【2024年最新版】工事台帳作成ソフト主要7選!選ぶポイントもご紹介

【2024年最新版】工事台帳作成ソフト主要7選!選ぶポイントもご紹介

原価管理を行うシステムを探すにあたって、「工事台帳」をどう考えていますか?
建設業・建築業において、工事台帳は現場の状況を示す帳票として古くから慣れ親しまれています。
業務上必ず必要という場合もありますが、そうでない場合にも慣習からもはや「手放せないもの」になっていませんか?

今回は、そんな工事台帳が作成できるシステムをご紹介します。

工事台帳ソフトとは

工事台帳ソフトとは、建設工事の進捗管理、コストコントロール、安全管理などのために開発された専門的なソフトウェアです。

その主な目的は、工事に関わる膨大な情報を一元管理し、効率よく作業を進行することにあります。
機能面では、工程表の作成、資材の調達スケジュール、施工記録などを整理し、リアルタイムでの更新が可能です。

このソフトを使用することで、精度の高いプロジェクト管理が行え、工事の品質と安全を保つ上で重要な役割を担っています。

工事台帳ソフトのメリット

工事台帳ソフトを導入することで、業務効率化、コスト削減、情報共有の3つのメリットがあります。

例えば、プロジェクトの進捗管理が自動化されることで、作業の手間が軽減され、時間とコストを節約できます。
また、現場とオフィス間でのリアルタイムな情報共有により、迅速な意思決定が可能となり、ミスの削減や問題解決のスピードアップが期待できます。

工事の品質と安全性の向上にも繋がり、現場作業員から経営層に至るまで幅広く恩恵を受けることができるのがこのソフトウェアの最も有効なポイントです。

工事台帳作成ソフト比較表

工事台帳作成ソフト比較表

これまでにご紹介した工事台帳作成ソフトを一覧表にまとめました。
製品を比較する際、ぜひご参照ください。

おすすめの工事台帳作成ソフト 主要7選!

ここでは、工事台帳を作成できるソフトをご紹介します。

建築業向け管理システム アイピア

建築業向け管理システム『アイピア』は、顧客管理、売上管理、原価管理、見積作成など工事業におけるあらゆる業務を1つのシステムで一元管理できるクラウドソフトです。
クラウド型のシステムの為、場所と時間を問わず、データの入力や確認・帳票の出力ができます。

事前にデータを入力しておけば、工事台帳もワンクリックで印刷できます。
「効率的に工事台帳を作成したい」「他の業務も管理したい」という方におすすめのシステムです。

環境クラウド
価格ライトプラン:初期導入費 120,000円、月額 10,000円
ベーシックプラン:初期導入費 420,000円、月額 20,000円
プロフェッショナルプラン:初期導入費 510,000円、月額 30,000円
*月額は5ユーザーまでの場合
無料体験版無料デモあり

らくらく!工事台帳作成システム

『らくらく!工事台帳作成システム』はクラウド型システムです。
個々の工事の原価や入金情報が把握出来たり、得意先ごとの未収金を把握できるなど会計業務に余裕が生まれます。

また、原価・入金関係の帳票が15種(工事一覧、支払い明細、未収金一覧など)出力できます。
工事台帳を作るためのシンプルな作りですが、入力フォームは独自のものを採用していて慣れれば誰でもスムーズな活用ができます。
ひとまず工事台帳を作りたいという方にはおすすめのソフトです。

環境クラウド
価格1ユーザー版:90,000円(契約日数360日)~
無料体験版14日間無料体験版あり

JSI工事台帳lite

『JSI工事台帳lite』は、非常に安価で利用できる工事台帳作成ソフトです。
必要最低限の機能に絞り込むことで導入コストを年間16,500円まで抑え、シンプルにやりたいことだけが実行できる仕組みになっています。

パソコンにインストールしたうえでデータをクラウド管理するという仕組みを取っているため、軽やかな動作環境と情報共有の効率性を両立しているのも特徴です。

最大の特徴は、『弥生会計』などのやよい製品と自動連動すること。
弥生会計の会計情報がそのまま工事台帳にも反映されるため、様々な業務の連動性を保ちます。
ただし、連動しない場合にはシンプルな工事台帳作成に機能が限られてしまうため、連動ありきの費用計算をしなければならない点には注意です。

