。
エクセルなどの表計算ソフトを使う
エクセルなどの表計算ソフトで見積書を作成している方は多いのではないのでしょうか。
無料で利用でき、比較的簡単に操作できる点がポイントです。
一方、人的ミスが起こりやすく、ファイルの共有が難しいというデメリットがあります。
見積ソフトを使う
見積ソフトを利用すれば、見積書作成にかかる手間を大幅にカットできます。
過去に取引をしたことのある企業であれば、過去の情報から自動で見積書を作成することが可能です。
また、新規の取引先の場合でも、入力した企業情報や案件情報をそのまま見積書に反映させることができます。
ミス防止機能が搭載されている製品であれば、より精度の高い見積書を作成できます。
クラウド業務管理システムを使う
クラウドの業務管理システムを使うことで、業務全体を一つのソフトで管理できます。
見積書以外にも、発注書、請求書など様々な書類作成・管理を効率的に行えます。
また、クラウド型のシステムは、インターネット環境さえあれば、時間や場所を選ばず見積書の作成・送付が可能です。
リアルタイムの情報を共有できるので、見積業務を効率化できます。
さらに、エクセルインポート機能があれば、エクセルのデータをコピー&ペーストで登録し、見積書を作成することができます。
そのため、エクセルからシステムへ移行する時も安心です。
工種別のおすすめの見積ソフトはこちら
見積ソフトを導入するメリット
ここでは、見積ソフトを導入するメリットについてご紹介します。
見積作成を効率化したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
誰でも簡単に見積書を作成できる
見積システムでは、あらかじめ入力項目が設定されています。
また、見積書のフォーマットも複数用意されています。
そのため、必要項目を入力するだけで、簡単に見積書が完成します。
計算式など専門的な知識がなくても見積書を作成できるため、見積業務の属人化を回避できます。
ミスを防止できる
一度入力された情報は、システム内に蓄積されます。
蓄積されたデータは、次回以降の見積作成や他の帳票作成に流用できるため、情報入力の手間が省けます。
情報入力の機会が減るため、転記ミスや入力ミスなどの防止につながります。
発送作業の手間を省ける
作成した見積書は、郵送やメールなどで送付します。
見積ソフトを導入すれば、入力したメールアドレスに自動で見積書を送付できます。
また、郵送代行が可能な場合もあります。
見積書の作成から発送までを効率化できるため、エクセルでの見積業務に比べ、手間と時間を大幅に削減できます。
見積書の送付に関する記事はこちら
建築業に特化した主要見積ソフト
ここでは、建築業で利用できるおすすめの見積ソフトをご紹介します。
機能や価格などを確認し、自社に合ったソフトを選びましょう。
建築業向け管理システム アイピア

アイピアでできること(一部)
- 過去に作成した見積書の検索・見積単価表の作成が簡単にできる!
- 見積の情報はもちろんのこと、業務に関する情報を一元管理できる!
- 申告・承認機能でミスを防ぐ!
- アイピアの見積は5階層まで対応!工事の規模を問わず見積を作成可能!
- 見積書をエクセルデータからコピー&ペーストで登録できる!
環境 | クラウド型 |
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機能 | 見積作成、原価発注管理、工程管理、書類・写真管理、顧客管理、営業進捗管理、請求管理、入金管理、帳票作成、現場日報管理、物件管理、労務管理、在庫管理、その他 |
価格 | 【プラン15】年額 8,000円 【プラン100】年額 30,000円 【プラン1000】年額 100,000円 |
体験版 | 無料プランあり、有料プランも1年間無料キャンペーン実施中(2023年7月現在) |
まずは、体験デモで使用感を体感してみませんか?
