建築見積ソフトとは?おすすめ16選やクラウド版・ソフト版の違いを解説!

建築見積ソフトとは?おすすめ16選やクラウド版・ソフト版の違いを解説!


建設工事を行う際に必要な見積書ですが、手作業やエクセルでの作成は時間がかかり、ミスも起こりやすいです。

そのため、建築見積ソフトを活用すれば、迅速かつ正確な見積もりが作成できます。

本記事では、建築見積ソフトのメリットやおすすめ16選、クラウド版とソフト版の違いについてなど、わかりやすく解説します。

建築業務を効率化するための情報として、ぜひ参考にしてください。

建築見積ソフトとは?メリットを紹介

建築見積ソフトは、建築プロジェクトの費用、材料、工程などの見積を作成するためのソフトです。

エクセルでの見積書作成は手軽ですが、ミスが起こりやすく、ファイルの共有も難しいため、使い勝手が良いとは言えません。

一方で建築見積ソフトは、従来の手作業に比べて、効率的で正確な見積を迅速に作成できるため、建築業界で広まりつつあります。

必要な情報を入力するだけで自動で計算してくれるため、ミスが少なく、作業効率も向上します。

ここでは、建築見積ソフトの具体的なメリットを3つ、ご紹介します。

見積作成の時間短縮

建築見積ソフトの大きなメリットの一つは、見積作成の時間を大幅に短縮できることです。

手作業やエクセルでの見積作成は、各項目の入力や計算に多くの時間がかかりますが、見積ソフトを使うことでこれらの作業が自動化され、作業時間を大幅に削減できます。

見積ソフトでは、一度入力した情報をテンプレートとして保存できるため、次回以降の見積作成時にはそのテンプレートを活用するだけで済みます。

また、過去の見積データを簡単に呼び出して修正・再利用できるため、再入力の手間が省け、スピーディーに見積書を完成させることが可能です。

さらに、見積ソフトには、材料費や労務費などの最新データを自動的に反映させる機能が備わっている場合も多く、情報収集にかかる時間を節約できます。

このようにして、見積作成にかかる時間を大幅に短縮することで、業務全体の効率化を図ることができます。

ミスを防げる

建築見積ソフトを使用することで、見積書作成時のミスを大幅に減らすことができます。

手作業やエクセルでの見積作成では、データの入力ミスや計算ミスが起こりやすく、その結果、見積の精度が低下するリスクがあります。

しかし、見積ソフトは自動計算機能が備わっているため、計算ミスがほとんど発生しません。

また、多くの見積ソフトは、入力データの整合性をチェックする機能を持っており、誤ったデータ入力を防ぐ仕組みが整っています。

さらに、建築見積ソフトには、工事ごとに必要な材料やコストの情報を自動的に更新する機能が多く備わっているため、常に最新のデータを使って正確な見積書を作成できます。

建築見積ソフトを活用することで、見積作成時のミスを防ぎ、正確で信頼性の高い見積書を作成できます。

データ分析

建築見積ソフトの多くは、過去の見積データを分析して活用でき、簡単にさまざまな集計が可能です。

コストの傾向や材料の使用量を分析し、最新情報に基づいた見積作成ができます。
年間の状況や担当者別の実績も把握できるため、見積作成だけでなく、経営戦略やプロジェクトの収益性向上にも役立ちます。

過去のデータを活用することで、建設業務の効率と成果を向上させることができます。

【比較表あり】建築見積ソフトおすすめ16選!無料ソフトも?

見積ソフト比較表

数ある建築見積ソフトの中から、自社に合ったソフトを選ぶ際の参考になるよう、厳選した16のソフトを紹介します。

クラウド型の建築見積ソフトは、インターネット環境があればどこでも見積の作成や管理が可能です。

一方、ソフト型(インストール型)は、自社のパソコンにインストールして使用するシステムです。
一覧表にまとめているので、機能やコストを比較しながら、自社に最適なソフトを選んでください。

時間削減・利益UP・情報共有ができる

     

建築業の見積業務がラクになる!

