路盤とは?道路構造や役割、重要性を徹底解説!

路盤とは?役割、構造、重要性を徹底解説!

私たちは、普段何気なく道路を利用しています。
しかし、その快適な走行を支えているのは、目に見えない重要な層が存在します。
それが「路盤」と呼ばれる層です。

路盤とは?

路盤とは?アスファルト舗装の構造
路盤は、表層と基層と呼ばれる2つのアスファルト層の下に位置する、道路の基盤となる重要な層です。

一見地味な存在に見えますが、路盤は道路全体の安定性と耐久性を支える重要な役割を担っています。

路盤は、主に砕石と呼ばれる砕いた石で構成されています。
一般的に、15~40cmほどの厚さで、上層5~20cmを上層路盤、下層10~20cmを下層路盤と呼び分けています。

上層路盤とは?

上層路盤は、粒度調整砕石と呼ばれる、粒の大きさが揃えられた高品質な砕石で構成されます。

平坦な路面を作るために、モーターグレーダーで表面を整え、その後タイヤローラーとマカダム式ロードローラーでしっかりと転圧します。

下層路盤とは?

一方、下層路盤は、クラッシャーランと呼ばれる、粒の大きさがバラバラな砕石で構成されます。
上層路盤よりも安価な材料を使用しますが、それでも十分な強度と水はけを確保する必要があります。

こちらも、モーターグレーダーまたはブルドーザで平坦にし、タイヤローラーとマカダム式ロードローラーで転圧します。

路盤の役割

路盤は、道路にかかる荷重を分散し、路床に伝えます。
また、路面の平坦さを保ち、水はけを良くする役割も担っています。

これらの機能は、快適な走行と道路の長期的な維持管理に不可欠です。

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まとめ

路盤は、道路の表層と基層を支え、路面の平坦さと水はけを確保する重要な層です。砕石で構成され、上層路盤と下層路盤に分けられます。
それぞれの層に適した材料と施工方法を用いることで、道路全体の性能と寿命を向上させることができます。

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