たくさんの工程管理ソフトがありますが、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね?
この記事では、工程管理ソフトの選ぶポイントを解説します。
また、アイピアが提供する工程表以外にも、おすすめの工程表ソフトやテンプレートもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
おすすめ工程表作成比較表
おすすめの工程表作成ソフトを7つご紹介します。
工程表ソフトの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめ工程表作成ソフト7選
比較表で紹介した工程表作成ソフトについて詳しくご紹介します。
施工管理システム アイピア
『施工管理システム アイピア』は、建築業に関わる業務が行える一元管理システムです。
アイピアには、顧客管理や案件進捗管理、見積管理、原価管理、発注管理、請求管理などあらゆる機能が備わっています。
工事に関する情報を一括で管理することで、必要な情報をすぐに検索・確認することができ、作業時間の短縮につながります。
主にデータ管理が注目されがちなシステムですが、工程表の作成・管理も誰でも簡単に行うことができます。
- 全体工程表は絞り込み機能が充実!見たい工程をすぐに確認
- スケジュールがずれた場合に一括でバーの移動ができる
- 工程表のテンプレートを準備し、取り込むことができる
- バーごとに色の変更ができる
- 業者さんごとに絞込みができ、空き状態の確認ができる
- PDFまたはエクセル形式でのダウンロードが可能
環境 | クラウド型 |
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価格 | 初期費用120,000円~ / 月額利用料10,000円~ |
試用版 | あり |
Smartsheet(スマートシート)
Smartsheetは、世界190ヵ国で83,000以上の企業・組織が利用している高プロジェクト管理ツールです。
ガントチャート、カードビュー等のテンプレートを豊富に取り揃えており、プロジェクトの規模や状況に合わせて柔軟に利用できます。
また、レポートの自動作成、ワークフローの自動化ツール、リマインダー機能など、業務効率化のための機能も多く搭載しています。
- ガントチャート
- プロジェクト管理
- 工数の管理
- 複数人でのプロジェクト進捗状況の共有
- ワークフローの自動化
- リマインダー機能
- レポートの自動作成
- Slack、Salesforceなど外部サービスとの連携
環境 | クラウド型 |
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価格 | 個人 月/1,550円 ビジネス 1ユーザー/月/2,768円 エンタープライズ 要問い合わせ プレミア 要問い合わせ |
試用版 | 今なら30日間無料トラ イアルあり |
かんたん工程表作成ソフト「工作2プラス」
工作2プラスは、バーチャート・ネットワーク工程表をエクセルなどの表計算ソフトのような感覚で作成できるソフトです。
表上に工事名称や期間を入力することで、工程表が自動的に出力されます。
また工程表を作成できるだけでなく、工事に使われる実行予算の作成や工程進捗に沿った実行予算・原価の使用状況まで確認できます。
- 作業日報の入力機能
- 予定・実績の進捗線描画機能
- 休暇・長期休暇日の指定
環境 | インストール型 |
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価格 | 88,000円(税込) |
試用版 | あり(一部機能制限あり) |
工程表作成ソフト「コストナビ工程表Ver.14」
コストナビ工程表は、簡単なマウス操作だけで作業線を描画できる工程表作成ソフトです。
動作が軽く、ネットワーク工程表とバーチャート工程表をワンクリックで切り替えることができる等、体感的な操作感が特徴です。
簡単な操作感だけでなく「出来高曲線」「クリティカルパス」「歩掛・投入数・作業量から作業日数計算」など高度な情報も処理できます。
- 全体工程と詳細工程をワンクリックで切り替え全体像と工事部位敵の詳細なども1本の線で表示可能
- 図や写真を張り付けられて見栄えの良い工程表が作成できる
- 工程の進捗状況を工程表に反映する「進捗管理機能」
環境 | インストール型 |
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価格 | パッケージ版70,000円/メール認証型月々3,000円(その他閲覧と帳票出力のみの無料版もあり) |
試用版 | なし(キャンペーンを利用して1か月無料が可能) |
スケジュール線表エディタ「Project Canvas」
Project Canvasは工事の工程に限らず、あらゆる業種の「プロジェクト管理」にも使用できる工程表作成ソフトです。
あらゆる業種が利用することを想定した汎用性の高さが特徴です。
また、「工程表を複数人で同時編集する」ことを想定した設計であるため、工程表を作成中に共有モード・シングルモードを切り替えることでき、共有モード状態であれば複数のユーザーが同時に工程表を編集することができます。
- 目盛の表示単位、縮尺、階層化などが自由に変更できる
- エクセルなどの表計算ソフトに工程表を埋め込んで、仕様書や計画書の一部として活用できる
- スケジュールの集中具合を視覚的に表現する「負荷グラフ」機能搭載どの時期にどれくらいタスクがたまっているか一目でわかる
環境 | インストール型 |
