皆様は、データの活用を効果的に出来ている自信はありますか?
アンケートや、購買履歴を取っているが、そのデータを上手に活用できておらず、
マーケティング効果の向上に活かすことが出来ていない企業にお勧めのサービスです。
ただし、商品によっては、高額になってしまうため、目的、ゴールをしっかり決め、検討する必要があります。
目次
DMPとは
【 DMP =「データ・マネジメント・プラットフォーム」】
DMPとは簡潔に説明すると、自社と他社から様々なデータを収集、統合、分析し、マーケティング効果を向上させるサービスのことです。
DMPを活用することで、自社で取得した、お問合せのデータや、他社が保有しているWebサイト内でユーザーの行動履歴、地域情報、年齢、性別などの様々な情報を
セグメント(グループ分け) し、セグメント毎にアクション(広告を掲載など)を実行します。
MA(マーケティングオートメーション)との違い
MAは自社の情報を利用し、分析するが、DMPは外部の情報も取り入れることが可能です。
また、MAと比較し、高額で、セキュリティ面の問題により、MAよりも敷居が高いといえます。
DMPに関する記事はこちら
DMPのデータを整理する
DMPには大きく分類して、2つのデータ分類があります。
オープンDMP (外部データ)
自社だけでは把握できないデータを他社が保有している、Webサイトの行動履歴や、
年齢、性別などの属性情報を蓄積、管理する 。さらに、下記の2つに分類されます。
サードパーティデータ
提供企業が販売する購買行動データなど
オーディエンスデータ
Webメディアやソーシャルメディアなどの閲覧履歴データなど
プライベートDMP (自社データ)
自社で保有している店舗での購買履歴や行動履歴、興味関心、部署などのマーケティングデータと外部のデータを組み合わせて蓄積・管理するさらに、下記の2つに分類されます。
ファーストパーティデータ
自社サイトへの訪問者や顧客データなど
広告配信結果系データ
自社が広告を配信した結果として得られる表示、クリックデータなど
▼DMPイメージ図
DMP活用方法を具体例で考える
この章では、具体的な例からDMPの活用方法を考えましょう。
例1
健康グッズWebショップ
1つ目の例は、健康グッズWebショップが、新商品の健康グッズのマッサージチェアを仕入れ、販売したい場合です。
自社サイトのアクセス履歴と、外部が保有しているオーディエンスデータから「自社サイトの健康グッズの商品ページを見た、大阪に住む50代の男性」といったセグメントにユーザーを分解し、広告を配信する。
例2
リフォーム会社HP
2つ目の例は、リフォーム会社HPサイトを閲覧している人物の特徴により表示させる広告を切り替える場合です。
30代女性がWebサイトに訪問した場合は、「機能性に優れたリフォーム商品を表示」50代男性が訪問した場合は、
「かっこいいリフォーム商品を表示」など、ユーザーを判定して表示できます。
さらに、データ分析により、どのような商品を表示すべきか分析し、表示することも可能です。
リフォーム業に関する記事はこちら
DMPサービスを比較
今回は、信頼・安心できるDMPサービス4選を比較します。
特徴を掴み、自社にマッチしたツールを選択して下さい。
- yahoo!DMP(ヤフー!DMP)
- Rthoaster
- Adobe Audience Manager(アドビオーディエンスマネージャー)
- Plan-B
①yahoo!DMP(ヤフー!DMP)
特徴
Yahoo! DMPは、質・量ともに日本トップクラスであるYahoo! JAPANのビッグデータをフル活用できるため、様々な課題を解決できます。
価格
- データの収集・保管は原則無料
- やりたいサービス内容により異なるため、価格の確認は問い合わせが必要
②Rthoaster
特徴
RtoasterのプライベートDMPは、データを蓄積するだけではなく、レコメンドエンジンをベースに多彩なマーケティング・アクションを実行できる。
また、他システムとの連携が豊富である。
※レコメンドエンジン:ユーザーの好みに合った商品・サービスを提案するシステム
価格
- 初期費用10万~
- 月額費用15万~
③Adobe Audience Manager
特徴
顧客セグメントを特定に特化しており、あらゆるデジタルチャネルで活用できるオーディエンスプロファイルを構築するデータ管理プラットフォーム(DMP)。
※デジタルチャネル:ホームページ、ブログなどのオウンドメディアやSNS、Youtubeのこと
※オーディエンス:広告メッセージの受け手のこと
価格
- やりたいサービス内容により異なるため、価格の確認は問い合わせが必要
④PLAN-B
特徴
Webサイト内の課題の発見・改善に特化。
SEO、ADプランニング、Webサイト構築、コンテンツマーケティングなど、独自のデジタルマーケティング技術を駆使し、専門チームがワンストップでサポート。
価格
- やりたいサービス内容により異なるため、価格の確認は問い合わせが必要
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まとめ
DMPを利用することで、データの観点からマーケティング効果を向上させることができます。
DMPを提供している企業は多く存在していますが、正確な価格を提示している会社は少なく、多くのサービスはお問い合わせする必要がありそうです。
そのため、導入を検討している方は、いくつかの企業にお問い合わせし、相見することお勧めします。
お問い合せ時は下記の内容をポイントに確認してはどうでしょうか?
- 価格(初期費用・月額費用)
- 具体的なサービス内容
- 具体的な効果
- セキュリティについて
- 他社との違い