ジョブカンDesktop 見積・納品・請求書23
『ジョブカンDesktop 見積・納品・請求書23』は、見積書の作成に加え、納品書や請求書を作成できるソフトです。
取引一覧表、売掛残高一覧表など、見積・請求業務に欠かせない管理項目が一目で分かる帳票が用意されています。
特徴
- 見積書ダウンロードのためのURLとパスワードを取引先に送付可能
- ひとつの商品に対して、得意先ごとに販売単価を使い分けられる
- 見積書をもとに、請求書や領収書を作成できる
環境 | インストール型 |
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機能 | 請求書・原価計算書・給与明細書の作成 |
価格 | 【パッケージ版】3,960円 【ダウンロード版】3,300円(12ヶ月) |
体験版 | 無料トライアルあり(30日間) |
やよいの見積・納品・請求書23
『やよいの見積・納品・請求書23』は、見積・納品・請求書の作成を効率化するソフトです。
はがき作成・宛名印刷ソフト、送り状発行システムとの連携が可能です。
特徴
- 帳票のテキストサイズ、フォントなどカスタマイズが可能
- 作成した帳票をテンプレートとして保存できる
- 導入後のサポートが充実
環境 | インストール型 |
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機能 | 帳票作成、商品管理、データ連携 |
価格 | 5,000円~ |
体験版 | 無料体験版あり(30日間) |
Misoca
『Misoca』は、見積書のほか請求書や納品書を作成・管理できるソフトです。
スマホアプリも用意されているため、スマホやタブレットからもストレスなく利用可能です。
特徴
- 一度入力した取引先情報は自動で帳票に反映される
- 会計ソフトとの連携可能
- 万全のセキュリティ体制
環境 | クラウド型 |
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機能 | 見積書・請求書・納品書作成、会計ソフトとの連携機能 |
価格 | 【プラン15】年額 8,000円 【プラン100】年額 30,000円 【プラン1000】年額 100,000円 |
体験版 | 無料プランあり、有料プランも1年間無料キャンペーン実施中(2023年7月現在) |
建築みつも郎17
『建築みつも郎17』は、建築業に特化した見積ソフトです。
ゼネコンや土木会社、住宅関連業者、専業業者など、あらゆる建築業の見積業務に対応しています。
特徴
- 粗利率からの金額調整機能搭載
- 簡易法定福利費の算出機能あり
- 最大6段階層まで構造化できる
環境 | インストール型 |
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機能 | 見積書作成、実行予算・原価管理機能 |
価格 | 80,000円 |
体験版 | — |
見積書の書き方関する記事はこちら
その他のおすすめ見積書作成ソフト(建築業・リフォーム・工務店向け)
ここでは、建築業やリフォーム業、工務店向けの見積ソフトをご紹介します。
みつもり主任
『みつもり主任』は、建築・建設業に特化した見積作成ソフトです。
『せきさん係長』や『あんけん主任』などと連携できるため、業務全体の効率化を目指せます。
特徴
- 見積明細書に画像やコメントを挿入できる
- 過去のデータをもとにした見積作成が可能
- 自動上書き保存機能あり
環境 | インストール型/クラウド型 |
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機能 | 見積書作成 |
価格 | 要問合せ |
体験版 | 体験版あり(100回起動) |
みつもりLIGHT
『みつもりLIGHT』は、建築会社・工務店向けの見積書作成ツールです。
建設業界の様々な業種に対応しています。
特徴
- エクセルのような操作感
- 階層は無制限に作成可能
- 過去も見積明細を流用できる
環境 | インストール型 |
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機能 | 見積書作成 |
価格 | 132,000円~ |
体験版 | 体験版あり(100回起動) |
Kensuke Neo
『Kensuke Neo』は、建築業に特化した見積作成ソフトです。
小規模工事から大規模工事まで幅広い対応が可能です。
特徴
- 既存データを流用できる
- 7階層まで対応
- IT導入補助金対象製品
環境 | インストール型 |
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機能 | 見積書作成、仕上積算ソフト「Neo仕上」と連動 |
価格 | 要問合せ |
体験版 | — |
MtWin
『MtWin』は、建設工事業に特化した見積ソフトです。
画面表示がシンプルで、深い階層でも簡単に操作できます。
特徴
- 実行予算・基準見積・提出見積の3単価構成
- 7階層まで対応
- 見積書の同時編集が可能(10件まで)
環境 | インストール型 |
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機能 | 見積書作成、業者管理 |
価格 | 【年間ライセンス】16,500円 【USBパッケージ】63,800円 【ワンインストールライセンス】59,400円 |
体験版 | フリー版あり |
見積Goo!