環境インストールクラウド
価格税込16,500円(年間契約)
無料体験版要問合せ

使えるくらうど工事台帳V3

『使えるくらうど工事台帳V3』は、工事台帳に加えて日報作成やスケジュール管理などグループウェアとしての機能を兼ね備えた工事台帳作成ソフトです。
現場からスマホで日報を入力したり、社外の取引先や協力業者とスケジュール共有をするなど、日々の作業が効率的にできます。

そのほか売上請求や仕入れ先管理なども合わせてできるため、工事現場関連の業務をまとめて管理できるのも嬉しい点です。

環境クラウド
価格要問合せ
無料体験版要問合せ

uconnect

『uconnect』は、クラウド型の粗利管理ソフトです。
売上と原価を入力すると、工事台帳が自動で作成されます。

工事台帳のほかにも、見積書や納品書、請求書など各種帳票を作成できます。
スマホ利用にも完全対応しており、LINEやMessengerを利用して帳票を送信することが可能です。

また、導入時にはIT導入補助金を利用できます。

環境クラウド
価格1ユーザー:月額 6,600円~
無料体験版無料お試し期間あり(30日間)

JDL IBEX原価管理・工事台帳

『JDL IBEX原価管理・工事台帳』は、インストール型の工事台帳作成ソフトです。

工事台帳の作成、原価明細表を通じて原価・利益状況をリアルタイムに確認するなど基本的な機能を搭載しています。
また、同社が提供する『JDL IBEX出納帳』『JDL IBEX会計』と連携することで請求入金情報の取り込みにも対応しています。

最も特徴的なのは、顧問会計事務所と連携できる機能があることです。
ドラッグ&ドロップの簡単な操作だけで、会計データを送受信し情報の連携を図ることができます。
また、会計事務所からのメール受信を通知したり、受け取った資料を管理できる機能もあり、会計事務所との対応スピードを高めることも可能です。

環境インストール
価格税込41,800円
無料体験版要問合せ

建設工事業向けERPシステム

『建設工事業向けERPシステム』は、ミロク情報サービスが提供する一元管理システムです。
工事台帳の作成に限らず、建設業の原価管理・会計業務をすべてまとめて管理できる仕組みを持っています。

工事原価の管理方法は、未成工事支出金として計上するB/S型、完成工事原価として計上するP/L型など様々な対応が可能です。
工事台帳が作りたい、くらいのイメージで導入するには少し重いシステムかもしれません。
業務全体を管理できるソフトを検討する場合におすすめのソフトです。

環境インストール/クラウド
価格要問合せ
無料体験版要問合せ

  • 施工管理システム

工事台帳作成のシステムを選ぶときに注意すべきポイント

工事台帳は、システムを活用すると正確かつ的確に作成できます。
しかし、原価管理システムや工事台帳作成ソフトには様々な種類があり、どれを選べぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう。

ここでは、工事台帳作成システムを選ぶ際のポイント2点をご紹介します。

  1. 分かりやすい操作方法かどうか
  2. 経営事項審査で提出できる工事台帳が印刷できるかどうか

分かりやすい操作方法かどうか

工事台帳を作るとき、おそらくこれまで手書きかエクセルかの手段で台帳に直接書き込んでいたのではありませんか?
選ぶシステムによっては、工事台帳の作り方がこれまでと変わる可能性があります。

具体的に言うと原価管理システムには、

  • 従来通り、工事台帳の作成を主目的として工事台帳に直接入力していくタイプのシステム
  • 案件や売り上げの情報と原価情報を別々のページで入力して、原価管理をしつつ入力した情報が集計されて工事台帳が出来上がるタイプのシステム

があります。

様々な視点で原価管理・利益管理をするなら、断然後者がおすすめです。

経営事項審査で提出できる工事台帳が印刷できるかどうか

経営事項審査とは公共工事の入札に参加するために必要な審査で、審査を受ける際には工事台帳の提出が求められます。

経営事項審査における原価管理システムには、

  • 審査に利用できる工事台帳が印刷できるシステム
  • 工事台帳に近い書式をしているものの「あくまでの利益管理のための帳票」として審査用には使えないものしか印刷できないシステム