     

一元管理システムならアイピア

     

アイピアは建築業に特化したシステムであり、見積管理をはじめ工事に関するあらゆる情報を一括で管理できます。さらにアイピアはクラウドシステム。外出先からでもデータを確認できます。

     

【クラウド型】建築見積ソフト:建築業向け管理システム アイピア

『建築業向け管理システムアイピア』は、建築業に特化した業務管理システムです。
見積作成はもちろん、顧客管理や入金管理、原価管理等様々な業務を一括で管理できます。

見積りを基に原価計算から発注までを処理できるため、業務時間が短縮され、入力ミスや発注漏れなどを減らすことができるでしょう。

また、使いやすい操作性のため、ITに慣れていない人でもスムーズに利用できます。

クラウド型でインターネットの環境があればどこでも使用できますので、パソコンが新しいバージョンに変わっても問題なく利用できます。

外出先や支店など、どこにいても情報を確認できます。

アイピアでできること(一部)

  • 過去に作成した見積書の検索・見積単価表の作成が簡単にできる!
  • 見積の情報はもちろんのこと、業務に関する情報を一元管理できる!
  • 申告・承認機能でミスを防ぐ!
  • アイピアの見積は5階層まで対応!工事の規模を問わず見積を作成可能!
  • 見積書をエクセルデータからコピー&ペーストで登録できる!
環境クラウド型
機能見積作成、原価発注管理、工程管理、書類・写真管理、顧客管理、営業進捗管理、請求管理、入金管理、帳票作成、現場日報管理、物件管理、労務管理、在庫管理、その他
価格 【ライト】月額 10,000円〜
【ベーシック】月額 20,000円〜
【プロフェッショナル】月額 30,000円〜
体験版無料体験デモあり

【クラウド型】建築見積ソフト:使えるくらうど建築見積V2

『使えるくらうど建築見積V2』は、建設業向けの見積書作成ソフトです。

クラウド型なので、インターネットに接続できる環境であれば、社内外問わず、どこでも見積作成が可能です。

あらかじめ登録した明細マスターから明細を選択すると、必要な情報が自動的に入力されます。

使いやすい操作で、見積業務の効率化が実現します。

特徴

  • 単価・諸経費を一括で変更できる
  • 5階層まで対応
  • 原価や利益率を把握しながら見積を作成できる
環境クラウド型
機能見積書作成、実行予算管理
価格要問合せ
体験版デモあり

【クラウド型】建築見積ソフト:建て役者

『建て役者』は建築・リフォーム業界向けの業務一元管理システムです。

顧客情報や商談、工程の進捗状況、原価管理、受発注管理、そしてアフターフォローまで、すべての業務を一元管理できます。

過去に作成した見積もりを再利用できるため、見積もり情報が貴重な資産として蓄積されます。

経験の浅い担当者でも、経験豊富な担当者の見積もりを参考にすることで、高い精度の見積もりを作成できます。

クラウド型なので、インターネット接続があればどこでも情報を確認できます。
これまで会社に戻らないと見られなかった情報も、外出先で簡単にチェックできるようになります。

特徴

  • リフォーム・新築に必要な機能を搭載
  • 過去の見積を有効活できる
  • 商談・工程・アフター管理まで全て一元化できる
環境クラウド型
機能見積作成、発注書作成、顧客管理、商談管理、実行予算、工程管理、原価管理、アフター管理、その他
価格 【ライト】月額 4,000円〜
【スタンダード】月額 40,000円〜
【プレミアム】月額 80,000円〜
体験版無料デモあり

【クラウド型】建築見積ソフト:見積RICH

『見積RICH(ミツモリッチ)』は、見積書の作成から請求書の発行作業まで完結できるシステムです。

見積作成担当者が1名の場合や、フリーランスの方には、建築見積ソフトの価格が無料になる、1ユーザープランがおすすめです。

クラウド型なので、インターネットに接続できる環境があれば、社内にいなくても見積書の作成から承認、納品書や請求書の作成まで、すべてウェブ上で行えます。

承認作業も見積RICHで行えるので、印鑑を押すためだけに出社する必要がなくなります。

さらに、承認作業が外出先でも行えるので、書類が承認されるまでの待ち時間を短縮できます。

特徴

  • 社内外どこでも見積書作成が可能
  • 全ての見積を一元管理できる
  • 柔軟かつ厳格な承認フローで見積トラブルを未然に防止
環境クラウド型
機能見積書作成、見積承認、案件・営業管理、帳票出力、その他
価格 【1ユーザープラン】月額 0円
【複数ユーザープラン】月額 5,000円〜
体験版無料お試しあり(最大2ヶ月)