『見積Goo!』は、機械・電気・建築工事に対応した見積ソフトです。
多様な単価があらかじめ登録されているため、短時間で見積を作成できます。
特徴
- 官庁基準の複合単価・主要材料データを20,000件搭載
- 法定福利の計算機能搭載
- 物件ごとにファイルを保管できる
環境 | インストール型 |
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機能 | 見積書作成、請求書作成、物件管理 |
価格 | 【総合設備見積ソフトOne】220,000円 【機械設備見積ソフトEst】88,000円 【電気設備見積ソフトVolt】88,000円 【建築工事見積ソフトArc】88,000円 |
体験版 | 体験版あり |
使えるくらうど建築見積V2
『使えるくらうど建築見積V2』は、建設業向けの見積書作成ソフトです。
クラウドソフトなので、外出先や自宅からでも操作できます。
特徴
- 単価・諸経費を一括で変更できる
- 5階層まで対応
- 原価や利益率を把握しながら見積を作成できる
環境 | クラウド型 |
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機能 | 見積書作成、実行予算管理 |
価格 | 要問合せ |
体験版 | デモあり |
見積革命
『見積革命』は、建築業に特化した見積ソフトです。
見積作成と同時に、実行予算作成、発注先管理も行えます。
特徴
- 行単位、ページ単位で掛け率による金額設定が可能
- 6階層まで対応
- マスター化できる項目が豊富
環境 | インストール型 |
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機能 | 見積書作成、実行予算管理 |
価格 | 要問合せ |
体験版 | 無料デモあり |
ツカエル見積・請求書オンライン
『ツカエル見積・請求書オンライン』は、中小規模事業者向けの見積ソフトです。
見積書に加え、納品書・請求書・領収書の作成も可能です。
特徴
- シンプルな操作画面で使いやすい
- 申請/承認ワークフローに対応
- 帳票のカスタマイズ可能
環境 | クラウド型 |
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機能 | 見積・納品・請求・領収書作成、申請・承認フロー |
価格 | 【Stdプラン】月額 550円 【Proプラン】月額 1,100円 |
体験版 | 無料トライアルあり(30日間) |
楽王Crew・楽王Link
『楽王Crew・楽王Link』は、建設業向けの見積ソフトです。
サブスクリプションサービスなので、追加費用が発生しません。
特徴
- オリジナルの材料マスタ、「全日出版社」の単価情報を収録
- 過去の見積のコピー機能あり
- 操作画面をアレンジできる
環境 | インストール型 |
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機能 | 見積書作成、集計機能 |
価格 | 【楽王Crew】月額 8,800円 【楽王Link】月額 14,800円 【楽王3】要問合せ |
体験版 | デモあり |
工事見積書Super4
『工事見積書Super4』は、建設業向けの見積書作成ソフトです。
専用のエクセルファイルを使用すれば、AndroidやiPhoneから編集することも可能です。
特徴
- 階層見積・隠し階層に対応
- 法定福利費の計算が可能
- 自動保存機能あり
環境 | インストール型 |
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機能 | 見積書作成、請求書作成、注文書作成 |
価格 | 【簡易版】7,700円 【標準版】15,400円 |
