住宅ローン診断士とは?業務内容や資格の取得方法をご紹介

住宅ローン診断士とは? 業務内容や資格の取得方法をご紹介

住宅ローンは、全国の金融機関が提供しておりプランもさまざまであることから、契約するローンを選ぶのが非常に大変です。
そんなお困りごとを解決してくれる住宅ローン診断士という資格があります。

この記事では、住宅ローン診断士について、業務内容や資格概要をご紹介します。

住宅ローン診断士とは

住宅ローン診断士とは、住宅ローンコンサルティング分野の専門家資格です。

住宅ローンを取り扱う金融機関は多くあり、それぞれが違うローンを提供しております。
また、金利タイプや団体信用生命保険など、一つの金融機関でも様々な選択肢が用意されているのです。

そのため、契約者が自分でどのローンが適正なのかを判断するのは困難であり、住宅ローン診断士によるコンサルティングのニーズが高まっています。

住宅ローン診断士の業務

住宅ローン診断士は、具体的にどのような業務を行うのでしょうか。

住宅ローンのプランニング業務

住宅ローン診断士は、お客様から相談を受けた後、住宅ローンに関するプランニングを行います。
特に金融機関の行う審査基準などの知識をもとに、借入可能額、返済期間、月々の返済額などを分析し、顧客に提案します。

その他にも、金利タイプや直近の金利動向などの説明をし、相談者のニーズに合った最適な住宅ローンを提案するのが仕事です。

調査・デューデリジェンス業務(調査DD業務)

住宅ローン診断士は、ローンコンサルティング企業から調査DD業務を受託することがあります。
調査DD業務とは、住宅ローンの審査に必要な書類を収集したり、顧客の属性や資産・負債を査定したりする調査業務です。

ローン媒介業務

貸金業登録をすれば、提案に留まらず、ローン媒介業務も行うことができます。
貸金業登録とは、貸金業を行う際に必要な登録のことです。
通常、自社で貸金業登録をするには、純資産5,000万円が必要ですが、日本住宅ローン診断士協会と提携する貸金業者の代理店となれば、純資産要件が不要となります。

貸金業代理店登録する為には、法定要件として

  • 貸金業務取扱主任者
  • 貸付業務経験者(1年以上)

が必要となります。

こんな人におすすめ

住宅ローン診断士の資格は、以下のような方におすすめです。

  • FP、宅地建物取引士、司法書士、税理士、建築士など住宅にかかわる業界の方
  • 金融機関、保険会社など、住宅ローンと密接に関係する仕事に従事する方
  • 住宅ローンビジネスに参入したい方

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住宅ローン診断士の資格概要


住宅ローン診断士と住宅ローン診断士補の資格概要をみていきましょう。

住宅ローン診断士

まずは、住宅ローン診断士の資格概要です。

資格取得方法

住宅ローン診断士は、日本住宅ローン診断士協会指定の認定講習を受講後、協会に登録することで取得できます。
講習は下記の二通りで受講可能です。

  1. ビデオ講習
  2. 対面講習(企業向け)

申込先

1のビデオ講習はLEC、2の対面講習は日本住宅ローン診断士協会が受付先となります。

  1. LEC:LECホームページ https://www.lec-jp.com/j_loan/
  2. 日本住宅ローン診断士協会:03-3583-1081
LEC『住宅ローン診断士』

開催地

ビデオ講習と団体講習の開催地は、それぞれ以下の通りです。

  1. 定期開催地(LECの各全国の会場)
  2. 団体受講会場(個別会場)※10名以上で団体受講を申し込み受け付け

受講要件

住宅ローン診断士の認定講習の受講要件は、特にありません。
ただし、以下の各資格の所持者であることが推奨されています。

  • 住宅ローン診断士補
  • 住宅ローンアドバイザー
  • ファイナンシャルプランナー
  • 宅地建物取引士
  • 貸金業務取扱主任者
  • 司法書士
  • 税理士

受講内容

ビデオ又は対面講習を5時間受講した後、記述式レポートを提出します。

受講料

受講料は、受講方法によって異なります。
各方法の受講料は、以下の通りです。

  1. (会場):30,350円(税込)もしくは(通信):31,370円(税込)
  2. 40,000円(税別)

登録料・年会費

初回は登録料と年会費、翌年からは年会費の支払いが必要です。

  • 登録料10,000円(税込) ※登録料は初回のみ
  • 年会費10,000円(税込)

住宅ローン診断士補

住宅ローンについて初めて勉強する方向けの住宅ローン診断士補というものがあります。
住宅ローンの学習経験や資格がない方は、住宅ローン診断士補で基礎知識を学んでから、住宅ローン診断士の認定講習を受講するのがおすすめです。

講習内容

事前学習用テキスト・DVD(7.5時間)での学習とe-ラーニング検定を行います。
受講料は、10,780円(税込)です。

日本住宅ローン診断士協会『住宅ローン診断基礎講座(住宅ローン診断士補認定講習)のご案内』

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まとめ

住宅ローン診断士は、住宅ローンのコンサルティングを行う専門家資格です。
登録を受けることで住宅ローン診断士として住宅ローンのプランニング業務ができるようになります。

住宅ローン診断士の資格は、日本住宅ローン診断士協会の認定講習を受け、協会に登録することで取得できます。
住宅業界に関わりのある方にはおすすめの資格です。

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