【クラウド型】建築見積ソフト:Misoca

『Misoca』は、弥生株式会社が提供している見積作成システムです。

見積書の他にも、納品書や請求書をかんたんに作成でき、無料プランの場合は、ずっと0円で利用できるのもポイントです。

クラウド型なので、ブラウザ上ですぐに請求書を作成できます。
Misocaで作成した帳票は、メール送付・PDF発行・郵送などワンクリックで完了する手軽さも便利です。

さらに、自動メール送信や確定申告ソフトへの仕訳自動送信などの自動化機能があり、経理業務を大幅に効率化できます。

弥生の会計ソフト、freee、MFクラウド会計・確定申告への仕訳連携や、発行した請求書に売掛金の回収保証を付与できる「Misoca回収保証」など、連携サービスが充実しています。

特徴

  • 見積書・納品書・請求書をあっという間に作成
  • 請求書の自動作成や自動メール送信機能で、請求業務を大幅に削減
  • 連携サービスが充実
環境クラウド型
機能見積書作成、請求書・納品書作成、見積・入金・売上管理、その他
価格 【無料プラン】月額 0円
【プラン15】年額 8,800円
【プラン100】年額 33,500円
【プラン1000】年額 114,00円
体験版無料プランあり

【クラウド型】建築見積ソフト:ツカエル見積・請求書オンライン

『ツカエル見積・請求書オンライン』は、クラウドで見積書・納品書・請求書・領収書を作成・印刷できる見積・請求書作成システムです。

クラウド型なので、職場のみならず、出先や自宅でもアクセスできます。

月額550円で利用できる手軽さが魅力で、豊富なテンプレートを使ってドキュメントの作成や管理が簡単にできます。

システムのカラーや、会社のロゴや社判の位置など、自社のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。

特徴

  • シンプルな操作画面で使いやすい
  • 申請/承認ワークフローに対応
  • 帳票のカスタマイズ可能
環境クラウド型
機能見積・納品・請求・領収書作成、申請・承認フロー
価格【Stdプラン】月額 550円
【Proプラン】月額 1,100円
体験版無料トライアルあり(30日間)

【ソフト型】建築見積ソフト:楽王Crew・楽王Link

『楽王Crew・楽王Link』は、建設業向けの見積ソフトです。

ソフト型ですが、月額制のサブスクリプションサービスなので、初期費用を抑えて導入できるのが特徴です。

「楽王Crew」は、積算担当者が1人の法人および個人事業主向けで、「楽王Link」は、チームでデータ共有できる法人向けです。

リーズナブルな価格でありながら高機能が備わっており、材料を選んで数値を入力するだけで使用できます。

特徴

  • オリジナルの材料マスタ、「全日出版社」の単価情報を収録
  • 過去の見積のコピー機能あり
  • 操作画面をアレンジできる
環境インストール型
機能見積書作成、集計機能
価格(税込)【楽王Crew】月額 8,800円
【楽王Link】月額 14,800円
【楽王3】要問合せ
体験版デモあり

【ソフト型】建築見積ソフト:建築みつも郎17

『建築みつも郎17』は、建築業に特化した見積ソフトです。

ゼネコンだけでなく土木会社や住宅会社、専門工事会社など建築業界に関わる多くの会社に向けて作られています。

多階層見積りの作成や歩掛対応など、建築業界特有の機能が揃っており、効率よく見積り作成できます。

また、作成した見積りデータをエクセルに出力できるなど、外部ツールとの連携も可能で、柔軟な使い方ができます。
使い込むほど使いやすさが実感できる仕様になっており、利用するほど便利さを感じることでしょう。