体験版 | 無料体験版あり |
見積書の電子化に関する記事はこちら
建築業に向いている見積作成ソフトの特徴
現在、汎用的なものから業種に特化したものまで、様々な見積作成ソフトが世に出ています。
建築業で見積作成ソフトを導入する場合、どのような製品を選ぶと良いのでしょうか。
ここでは、建築業向け見積作成ソフトの特徴をご紹介します。
特徴 ① 階層見積を作成できる
水漏れやトイレ取替工事など小規模な工事の場合、1枚の簡易な見積書で対応できる場合がほとんどです。
しかし工事の規模が大きくなると、工事場所別や業種別など、階層見積を作成する必要が生じます。
そのため、建築業の向けの見積ソフトは、階層ごとに見積書を作成できるようになっています。
何階層まで対応可能かは製品によって異なるため、しっかりと確認するようにしましょう。
特徴 ② 表紙・集計・明細を分けて印刷できる
分かりやすく見やすい見積書は、契約率アップのカギとなります。
「表紙」「集計」「明細」を分けて印刷することで、見積書を見慣れていない方でもスムーズに内容を理解することができます。
先述した通り、建築業向けの見積ソフトの多くは階層見積に対応しています。
そのため、「表紙」「集計」「明細」の3つのブロックで見積書を作成することが可能です。
階層表示をオプション(追加購入)で利用できるソフトもありますが、はじめから階層に対応した見積ソフトを選ぶのが無難です。
見積ソフトを選ぶポイント
様々な見積ソフトから自社に合った製品を選ぶには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
見積ソフトを選ぶポイントや比較すべき項目をみていきましょう。
「インストール型」「クラウド型」を理解する
見積ソフトは、「インストール型」と「クラウド型」の二つに分けられます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することで、見積ソフトの選定をスムーズに行えます。
CHECK!
インストール型のメリット
- 基本的に動作が速い(PCスペックに依存)
- 長期的に見ると価格が安い(初期費用のみかかる)
- 見積の階層が多い場合でも対応できる
インストール型は、CD-ROMやホームページを介してパソコンに直接ソフトをインストールする利用形式です。
動作の軽量さはパソコンのスペックに依存するため、インターネット回線などの影響を受けることなく利用できます。
また、基本的に買い切りなので、長期的にはクラウドソフトよりも安く済むケースが多いです。
ただし、見積作成機能を含む一元管理システムの場合、定期的なバージョンアップが必要です。
この作業を行うために、インストール型でも月額保守費用を求められる事があります。
CHECK!
インストール型のデメリット
- パソコンにデータを保存するため、情報共有に手間がかかる
- 見積作成業務が属人化しやすい
インストール型の見積ソフトで作成した見積のデータは、パソコンに保存されます。
そのため、使えば使うほどパソコンの容量を圧迫してしまいます。
また、データを個人が抱えることとなり、情報共有に手間がかかる点もデメリットといえるでしょう。
誰がどんな見積書を作っているか共有できず、見積業務が属人化しやすいというリスクがあります。
CHECK!
クラウド型のメリット
- 外出先やスマホからでも入力・閲覧ができる
- 社内で応報共有ができる(標準単価を作れる)
- 他のシステムと連携できる製品もある
クラウド型は、インターネット回線を通じてデータを管理・利用する形式です。
インターネットが利用できる環境であれば、出先や自宅からでも見積書の作成や承認作業が可能です。
データの共有もリアルタイムで行えるため、他の人が作った見積書を流用するなど効率化施策を取りやすいのが特徴です。
CHECK!
