HEMS(ヘムス)って?HEMSのメリット、補助金について解説!

HEMS(ヘムス)って?HEMSのメリット、補助金について解説!

エネルギーを最適にコントロールするシステム「HEMS(ヘムス)」をご存じですか?

「HEMS」はスマートハウスやZEH(ゼッチ)といった省エネ住宅には欠かせないシステムです。
省エネだけでなく、住環境を整えるためにも便利です。

こちらの記事では省エネで便利な「HEMS」とは一体?という疑問から、実際の設備や導入のメリットデメリット、気になる補助金について詳しく解説します。

HEMS(ヘムス)って?

「HEMS」は「Home Energy Management System(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)」の略で住宅で使うエネルギーを最適にコントロールするシステムです。

省エネ住宅であるスマートハウスやZEH(ゼッチ)に使われています。
家電や住宅設備と繋ぐことで、電気やガスなどエネルギーの使用量を「見える化」したり、エネルギーを効率よく使用するために家電機器を「自動制御」することができます。

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HEMSでできること

HEMSでできることは多岐にわたりますが、その中でもどのHEMSにでもできる3つご紹介します。

エネルギーの見える化ができる

消費したエネルギーや発電機器で溜めたエネルギーをモニターやデバイスで見ることができ、
高性能のHEMSであれば時間毎に各機器のエネルギー状態を把握することができます。

光熱費を請求書で確認して思ったよりも高額だったというような経験がある方も多いのではないでしょうか。
エネルギーの使用量が多ければ通知してくれたり、現在使用中の電力が画面上で確認できるため節電意識が高まります。
HEMSによってはアニメーションやスタンプを使った演出もあり、お子様も楽しみながらエネルギーについて意識することができます。

エネルギーのコントロールができる

HEMSの導入初期にはエネルギーの使用量を見るのが楽しくても、時間が経つと見なくなってしまうことが懸念されます。
実際、HEMSを導入した家庭では見なくなることが多いといわれています。
そのため、最新のHEMSにはAI(人工知能)を使い電力の制御を自動的に行い、適切な電気量に制御してくれる機能を搭載しています。

外出先からの遠隔操作ができる

HEMSでは住宅設備と家電機器をつないでいるため外出先から自宅の家電や住宅設備を操作できます。
電気の消し忘れやガスの消し忘れが外出先から気になるときに便利です。
ほかにもHEMSと住宅設備を連携させることで、遠隔操作の可能性は無限に広がります。
給湯器と連携させれば帰宅前にお風呂を沸かすことができますし、玄関の鍵と連携させれば鍵を閉め忘れたときにも外出先から施錠が確認できて安心です。

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HEMSの設備

HEMSに必要な設備については以下の表の通りです。
HEMS設備表
必ず必要なのはHEMS本体と対応の分電盤(もしくは計測器)ですが連携させると、より便利に使えるため全部を揃えようとすると費用がかかります。

「BEMS」や「FEMS」「CEMS」との違いは?

HEMSと一緒に「BEMS」や「FEMS」「CEMS」も聞いたことがある方もいるかもしれません。

HEMSは住宅のエネルギー管理システムですが、そのほかは何の略称でしょうか。

BEMS(ベムス)

「Building Energy Management System(ビルディング・エネルギー・マネジメント・システム)」の略でビルのエネルギー管理システム

FEMS(フェムス)

「Factory Energy Management System(ファクトリー・エネルギー・マネジメント・システム)」の略で工場のエネルギー管理システム

CEMS(セムス)

「Community Energy Management System(コミュニティー・エネルギー・マネジメント・システム)」の略で地域のエネルギー管理システム

どちらもエネルギー管理システムですが、コントロールする場所が異なります。

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補助金について

気になる補助金について現在はどうなっているのでしょうか。

政府はエネルギー政策の一環として「2030年にはすべての世帯にHEMSを導入すること」を目標としています。
そのため、2011年頃にはHEMSの導入に対して補助金がありましたが、最近ではHEMSの導入に対しての補助金はありません。
ただ2021年にはHEMSの導入を含めたZEH(ゼッチ)には補助金がありました。

HEMSの導入をご検討の際は補助金についてチェックしてみるといいでしょう。

参考:2030年に向けたエネルギー政策の在り方(資源エネルギー庁)

HEMSのメリット


ここまでHEMSについて紹介してきましたが、実際に導入する際のメリットをご紹介します。

エネルギーの最適化によるコスト削減

見える化でエネルギーの流れを意識することにより節電意識が高まります。
気温によりエアコンのオンオフをしてくれたり、エネルギーの使い過ぎを自動で制御してくれる機能もあり、月々にかかる光熱費の削減につながります。

エネルギーの一括管理で便利

エネルギーの管理が一括でできることもHEMSのメリットの1つです。
家電や住宅設備がHEMSを介してネットワーク化されているので、操作パネルやアプリで簡単に各機器を管理することができます。
住宅用蓄電池と併用すれば、電気料金が安い夜間の電気を溜め、電気料金の高い朝や昼間に使うこともできます。
決まった時間にエアコンをオンオフするなど生活に合わせた細かな設定をすることが可能な他、各部屋に行かずとも一括で操作を行えることも魅力ではないでしょうか。

外出先からでも自宅の様子がわかって安心

家電や住宅設備の遠隔操作ができることで、快適な住環境を実現することが可能になります。
例えばペットがいるご家庭では、ペットがお留守番をしている際にお部屋が適温か気になりますよね。
HEMSでは外出先からでも自宅の気温を確認し操作することや気温を自動で制御することも可能です。
トイレと連携させれば、家族が帰宅したかがわかるなど、組み合わせ次第では無限の可能性を秘めています。

HEMSのデメリット

メリットが魅力的なHEMSですが、デメリットもあります。

コストがかかる

HEMSの設置には初期費用としてまとまったコストがかかります。
設備費だけでなく、機器の定期メンテナンス費用も必要になります。
継続してコストがかかり続けるというデメリットがあります。

対応機器が少ない

HEMSは「ECHONET Lite」という通信規格で家電や住宅設備をコントロールしています。
これに対応している家電や設備でなければ、HEMSでコントロールすることはできません。
増加傾向にあるものの現状はHEMSに対応する製品はまだ少なく、その中で家電を選ばなくてはならないこともデメリットの1つといえます。

認知度が低い

政府が2030年にはすべての家庭にHEMSを導入することを目標としていることから、HEMSの導入は10年後には当たり前になっているかもしれません。
ただ現在ではまだまだ認知度が低いのが現状です。
HEMSについて調べる際にも、日常的に使用されている家電より情報が豊富とは言い難いでしょう。
実際に使っている人が少ないため口コミなどの情報が少ないというデメリットがあります。

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まとめ

この記事では省エネで便利な「HEMS」についてご紹介しました。
便利なシステムですが、導入にはコストがかかるなどデメリットも存在します。
普及が推進されていますが、現在ではまだまだ認知度が低いのが現状です。
導入の際にはメリットとデメリットを検討した上で、精査する必要があります。

執筆者情報

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