「建築みつも郎」シリーズは買い切り制のソフトで、ナンバリングの「17」からもわかるように、長年にわたって販売されています。

ソフト型なので、間取り図作成ソフト「3DマイホームデザイナーPROとの連携」と簡易連携も可能です。

特徴

  • 粗利率からの金額調整機能搭載
  • 簡易法定福利費の算出機能あり
  • 最大6段階層まで構造化できる
環境インストール型
機能見積書作成、実行予算・原価管理機能
価格80,000円
体験版

【ソフト型】建築見積ソフト:みつもりLIGHT

『みつもりLIGHT』は、建築会社・工務店向けの見積書作成ツールです。
幅広い業種に対応しており、見積りの編集や印刷、管理ができます。

ソフト型なので、ソフトをインストールすれば、その日からすぐに見積もりを作成できます。

エクセルに似た操作感覚で、エクセルの経験があれば誰でも簡単に使えます。

見積書のテンプレートは複数用意されていますが、自社のオリジナル書式を作ることもできます。
自社の仕様になるように、自由に設計できるのが特徴です。

特徴

  • エクセルのような操作感
  • 階層は無制限に作成可能
  • 過去も見積明細を流用できる
環境インストール型
機能見積書作成
価格132,000円~
体験版体験版あり(100回起動)

【ソフト型】建築見積ソフト:Kensuke Neo

『Kensuke Neo(ケンスケ ネオ)』は、建築業に特化した見積作成ソフトです。

工事の規模・種別を問わずエクセル感覚の簡単操作で見積作成が可能です。

仕上積算ソフト「Neo仕上」と連動させることができ、PDF図面などから積算した結果を、そのまま見積作成に落とし込むことができます。
そのため、入力の二度手間が発生しません。

ソフト型ですが、ネットワークに接続すれば、複数のパソコンでkensuke NEOを使えるので、複数人で同じ見積情報にアクセスして作業できます。

特徴

  • 既存データを流用できる
  • 7階層まで対応
  • IT導入補助金対象製品
環境インストール型
機能見積書作成、仕上積算ソフト「Neo仕上」と連動
価格要問合せ
体験版

【ソフト型】建築見積ソフト:MtWin

『MtWin』は、建設工事業に特化した見積ソフトです。

使いやすい画面と簡単な操作で、深い階層でも簡単に操作できます。

複雑な階層構造の見積書でも、見積金額調整機能と実行予算書作成機能によって、画面表示がわかりやすくなるため、スムーズな操作ができます。

ソフト型なので、フリー版の用意もあり、使用感を試したい方はフリー版の利用からスタートすることをおすすめします。

特徴

  • 実行予算・基準見積・提出見積の3単価構成
  • 7階層まで対応
  • 見積書の同時編集が可能(10件まで)
環境インストール型
機能見積書作成、業者管理
価格【年間ライセンス】16,500円
【USBパッケージ】63,800円
【ワンインストールライセンス】59,400円
体験版フリー版あり

【ソフト型】建築見積ソフト:見積Goo!

『見積Goo!』は、設備業・建設業者向けの簡単操作の見積ソフトです。
ソフト型なので、あらかじめ様々な単価が登録されており、材料を選んで必要な数量を入力するだけで、短時間で見積もりが作成できます。

さらに、官庁基準の複合単価や主要材料データが標準で用意されているため、複雑なデータも簡単に確認できます。

また、物件ごとに見積書をファイルとして保存することも可能です。

簡単で誰でも使いやすいように工夫されたソフトなので、これまで見積ソフトを使ったことがない方も抵抗なく使用できるでしょう。

特徴

  • 官庁基準の複合単価・主要材料データを20,000件搭載
  • 法定福利の計算機能搭載
  • 物件ごとにファイルを保管できる
環境インストール型
機能見積書作成、請求書作成、物件管理
価格(税込)【総合設備見積ソフトOne】220,000円
【機械設備見積ソフトEst】88,000円
【電気設備見積ソフトVolt】88,000円
【建築工事見積ソフトArc】88,000円
体験版体験版あり