クラウド型のデメリット
- 月額費用が発生する
- 明細の量が増えると動作が重くなる可能性がある
クラウドソフトのデータは、システム会社が外部委託するサーバー管理会社に保存されるのが一般的です。
セキュリティは万全ですが、管理などのために月額の保守費用が必要です。
他にも、定期的なバージョンアップを行うための開発費や問合せサポートスタッフの人件費などが発生します。
そのため、月額費用の値引き対応は受け付けない企業がほとんどです。
クラウド型のソフトを選ぶ場合は、初期費用に加え、運用費も考慮するようにしましょう。
必要な機能をチェックする
見積ソフトを選ぶ際、まず自社の課題を洗い出すことが重要です。
効率化したい業務を明らかにすることで、必要な機能がみえてきます。
自社に必要な機能を把握し、それらが搭載された見積ソフトを選ぶようにしましょう。
基本機能
- 発送代行機能
- データ送付機能
- データ管理機能
- データ変換機能
- テンプレート作成機能
- ステータス管理機能
- 入力ミス防止機能
- 一括作成機能
- ロゴ・印影の登録
便利な機能
- 承認ワークフロー機能
- PDF・CSV出力機能
- 消費税自動計算機能
- 権限設定・管理
操作性
せっかく見積ソフトを導入しても、使いこなせなければかえって作業効率が落ちてしまいます。
誰もが同じレベルでソフトを利用できるよう、簡単に操作できるソフトを選びましょう。
多くの製品は、体験版やデモで事前に使用感を確認できます。
デジタル機器の操作があまり得意でない方に体験してもらい、使いやすいソフトを選ぶと良いでしょう。
サポート体制・セキュリティ
見積ソフト導入後、トラブルが発生したり操作方法を忘れてしまったりすることがあります。
こうした場合、すぐに問い合わせができる製品であれば安心して利用できます。
また、見積ソフトは自社や取引先の重要なデータを扱うため、セキュリティ対策も重要です。
どのようなセキュリティ対策を講じているのか、導入前に確認しておくようにしましょう。
コスト
見積ソフトの導入を検討する際、費用面に不安を感じる方も少なくないでしょう。
機能や操作性、サポートの充実度などを考慮し、妥当なコストであるかどうか判断する必要があります。
一見安いと思える製品であっても、機能の追加やサポート時に追加費用が発生する可能性があります。
提示された価格にどのような機能やサービスが含まれているのか、しっかりと確認しましょう。
見積書作成に関する記事はこちら
簡単見積作成 業務管理システム『アイピア』とは?
ここでは、弊社が提供する『アイピア』についてご紹介します。

アイピアでできること(一部)
- 過去に作成した見積書の検索・見積単価表の作成が簡単にできる!
- 見積の情報はもちろんのこと、業務に関する情報を一元管理できる!
- 申告・承認機能でミスを防ぐ!
- アイピアの見積は5階層まで対応!工事の規模を問わず見積を作成可能!
- 見積書をエクセルデータからコピー&ペーストで登録できる!
まずは、体験デモで使用感を体感してみませんか?
環境 | クラウド型 |
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価格 | 【ライトプラン】初期導入費 120,000円、月額 10,000円 【ベーシックプラン】初期導入費 420,000円、月額 20,000円 【プロフェッショナルプラン】初期導入費 510,000円、月額 30,000円 *月額は5ユーザーまでの場合 |
体験版 | 無料体験デモあり |
アイピアは建築業に特化した一元管理システムです。
しかし、見積作成専用のシステムと比べても引けを取らないほど、簡単に見積書を作成できます。
また、建築業以外の業種にも対応できる仕組みで設計しておりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
初めてのシステムでも簡単に使える操作感!
アイピアは、ボタンの大きさや配置、情報量など、現場担当者が使いやすいシステムになるよう設計しています、
そのため、初めてシステムを導入する方でもすぐに活用していただけます。
またアイピアは、新しいシステムに慣れる時間を極力減らせるよう、「エクセルと同じような感覚」の操作感を徹底しています。
たとえば、見積明細を作成する際には、Enterで次の項目に移動し、入力できます。
見積ソフトにありがちな「項目をマウスで選びなおす」「別の情報を入れるためにページを切り替える」などの手間を省き、短時間で操作できるよう設計しています。
エクセルと同じ感覚で必要な情報を入力するだけで、見積書を作成することができます。
アイピアの見積機能のポイント
ここでは、アイピアの見積機能について詳しくご紹介します。
「誰もが簡単に使いこなせる」ことに加え、次のようなポイントがあります。
POINT1
積算ができる
建設・建築業で精度の高い見積書を作成するには、積算が不可欠です。
しかし、積算は専門性が高く、市販の汎用的な見積ソフトでは対応できない場合があります。
アイピアは積算にも対応しているため、精度の高い見積書を簡単に作成することが可能です。
POINT2
明細の一括編集が可能
情報を全て入力してから、桁数や単位の間違いに気付くことはありませんか?