とがあります。

審査に必要な工事台帳は、原価項目を「材料費」「労務費(人件費)」「外注費」「経費」の4つに区分する必要があります。
経営事項審査を受ける場合には審査に利用できるものであるか注意しましょう。

※システムを選定する際に、「労務費(人件費)」をどのように管理するかがポイントです。
システム会社からしっかり説明を受けましょう。

  • 施工管理システム

「今すぐ」作成するならエクセルテンプレートを活用しよう

ソフトの導入検討を行うよりも、「今すぐ工事台帳を作成したい!」ならエクセルテンプレートを活用するのもおすすめです。

エクセルテンプレートは多くが無料公開されていてすぐ使い始められるうえ、エクセルの動作を一部自動化する「マクロ」が備わっているケースもあり手書きよりも簡単に作成が完了します。

ただし、エクセルの利用は管理面やセキュリティに課題が残ります。
あくまでの取り急ぎの対応として利用しましょう。

工事台帳エクセルテンプレートとおすすめ3選(無料ダウンロードあり)

原価管理・利益管理・工事台帳の作成なら『アイピア』がおすすめ!

業務管理システム『アイピア』は、顧客管理、売上管理、原価管理、見積作成など工事業におけるあらゆる業務を1つのシステムで一元管理できるクラウドソフトです。
インターネットが繋がる環境ならどこからでもデータの入力や確認・帳票の出力ができます。

原価管理・利益管理・工事台帳の作成なら『アイピア』がおすすめ!

機能顧客管理/案件進捗管理/見積作成/入金管理/実行予算・原価管理/請求・支払管理/工事台帳作成/工程表管理/現場日報/その他
環境クラウド
価格ライトプラン:初期導入費 120,000円、月額 10,000円
ベーシックプラン:初期導入費 420,000円、月額 20,000円
プロフェッショナルプラン:初期導入費 510,000円、月額 30,000円
*月額は5ユーザーまでの場合
無料体験版無料デモあり

工事案件を登録して進捗管理ができる

工事案件を登録して進捗管理ができる

アイピアで工事台帳を出すためには、まず「案件情報」を作成します。
この情報によって、誰からどんな工事依頼を受けたのかがすぐ確認できるようになります。
発生源や工事種類など様々な情報を組み合わせて、売上集計や検索に役立てることも可能です。

エクセル感覚で使えるフォームで原価入力!見積情報のインポートも可能

エクセル感覚で使えるフォームで原価入力!見積情報のインポートも可能

アイピアの原価情報入力は、これまでエクセルしか利用してこなかった方でもスムーズに運用できるよう操作感に徹底的にこだわりました。
過去情報のコピーやひな形のインポート、見積情報のインポートまで可能なのであっという間に原価情報が出来上がります。

入力された内容をもとに工事台帳を自動生成!オリジナルカスタマイズにも対応

入力された内容をもとに工事台帳を自動生成!オリジナルカスタマイズにも対応

入力された原価や経費に基づいて工事台帳を自動生成するので、情報の打ち間違いや転記ミスを気にする必要はありません。
帳票のレイアウトや表示する情報に不足があるなら、貴社専用のオリジナル帳票作成にも対応します。

また、アイピアの工事台帳では、売上原価、粗利、粗利率だけではなく、労務費を差し引いた、営業利益に近い金額を算出することも可能です。
※出面管理で、労務費を登録します。

その他にも、完工一覧の帳票で、現場ごとの粗利、粗利率、営業利益(粗利から労務を差し引いた額)の一覧を出力できるため、改善が必要な現場を簡単に見つける事ができます。

まとめ

今回は、工事台帳が作成できるソフトを紹介しました。
工事台帳は主に「原価管理」の一環として作成することになるので、原価管理ソフトを中心に検討してみるといいかもしれません。

以下に、当ブログで紹介した原価管理系の情報を記載します。
何かのお役に立てれば幸いです。

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AIPPEAR NET 編集部

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