【ソフト型】建築見積ソフト:見積革命

『見積革命』は、パソコン初心者でも利用できるインターフェースと、見積作成・実行予算作成・発注先管理が同時に行える建築見積システムです。

このソフトは直感的に操作や入力ができ、合計金額を修正すると他の項目も自動で修正されるのが特徴です。
操作性、即応性、自由性とあらゆる観点から見積業務の理想を追求して開発されました。

ソフト型なので、現場担当者から情報を入力してもらうことで、リアルタイムに情報共有を行えます。

多くの機能を搭載しつつも、わかりやすく簡単な操作で見積書を作成することができます。

特徴

  • 行単位、ページ単位で掛け率による金額設定が可能
  • 6階層まで対応
  • マスター化できる項目が豊富
環境インストール型
機能見積書作成、実行予算管理
価格要問合せ
体験版無料デモあり

【ソフト型】建築見積ソフト:工事見積書Super4

『工事見積書Super4』は、建設業向けの見積書作成ソフトです。
専用のエクセルファイルを使えば、ソフト内で修正するだけでなく、スマートフォンでも編集できます。

ソフト型ではありますが、見積書ごとにデータをエクスポート・インポートする機能があるため、共有していないPC同士でもデータのやり取りは可能です。

また、必要に応じて階層をいくつでも作れるため、大規模な工事にも対応しています。

法定福利費の計算にも対応しており、請求書や注文書、注文請書の作成にも対応しています。

特徴

  • 階層見積・隠し階層に対応
  • 法定福利費の計算が可能
  • 自動保存機能あり
環境インストール型
機能見積書作成、請求書作成、注文書作成
価格【簡易版】7,700円
【標準版】15,400円
体験版無料体験版あり

【ソフト型】【クラウド型】建築見積ソフト:工務店応援隊(みつもり主任 よさん主任)

『工務店応援隊』は、「みつもり主任(見積ソフト)」「よさん主任(発注・予算管理ソフト)」「あんけん主任(顧客管理)の3本で構成されています。

見積ソフトである「みつもり主任」は、「せきさん係長」や「あんけん主任」などとも連携できるため、業務全体の効率化を図れます。

インストールして使うソフト型ですが、クラウド機能を使うと他の社員と情報を共有できます。
情報はクラウドに保存されるため、パソコンが故障しても安心です。

見積作成機能に加え、マルチモニター対応や自動上書き保存など、作業を効率化する機能が備わっています。
セキュリティ対策も万全で、テレワークでも安心して利用できます。

エクセルや現在使用している見積ソフトからの移行にも対応しているため、乗り換えの手間は掛かりません。

特徴

  • 見積明細書に画像やコメントを挿入できる
  • 過去のデータをもとにした見積作成が可能
  • 自動上書き保存機能あり
環境インストール型/クラウド型
機能見積書作成
価格要問合せ
体験版体験版あり(100回起動)

【ソフト型】【クラウド型】建築見積ソフト:AnyONE

『AnyONE(エニワン)』は、建材販売会社が開発した工務店・建築・リフォーム会社に特化したソフトです。

見積り作成だけでなく、施工管理・請求管理や図面や写真もひとつのシステムで管理できます。
システムで情報を一元管理できるため、業務効率化の促進にもなるでしょう。

見積作成は、業者や原価があらかじめ決まっているものであれば、テンプレートとして登録できます。
見積作成時のミスを減らし、ヒューマンエラーの減少にもつながります。

インストールして使用するソフト型ではありますが、スマホやタブレットで場所を選ばず確認できるので、非常に便利です。

特徴

  • 見積り書は多数階層に対応し、幅広い工事に適応
  • 「一括更新機能」で過去の見積りを活用し、より効率的に新規作成できる
  • エクセルとの親和性が高い
環境インストール型/クラウド型
機能見積作成、実行予算、発注管理、顧客管理、工事・施工管理、入出金管理、アフター管理
価格 要問合せ
体験版無料デモあり

【動画で解説】建築・建設業向け見積ソフトを選ぶポイント5選!