またいちから1つずつ項目を編集していくのは、非常に面倒な作業です。
アイピアでは、作成した見積明細を一括で編集できます。
見積明細すべてが編集可能状態になり、任意の場所を自由に編集することが可能です。
桁数や単位を間違えて入力しても、後から一括編集できるので安心です。
POINT3
過去の見積りを取り込める
過去に同じような工事をしている場合、都度新しい見積りをいちから作っていくのはかなりの手間です。
アイピアなら、過去の工事で作成した見積書を検索し、引き込むことができます。
- 前回、いくらで見積書を作成していたのか
- 他の営業はいくらで見積書を作成しているのか
などを確認しながら、手間を省いて見積書を作成できます。
POINT4
見積書テンプレートを取り込める
アイピアでは、事前に作成した見積書のテンプレートを検索し、見積書に引き込むことができます。
基本となる見積書のテンプレートを作成することで、見積書の作成時間を短縮でき、項目漏れを防ぐことが可能です。
見積書の作成に慣れていない新人の方でも、簡単に作成できるようになります。
また、よく売れている商品やおすすめしたい商品などを価格単価表として登録することも可能です。
POINT5
申告・承認機能を搭載
アイピアには、見積りの申告・承認機能があります。
見積書作成後、管理者に申告し確認をとることで、記載漏れやミスを防止することができます。
また、明細の見せ方などのアドバイスをもらうことも可能です。
申告が行われるとアイピア上にアラートが出るので、管理者は部下から申告された見積情報をすぐに確認することができます。
承認者や承認日などの情報は全て保存されるため、安心です。
CHECK!
その他アイピアの特徴
- 原価に粗利率を指定して一括で見積価格を更新できる
- 基本的なエクセルの機能が使える(並び替え、切り取り、張り付け、行コピーなど)
- 作成した帳票はエクセルファイルで出力できる
- 値引き機能搭載
- IT導入補助金対象製品
工種別のおすすめの見積ソフトはこちら
見積作成だけではない!『アイピア』でできること
見積書を作成したら、そのまま予算管理・発注書の作成などをしたくなりませんか?
せっかくシステムを導入するなら、より効率的に業務を行いたくなりますよね。
アイピアは、見積りのデータをもとに予算管理、発注書の作成も可能です。
以下で詳しくみていきましょう。
見積作成の段階から予算管理
アイピアでは、見積書作成の段階から予算の作成、粗利の確認が可能です。
また、原単価に対して、一括で希望粗利率を乗せた見積価格を計算することもできます。
予算段階から原価入力
アイピアでは、見積りの明細を取込み、実行予算の段階で原価を入力できます。
また、実行予算の情報から発注書を作成することも可能です。
見積→予算→発注と入力した情報を効率的に活用できるため、何度も同じ内容を入力する必要がなくなります。
まだまだある豊富な機能
今回ご紹介した以外にも、工程管理や現場日報管理など、建築業に必要な便利な機能を搭載しています。
集計データの作成や帳票カスタマイズも可能です。
サポート体制も充実しているので、導入後も安心してご利用いただけます。
実行予算に関する記事はこちら
まとめ
建築業の見積作成は、専門性が高く複雑だといわれます。
効率的に、より精度の高い見積書を作成するためには、見積ソフトの導入がおすすめです。
特に、建築業向けの見積ソフトであれば、多階層の見積書を作成することができます。
弊社が提供する『アイピア』は、建築・リフォーム業向けの一元管理システムです。
見積作成のほか、顧客管理や工程管理など業務全体の効率化を実現します。
無料の体験デモも実施していますので、是非お気軽にお問い合わせください。
見積の基礎知識に関する記事
- 建築・リフォーム業の見積書の書き方と見本(サンプル付き)
- 【建設業向け】見積書に法定福利費を含める場合の作成方法
- 【建築業向け】すぐに使える見積書 エクセルテンプレート(無料・登録不要)
- 【例文付き】見積書のお礼メールとは?返信のポイントや正しい敬語を解説