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価格 | ダウンロード版年間ライセンス4,400円(税込)/パッケージ版3年ライセンス12,540円(税込) |
試用版 | あり(画面表示に一部制限あり) |
エクセルそっくり超カンタン工程ソフト「工程さん」
工程さんは、令和生まれとして比較的新しい工程表作成ソフトです。
オートシェイプ機能を使った図形描画や画面感など、エクセルと同じように操作できるよう設計されています。
「図形の種類を選び、マウス操作で描画して名前を付ける」という流れで表作成が可能です。
エクセルやCADにも近い簡単な操作感で工程表を作成することができます。
- 週間・月間・全体の各工程表、バーチャート・ガントチャート等の表示形式など5種類の工程表レイアウトが作成可能
- 多くの操作をマウス(ホイールクリック・右クリック)のみで対応できる
- 図形の複数選択がマウス操作で簡略化できるなど、スピーディな対応を手助けする補助機能搭載
環境 | インストール型 |
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価格 | 12,800円(税抜)/パソコン1台につき |
試用版 | あり |
施工管理アプリ「ANDPAD」
「ANDPAD」は現場の効率化から経営改善まで一元管理できる施工管理アプリです。
テレビCMの効果もあり、建築業界でもっとも認知されてるのではないでしょうか。
「ANDPAD」は一元管理システムですが、工程表ソフトとしても完成度の高いサービスです。
- 作成した工程表を業者さんと共有し、更新情報なども通知することで、業務の効率化を図ることができる
- 天気予報情報をチェックしながら工程表を作成できる
- 横断工程表あり(複数の工程表を把握することが可能)
その他の機能
- チャット機能
- 現場写真、資料管理
- 営業管理
環境 | クラウド型 |
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価格 | 初期導入費用:10万円、導入サポート研修:10万円/1回 月額費用: ライト【3.6万円/月 60ID】 ベーシック【6万円/月 100ID】 ビジネス【12万円/月 200ID】 |
試用版 | 要お問い合わせ |
その他工程表が作成できるソフト
ご紹介したソフト以外にも工程表の作成ができるソフトを下記にまとめました。
ぜひご活用ください。
工程管理ソフト導入によるメリットとは?
この章では工程管理ソフトを導入することで得られるメリットをご紹介します。
進捗状況がすぐにわかる
工程管理システムでは、工事の進捗をリアルタイムで見られるメリットがあります。
現場が複数あっても、それぞれの進捗がひとつのシステムで管理できるので、変更や問題があった場合もスムーズに把握・対応できます。
また、工程の進捗だけではなく従業員の予定も管理でき、スケジュール管理も行いやすくなるでしょう。
作業効率化によるコスト削減
様々な業務をひとつのシステムで管理することができるので、効率的に作業できるようになります。
工程の詳細を把握して無駄な作業を省くことで、重要な業務に費やす時間を増やすことができるでしょう。
進捗状況の共有もシステム上で可能なため、今までよりも手間がかからず、少ない人数での対応が可能になります。
それにより、時間と人件費のコスト削減ができます。
顧客満足度の向上
工程管理ソフトによる情報の見える化で、作業の問題点や課題点がわかり、より早く解決法を出すことができるようになります。
また、無駄な作業を省き必要な作業に集中できるため、品質が安定し、結果的に顧客満足度の向上につながります。
工程表作成ソフトを選ぶポイント
工程表の作成は、工程管理をする上で必要不可欠とはいえ、非常に手間のかかる作業です。
工程表作成ソフトを使用することで、簡単に工程表を作成することができます。
この章では、工程表作成ソフトを選ぶポイントをご紹介します。
利用環境は「パソコンだけ」か「出先も可」か
工程表の利用シーンを想定しましょう。
パソコンで作成して紙印刷して現場に持参するのか、現場でもタブレット等を活用して確認したいかによって、導入すべきソフトが変わります。
現場先でも工程表の編集・共有が求められるなら、クラウドソフトがおすすめです。
外部ツールとの互換性
細かなレイアウト変更や、社外の方にも操作してもらう共同作成が必要な場合、工程表ソフトで作成した工程表をエクセルに変換して提出することがあります。
エクセルやPDFなどの外部ツールと互換性が取れるかを確認しておきましょう。
また、せっかくソフトで工程表を作成しても、お客様に提出するために毎回エクセルに変換して手作業で調整してしまっては、かえって手間が増えてしまいます。
ソフトを検討する際には、レイアウトや実際の完成度も確認するといいでしょう。
横断工程表機能(全体工程表)
複数の現場をまとめて表示する事ができるソフトもあります。
ひとつの現場だけではなく、全体を通して確認したい事がよくある場合は、横断工程表(全体工程表)の有無をチェックしましょう。
横断工程表のメリットは、職人さんの空き状態や、現場監督の状況把握などに利用できます。
予算
工程表作成ソフトは、無料で使えるものから、数万円のものまで幅広い値段のものがあります。
現状の工程表作成や共有にかかっているコストと、工程表ソフトの導入コストを比較し、検討してみてください。
細かい機能の違い
工程表ソフトによってできる機能が違います。
自社の課題を洗い出し、必要な機能が備わっているかを確認しましょう。
下記は、工程表ソフトの機能の一例です。
- 職人さんとの共有機能
- 職人さんのスケジュール確認機能
- 雨天や事故による一括スケジュール更新機能
- 天気予報連携機能
- 日、週、月表示の切替機能
