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建築業の業務管理の現状
建築業界では顧客管理や案件管理をするためのシステム導入は進んでいません。
理由としては、ITリテラシーが低いという事がありますが、お客様に継続的にアプローチをする習慣がないことが最大の理由ではないでしょうか?
BtoBや下請けの場合では、関係性ができていれば、こちらからアクションを起こさなくても定期的に案件が入ってきます。
BtoC(元請け)の場合では、チラシで集客することが多く消費者にメールマガジンやDMなどを定期的に行っている企業は少ないです。
また、新築はもちろんのこと、リフォームでも短い期間に何度も仕事の依頼をするお客様は多くはありません。
このような要因から顧客名簿を使って戦略的にお客様にアプローチを行っている会社が少ないのではないでしょうか。
建築業向け 業務管理システムの特徴
一般的な業務管理システムとの違いは何があるのでしょうか?
建築業向け業務管理システムの特徴を見ていきたいと思います。
個別原価
個別原価とは、1プロジェクトごとに原価を管理していきます。
新築やリフォーム工事で置き換えると、1問合せごとに原価を管理することになります。
案件ごとに原価を管理することで、どの現場が粗利がよくて、粗利がどれくらい悪いのか?が明確になり原因や振り返りをすぐに行えます。
数字の履歴が残せる
リフォーム工事では、工事中に仕様の変更や金額の変更はよくあります。
受注~完工にかけて原価がどこで変わったのか、どういった理由で変更になったを履歴で残せるシステムを選んだ方がよいでしょう。
業務フローを標準化
業務フローを標準化できるシステムを選ぶことをオススメします。
建築業はお客様への提案や設計、発注や工期の調整など、担当者によってやり方が変わります。
できる営業や現場監督のやり方を会社のノウハウとして蓄積していくことで、会社全体の力の底上げにつながります。
業務管理システムについて詳しく知りたい方はこちら
■【基幹システム簡単比較】自社にあったシステムを比較検討をしている人にお勧めしたい24種類のシステム
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■ERPとは?基幹業務を改善したいと思っている方必見!
建築業向け業務管理システム4選
クラウド経営管理システム アイピア

機能抜粋
顧客管理・案件管理・営業進捗管理・原価管理・タスク管理・書類共有・見積作成・入金管理・在庫管理・経営分析・メンタル管理 など
初期費用 | ¥270,000 |
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月額費用 | ¥30,000/5ユーザー |
追加ユーザー | ¥2,000/1ユーザー |
建て役者

http://www.tateyakusha.jp/
機能抜粋
Myホーム・顧客管理・商談管理・見積管理・契約管理・原価管理・発注管理・工程管理 など
初期費用 | ¥240,000 |
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月額費用 | ¥36,000/5ユーザー |
Const

http://blackhand.co.jp/
特徴
・クラウド環境での運用が可能
・請求書管理からの資金繰り・工事原価
・見積から原価管理まで一本道
機能抜粋
見積・工程管理・配置管理・原価管理・人事評価・出面管理・フリーフォーマット機能 など
初期費用 | 要問合せ |
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月額費用 | 要問合せ |
IMPACT CONSTRUCTION

機能抜粋
工事管理・見積・実行予算・購買発注・工程管理・出来高管理・支払管理・実行予算管理 など
初期費用 | ¥0 |
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基本料金 | ¥70,000/5ユーザー |
ユーザー費用 | ¥2,000/1ユーザー |
まとめ
建築業は業務のフローが特殊なので、汎用的な業務管理システムでは、運用をする際に、問題点がでてきます。
今では、建築業向けの管理システムもいくつか出てきているので、建築業に特化した業務管理システムをご導入することをオススメいたします。
建築業に特化した業務管理システム「クラウド経営管理システム アイピア」についてもっと詳しく知りたい方は下記よりお問合せくださいませ。