建築・建設業向けの見積もりソフトを提供している会社は多いため、どれを選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで、具体的なソフトの選び方のポイントを5つご紹介します。
上記の動画を参考にしながら見ていきましょう。

「インストール(ソフト)型」「クラウド型」を理解する

見積ソフトは、「インストール型」と「クラウド型」の二つに分けられます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することで、見積ソフトの選定をスムーズに行えます。

CHECK!

インストール型のメリット

  • 基本的に動作が速い(PCスペックに依存)
  • 長期的に見ると価格が安い(初期費用のみかかる)
  • 見積の階層が多い場合でも対応できる

インストール型ソフトは、ホームページからパソコンに直接インストールする形式です。

動作の軽さはパソコンのスペックによるため、インターネット回線の影響を受けずに利用できます。

基本的に買い切りなので、長期的にはクラウドソフトよりもコストが安くなることが多いでしょう。

ただし、見積作成機能を含む一元管理システムの場合、定期的なバージョンアップが必要で、そのために月額保守費用がかかることがあります。

また、クラウド型とは異なり、インターネットに接続せずに利用できるのも特徴です。

CHECK!

インストール型のデメリット

  • パソコンにデータを保存するため、情報共有に手間がかかる
  • 見積作成業務が属人化しやすい

インストール型の見積ソフトで作成した見積のデータは、パソコンに保存されます。
そのため、使用すればするほどパソコンの容量を圧迫します。

また、データを個人が抱えることとなり、情報共有に手間がかかる点もデメリットといえるでしょう。
誰がどんな見積書を作っているか共有できず、見積業務が属人化しやすいというリスクがあります。

CHECK!

クラウド型のメリット

  • 外出先やスマホからでも入力・閲覧ができる
  • 社内で見積データを迅速に共有できる
  • 他のシステムと連携できる製品もある

クラウド型は、インターネット回線を通じてデータを管理・利用する形式です。
インターネットが利用できる環境であれば、出先や自宅からでも見積書の作成や承認作業が可能です。

データをリアルタイムで共有できるため、他の人が作成した見積書を活用するなど、効率化が図りやすいのが特徴です。

他のシステムと連携できる製品があることも重要なポイントです。

CHECK!

クラウド型のデメリット

  • 月額費用が発生する
  • 明細の量が増えると動作が重くなる可能性がある

クラウドソフトのデータは、システム会社が外部委託するサーバー管理会社に保存されるのが一般的です。
セキュリティ対策は万全ですが、管理や保守のために月額費用がかかる場合があります。

また、定期的なバージョンアップの開発費や、問い合わせサポートスタッフの人件費がかかることもあります。

クラウド型ソフトを選ぶ際は、初期費用だけでなく、運用費用も考慮するようにしましょう。

大容量のファイルや画像を頻繁にやり取りすると、社内ネットワークが重くなることがあるので注意してください。

必要な機能をチェックする

見積ソフトを選ぶ際には、まず自社の課題を把握することが大切です。
業務を効率化したい点を明確にすることで、必要な機能が見えてきます。

自社に必要な機能を把握し、それらが搭載された見積ソフトを選ぶようにしましょう。

基本機能

  • 発送代行機能
  • データ送付機能
  • データ管理機能
  • データ変換機能
  • テンプレート作成機能
  • ステータス管理機能
  • 入力ミス防止機能
  • 一括作成機能
  • ロゴ・印影の登録

