産業界では、これまでの大量生産大量消費の在り方を見直す動きが広まっています。
それに伴って、新たに注目されているのがサスティナブルという考え方です。
今回は住宅を例にして、サスティナブル住宅とは何か、サスティナブルのメリットとは何かについて考えていきます。
サスティナブル住宅とは
サスティナブルとは英語で持続可能という意味の言葉です。
地球環境が年々悪化の一途をたどる中で、いかに今の地球を守るかが世界的な課題になっています。
その中で、今の暮らしをいかに持続させられるか、という意識のもとサスティナブルという言葉が重要視されています。
これを踏まえると、サスティナブル住宅とは地球環境に優しい住宅のことを指すと言えるでしょう。
サスティナブル住宅の例
サスティナブルの意味がわかったところで、サスティナブルな住宅の具体例を見ていきましょう。
自然エネルギーの組み込み
最近では屋根に太陽光パネルを設置する住宅も増えてきました。
これもサスティナブル住宅と言えます。
石油やガスのような排気ガスを増やすエネルギーではなく、再生可能エネルギーを取り入れた住宅は、間違いなくサスティナブルです。
また、再生可能エネルギーは太陽光だけではありません。
バイオマス発電や地熱発電なども再生エネルギーに含まれます。
メンテナンスのしやすさ
住宅は古くなったら取り壊して新しく建て替える、という考えが一般的です。
とはいえ、新築を建てようとすると新たに木材を伐採しなければいけません。
さらには、取り壊した家の木材も処分することとなります。
これでは地球環境に配慮しているとは言えません。
今ある住宅をリフォームしてメンテナンスしながら使うことこそサスティナブルと言えます。
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次世代への受け継ぎやすさ
住宅は一世代だけのものとは限りません。
子や孫に受け継ぐこともあるでしょう。
彼らが大人になった時に取り壊すことなく受け継いでいける住宅を作ることこそ重要です。
加えて、最近では空き家問題も深刻化しています。
空き家は年々腐敗していき、最終的には人が住めなくなりがちです。
そうなる前に良い状態で居住者を変えることができれば、廃棄する木材を減らすこともできるでしょう。
相続問題などをややこしくせず、すんなりと土地などを受けついていくこともまたサスティナブルな考え方と言えます。
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エコ設備の設置
住宅を建てるにあたっては合わせていろいろな設備を取り付けなければいけません。
従来はガスや石油をエネルギーにした設備を取り付けることが一般的でした。
しかしながら、それらのエネルギーは排気ガスを増やしてしまいます。
なるべく環境に優しい設備を取り付けたほうが良いでしょう。
ガスコンロではなくオール電化にしたり、石油ストーブではなく床暖房にしたりすれば、温室効果ガスの排出を抑えることができます。
加えて、LED電球の設置すればより長く使える住宅にすることができるでしょう。
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自然素材の活用
日本では家を建てるために合成ゴムや塗料、接着剤などが使われています。
こうした材料は家の丈夫さを高めてくれるのですが、一方で必ずしも人間の健康にはよくありません。
そのため、最近では化学材料を使うことなく、自然素材だけで家を作る動きも広まりつつあります。
たとえば、無垢材などはその代表と言えるでしょう。
建築材は伐採された後、工務店などで使いやすいように加工されるのが普通です。
それに対して、無垢材は加工せずにそのまま建材として使います。
こうした自然素材を使った家は普通の住宅と比べてどうしてもメンテナンスが欠かせません。
とはいえ、メンテナンスを通して家の大事さに思いをはせる時間を作れば、持続可能な住宅に仕上げることができるでしょう。
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ZEH住宅とは
サスティナブルな住宅にしていくにあたって取り入れたい考えとしてZEH住宅というものがあります。
これは、家庭で使うエネルギーと家庭で生み出すエネルギーの総和をゼロにしようという考えです。
従来は当然家庭でエネルギーを生み出すことは難しいことでした。
しかしながら、現在では太陽光発電やエネファームといった発明も進んでいます。
これによって家庭でもエネルギーが生み出せるようになり、地球環境に優しい暮らしが実現できるようになりました。
とはいえ、それだけではまだ不十分です。
せっかくエネルギーを生み出したのに、それを湯水のように使っていては意味がありません。
より効率の良い家電製品を使うことによって、省エネも行わなければいけないでしょう。
こうして、使うエネルギーと生み出すエネルギーのバランスを取ることによってサスティナブルは実現できます。
補助金の申請
もっとも、現在の日本でこうしたサスティナブル住宅を作っていくためには、コストがかかってしまいます。
たとえば、太陽光パネルを設置するためには相当な費用がかかります。
いかに太陽光エネルギーで電気代を賄えるといっても、初期投資を考えるとしり込みしてしまう人もいるでしょう。
そこで、国ではサスティナブルな取り組みをしている人のために補助金を支給しています。
たとえば、太陽光パネルの場合は自治体に申請すると、設置代をすべて補助金で賄えるケースもあります。
設置を検討する際は、こうした支援の存在を忘れないようにしましょう。
加えて、国土交通省ではサスティナブル建築を先導している事業のために補助金を交付しています。
工務店に建築を依頼すれば、代行して補助金の申請を行ってくれる可能性もあります。
自分の住宅が申請の基準を満たしているかどうか、チェックしておくようにしましょう。
▼国土交通省による補助金の詳細はこちら
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まとめ
さまざまな研究機関が、このままでは人間は地球に住めなくなるのではないか、と懸念を表明しています。
これまでは、国がいかに産業活動を見直していくか、といったことが課題でした。
しかし、今や全人類規模で環境活動を行っていかなくてはならない時代です。
とはいえ、暮らしやすさを犠牲にすることもできません。
暮らしやすく、かつ環境に優しい生活にするためにも、どうすればサスティナブルな住宅を建てられるか考える必要があります。
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