- 工程に対して職人や担当者を設定できる機能
- 工程表マスタ機能
- 横断工程表機能
- エクセル出力、PDF発行機能
- 工程表の予実管理機能
工程表以外の機能の必要性
工程管理以外にも、顧客管理や、原価管理、見積管理などの様々な機能が付いているシステムがあります。
工程表だけのソフトと比べると費用は高くなりますが、一元で管理できるため、管理コストの削減、作業時間の削減、粗利益の向上が見込めます。
工程管理に関する記事はこちら
工程管理ソフト導入による事例
この章では、工程管理ソフトを導入したことによる改善事例をご紹介します。
ケース① 解体工事における工事遅れ
導入背景
以前工事を行った際、人員管理ミスにより経験不足の職人が多く、工事が思うように進みませんでした。。
また、管理不足により作業員が誤った解体をしてしまい、補修作業が追加されたことで資材不足を招き、更に工期が遅れる要因となりました。
導入効果
工程管理システムを導入し、人員の管理がしやすくなりました。
作業員の経験値を配慮した人員配置や余裕を持った工期設定を行うことができました。
また、工程表の作成・管理・共有もわかりやすいので、新人でも工事手順を把握しやすくなり、格段に作業効率が向上しました。
ケース② 雨天による工事遅れ
導入背景
外壁塗装の工事を担当した際、梅雨以外の時期に想定外の雨が続き、工事が止まってしまいました。
これにより、大幅な工事遅れとなり、納期に間に合わない事態に。
工程表も作成し直さなければならなくなり、大変でした。
導入効果
工程表システムを導入し、工程表の作成・変更がすごく簡単になりました。
雨天によりスケジュールがずれた場合にも、一括で工程のバーの移動ができることがとても魅力的です。
システム上で簡単に管理できることで工事にも余裕が生まれました。
工業務効率化に関する記事はこちら
工程表作成ができるエクセルテンプレート
工程表を自社で作成する場合は、テンプレートの活用がおすすめです。
無料のテンプレートも公開されているため、ぜひ参考にしてみてください。
アイピアが提供する無料エクセルテンプレート
弊社でも無料で、エクセルテンプレートを提供しています。
1ヵ月分の工程を簡単に作成できるシンプルのテンプレートです。
Excel Pro 工程表
Excel Pro工程表は、VBA(マクロ)を活用したエクセルテンプレートです。
工程の開始日と終了日を登録するだけで、ガントチャートが表示されます。
あとは工程ごとに日付を登録していくだけで作成完了するシンプルな仕組みです。
工程表種類も1か月・3か月・6か月・12か月が用意されているので、簡易的な工程表なら十分に利用ができます。
- 1か月・3か月・6か月・12か月工程表が簡単作成2か月版が作成できる機能拡張版もあり
- 工程が月をまたぐ場合にも再計算表示され、作り直しの手間を省略
環境 | インストール型(エクセルフォーマット) |
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価格 | 5,000円(税込) |
試用版 | あり(VBAマクロソース非公開、シート保護解除不可) |
Red Warrior スケジュール管理表(簡易ガントチャートでの工程管理)
エクセルスケジュール管理表(簡易ガントチャートでの工程管理)は、Trickeyさんが運営する「Red Warrior(3S-HACK!)」という個人ブログで公開されているエクセルテンプレートです。
個人的に作成されたテンプレートであるため利用は自己責任、不具合などトラブルがあっても対応してもらうことができませんが、入力する場所や挙動も分かりやすく非常に使いやすいソフトの一つです。
- 作業名、開始・終了予定、優先度、ステータス(進捗状況)などシンプルで分かりやすい構造
- 表示されるカレンダーの基準日をスクロールバーを使って移動できる
環境 | インストール型(エクセルフォーマット) |
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価格 | 0円(個人作成のフリーテンプレート) |
建築業で使えるテンプレートに関する記事はこちら
作成も変更も簡単!工程表なら『施工管理システム アイピア』
カンタン工程管理で納期短縮!施工管理システムアイピアとは?
工程管理業務を行う上で、非常に重要な「工程表」を、誰でも簡単に作成・変更できる
施工管理システム アイピアをご紹介します!
アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、工程表作成機能だけでなく工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
アイピアの工程管理機能はどこが便利?6つのポイントを紹介!
- 案件ごとに工程表が作成できる!全体工程表に自動で出力され、情報共有の手間削減!
- 工程表のテンプレートを作成・取込できるから、作業時間の大幅短縮が見込める!
- 工程ごとにバーを色分けできるから、視覚で把握が可能!
- 工程を一括でずらせるから、ノンストレスで変更!
- 全体工程表は絞り込み機能が充実!見たい工程をすぐに確認できます。
- クラウドシステムだから、外出先からでも操作可能!
まずは、体験デモで使用感を体感してみませんか?
まとめ
建築業界の工程表は、行う工事の種類や工種の数によって様々なパターン・作り方が存在します。
組織によっては長年続けられてきた作成手順があり、新しい方法を導入するハードルは決して低くありません。
現状の課題をヒアリングしながら、少しずつ現場担当者を巻き込むかたちで導入検討を進めていきましょう。
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