便利な機能

  • 承認ワークフロー機能
  • PDF・CSV出力機能
  • 消費税自動計算機能
  • 権限設定・管理

操作性

建築見積りソフトでは、ソフト内での入力のしやすさもポイントとなります。

「ソフトでの入力が難しい」「使いにくいインターフェース」といった問題があると、作業効率が低下し、見積もり作成に時間がかかってしまいます。

誰もが同じレベルでソフトを利用できるような、簡単に操作できるソフトを選びましょう。

多くの製品は、体験版やデモで事前に使用感を確認できます。

デジタル機器の操作があまり得意でない方に体験してもらい、使いやすいソフトを選ぶと良いでしょう。

サポート体制・セキュリティ

見積もりソフトを導入すると、トラブルが起きたり操作方法を忘れたりすることがあります。
そのような場合、すぐに問い合わせられる製品 を選ぶと安心です。

また、見積もりソフトは会社や取引先の重要なデータを扱うため、セキュリティ対策も重要です。

導入前に、どのようなセキュリティ対策が講じられているか 確認しましょう。

コスト

建築見積システムを選ぶ際は、費用についても考えなければなりません。

機能や使いやすさ、サポートの充実度などを考慮して、コストが妥当かどうかを判断する必要があります。

ソフト(インストール)型とクラウド型では、必要なコストが異なります。

ソフト型は買い切りの製品が多く、購入後は費用がかからない場合が多いです。

一方、クラウド型は月額制が一般的で、毎月所定の料金を支払う必要があります。
また、機能を追加したりサポートを受けたりすると追加費用がかかる場合があります。

提示された価格にどの機能やサービスが含まれているかを確認し、運用費を把握しておくことも大切です。

建築見積ソフトを選ぶ時によくある質問を紹介!

建築業界での見積作成に関して、わからないことや疑問に思うことは、たくさんありますよね。

特に、見積ソフトを選ぶ際には、どのようなソフトが最適か、どのようなメリットがあるのか、など様々な疑問が浮かびます。

そこで、建築見積ソフトを選ぶ時によくある質問について、紹介します。

建築業での見積作成は特殊?

建設業の見積作成は他業種とは少し異なります。

建設業界では、一定の価格相場がある場合と、そうでない場合に分かれます。

例えば、軽量鉄骨住宅などは、建物の大部分が工場で作られた部材で構成されるため、一定の価格相場が存在します。

しかし、東京スカイツリーや横浜ランドマークタワーなどの公共性を持つ建物は、価格相場が存在しません。

これらの建物は、それぞれ独自のシンボル性を持っており、建設にかかる価格は現場の作業過程や工法によって大きく異なります。

つまり、建設業の見積もりは、案件ごとに大きく異なります。

建築業の見積作成の方法は?

見積書を作成する方法には、「エクセルやワードで作成する方法」「テンプレートを使う方法」「見積ソフトを利用する方法」の3つがあります。

多くの場合、エクセルやワードを使っているため、少ない費用で済むでしょう。

インターネットを検索すれば、たくさんの見積書テンプレートが見つかるので、それらを利用することもオススメです。

ただし、テンプレートを使う場合は、必要に応じて修正が必要な場合があります。

見積ソフトを使えば、簡単に見積書を作成できるだけでなく、帳票を一括管理・閲覧することもでき、業務効率も向上します。

見積作成する方法はいろいろありますので、自社に最適なものを選んでください。

建築業向けの見積ソフトの特徴は?

建設業向けの見積ソフトは、主に下記の機能を備えており、建設業の見積作成業務を効率化します。

  • 階層見積り作成に対応している
  • 表紙・集計・明細に分けて印刷できる
  • 見積りの項目をカスタマイズできる

請求書の作成も見積もりソフトから行えるので、見積もりに関する全般的な業務をほとんどカバーできるでしょう。

簡単見積作成 業務管理システム『アイピア』とは?

ここでは、弊社が提供する『アイピア』についてご紹介します。

建築 見積 見積ソフト

アイピアでできること(一部)

  • 過去に作成した見積書の検索・見積単価表の作成が簡単にできる!
  • 見積の情報はもちろんのこと、業務に関する情報を一元管理できる!
  • 申告・承認機能でミスを防ぐ!
  • アイピアの見積は5階層まで対応!工事の規模を問わず見積を作成可能!
  • 見積書をエクセルデータからコピー&ペーストで登録できる!

まずは、体験デモで使用感を体感してみませんか?

環境クラウド型
価格【ライトプラン】初期導入費 120,000円、月額 10,000円
【ベーシックプラン】初期導入費 480,000円、月額 20,000円
【プロフェッショナルプラン】初期導入費 570,000円、月額 30,000円
*月額は5ユーザーまでの場合
体験版無料体験デモあり

アイピアは建築業に特化した一元管理システムです。
しかし、見積作成専用のシステムと比べても引けを取らないほど、簡単に見積書を作成できます。

また、建築業以外の業種にも対応できる仕組みで設計しておりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

初めてのシステムでも簡単に使える操作感!

初めてのシステムでも簡単に使える操作感!

アイピアは、ボタンの大きさや配置、情報量など、現場担当者が使いやすいシステムになるよう設計しています、
そのため、初めてシステムを導入する方でもすぐに活用していただけます。

またアイピアは、新しいシステムに慣れる時間を極力減らせるよう、「エクセルと同じような感覚」の操作感を徹底しています。
たとえば、見積明細を作成する際には、Enterで次の項目に移動し、入力できます。

見積ソフトにありがちな「項目をマウスで選びなおす」「別の情報を入れるためにページを切り替える」などの手間を省き、短時間で操作できるよう設計しています。

エクセルと同じ感覚で必要な情報を入力するだけで、見積書を作成することができます。

アイピアの見積機能のポイント

ここでは、アイピアの見積機能について詳しくご紹介します。
「誰もが簡単に使いこなせる」ことに加え、次のようなポイントがあります。

POINT1

積算ができる

建設・建築業で精度の高い見積書を作成するには、積算が不可欠です。
しかし、積算は専門性が高く、市販の汎用的な見積ソフトでは対応できない場合があります。

アイピアは積算にも対応しているため、精度の高い見積書を簡単に作成することが可能です。

POINT2

明細の一括編集が可能

情報を全て入力してから、桁数や単位の間違いに気付くことはありませんか?
またいちから1つずつ項目を編集していくのは、非常に面倒な作業です。

アイピアでは、作成した見積明細を一括で編集できます。
見積明細すべてが編集可能状態になり、任意の場所を自由に編集することが可能です。
桁数や単位を間違えて入力しても、後から一括編集できるので安心です。

POINT3

過去の見積りを取り込める

過去に同じような工事をしている場合、都度新しい見積りをいちから作っていくのはかなりの手間です。
アイピアなら、過去の工事で作成した見積書を検索し、引き込むことができます。

  • 前回、いくらで見積書を作成していたのか
  • 他の営業はいくらで見積書を作成しているのか

などを確認しながら、手間を省いて見積書を作成できます。

POINT4

見積書テンプレートを取り込める

見積書テンプレートを取り込める

アイピアでは、事前に作成した見積書のテンプレートを検索し、見積書に引き込むことができます。
基本となる見積書のテンプレートを作成することで、見積書の作成時間を短縮でき、項目漏れを防ぐことが可能です。
見積書の作成に慣れていない新人の方でも、簡単に作成できるようになります。

また、よく売れている商品やおすすめしたい商品などを価格単価表として登録することも可能です。

POINT5

申告・承認機能を搭載

アイピアには、見積りの申告・承認機能があります。
見積書作成後、管理者に申告し確認をとることで、記載漏れやミスを防止することができます。
また、明細の見せ方などのアドバイスをもらうことも可能です。

申告が行われるとアイピア上にアラートが出るので、管理者は部下から申告された見積情報をすぐに確認することができます。
承認者や承認日などの情報は全て保存されるため、安心です。

CHECK!

その他アイピアの特徴

  • 原価に粗利率を指定して一括で見積価格を更新できる
  • 基本的なエクセルの機能が使える(並び替え、切り取り、張り付け、行コピーなど)
  • 作成した帳票はエクセルファイルで出力できる
  • 値引き機能搭載
  • IT導入補助金対象製品

IT導入補助金2024について:令和5年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業

まとめ

建築業の見積作成は、専門性が高く複雑だと言われます。

効率的に、より精度の高い見積書を作成するためには、見積ソフトの導入がおすすめです。
特に、建築業向けの見積ソフトであれば、多階層の見積書を作成することができます。

弊社が提供する『アイピア』は、建築・リフォーム業向けの一元管理システムです。
見積作成のほか、顧客管理や工程管理など業務全体の効率化を実現します。
無料の体験デモも実施していますので、是非お気軽にお問い合わせください。

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建築業向け管理システム
Aippear(アイピア)

AIPPEAR NET 編集部

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